滋賀報知新聞(ニュース)平成12年8月26日(土)第12370号

1年間の成果披露する生徒作品展

キラリ光る個性と感性

=工房「彩」 八日市文芸会館で=


楽しい作品が並ぶ会場

(湖東・八日市市)(一部既報)
 八日市市と永源寺町で開かれている工房「彩」造形教室に通う生徒の一年間に取り組んだ創作活動の成果を発表する作品展が、県立八日市文化芸術会館で二十七日まで開かれている。

 創作活動を通して子どもたちの個性や感性を伸ばすことを目指して九年前から教室を開いている奥田教子さんの下で、今では四歳の幼児から熟年アーチストまで百人余りの生徒がいろんなジャンルの作品づくりに取り組んでいる。

 今回の作品展では、小学生の外村篤紀くんや杉浦彩香さんら生徒九十二人と奥田さんの、絵画や工作などの作品約五百点が、作品制作中の生徒のスナップ写真と一緒に展示されている。

 また、、子どもたちが毎朝、段ボール百個を使ったオブジェづくりにも取り組んでいるほか、来場者が折り紙や切り紙などをその場でつくってメッセージなどと共に張り込んでひとつの作品を完成させる作品もあり、見学者も美術創作の楽しさに触れることができる。


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貴生川駅から学校まで26キロ

全員完歩 大きな自信に

=船岡中 親子ナイトウォーク=


貴生川〜学校間26キロを歩きゴールする親子

(湖東・八日市市)
 船岡中学校の三年生の親子が、このほど水口町貴生川から同校までを歩く「ナイトウォーク=船中たずねて三千里=」に挑戦、全員無事ゴールした。

 同校三年PTA(久保善久学年部長)が「親子フォーラム」の行事として、中学校生活の思い出づくりに、また、生徒たちがこれからの長い人生で直面する高校受験をはじめとした自身の課題に、目標をもって最後までやり抜く強い意志と精神力、体力を身につけてもらおうと開いたもので、三年生の親子約百八十人が参加した。

 参加者は近江鉄道貴生川駅前を十八日午後十時十分スタート、ウォークラリー仕様のコース地図(進行目印やチェックポイント記載)を片手に、水口中学、平和堂甲西店、甲西町下田、竜王町アグリパーク、近江鉄道桜川駅、布施公園を通って船岡中学まで、約二十六キロを歩いた。

 途中に設置された五か所のチェックポイントでは、夜食や飲料水の補給を受けながら、スタートから七時間十分後の十九日午前五時二十分に全員が完歩。参加した生徒の一人は、「最初は楽しかったけど、二十六キロを歩くのは大変しんどかった。最後は、絶対に歩いてやるという気持ちが湧いてきた。やれば何でもできる自信がついた」と、歩き通した充実感に目を輝かせながらゴールの感想を話していた。


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国指定重要文化財・弘誓寺

建立後初 大修復工事始まる

=3年がかりで約4億円 五個荘町=


建立後初の大修復工事が始まった弘誓寺

(湖東・五個荘町)
 五個荘町金堂、比叡山延暦寺に次ぐ県下二番目の大本堂を持つ弘誓寺(那須範夫住職、国指定重要文化財)で、本堂本瓦葺屋根の全面葺替えを含む大規模な修復工事が始まった。本瓦屋根の全面葺替えは一七六四年(宝暦十四年)建立後初で、平成十五年九月の完成を目指す。総事業費は約四億円。

 今回の修復工事は、本瓦が耐用年限に達したことにより全体的に雨漏りを生じ、広縁、落縁、後堂廻りの床組が腐朽、外壁も一部剥げ落ちるなど汚損していることから、県教委が受託のうえ実施しているもの。

 真宗大谷派で「石畑山」と号する同寺は、寺伝によると開基を愚咄(ぐとつ)とし、一二九二年(正応五年)に関東の親鸞旧跡巡拝から帰京途中、本願寺覚如により弘誓寺の寺号を許されたとされている。愚咄は、那須与一の子孫が帰依したもので、現在の本堂は宝暦三年に再建を願い出て、一七六四年に建立(棟上げ)、十九世紀の初頭に完成した。

