滋賀報知新聞(ニュース)平成12年6月17日()第12290号


農業ふれあいスクール

体験で互いに学ぼう

=八日市 南高生と南小児童=


高校生の指導で牛にエサをあげる児童
(県立八日市南高校農場で)

(湖東・八日市市)
 県立八日市南高校で行われている「農業ふれあいスクール」で十四日、八日市市立八日市南小学校二年生と仲良し学級の生徒百三十七人が、農業技術科三年生三十一人の指導で、畜産や園芸・野菜作物の栽培などを見学したほか、動物たちとのふれあい体験を行った。

 同スクールは、異年齢間の交流を通じて命や勤労の尊さ、喜び、思いやりを育てようと年間を通じて様々な体験学習に取り組んでいる。

 九班に分かれた児童は約一時間、高校生のおにいちゃん、おねえちゃんに連れられて、水田へアイガモを放したり、鶏舎では生みたての卵がコンベアで次々に集められる様子や温室できれいな花の苗や野菜が育てられている様子、豚の飼育の様子などを見学したほか、アヒルやウサギなどの小動物とのふれあい、先日植えたサツマイモの苗の成長観察や除草作業などを行った。また、牛に恐る恐るエサをあげ、大きな牛の絵をノートにスケッチした。

 前回のサツマイモの苗植えで互いに親しくなったこともあり、高校生はやさしく説明、小学生からの質問にも丁寧に答えていた。また、小学生たちも貴重なふれあい体験に感動し、お世話になった高校生や先生に大きな声でお礼を言った。


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カラクリ蝿取り器など95点

今と昔の「涼」品ずらり

=能登川町立博物館で企画展=


昔懐かしい蚊帳をのぞき込む親子

(湖東・能登川町)
 夏本番を目前に控え能登川町立博物館では、昔懐かしい夏期ならではの用具を集めた企画展「涼を求めて…」を開催している。二十五日まで。

 エアコンなど家電製品の普及により、四季の風情を感じる機会が少なくなった今、先人が生み出した感性豊かな用具の数々から、四季を快適に過ごすための智恵や工夫を改めて学び取り、また、今と昔の季節の感じ方の違いを探ろうと、これからのシーズンに欠かせない『涼』にスポットを当てた用具九十五点を展示した。

 かつてはウチワや扇子など「涼を呼ぶ」用具よりも、簾や藤枕など「暑さを和らげる」もの、蚊帳(かや)、電球虫取り球、ハエリボン、縁台、金魚鉢など「夏と付き合う」ものが多く、現在の「涼しく過ごす」とは違った「いかに快適に過ごすか」との考え方が見て取れるほか、「風鈴」の音色や「ガラス食器」の見ための清涼感から涼を得ていた面では、今よりも夏を満喫し、季節の風情を大切にしていた当時の人の心が感じられる。

 また、ジンベエや蚊取りブタは今の若い世代を中心に人気が再燃、ピンクやブルーの爽やかなガラス食器はスケルトンブームの先駆けとも言え、若者には新鮮なグッズとして、中高年には思い出いっぱいのグッズとして人気を集めている。入場無料。

 同展に関連して十八日午後一時半からは、自分だけのオリジナル扇子づくりにチャレンジする体験教室が開かれる。材料費千七百円程度が必要。申し込みと問い合わせは同博物館(TEL0748-42-7007)へ。


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日本改革打ち出す桧山

国民の暮らし守る政治目指す

=消費税アップ阻止 社会保障の充実が第一=


政治大改革を訴える共産の桧山候補
  ―14日 近江八幡市役所前で―

(湖東・近江八幡市)
 「自民」「非自民・非共産」「共産」の枠組みの中で繰り広げられる衆院総選挙滋賀二区では、自民新人(公明推薦)の小西哲候補(50)と、さきがけ前職(民主・社民・連合滋賀推薦)の武村正義候補(57)の二人を相手に、共産新人の桧山秋彦候補(57)が政策の違いを鮮明に打ち出し、二十一世紀に向けた日本の将来には「政治の流れを変えるほかない」と強く訴えている。

 公示直後から湖北を中心に活動していた桧山候補は十五日に近江八幡入りし、早朝のJR駅前での朝立ちを済ませ、市内や能登川町内を街宣して回った。夜に出身地元の北之庄公民館で開いた個人演説会には、住民や教え子らが多く詰めかけ、健闘と共に激励を受けた。

 市役所前で街頭演説に立った桧山候補は、今回の選挙を「国民の暮らしを支える政党を選ぶ選挙」とした上で、経済・社会・教育など諸問題に何ら解決策を示さない他の党に対し「真面目に提案しているのは日本共産党だけだ」と有権者に呼びかけた。

 選挙後、自公保連立内閣が誕生すると必ず消費税がアップされる。国民の暮らしを苦しめる税金政策は何としても阻止しなければならない。福祉目的税というが一○%になる日はそう遠くない―。これを争点に選挙を闘う。

 ゼネコン中心の無駄な大型公共事業を根本から見直し、教育や福祉施設、道路など生活に密着した公共投資に切り変える。工事は地元業者で賄い地域経済効果が生まれるのは目に見えている。空港やダムなど大型は自然を破壊し、琵琶湖の水も飲めなくなる。

 今の日本に欠けているのは社会保障だ。ヨーロッパでは公共事業の三、四倍をつぎ込んでいる。借金財政を招く公共事業をやめ、国民の暮らしを守る社会保障(年金・医療・福祉)を予算の柱にする。また食料品への消費税撤廃も。

