滋賀報知新聞(ニュース)平成12年8月27日第12371号

さきがけと武村正義

28日深夜 関西テレビ「メディアDo」

55年体制崩壊から7年を振り返る

=引退か再起か心揺れる政治家の決断=


1986(昭和61)年7月7日の総選挙で初当選。
当時は自民党籍で国政に飛び出した武村氏だった。

(全 県)
 なぜ55年体制の崩壊をもたらした新党さきがけの改革は志し半ばで挫折したのか、武村正義前代表の再起はなるのか・・。

 武村氏へのインタビューと資料映像を交えたドキュメンタリー番組「さきがけと武村〜政治を震わせた七年〜」は、二十八日深夜零時四十分から関西テレビ・メディアDoで放映(一時間)される。

 先の衆院選に無所属で立候補し、よもやの落選にみまわれた武村氏だが、いわゆる55年体制の崩壊をもたらした新党さきがけの激動七年を振り返り、閉塞状況にある現在の政治に、今後どうかかわっていくのかも併せて検証する。

 平成五年六月の宮沢内閣不信任案可決、衆議院解散。永田町構図に大変革をと十人の同士とともに自民党を飛び出し、1955年以来続いてきた与党・自民党と最大野党・社会党を軸とする「55年体制」を崩壊させた。

 崩壊への立役者は、武村氏率いる新党さきがけと細川護熙氏の日本新党だった。これを機に有権者の間では、旧来の政治手法に対する不信感が高まり、新党ブームが巻き起こった。

 武村氏はその後、細川内閣の官房長官を務め、自・社・さ三党連立内閣で村山内閣の大蔵大臣など重要ポストを歴任するが、徐々にその求心力を失い「典型的なバルカン政治家」などと、ありがたくない評価と批判を受けた。

 さきがけ十人衆と呼ばれたかつての盟友も新政党へ転進し、あるいは自民党へ復党するなど、ついに解体への坂を転げ落ちる羽目に追い込まれた。党の弱体化とともに、政治家を辞めてしまった仲間もいる。

 あれから七年、あの日の興奮は忘れ去られようとしている。今、政治の世界は、自・公・保連立与党が安定過半数を確保し、かっての新党さきがけメンバーだった鳩山由紀夫氏が党首を務める民主党がこれに対抗する構図となり、落選した武村氏は浪々の身となった。

 すでに新党さきがけは解党し、その名を引き継いだ「さきがけ」も同時に消滅したかに見えたが、政策に共鳴する中村敦夫参議院議員が代表に就任し、何とかその名を残して武村氏の再起を待ち望んでいる。

 今夏の衆院選に出馬した武村氏は、直前の大手術などが影響し、自民新人にまさかの苦杯を喫した。政治の表舞台から去った今、選挙戦から落選後までの密着取材を通して、自治省から郷里八日市市長、滋賀県知事、国政の場を歩いた大政治家・武村正義氏に迫る。

 生々しい55年体制崩壊当時を振り返りながら、歴史的転換期にあって「さきがけと武村」とは何だったのか、なぜ改革半ばで志は埋もれたのかを検証する。引退か再起かで揺れ動く武村氏の息づかいがひしひしと胸に迫りくる。


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来年4月の施行を前に

「消費者契約法」冊子

=県消費生活センターが発刊=


発刊された冊子
「みんなの暮らしを守る!消費契約法」

(全 県)
 県立消費生活センター(彦根市)は、来年四月から消費者契約法が施行されるのを前に、冊子「みんなの暮らしを守る!消費者契約法」を発行した。

 同法は、嘘の情報や強引な加入で結んだ契約の取り消しが出来るもの。近年では、高額な商品購入をさせる催眠商法や通信販売などで多くのトラブルが発生しており、冊子は、それらの解決法をイラスト入りで分かりやすくまとめている。

 B5判の三十二ページで二千部作成。希望者に配付している。問い合わせは同センター(0749―23―0999)へ。


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介護保険 手探りから脱出へ

現場から生の声聞く

=國松知事 八日市社協で懇談=


介護保険制度の現状と課題などについて
家族や職員らと意見交換する國松知事
(ハートピア八日市で)

(湖東・八日市市)
 介護保険制度の実施状況と課題を探ろうと、國松善次県知事が八日市市社会福祉協議会(今崎町)を二十五日午後訪れ、デイサービス利用者やその家族、サービス従事者と意見交換を行った。

 市民福祉センター・ハートピア八日市に到着した國松知事はまず、デイサービスを利用しているお年寄り二十人と一緒に昼食サービスを味わいながらの和やかな会話の中で、サービスの内容や日頃の生活、健康などについて話を聞いた。
 このあと、会議室でサービス利用者の家族代表四人、同社協でサービスを提供している職員四人らと懇談し、介護保険制度に対する現場からの生の声に耳を傾けた。

