滋賀報知新聞(ニュース)平成12年8月10日(木)第12352号

いよいよ あす浦和学院と緒戦

がんばれ八商・夏の甲子園

一塁側に応援団3.500人
午後1時30分プレーボール


八商校舎内に設けられた応援バス事務所

(湖東・近江八幡市)
 夏の甲子園第四日目のあす十一日、八幡商高が埼玉県代表の強豪・浦和学院高と緒戦に挑む。

 当日は、九年ぶりの出場となった緒戦を、全校あげて応援しようと、保護者会、OB会、生徒会などが一丸となって応援団を結成。貸し切バス、JR八商ホームラン号の特別電車などに分乗して計二千五百人が出発。アルプススタンド(一塁側)には、現地集合のOBら合わせて席いっぱいの三千五百人が応援を繰り広げる。

 学校玄関脇に設けられた八商野球後援会事務局では、教職員五〜六人が連日詰め、卒業生約一万五千人に応援と寄付金を求める案内状の送付や返信の対応、応援参加の受付などに大忙し、出場決定から休みなしで準備を整えた。

 生徒会でも出場選手以外の野球部員を中心に応援リーダーを結成。ブラスバンド、在校生ら約六百人がアルプススタンドの前列に陣取り、精一杯の応援でまず一勝を祈る。八幡高校、近江兄弟社高校のブラスバンド部員も約五十人が応援に参加、アルプススタンドから力いっぱいの演奏を繰り広げる。

 試合を前にした全校登校日の七日には、生徒全員がグランドに集まり、野球部員の応援指導で最終の練習に取り組み、全員の志気を高めた。炎天下での最終練習となったが「聖者の行進」や「ルパン」、「宇宙戦艦ヤマト」など九回戦まで毎回変える攻撃時の応援曲に合わせ、野球部員が手作りした「カット飛ばせ」や「打て打て」などのコールプレートを大きく掲げ、生徒全員が手拍子を打ち流しながら連呼。グランドいっぱいに汗だくの大声援が響きわたった。

 緒戦は、第三試合の午後一時半プレーボール。初日の応援には、在校生とその保護者、教職員約八百人が特別電車で、後援会や選手の保護者などは、バスをチャーターして甲子園へ。一般応援は、近江鉄道が窓口となっている応援バスで向かう。県内のバス会社七社から合わせて五十台が運行される見込み。

 川端五兵衞市長も、市互助会のバスに便乗して応援に駆けつける予定。また、市議会からも十三人前後の議員がマイクロバスで向い、大応援団に加わる。
 ところで、後援会事務局では、応援も含めた出場経費は、緒戦で約二千万円、一試合勝利するごとに一千万円を見込んでいる。景気がしっかり立ち上がっていない経済情勢では、企業からの大口寄付も難しいが「生徒が一生懸命やっているのを見ると、それに負けないようがんばらんと」と裏方の支援も本番に入った。

参加者募集・応援バス

 一般用の応援バスは早朝、市役所前、八商前(小幡通り)など県内六カ所の乗車地を巡回して出発。現在、参加者を募集している。参加費は、アルプススタンドの入場券込みで往復四、五○○円(小人四千円)。問い合わせと申し込みは八商応援バス事務所(TEL0748-31-0350)へ。


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★平和祈念特集


平和祈念館の早期実現を

13日に県遺族会がリレー行進

世界に届け!軍縮・反核への悲願
=次の世代に伝える平和の尊さ=

(全 県)
 あのいまわしい戦争が終わって五十五回目の「八月十五日」の終戦記念日が今年もやってくる。広島・長崎に原爆を投下された世界で唯一の被爆国日本の軍縮・核兵器廃絶への悲願は、残念ながらまだ世界に届かない。繰り返される未臨界実験や米上院の核実験全面禁止条約(CTBT)批准否決など、核廃絶の道のりは依然厳しい。しかし一方では、朝鮮半島における先の南北首脳会談で両国首脳が見せた「和解」の姿は、世界で勃発している地域紛争の解決への道筋を示したといえる。

  このような情勢の中、わが国の平和の礎(いしずえ)となった戦没者に対し、改めて追悼するとともに、この地球上に再び戦争遺族をつくってはならないという決意のもと、財団法人県遺族会(山田利治会長)は十三日、大津市から伊香郡の各町を経て、彦根市まで慰霊と平和祈願リレー行進を繰り広げる。

 午前九時、県庁前で国松善次県知事に対し「県立平和祈念館の早期実現」などの要望書を手渡した後、余呉町役場前…木之本町役場前…高月町役場前…湖北町役場前…びわ町役場前…虎姫町役場前…浅井町役場前をリレー行進し、午後四時半ごろ彦根市の県護国神社に到着の予定。今年で十九回目を数えるリレー行進には、約千人の参加が見込まれている。

全国戦没者追悼式県内から150人参列

 八月十五日、東京の日本武道館において、天皇・皇后両陛下ご臨席のもと、全国から遺族代表を招いて政府主催の戦没者追悼式が行われる。

 滋賀県からは、遺族代表約百五十人が参列する。県代表の献花者は、西田貞夫さん(63)=甲賀町=、最高齢者は川村勝三さん(87)=長浜市=。

バーチャル平和祈念館・県がHPで紹介

 「平和祈念館(仮称)」建設に向け、戦争の遺品や資料収集を行ってきた県では、十日からインターネットのホームページを使って、収集資料七千六百九十一点のうち約百点や戦争体験の証言ビデオなどを紹介する。
 内容的には、個人、テーマ展示▽県内の戦争関連施設などを示した地図▽戦争時の年表ーなど。 
 なお県のHPのアドレスは、http://www.pref.shiga.jp/


