滋賀報知新聞(ニュース)平成12年8月21日(月)第12364号

神田町土地改良が起工

蛇砂川八日市新川カット関連

県道バイパス建設工事も
=残る野村町の測量に期待=


鍬入れを行う中村功一市長

(湖東・八日市市)
 八日市市の最大課題となる蛇砂川新川カットに関連して、計画を受け入れた神田町土地改良組合(駒太一組合長、五十六戸)は十八日、河桁御河辺神社南側の工事現場で、西野栄之進自治会長や寺村義和市議(まちづくり委員長)らとともに起工式を行った。

 ほ場整備事業は、全体計画(三十八ヘクタール)のうち新川が通る西側を対象に九月から着手され、これと平行して県道雨降野今在家八日市線バイパス(市道緑町神田線・幅十六メートル)の工事も進められる。ほ場整備の工期は十五年度までで、総事業費は三億三千二百万円。

 起工式には、中村功一市長や高村与吉議長はじめ中島敏、西沢久夫両県議、市議、工事関係者らが出席したほか、対話路線に柔軟姿勢を示す隣接の野村町から田中耕一自治会長と角間国雄まちづくり委員長も列席した。

 新川カット計画浮上以来、約三十年間にわたって断固反対の立場を取り続けてきた野村町は、今年に入って市と県に対し同町まちづくりに新川を位置付けた要望(二十一項目)を提示し、先進地視察なども行い新しいまちづくりへの検討を進めている。

 昭和四十九年に県が発表した蛇砂川の八日市新川計画は、本流を尻無町でカットし、東沖野五、四丁目〜札の辻二丁目〜野村町〜神田町〜外町を経て、川合寺町で愛知川に合流する総延長三・六キロ(幅三十二メートル)のルート。

 平成四年に最下流の愛知川合流地点(外、川合寺町)での堤防暫定工事を済ませた。八年には尻無町から市道最上街道線までの用地測量(七百メートル)を終え、同街道から国道421号間(七百メートル)の道路をすでに開通させた。

 神田町との合意(九年)で新川事業用地(左岸道路含む十八ヘクタール)のうち全体の五二%を確保し、野村町との話し合いが進めば、残る国道421号と県道雨降野今在家八日市線間(約八百メートル)にも明るい兆しが見え、ほとんどの測量を終えることになる。

 八日市新川は、水害や市街地の排水対策だけでなく、幹線道路としても重要な役割を果たす。併設の左岸道路(幅十二メートル)は、国道421号(八風街道)や県道高木八日市線(玉緒街道)と行政ニュータウン、愛知川左岸道路などを結ぶバイパスとしての活用が見込まれている。

 八日市市にとって蛇砂川新川計画は、都市基盤の根幹をなすものと市民から大きな期待が寄せられ、中村市長も「これを実現しない限り、八日市の治水は語れない」と、事業進展に意欲を示している。


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保育、ボランティア、介護など

体で知る「自分にできること」

=八日市市の中・高生が3日間の体験=


ゲームで交流する受講生とお年寄り
―カルナハウスで―

(湖東・八日市市)
 夏休みを利用して、中学・高校生に保育園児や障害者、高齢者との交流を通じてボランティアへの理解を深め、自分にできるボランティア活動を見つけてもらおうと、八日市市社協のボランティアスクール「STEP BY STEP(ステップ・バイ・ステップ)」が開かれた。

 毎年開かれている同講座に、今年も高校生三人、中学生五人の合計八人の生徒が受講。八月七・八日には同市野々宮町の私立むつみ保育園で園児たちと、また、十日には同市平田町の障害者通所授産施設あゆみ作業所で障害者と一緒に一日を過ごした。

 最終日となった十七日には、おもりやマスク、めがねなどを身につけて高齢者の生活を知るインスタントシニアを午前中に体験したあと、午後からは二班に分かれて同市尻無町の特別養護老人ホーム玉園ハイムと同市建部下野町の特別養護老人ホームカルナハウスを訪問。デイサービスなどの施設利用者は、孫のような生徒たちと一緒に和やかに体操やゲームなどに興じていた。

 全講座を終了した生徒たちは、今回の体験についての感想や意見を出し合い、ボランティアや介護の重要性を再認識するとともに、同講座で得た体験をステップに今後の活動へいきいきと目を輝かせていた。


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城跡訪れ中世ロマン探る

来月1日 文化財講座

=愛知川町畑田で=

(湖東・愛知川町)
 愛知川町教委は、九月一日に開く文化財講座「城跡を歩く=中世畑田城跡=」の受講を広く町内外に呼びかけている。

 今年度から始まった同講座の第五回講座で、中世に同町周辺を治めていた佐々木氏の観音寺城の前線基地として築かれたと思われる畑田城跡が同町畑田にあることから、今回は、現地を訪れてその城の全容と当時の社会の様子などを、米原町教委の中井均氏の解説で探ってみる。

 現在の城跡は、集落北側に東西約二百メートル、南北約百メートルの土塁と堀の跡が残り、その土塁の高さは三―四メートルもある。また、草の根広場東側の竹薮には土塁と堀のほかに、井戸なども完全な形で残っている。

 参加を希望する人は、当日午前十時に愛知川町中央公民館前、または、同十時半に現地集合。事前の申し込みは必要なく、定員の制限もない。参加無料。そのほか詳しいことは、同町教委社会教育課文化財担当(0749―42―4111)まで。


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蒲生町の石塔フェスタ

観光協会ポスター作成

=町内外に配布、PR=


「石塔フェスティバル」のPRポスター

(湖東・蒲生町)
 蒲生町観光協会はこのほど、同町石塔、石塔寺(いしどうじ)境内で八月二十七日午後六時から開かれる「石塔フェスティバル」のPRポスター(B2判)を作成した。

 ポスターには、万燈の明りにともされて、夏の夜空に浮かび上がる同寺の三重石塔や、韓国の民族衣装チョマゴリを着た女性が民族舞踊を披露している風景が紹介されている。

 印刷部数は二百部で、同町内のほか、東近江地域内の観光施設、近江鉄道の主要駅などに配布する。
               


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日野町・町村合併45周年記念

「ワールドミュージック」

=4カ国の伝統音楽=


るんびに太鼓スーパーユニット

(湖東・日野町)
 日野町町村合併四十五周年記念事業「ワールドミュージック イン ヒノ」が九月三日、わたむきホール虹で開かれる。

 出演は、るんびに太鼓スーパーユニット(日本/和太鼓)、グループ黎明(韓国/サムルノリ)、シンデゥルシュタイナーナイニンゲルクィンテッド(ドイツ/ブラスバンド)、F.シルバ&B.Bモフラン セッションユニット(ブラジル/サンバ)の四グループ。

 入場は三千五百円(当日三千八百円)。チケットはわたむきホール虹(TEL0748―53―3233)のほか、日野町役場内観光協会、しがぎん経済文化センター、県立八日市文芸会館、県立水口文芸会館、蒲生町あかね文化センター、石岡教文堂本店、甲賀郡勤労者互助会、平和堂日野店、五個荘町てんびんの里文化学習センターで販売している。


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