滋賀報知新聞(ニュース)平成12年5月26日()第12265号


安全確保へ万全体制

八日市市が防災会議を開催

災害予防や応急対策を協議
=洪水調整池への現地踏査も=


現地踏査で説明を受ける会議メンバー

(湖東・八日市市)
 八日市市の行政と民間で組織の防災会議(会長・中村功一市長)がこのほど開かれ、阪神・淡路大震災を教訓に見直した市地域防災計画への協議ほか、水防シーズンを控えて筏川水系洪水調整池(同市東沖野四丁目)の現地踏査を行った。

 防災アセス調査では、、百済寺断層を震源とするマグニチュード七・二の直下型地震の発生を想定し、その被害状況を全壊二百戸、半壊五千三百戸、死者十人、負傷者三千六百人と推計している。

 この結果に基づく防災計画は、初期消化・避難訓練など地域自主防災組織の育成や、避難場所(市内十八か所)の確保など災害機能の充実、災害弱者の安全確保へ社会福祉関係所団体の協力を求めている。

 その予防・応急対策として、ボランティア活動の支援や防災用備蓄品の充実、民間機関等への応援要請なども定めている。このほか、震度五以上の地震が発生した場合、市職員は集結場所に出向き、被害状況の把握など初動体制をとる。

 また、洪水被害の防ぎょと被害軽減を目的にした水防計画では、決壊する恐れのある橋や合流地点などを中心に、出水時に支障のないよう監視を強化する一方、防水資器材の管理や輸送路の確保、避難体制などを示し、水防訓練を義務付けている。

 会議では、これまで農業用に限られていたダム用水を集落づくりに活用する新愛知川地区地域用水機能増進事業についての説明も行われた。生活や防火、水質と生態系保全、地下水かん養ほか、レクリエーション(公園・親水)用水としても活用される。


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国際ソロプチミスト八日市

平和で美しい21世紀へ

=認証10周年 記念式典や事業盛大に=


認証10周年記念式典であいさつする榊原会長

(湖東・八日市市)
 社会福祉や環境、教育などに関心をもち、様々な奉仕活動を続ける女性組織の国際ソロプチミスト八日市の認証十周年を祝う記念式典が、このほど八日市市内のホテルで盛大に開かれた。

 式典では、榊原百合子会長が十年間のあゆみを振り返りながら、「平和な地球を次の世代に贈るため、努力を続けたい」とあいさつ。中村功一市長、小串勲五個荘町長が祝辞とともに、日頃の活動への感謝を述べたほか、認証への助言指導など活動を支えてきた山下淑子ソロプチミスト日本財団常務理事、廣井英子国際ソロプチミスト大津会長が十周年を祝った。

 続いて、メアリー・ブランティ国際ソロプチミストアメリカ会長からのメッセージが読み上げられ、吉田君江国際ソロプチミストアメリカ日本中央リジョイ第地区理事から榊原会長に記念の盾が贈られ、最後に、「真摯なる友情、偉業達成の喜び、奉仕の尊さ、誠実な職業、国土愛」の理想を盛り込んだソロプチミスト誓約を読み上げて式典を締めくくった。

 国際ソロプチミスト八日市では「美しい地球を21世紀に」をテーマに記念事業を展開しており、その一環として記念式典の席上で、八日市社協へ中間入浴装置
五個荘町社協へ介護用軽自動車を寄贈したほか、里山ボランティア「遊林会」、あゆみ共同作業所、五個荘共同作業所などに寄付金を贈った。


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あ、これ、おいしい!

