滋賀報知新聞(ニュース)平成12年7月6日()第12312号

安曇川町 目片氏リード▲73%に!

先の衆院選の目片氏敗因を検証する

踏みとどまった今津、マキノ、高島の三町

=貫禄見せる石田県議=

(湖西・広域)
 第四十二回総選挙は、湖国では全国の動きとは正反対の動きとなり、前回三選挙区で全敗した自民が二議席を奪い、「保守王国」時代が幕開けした。ただ、滋賀1区では民主の川端達夫氏が自民の目片信氏を約一万二千票の大差で破った。誰からも好かれる人柄の目片氏がなぜ破れたのかー、高島郡・滋賀郡の地域別得票から検証してみた。(石川政実記者)                          

 大津市、滋賀郡、高島郡の地域別得票率では、川端氏は、大津市で前回に比べ六・九ポイント、滋賀郡で同一ポイント、高島郡で同一・八ポイントそれぞれアップ。大津市では、前回1区から出馬した山元勉氏の得票を取り込み、前回の四万五千票にさらに上乗せし、約六万二千票を獲得し、目片氏に約一万六千票の大差をつけ当選した。目片氏も、前回に比べ約一万票アップの四万六千票に上積みしたが、公明票が意外に伸びなかったと見られている。

 誤算といえば、目片氏にとっては、滋賀郡、高島郡も同様。滋賀郡は松井俊治自民党県連幹事長のおひざ元で、前回は、目片氏が三千七百票を獲得し川端氏とは約千票の大差をつけた。ところが今回は、川端氏が目片氏に約三百票差の四千八百票を獲得し、立場が逆転。山元氏の票が川端氏に上積みされたためだ。

 高島郡は、川端氏が地道な後援会活動を行い、前回得票を約四千票も上回る好調ぶり。目片氏も前回を三千票近く上回ったが、やや迫力に欠けた。
 同郡選出の県議には、県民ネット代表の石田幸雄氏(無所属)と自民党・淡海クラブの清水克実氏がいる。先の知事選で高井八良県議を担いだことにより、無所属を余儀なくされた石田氏だが、目片氏は、自民党の清水氏を差し置いて、県会で人望の高い石田氏に、同郡後援会連絡協議会会長、選対本部副本部長の就任を要請、同氏もこれを承認した。ちなみに清水氏は、同郡後援会連絡協議会幹事長、および選対本部事務総長補佐だった。

 昨春の県議選の両氏の得票を見れば、マキノ町、今津町は石田氏の強い地盤、安曇川町、高島町は清水氏の強い地盤、新旭町、朽木村はほぼ互角と推測される。ところで目片氏と川端氏の得票を比較すると、各町村で前回に続いて今回も目片氏がリード。両者の得票差は、マキノ町が千二百四十六票(前回比▲一二・二%)、今津町千五百七十一票(▲一二・○%)、朽木村四百四十二票(▲一六・四%)、安曇川町百二十四票(▲七二・六%)、高島町五百六十三票(▲二・六%)、新旭町三百四十一票(▲四四・八%)、同郡全体では四千二百八十七票(▲二○・三%)。増減率では、数値で見る限り清水氏の地盤の安曇川町が▲七二・六%の落ち込みで突出した。 


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東近江地域の感謝使節18人

夏彩るびわ湖まつり

=8月1日から県内一円で開催=

(湖東・広域)
 東近江地域二市七町のびわ湖まつり感謝使節十八人が勢ぞろいした。各市町から二人ずつ選ばれた使節は九日、土山町で開かれる選任式に出席した後、びわ湖まつり期間中(8月1日―8日)に繰り広げられる各種行事に参加する。敬称略。

 まつりの幕開けを告げる宝厳寺(竹生島)での拝受式は、「感謝の日」の八月一日に行なわれる。式には、県内五十市町村代表の感謝使節百人が集結し、元火と元水を受け、それぞれ各市町村に持ち帰る。

 これに先立つ今月三十日には、東近江びわ湖まつり統一行事が「いにしえから未来へはばたく東近江」をテーマに、蒲生町運動公園グラウンド(同町上南)で開かれる。午後六時半からのオープニングセレモニーで始まり、地元芸能やステージショーが披露され、午後七時四十五分からは恒例の江州音頭総踊りが行なわれる。小雨決行。

