滋賀報知新聞(ニュース)平成12年6月29日()第12304号

関ヶ原の合戦から四百年

石田三成・真の人物像に迫る

=長浜で「400年祭記念事業」展開=


出生地・石田町にある石田三成のブロンズ像

(湖北・長浜市)
 長浜市は、地元が生んだ武将・石田三成が関ヶ原の戦いで没して今年で四百年になることから、三成の真の人物像に迫り、豊臣秀吉や徳川家康に引き継がれた政策などの功績を見つめ直す「石田三成公四百年祭記念事業」を展開する。

 石田三成は、永禄三年(一五六〇年)に坂田郡石田村(現在の長浜市石田町)に生まれ、長浜城主であった羽柴秀吉との「三献茶」が縁で彼の側近となった。豊臣政権内では五奉行の一人として活躍し、東北の常陸国から九州の薩摩国にまで戦に赴いている。特に、九州攻めの時には博多の町を復興するなど港や輸送路の整備を進め、流通システムの構築に貢献したと伝えられる。

 長浜市とは“出生地”以外に、佐和山城主として十年間、湖北四郡(伊香・浅井・坂田・犬上)を治めていた縁があり、湖北に残る三成関係の資料は同時期に関わるものが大半となっている。
 地元の石田町や市では、敗軍の将として徳川幕府に位置づけられた負のイメージを拭い去ろうと、近藤壌太郎元滋賀県知事が発起人となった「石田三成公事蹟顕彰会」(昭和十六年に設立)の活動を続け、昭和四八年に全国各地から寄せられた寄付金等で供養塔を建立。平成二年には、明治四十年に発掘された三成の頭蓋骨と数少ない肖像画を参考にブロンズ像を建立した。なお、銅像が立つ石田会館では常設のパネル展を開催している。

 同事業は、七月一日から八月三十日まで長浜市立図書館(TEL0749―63―2122)で開催する資料展「図書に学ぶ石田三成公資料展」からスタートする。このほかのイベントは次の通り。

【シンポジウム「近世城下町の諸相」】七月八・九日、長浜ロイヤルホテル(市文化財室TEL0749―62―6357)。

【特別展「国友鉄砲と三成・家康」】九月三日から十一月五日、国友鉄砲の里資料館(同館TEL0749―62―1250)。

【三成ウォーク「三成スリーデーウォーク」】
▽出陣ウォーク=九月十五日(四百年前の決戦の日)、関ケ原古戦場〜竹中半兵衛陣屋跡〜美濃国分寺〜お勝山〜杭瀬川〜大垣城(決戦関ヶ原大垣博)。
▽合戦ウオーク=九月十六日、関ケ原古戦場〜桃配山〜東海道自然歩道〜松尾山。
▽夢のあとウォーク=九月十七日、佐和山ハイキングコース〜佐和山城祉〜龍潭寺(いずれも市文化スポーツ振興事業団TEL0749―62―3095)。

【特別展「石田三成第2章」】十月二七日から十一月二十六日、長浜城歴史博物館(同館TEL0749―63―4611)。

【石田三成400年祭】テーマ「生地からの発信…少年三成はどんな夢を見ただろうか」同市石田町内特設会場。十一月三日フェスティバル、四日歴史文化祭、五日顕彰会。


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タオル体操で1・2・3!

お年寄りがチャレンジ

=八日市市平田の高齢者学級=


タオル体操に挑戦する参加者

(湖東・八日市市)
 八日市市平田地区の高齢者学級がこのほど、農業者トレーニングセンター(下羽田町)で開かれ、地元のお年寄り約七十人がタオルを使って肩こりをほぐす運動に挑んだ。

 タオルを使った健康体操は、今年一月に同じ平田地区の地域住民を対象に開かれた「すこやか健康づくり教室」で紹介したところ好評だったため、お年寄りにも知ってもらおうと高齢者学級に取り入れた。

 講師には坂梨裕美さん(妙法寺町)が当たり、タオルを振りながら、タンゴのリズムに合わせた体操を指導した。お年寄りの中には苦戦する人もいたが、坂梨さんは「体を動かすことはいいこと。動けるかどうかはみなさんの気持ち次第です」と励ましていた。

 参加者の村井キミさん(上平木町)は「愉快で楽しかった。リズムにあわせて踊るのは本当に楽しい。肩こりも治りそう」と、すがすがしく話していた。


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フリーマーケット開く

不用品をリサイクル

=出店者募集 コープしが八日市=

(湖東・八日市市)
 コープしが八日市市委員会は、来月に開く「第1回ようかいち市民リサイクルフリーマーケット」の出店者を今月末まで募集している。

 フリーマーケットは、七月二十三日午後四時から八日市市役所駐車場で開かれ、出店者が持ち寄った不用品などが販売される。出店できるのはリサイクル品(古着・古本・食器・オモチャなど)のほか不用品、手づくり品で、食料品(野菜・缶詰・ジュースなど)は出店できない。