 リストラ規制やサービス残業の禁止など働く人の権利を守る、大型店進出規制と中小商工業を支える、命と自然・環境を守る、日本の農業を育てるなど、国民を主役にした社会ルールが必要だ。政府主導・国民不在の経済運営を根本から改めなければならない。

 教育面では、子供に過度なストレスと登校拒否を与える教育制度を改め子供の権利を守り、一クラス四十人を解消するため教員数を増やす。一方、政治家や警察など反社会的行為が目立つ大人社会にモラルを取り戻し、環境浄化に取り組む―などと訴え、「弱い者いじめをしない政治を確立する」ことを目指し「二十一世紀の中心的な政党に押し上げてほしい」と支持を願った。


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福島茂町長3期目の展望

21世紀への竜王のまちづくり


21世紀への展望を語る福島茂氏

(湖東・竜王町)

●諸産業の振興で地域活性
●農業水の浄化で環境保全
●総合的な福祉施策の充実
●広域合併は住民議論必要

 福島茂竜王町長(71)が三期目の当選を果たした。これまで二期八年の間、特養老人ホームや図書館、総合運動公園を整備するかたわら、社会福祉協議会会長の経験を生かした住民福祉の充実、地元農産物を生かした特産品づくりなどユニークな農業振興を進めてきた。これらを土台にして、二十一世紀へのまちづくりにどう取り組むのか、今後の布石と課題を聞いた。

若者が定着するまち

 各地域を訪問して町政への提言を聴くと「子どもたちが将来も住み続けるまちをつくってほしい」と、若者の定着を願う声によく出会う。人口が減るということは、地域の活力がなくなるということを意味する。それを解決するには、行政が働ける場所と住宅地を提供することが必要だ。
 また、名神高速道路竜王インター周辺(三十五ヘクタール)の開発は予定の段階だが、住宅地の造成、企業の誘致ができればと思っている。個人が所有する土地なので調整が難しいが、きちんと利用できるようにお願いしていきたい。

産業は全て連携

 産業でも、農業・商業・工業はそれぞれ関係し、分けて考えられない。農家の大部分は兼業農家で、勤めながらお百姓をしてもらっている。ところがほとんどの場合、機械の購入、維持費で採算がとれないのが現状だ。つまり会社からの固定収入が農家の家計を支え、ひいては農業の安定につながる。そういう点からも、優良な企業に数多く来てもらいたい。
 暮らしを支える企業の誘致を進めるには、土地計画利用の見直しなど、ある程度の緩和が必要となる。もちろん優良な農地は温存すべきで、丘陵地の雑地などの山手開発に力を入れたい。

リゾートに要望示す

 注目を集めている西武鉄道の「竜王リゾート計画」(同町薬師)については、具体案の提示を求めているところ。四月には東京都で関係者に会い、町の要望として「確実に進めること」「公害がでないよう最大限の配慮をすること」「地域の雇用の受け皿になること」の三点をお願いした。五十人でも、百人でも常に雇用してもらわないと困る。

水質保全対策事業

 環境対策では、農業用水の浄化による水質保全に取り組む。農薬、肥料を控えるソフト面については、農業経営者の間で話をしている。このほかハード面では、県とともに、農業排水を浄化池にひきこんで汚濁物質を沈殿させ、再び田にくみ上げて反復利用する水質保全対策事業を町南部で計画している。
 琵琶湖からわざわざ水をくみ上げるコストが省け、農薬・肥料の二重投資のムダがない。さらに水がいらなくなれば、浄化池できれいしてから川へ排水する。農業用水はこれまで揚排分離が原則だったが、反復利用を取り入れるのは県内初。この方式を各河川で実現すれば、きっと琵琶湖の水質がよくなる。
 
均衡がとれた福祉を

 福祉については、介護保険への取り組みだけ突出するものではなく、寝たきり予防や少子化対策など、その他もろもろの福祉施策の均衡がとれたものにしたい。病気になってしまえば、公約に掲げる「安全・安心のまちづくり」に反する。

広域合併への議論

 これから他市町との広域合併の議論も出てくるが、まず住民の理解が必要。町民の代表で話し合い、関心を深めてもらいたいと思っている。行政が先走りして、住民と逆の方向へ進めては困る。町全体で考えていきたい。
 


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国内トップ奏者が贈る

「音楽世界一周の旅」

=滋賀報知新聞が10組招待=

(湖東・蒲生町)
 NHK交響楽団(N響)と国内トップアーチストが繰り広げるコンサート「音楽世界一周の旅」が、二十五日に蒲生町あかね文化センターで開かれる。この催しは、同町の町制四十五周年と同町文化体育振興事業団設立五周年を記念して開かれるもの。

 コンサートでは、N響のヴァイオリン永峰高志氏とフルート菅原潤氏、藤原歌劇団のテノール五郎部俊朗氏、CD「ファンタジー」などで注目されるピアノ三木香代氏が、国内最高レベルの演奏を披露する。曲目は、「春の海」(日本)「幻想即興曲」(ポーランド)「サンタ・ルチア」(イタリア)など世界各国のメロディー十四曲。

 全席自由で、入場は大人千円(当日千二百円)、子ども五百円(当日七百円)。

 なお、滋賀報知新聞社は読者プレゼントとして、先着十組に入場無料券を進呈します。希望者は、はがきに住所、氏名、年齢を記入し、二十一日までに〒527―0015八日市市中野町一〇〇五、滋賀報知新聞社読者プレゼント係(TEL25―1111、FAX22―8855)へ。Eメールも可。


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