13〜 15日の3日間

「第24回みたま祭り」

=県護国神社=


県下の戦没者を慰霊するみたま祭り

(湖東・彦根市)
 彦根市の県護国神社では十三〜十五日の三日間、境内で「第二十四回みたま祭り」が営まれる。約六千のみあかしを灯し、今日の平和と繁栄の礎になった県下の戦没者三万余柱の「みたま」を迎え、慰霊する。

 【十三日】午後五時、慰霊と平和祈願リレー行進到着式。六時から、みたま祭り奉告祭。県遺族会会長、理事代表、婦人部代表、みたま祭実行委員長、地元遺族会理事(護国神社に参拝する県会議員の会代表)らによる玉串奉典が行われる。

 【十四日】午後六時半から点灯式。

 【十五日】午前十一時半から正午まで終戦記念式典。午後六時ー六時半まで県下戦没者慰霊祭。六時半から点灯式。


届け!核廃絶のメッセージ

「ヒロシマの火」竜王町に

=県内50市町村を平和リレー=

出迎えた福島茂町長(手前)に
あいさつする「平和の火リレー」一行


(湖東・竜王町)
 県内五十市町村を走り継ぎ、核の恐ろしさや平和の尊さを県民百三十万人に訴える「反核平和の火リレー」が八日、竜王町役場に到着し、広島平和公園で採火した「平和の火」を引き継いだ。この取り組みは、自治労と県教組、部落解放同盟、江若交通労組の青年が中心になって毎年夏に行っているもので、今回で十三回目を迎える。

 引き継ぎ式では、実行委員会を代表して守山市役所の西藤安彦さん(31)が、出迎えた同町職員に対して「戦争のない恒久平和の実現に向けて、県民に核の恐ろしさ、平和の尊さを訴えていきたい」とあいさつした。

 これを受けて福島茂町長は「戦争を経験した者として日頃、平和運動には人一倍取り組んでいきたいと思っている。全県民に平和の尊さを訴える運動を、心から歓迎します」と励ましの言葉をかけるとともに、反戦を訴える行事を積極的に進める決意を述べた。

 この後、ヒロシマ・ナガサキの悲劇を繰り返さないよう平和運動、教育活動の推進を訴え続けるとするアピール文を読み上げた後、一行は次の目的地・甲西町へ向かった。


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★写真展と映画

55回目の夏

戦争の悲惨さ忘れずに

=平和を願う展示会=


弾よけを願う千人針

(湖南・野洲町)
 昭和二十年八月十五日のポツダム宣言受諾で十五年戦争(アジア・太平洋戦争)が終結し、今年で五十五回目の夏を迎える。

 恒久平和は人類共通の願い。しかし、歳月は人々の記憶から戦争の惨禍を消し去ろうとしており、各地では平和の尊さを訴えるための展示会や体験談を通して語り継ごうとしている。

 野洲町の銅鐸博物館(町立歴史民俗資料館)では、地域の視点から戦争を考えた小テーマ展「平和と戦争展」を開催しており、町民から寄贈・寄託された資料約三十点を展示している。

 戦争が長期化するにつれて食料や物資が不足し、兵器生産のために「金属類回収令」が昭和十六年に公布された。館内には、缶詰めの代用品であった防衛食容器や陶器製の手りゅう弾、キセルなどが展示されており、金属不足に伴って作られた陶磁器製品を通じて生活の変化を紹介している。

 また、銃後の戦力として女性の役割も軍国色が強くなり、銃剣術訓練を受ける女性たちの写真や、割ぽう着がトレードマークになっていた大日本国防婦人会や愛国婦人会のタスキ等も展示されている。

 開催期間は三十一日までの午前九時から午後五時(入館は午後四時半まで)。月曜休館。入館料は大人二百円、高大生百五十円、小中生百円。問い合わせは同博物館(077―587―4410)へ。


三井寺金堂で戦争写真展

『語り得ぬものの記憶』

(湖西・大津市)
 大津市の園城寺(三井寺)金堂で太平洋戦争の写真展「戦争と平和―語り得ぬものの記憶」が開かれている。二十日まで。
 「過去の記憶をどうやって二十一世紀に伝えていくか。写真展がそんな問題を考えるきっかけになれぱ」との思いから同寺が開いたもので、難を逃れようと物陰に潜む子供たちや、強制労働でやせ細った朝鮮人など、七つのテーマに分けた写真パネル約六十点が展示されている。入場は無料だが、参拝料四百五十円が必要。


平和の尊さ訴える「映画の夕べ」

=きょう蒲生町で開催=

(湖東・蒲生町)
 平和の尊さを訴える蒲生町の「映画の夕べ」が十日午後六時半から、子どもたちを対象にあかね文化センターで開かれる。入場無料。

 映画の夕べでは、水爆実験の犠牲になったトビウオの子どもを主人公にした「トビウオのぼうやはびょうきです」、アニメ「ワンピース」「デジモンアドベンチャー・ぼくらのウォーゲーム」のアニメ映画三本を上映する。問い合わせは蒲生町職員組合(TEL55―4916)へ。


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