 國松知事が「手探りの状態でスタートした介護保険は、みんなで一緒に考え、育てていかなければならない」と率直な意見を求めたのを受け、家族からは「サービスを受けたことで改善がみられ自立できるようになった」「介護の手が離れ“息抜き”の自由な時間ができた」「制度前に受けていたサービスが受けられなくなった」「施設の位置が偏っている」「サービスの選択が難しい」「希望があるが“お世話になっている”“迷惑をかける”という気持ちからなかなか言えない」「介護している自分も年をとってきている」などの意見が出された。

 また、職員からは「コマ切れの時間でサービスをこなすのに精一杯で余裕がなくなった」「移動時間が多い」「ケアマネージャーが派遣元と異なる場合のトラブル」「身体介護と家事援助では単価が大きく違うが、家事援助は短時間でやることがいっぱい」「ケアプランでがんじがらめ」「これまで医療として行われた訪問看護が介護サービスになり利用者の(費用)負担が増えた」「わかりにくい制度の中で、ひとり暮しのお年寄りなどの権利擁護」「休館日の施設利用希望」などが指摘された。

 それぞれの意見に対し國松知事は現状制度での対応と今後の課題について言及するとともに、身近な場所に小規模で育児や介護など幅広いサービスを話し合える場の開設や、痴呆高齢者や乳幼児、障害者をウィークデーに安心して預かってもらえるサービスを駅に近いところで提供などを提案した。

 最後に、「みなさんの苦労と努力には頭が下がります。まだ、介護保険は入り口に入ったばかりでこれからが本番。ぜひ八日市で(介護保険制度の)モデルをつくっていただきたい」と参加者を激励した。


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ペットボトルや段ボールで

かわいい貯金箱できた

=マーガレットステーションの教室=


ペットボトルにデザインを施す参加者

(湖東・愛東町)
 ペットボトルでつくる「手づくり貯金箱」の工作教室が二十四・二十五日の二日間、愛東町妹の道の駅・あいとうマーガレットステーションで開かれ、子どもたちが個性たっぷりの貯金箱を完成させた。

 ステーション内にある体験施設「花工房」の夏休み特別企画として二回開かれた教室の二回目で、今回も町周辺市町から夏休みの宿題を兼ねた小学生ら二十人が参加した。

 五百ミリリットルのペットボトルと台になる板にステンシル絵の具でカラフルにデザインを施し、段ボール、木の実、小枝、ドライフラワーでつくった動物などを飾り付けて完成させる。

 同じ材料を使っても、大胆に色を塗っていく男の子や、「自分で使うから」とプロ顔負けの細かな模様をていねいに描いていく女の子など、一つひとつデザインが異なり、その子なりの個性いっぱいの作品ができ上がった。

 透明で何の変哲もないペットボトルも、色が塗られ、自然の素材で飾られると、何となくあたたかみや愛着が湧いてくる。参加者は作品をもち帰り、夏の思い出と共に部屋に飾るのだろう。


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チャンピオンの座は誰の手に!

フィッシングフェスティバルin愛知川

=10月1日 愛知川上流一帯で開催=

(湖東・永源寺町)
 愛知川上流を舞台に太公望たちが熱い戦いを繰り広げる「2000フィッシングフェスティバルin愛知川・第4回渓流ルアーチャンピオン大会」の開催日程が十月一日に決まり、主催する永源寺町観光協会は大会への参加受付を始めた。

 限られた時間の中、エサ釣り禁止のルアーのみで釣り上げた魚の寸法を競い合う同大会は、経験と腕が試される競技とあって、毎年、県内外から大勢の釣りファンたちが集う。

 昨年に引き続きことしも、町林業センター(杠葉尾)を会場に午前五時半から受付を開始し、午前六時半に開会式、競技は午前七時スタートで同十一時までの四時間を競い合う。当日はニジマス五百キロが放流される。

 一〜三位入賞者には賞状と副賞、四│十位には賞品が贈られ、ラッキー賞など特別賞も用意。参加者全員へプレゼントもある。

 参加資格は特に無く、ルアー釣り愛好者なら誰でも可。定員は先着二百五十人で、参加料は一人につき一般三千五百円、中学生以下二千五百円、女性二千五百円となっている。

 希望者は、九月二十日までに電話、FAX、Eメール、ハガキのいずれかで住所・氏名・年齢・電話番号を連絡し、参加券を受け取る。申し込みおよび問い合わせは、〒527│0231神崎郡永源寺町山上1316永源寺町商工会内・永源寺町観光協会(TEL0748-27-0444、FAX0748-27-0972、Eメールeishonet@mx.biwa.ne.jp)へ。


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