滋賀報知新聞(ニュース)平成12年7月22日()第12330号

世界にはばたく 八日市大凧

寄贈の8畳「奉祝・八日市」

大英博物館での展示決まる

=きょう イギリスから調査訪問=


大英博物館に展示される八日市大凧

(湖東・八日市市)
 世界を代表するイギリス「大英博物館」に寄贈の八日市大凧が、再来年正月にかけての二か月間に展示されることが決まり、展示方法などの調査のため同博物館からサラ・ピニペノー氏が八日市市を訪れる。

 ピニペノー氏は、二十二日午前十一時ごろ八日市大凧会館に到着し、会館内を視察した上で八日市大凧について詳しく調べ、会館職員らと展示の方法などを検討する。また、午後三時ごろには布施公園で凧揚げにも挑戦する。

 大英博物館は、イギリスで十年に一度開催される「ジャパンウィーク」の一つとして、新設の「ウエルカムホール」に平成十三年十二月から同十四年二月まで展示し、八日市大凧の下には青森の「ねぶた」を展示することにしている。

 寄贈の八日市大凧は、八畳敷き(縦三・七五メートル、横三・四メートル)で、鳳凰の絵に祝と八日市の字を書き「奉祝八日市」と読ませる判じもん。保存会が約四週間をかけて製作した。

 八日市市は平成八年、日本一の大きさと他に類をみない特徴をもつ八日市大凧に興味を示す大英博物館のナイジェル・バーリー博士から大凧の収集や調査などの協力依頼を受けた。

 世界を代表する博物館に収集展示されることは「郷土の誇り」として全面協力を確約した。世界の人々に八日市大凧の伝統と素晴しさを知ってもらい、国際親善にも役立つと、保存会を中心に製作に取りかかった。同年四月に中村功一市長らのメッセージとともに海を渡り、大英博物館に寄贈されている。


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常徳市から6人目の研修生

初の女性 候さん着任

=八日市市で行政システム学ぶ=


候署蘭(ホウ シュ ラン)さん

(湖東・八日市市)
 八日市市役所に、友好都市の中国湖南省常徳市から六人目の行政研修生として、候署蘭(ホウ シュ ラン)さん(35)が、このほど着任した。女性の行政研修生は候さんがはじめて。

 候さんは常徳市人民政府の秘書課に勤務。八日市市でも来年一月までの半年間、秘書課で日本語の習得と市の行政システムを学ぶ。

 八日市市では、平成七年度から研修生を毎年受け入れ、両市の友好関係発展を担う若い人材の育成を続けている。


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校内で飼育した50匹試食

どのイワナよりおいしいよ!

=政所小で「命の体験学習」=


自ら飼育したイワナをおいしそうに頬張る児童ら

(湖東・永源寺町)
 「イワナのはねる学校」としてイワナの人工飼育に取り組む政所小学校(磯部武夫校長、児童数三十六人)で、このほど命を食してその大切さを学ぶ体験学習が行われた。

 同校でのイワナ飼育は、地元の豊かな自然と命の学習を目的に六年前から始められ、町内の池田養魚場の指導のもと、児童たちが中心となって校内の飼育池での採卵や人工では難しいとされるふ化研究などに取り組んでいる。

 今回は「他の命を食べることによって生かされている」という命の循環を身を持って体験しようと、二年前から大切に育ててきたイワナ約百二十匹のうち五十匹を初めて試食することにした。

 学習会では、磯部校長から「ご飯を食べる前の『いただきます』は『命をいただく』という意味で、わたしたちは他の多くの命のお陰でこうして元気に暮らしていける。だから、食べ物を残したり粗末にしないように」との話を聞いたあと、児童たち自らの手で、泳ぐイワナを捕獲し、さばき、塩焼きに。

 焼上がったイワナを手にした児童たちは「がんばって育てたから、最初は食べるのはかわいそうだと思った」と話しながらも「これまで食べたどのイワナよりもおいしい!」と口いっぱいに頬張り、命の大切さを実感していた。


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需要増に対応、来春開校へ

=(仮称)甲賀看護専門学校=


来春開校予定の(仮称)甲賀看護専門学校

(湖南・広域)
 来年四月の開校を目指す「(仮称)甲賀看護専門学校」の建設工事が、水口町スポーツの森隣の北内貴で進んでいる。

 本格的な高齢社会を迎え、医療福祉分野の充実・整備が求められる中、甲賀郡国民健康保険病院組合では郡内の看護婦(士)の需要増への対応と、優秀な看護スタッフの育成を目指す同専門学校の建設を始めている。

 校舎は鉄筋コンクリート三階建(一部四階)で、延べ床面積は約三千四百平方メ−トル。大きく分類すると管理実習棟、学習棟、体育館棟の三棟に分かれ、教室や情報科学室、基礎看護実習室、在宅看護実習室などが整備される。
 課程は全日制の三年課程。一学年四十人の計百二十人が定員で、病院や福祉施設、老健施設などで研鑽を積む。

 総事業費は約九億千四百万円で、新築工事に関わる費用は約六億八千五百万円。財源の内訳は、年金積立金還元融資(起債)が五億九千万円、国と県の補助金が二億八千六百万円、甲賀郡七町の負担金が三千六百万円となっている。完成は来年一月ごろの予定。

 なお、同看護専門学校の新設に伴って、現在、公立甲賀病院の敷地内にある「公立甲賀病院準看護婦学校」は本年度中に廃校することになった。


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シーボルトが幕末の画家に依頼

オランダで「鯰」彩色画を確認

=琵琶湖博物館の五周年記念展=

(湖西・大津市)
 琵琶湖博物館では、今年五月にユネスコの後援を受け、フランス・パリで開催された環境教育に関する国際的な大会「バイオエド2000・次世紀への挑戦(生物環境教育国際シンポジウム)」に前後して、オランダ・ライデン市の博物館に所蔵されているシーボルト・コレクション及び「鯰絵」コレクションについての資料調査を行ったと発表した。

 同調査は、二〇〇一年に開催予定している同館の開館五周年記念企画展「鯰(ナマズ)一本と陸を往来する魚」(仮称)についての資料調査活動で、その結果、シーボルトが幕末期の日本人画家・川原慶賀に描かせたと推定されるナマズの彩色画数点の所在が確認された。

 なお、「バイオエド2000」の会場となったパリ国立自然史博物館では、フランス、スイス、日本の三カ国の博物館が参加する合同プロジェクトについて、国立自然史博物館パトリックブランタン館長と琵琶湖博物館川那部館長との話し合いがもたれ、今後の取り組みについて確認。

 一九九八年にパリ国立自然史博物館と琵琶湖博物館との間で結ばれた姉妹協定による合同プロジェクトが今後本格的に始動するものと見られている。


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