 同本堂の構造は、入母屋造り、本瓦葺、間口十八間、奥行き二十間の大型仏堂で、内部は外陣、内陣、両余間、両狭屋の間、後堂から成る。柱はすべて欅(きょ、ケヤキ)材の円柱で、高い格子天井、内陣と外陣の境の組物は蛇腹支輪付きの出組になっており、当時を代表する力強く荘厳な建築物だったことがうかがえる。

 また、山門は元禄五年建立の一間薬医門・入母屋造りで町の文化財指定になっている。


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日本観光協会から表彰および感謝状

五個荘町 金堂町並み保存会

=西村会長ら小串町長に報告=


左から西村實会長、西村康三副会長、小串町長

(湖東・五個荘町)
 五個荘町金堂の「金堂町並み保存会」(西村實会長)は、八月一〜七日の観光週間にちなみ、社団法人日本観光協会関西支部(金馬昭郎支部長)から表彰および感謝状を贈呈され、このほど役場町長室で受賞式の報告を行った。

 同会は、昭和五十年代からの地域住民による保存運動を先駆けに平成七年四月に設立され、国の「重要伝統的建造物群保存地区」選定(平成十年十月)に尽力。平成九年には新たに青年部も設立し、地域清掃など観光地の美化をはじめ、水路の錦鯉やアヒルの世話など観光資源の保護、観光施設の整備、町の観光行事への積極的な協力など、近江商人発祥の地・五個荘町に大きく寄与してきた。

 今回の表彰および感謝状はこうした長年の活躍が認められたもので、西村会長と西村康三副会長から報告を受けた小串町長は「みなさんの奉仕活動のおかげで町の財産である美しい町並みが守られている」と感謝の辞を述べるとともに「今後もぜひ継続していってほしい」と町の観光振興への協力を改めて求めた。

 同町は観光に関連して、これまでにも「優秀観光地づくり賞」(平成九年)、「ふるさとづくり賞(内閣官房長官賞)」(平成十年)、「住民参加のまちづくり自治大臣表彰」(平成十二年一月)と、数多くの賞を受賞している。


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児童虐待 ・高島郡内でも増加

女性民生委員研修会で現状報告

密室育児からの開放へ
=課題と取り組み模索 =

(湖西・広域)
 県民生委員児童委員協議会連合会・湖西支部の女性部全員研修会が二十二日、高島町公民館アイリッシュパークで開かれた。
 高島郡内の各市町村で民生委員活動に携わる女性委員を対象にした研修会で委員約六十人が参加した。

 今回は、児童虐待にテーマを絞り、民生委員組織としても積極的な援助活動や相談業務等が一層重要になってきていることから、郡内での現状についての認識を深め、民生委員活動の中でどう取り組んでいくか、指針を探った。

 研修会では、久保田節子部長らの開会あいさつに続いて、朽木村の梅本千恵子女性部長が今月九日から二日間、千葉市で開催された「全国女性民生委員児童委員研修会」に参加し、その内容や研修の成果を報告した。

 このあと、県湖西家庭児童相談室の高橋教子相談員が「児童虐待について」をテーマに講演。高島郡内でも増え続けている虐待の実態や相談内容の傾向を紹介。

 核家族の進行で身近な相談相手がないこいとからひきごもりがちな育児環境になってしまい、その結果、育児ストレスが直接、何の罪もない子供に向けられている。無抵抗な子供に虐待が繰り返されている密室育児の実態の問題点をとりあげ、その発見や確認の困難さを指摘しながら一分一秒でも早い発見と支援が必要なことを強調。

 地域社会全体がそうした問題の解決に取り組んで行く必要性を説き、民生委員の役割と活動についても問題を提起した。

 これを受け、五つのグループ討議に移り、担当地域で起きている虐待の内容や支援策の事例などの情報交換や今後の取り組み方などを話しあった。


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