東近江地域二市七町のびわ湖まつり感謝使節

近江八幡市 八日市市

小森由紀 宮村浩子 野口ゆみ 大谷美鈴
安土町 蒲生町

鈴木智恵 伴早織 中島惠 奥村厚子

日野町

竜王町

玉川ゆうこ 岡美登里 澤井佐知子 松本智江
永源寺町 五個荘町

松島可奈 島田純子 市田亜紀 辰巳瑠衣子
能登川町

廣瀬香奈 小林梨絵

東近江地域の主なびわ湖まつり関連行事

 なお、その他の東近江地域の主なびわ湖まつり関連行事は次の通り。
【聖徳まつり江州音頭総おどり】7月27日(木)午後7時20分/八日市市金屋大通り。
【延命花火大会】7月28日(金)午後8時/八日市市延命公園一帯。
【永源寺ふれあい夏まつり】7月29日(土)午後4時/永源寺町民グランド。
【能登川町納涼盆踊り大会】8月4日(金)午後7時/JR能登川駅前広場。
【八幡てんびんまつり】8月6日(日)正午/近江八幡市役所周辺。
【西ノ湖花火大会】同日午後7時/安土町西ノ湖周辺。
【サマーフェスタinひの】同日午後3時/日野町役場周辺。
【ふるさと竜王夏まつり】同日午後3時/妹背の里。


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企業内同和問題啓発強調月間スタート

差別のない21世紀の職場へ

=新テーマ募集や就職差別110番も=


街頭で通勤者らに明るい職場づくりを呼びかける職員
(アピア前で)

(湖東・八日市市)
 “輝いていますか、あなたの職場”をメインテーマに一日から「企業内同和問題啓発強調月間」がスタートしたのにともない、三日早朝の主要駅ターミナルなどに県や各自治体の職員らが立ち、通勤者や将来就職活動を行う高校生らに「就職差別など企業内での差別をなくしましょう」などと呼びかけ、街頭啓発活動を行った。

 八日市市駅前の大型ショッピングセンター前交差点付近でも「就職差別をなくし、明るい職場づくりをみんなですすめましょう」と訴えるテープを流しながら、海外友之進市助役をはじめ約十人の職員が通勤を急ぐビジネスマンやOLらに啓発用の近江茶ティーバッグを手渡し、企業内差別の解消を訴えた。

 強調月間期間中は、様々な啓発や研修活動が展開されるほか、「人権の世紀」といわれる二十一世紀に向けた新しいメインテーマを広く県民から募集するほか、相談活動として「就職差別一一○番」(TEL077―528―3758)を十日から十四日までの五日間、県労政能力開発課雇用支援室内に設置し、相談を受け付ける。

 新メインテーマについては、「輝いていますか、あなたの職場」に変わるもので、メインテーマを書いた用紙(規格自由)に、住所、氏名、経営者・従業員・学生などの区分、連絡先電話番号を記入して、郵送、ファックス、持参で。応募は、一人または一事業所につき一点。締め切りは七月三十一日消印まで有効。応募作品の中から最も優秀な作品を表彰し、賞状と副賞を贈るほか、入賞作品は今後の企業内同和問題啓発強調月間で活用されることになっている。

 応募と問い合わせは、滋賀県商工労働部商工観光政策課(〒520―8577 大津市京町四丁目1-1 TEL077―528―3712 FAX077―528―4870)へ。


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夏の情緒

たっぷり「うちわ・扇子展」

美人女優の顔触れずらり

=五個荘町の近江商人屋敷=


近江商人屋敷外村繁家で開催中の「うちわ・扇子展」

(湖東・五個荘町)
 梅雨が明ければ、いよいよ本格的な夏の到来・・。五個荘町金堂、近江商人屋敷旧外村繁家・外村宇兵衛家では、日本の夏の風物詩ともいえる数々の「うちわ」と「扇子」を集めた毎年恒例の企画展「うちわ・扇子展」を開催している。

 うちわの起源は古く紀元前三世紀の中国、周の時代からといわれ、日本では涼を取るばかりでなく夏の日差しから顔を隠すために用いられたとして、万葉集の歌にも登場している。
 平安時代の扇子の流行により、一時は使われなくなったうちわだったが、戦国時代以降、武将たちの軍配うちわとして復活。竹細工や紙の製造技術とともに庶民の生活の中で盛んに取り入れられ、台所用、掃除用として日常的に活用される傍ら、宣伝広告やファッションの一部としても用いられた。

 このことから、うちわの両面には、浮世絵や山水画、戦争風景、花鳥画など、当時の時代背景や美意識、流行を反映した文字や絵柄がさまざまな形で描かれており多彩。
 また、今年は懐かしのスターに焦点をあてた『美人画うちわ』を中心に展示しており、当時を知る中高年の人たちには思い出話に花咲く絶好の避暑地として人気を集めている。

 入場料は近江商人屋敷二館・あきんど大正館の三館共通で大人四百円、高校生三百円、小人百五十円。会期は八月三十一日まで。


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=お知らせ=

安曇川町に通信局開設!

毎週金曜定期発行

 滋賀報知新聞社では、県内全域にフリーペーパーの本紙特報を発行しようと拠点作りを着々と進めております。この一環として、七月一日から、高島郡安曇川町田中二○二に、「高島郡安曇川通信局」(0120-25-1111)を開設し、毎週金曜日に『滋賀郡・高島郡特報』を定期発行いたします。また、草津市、栗東町、守山市、中主町、野洲町の地域についても、大幅な刷新を図り『湖南特報』として定期発行を予定しております。“ハードに迫る特報”をご期待下さい。


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