薬草の味に主婦舌鼓

=能登川町立博物館で体験学習会=


薬草の天ぷらを味わう参加者ら

(湖東・能登川町)
 能登川町立博物館で、このほど開催中の『近江の霊峰・伊吹山展』にちなんだ体験学習会「伊吹の薬草と試飲」が開かれた。
 「薬草の宝庫」として古くから親しまれ、利用されてきた伊吹山の歴史や文化をより詳しく知ってもらおうと開かれたもので、講師は伊吹町教育委員会の森みささんが務めた。

 学習会には、伊吹山に興味のある人、薬草に興味のある人など主婦を中心に約二十五人が参加。伊吹山の特徴である石灰層が良質の薬草の生育に適していたことをはじめ、かつて伊吹山には織田信長が開いた薬草園があり、その薬草が火薬の起爆材として活用されていたこと、また、伊吹山のヨモギが毒ガスマスクのフィルターとしても使用されていたことなどの歴史について学んだあと、薬草の種類や薬効、使用方法などの知識を習得した。

 続いて、実際に薬草を味わってみようと、森さんが日頃から食しているドクダミヤヨモギなど身近な薬草の天ぷらと茶を試食・試飲。参加者らは興味津々で口へ運び、味わったあと、持っていたイメージとは違ったのか「くせが無くて意外においしい。ヨモギやドクダミなら近くでも取れるので試してみたい」と感激。「どのように作るのか。お茶はどこで売っているのか」など、しきりに質問し、その反響に森さんは「薬草の『薬』は草を楽しむと書く。これを機会に野草に親しんでもらえれば」と笑顔で応えていた。


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びわ湖護岸から

軽トラ6台分のゴミ回収

=近江八幡漁業協同組合=


長命寺港に陸揚げされた回収ゴミ

(湖東・近江八幡市)
 5月30日の「ゴミゼロの日」を中心に県内各地で展開されている湖国清掃キャンペーン「ごみゼロ大作戦 」(五月二十一日〜六月四日)に呼応して近江八幡漁業協同組合(東文一組合長)が、キャンペーン初日の二十一日、組合員全員に参加を呼びかけた湖岸清掃作業に汗を流した。

 同組合ではこれまで、他団体と歩調を合わせた清掃活動には参加していたが、今年で組合創立二十周年を迎えるのを機に、自分たちの仕事場でもあるびわ湖を美しくしようと組合独自での清掃活動を実施していくを決めた。

 その最初の取り組みとなった同日は、組合員の約八割に当たる五十五人が参加。午前八時に西の湖内や長命寺港など市内五か所の漁港や舟溜まりに分かれ、散乱しているゴミや空き缶をなどを拾い集めた。また、自前の漁船十八隻も出動、湖岸近くに流れ着いたゴミや湖上の浮遊物なども回収した。回収したすべてのゴミを長命寺港に陸揚げし、第二クリーンセンターに運んだ。

 拾い集められたゴミの中には、湯沸かしポットや農機具用と見られる古タイヤなどもあり、全部で軽トラ六台分も集まった。


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ブラックバスと湖岸清掃 

エコロジー釣り大会

=6月11日休暇村一帯=

(湖東・近江八幡市)
 大物のブラックバスを狙いながら湖岸ゴミ清掃ボランティア活動にも取り組む「エコロジーブラックバスフィッシング大会」が六月十一日、休暇村近江八幡一帯のびわ湖湖岸で行われる。

 釣りを楽しむ人たちにびわ湖の環境問題をより、身近に感じてもらおうと近江八幡市音羽町で四輪駆動車ショップを営む西川和久さん(42)らが、昨年に続いて実施するもの。

 大会ルールは、午前四時から七時までの三時間に釣り上げたブラックバスのうち三匹合計の最大体長で入賞者を決める。ただし、釣りの最中に湖岸に捨てられているゴミを集めることが課せられており、検寸時に集めたゴミを運び込まなければ失格となる。

 上位入賞者には賞状と賞品、参加者全員に参加賞が贈られる。参加費として大人千円。中学生以下五百円が必要。 問い合わせと申込みは、ハガキかファックス(TEL0748-33-6627)で西川さん(TEL0748-34-7500)へ。 インターネットホームページhttp://www.biwa.ne.jp/~project/


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