滋賀報知新聞(ニュース)平成12年8月6日第12347号

体長1.3メートルの大ウナギ

土用の季節に思わぬ珍客

=八日市市小脇町の川で発見=

つかまえた大ウナギを持ち上げる従業員
――山本工業で――

(湖東・八日市市)
 八日市市小脇町のプラスチック整形会社、山本工業(山本為次社長)の横を流れる幅約二メートルの中野大川で二日午前、同社の女性従業員が体長約一・三メートルもある大ウナギを発見し、山本社長はじめ従業員ら総出でつかまえた。

 つかまえられた大ウナギは大切に保管され、近くのみつくり保育園の子どもたちに見てもらって生き物や川をきれいにすることの大切さを知ってもらったあと、もとの川に帰された。

 大ウナギを前に従業員らは「環境への関心が市民に強まり、川もきれいになったので、琵琶湖から産卵に上ってきたのでは」と話すとともに、「会社も私たちの人生も、これからどんどんウナギのぼりヨ!」と、ちょうど土用の時期に合わせるように訪れた珍客を大歓迎していた。


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ゴミ拾いと魚つかみ

川に感謝する一日

=きょう 永源寺町で=

(湖東・永源寺町)
 愛知川の恵みに感謝するため、川の清掃作業と魚のつかみ取り・塩焼きを楽しむイベント「川に感謝する一日」(愛知川上流漁業協同組合主催)が、六日午前九時から午後一時まで、永源寺町黄和田のキャンプ場周辺で開かれる。参加は自由で、希望者は直接現地へ。


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蒲生町で非行考える研究会

親が変わることが一番

=保護司ら70人意見述べあう=


講演する水上正一・日野蒲生少年センター所長

(湖東・蒲生町)
 非行問題について様々な意見を述べあう「社会を明るくする運動 一般公開ケース研究会」が、このほど蒲生町あかね文化センターで開かれ、町内の保護司ら七十人が参加、熱心な討論を展開した。
 研究会では始めに、日野・蒲生少年センターの水上正一所長が「大人の責任、子どもの責任」をテーマに講演。現代教育に欠けているものとして、(1)言葉の重要性(2)責任の自覚(3)家族のかかわり(4)父親の存在―の四点を挙げた。
 具体的には、心づかいに欠ける言葉が、子どもたちの心を大きく傷つけていると指摘。家庭、社会、学校で言葉の重要性を再認識すべきと訴えた。また、何でも責任転嫁する世相が教育に悪影響を与えているとし、大人自身も襟を正すべきと求めた。このほか教育環境の整備については、家族のかかわりを増やすこと、言うべきことは言う親になることをアドバイスしていた。
 この後のケース研究では、いじめの被害者から加害者の立場に逆転、不良グループに入って恐喝行為を犯した中学三年の男子生徒のケースが示され、参加者はグループごとに分かれ、少年がいじめられ続けた原因、非行から救う解決策を考えた。
 原因については、両親の抑えつけるような教育が自己主張できない「良い子」に育て、結局は子どもの心をつかんでいなかったと指摘した。また、いじめと非行の関係については、自立心のない少年にとって不良グループは後ろ盾になる「救いの神」だったとし、心の弱さからずるずると非行にのめりこんだと推測した。さらに解決策については、父親が子どもと積極的にかかわるなど親が変わることが最も重要とし、地域も行事を通じてふれあい、声かけできる素地をつくるべきと締めくくった。


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八幡に夏が来た!

本日・てんびんまつり

=市役所前一帯=

(湖東・近江八幡市)
 近江八幡の真夏を飾る「第十五回八幡てんびんまつり」が本日六日、市役所正面玄関前広場と庁舎前の街路を開放して開かれる。
 まつりは正午から開幕。会場中央のメインステージでは、「ぬいぐるみと歌おう」や「アンパンマンほのぼのミュージカル」のほかコンサートなどが行われる。また、百店舗余りが軒を並べるフリーマーケット、子ども広場、家族で遊べるお楽しみイベントが祭りを盛り上げる。祭りの佳境を迎える盆踊りは午後六時四十五分からスタート。市内の企業、各種団体から十三グループが参加し、名調子に合わせて踊りの輪を繰り広げる。まつりの最後を飾る花火大会は、消防署前の休耕田を打ち上げ場所に午後八時から行われ、夜空を焦がす。

安土町でも800発
西の湖花火大会


 安土町の「第二十回西の湖花火大会」も本日六日、西浦港一帯で繰り広げられる。当日は友好町・福井県丹生郡織田町のちびっこ明神太鼓が来町し、午後六時半から演奏を披露する。午後七時半過ぎから約二百隻の灯篭流しと湖上松明に点灯。午後八時から情緒豊かな花火大会が始まる。


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滋賀の観光人気高まる

過去最高の4279万人訪れる
東近江の宿泊客1割弱アップ

=昨年・スキー客が全体押し上げる=

(全 県)
 滋賀県に全国から観光に訪れた人は、昨年一年間で延べ四千二百七十九万四千二百人に達していることが県観光入込客統計調査で分かった。年間千人以上が見込まれる観光地七百六地点の調査結果をまとめた。
 調査開始以来最多だった前年(約四千二百七十万人)より、さらに八万七千三百人(○・二%)増え記録を更新した。阪神大震災のあった七年には三千五百万人台に落ち込んだものの、その後は四千万人台を回復している。

 これまで人気の県立琵琶湖博物館や滋賀農業公園ブルーメの丘は、オープン効果も薄れ来場者が落ち込んだ反面、新施設びわ湖わんわん王国や長浜オルゴール堂が人気を集めたほか、スキー客の盛況で全体的に誘客を押し上げた。
 日帰り客は確実に増加しているものの、宿泊客数は横ばい状態にある。これは、全国的な長引く不況感に伴う出控え傾向や、近年の「安・近・短」志向の影響と分析している。

 観光客総数に占める宿泊客の割合が七・二%(前年七・六%)にとどまる中で、東近江地域が八・九%増の約二十七万八千人を示し、近江八幡休暇村のリニューアル効果が出ている。湖北も四・三%増えた。
 観光客増加のうち、ほとんどが日帰り客(二十五万一千人増)で、逆に宿泊客は十六万四千人減少した。これは観光目的と深くかかわり、「一般行楽」(五二・九%)が半数以上を占め、「社寺、文化財」(一九・九%)「行催事」(九・六%)「釣り、ゴルフ」(六・二%)「水泳、船遊び」(四・四%)「スキー、スケート」(二・八%)と続き、残りは一%台。

 四季では夏(三○・一%)が最も多く、秋(二六・二%)、春(二四・五%)、冬(一九・二%)の順。月別は八月(一五・二%)、十一月(一○・一%)、五月(一○・○%)が多く、十二月(四・四%)が最も少ない。
 県内ベスト5に多賀大社(百七十一万人)、黒壁ガラス館(百四十七万人)、びわ湖タワー(百三十五万人)、長浜オルゴール堂(百十八万人)、比叡山ドライブウェイ(八十二万人)が入った。東近江地域関連の上位は次の通り。
 10位 滋賀農業公園ブルーメの丘(五十五万人)▽19位 日牟礼八幡宮(三十八万人)▽20位 あいとうマーガレットステーション(三十五万人)▽23位 滋賀厚生年金休暇センター(三十三万人)▽24位 太郎坊宮(三十二万人)▽29位 安土城跡(二十八万人)


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