 車一台分を一区画に百四十区画を用意している。出店希望者は、今月末までに申込用紙(生協会員用)で申し込む。一般に限り電話も可で、一区画三百円の出店料がいる。申し込みと問い合わせは、井田さん(TEL0748-23―6300)か寺井さん(TEL23―8622)へ。


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蒲生町が図書館建設に向け

調査研究委員会を発足

=7月1日に第一回会合=

(湖東・蒲生町)
 蒲生町は町立図書館建設に向け、七月一日に調査研究委員会の初会合をあかね文化センターで開く。 図書館の建設計画は、同町のびわこ空港臨空都市構想に盛り込まれているが、空港問題の進展が見られないため、建設計画を前倒しすることにした。任期は一年。

 委員会は、社会福祉協議会など各種団体、町議会議員、あかね文化センター図書室の利用者、学識経験者ら十人で構成される。会合では、利用者や専門家の観点から「図書館に盛り込みたい夢」について提言してもらい、同町の特性を生かした構想をまとめる。構想は町民に公表され、自由な意見を吸い上げる。

 また、来年度からは、行政と住民が一体となった策定委員会が発足され、調査研究委員会の構想をたたき台に具体的な実施計画ついて話し合う。


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沸き起こる「ワン・モア武村」

秋の参院補欠選挙出馬ヘラブコール
岩永、小西両氏の「保守王国時代」

=奥村氏に雪辱戦コールも=

武村氏

奥村氏

(全 県)
 第四十二回総選挙は、全国的には、自民、公明、保守の与党三党が安定多数を確保したものの激減し、民主が躍進した。

 一方、湖国では全国の動きとは逆に、前回三選挙区で全敗した自民が二議席を奪い、「新保守王国」時代が幕開けした。

 片やさきがけ代表の無所属の武村正義氏や、参院からくら替えを図った無所属の奥村展三氏は惜敗し、さきがけは壊滅した。今後の湖国政界の行方を展望してみた。(石川政実記者)                   

●王手かかった民主
 今回の総選挙は、1区で民主の川端達夫、2区で自民の小西哲、3区で自民の岩永峯一、比例近畿で民主の山元勉の各氏が当選。民主、さきがけ、社民、連合滋賀が非自民非共産の共闘を組んだが、武村、奥村両氏は落選し、川端、山元両氏が当選した。民主や連合滋賀は、二議席死守で一安心のところだが、さきがけの壊滅は深刻な問題をはらんでいる。

 3区の岩永氏は、同じ甲賀郡から奥村氏が出馬し大苦戦となったが、湖南地域で逆転し、最大のライバルを下した。今後、奥村氏が衆院選に再出馬しない限り、甲賀郡から岩永氏を脅かす候補者を民主が擁立することは困難である。このため湖南地域から民主が候補者を擁立した場合、甲賀郡が岩永氏で一本化し七万近い票をまとめれば、次の総選挙で岩永氏の勝利は確実。

 四年後に総選挙があると仮定した場合、最長では八年間安泰という「岩永王国」が誕生する。2区でも武村氏を倒した小西氏の対抗馬擁立は至難の技。国とのパイプを駆使すれば、各首長が小西氏になびき、次の総選挙での当確は間違いなく、岩永氏同様に「小西」時代が到来しそうだ。

 他方、民主や連合滋賀は、次の総選挙で2、3区の議席確保を望むべくもなく、1区の川端氏の死守に専念することになる。逆に自民は、2、3区を少しも気にせず、1区だけに集中攻撃できる。武村、奥村両氏が果たしてきた防波堤の役割は、想像以上に大きい。

●武村政経塾に期待
 七日、大津市で公開討論会が開かれたが、原発についての賛否では、目片、川端両氏が「賛成」、吉原氏が「反対」だったが、川端氏に大きな期待を抱いていた市民運動家らは、肩を落として会場を後にした。連合傘下の関西電力への配慮だが、民主や連合滋賀の組織論理と市民運動との間には、隔たりが見られる。

 先の大津市長選でも連合滋賀は、今回の総選挙に向けて公明票の取り込みを行うため、八幡和郎氏擁立を白紙にして、六選出馬の山田豊三郎市長を推薦した。結局、近江八幡市長選を始め、甲西町、米原町、(共産党ではあるが)びわ町の各町長選で市民派首長を相次いで誕生させた「新しい風」は、山田市長の推薦で止まった。

 滋賀県の市民運動は、武村氏の知事時代のせっけん運動が大きな影響を与えたとされている。いまでは、さまざまな活動が県内各地で花開いている。

 市民運動家からは「武村氏には、この十月の参院補欠選挙で政界復帰を果たしてほしい。同時に豊富な政治経験を生かして、松下政経塾のような『武村政経塾』を開講し、市民派の後継者育成にも力を注いでもらいたい。また奥村氏には、次期総選挙で雪辱してほしい」と早くも武村、奥村両コールが聞かれる。


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