滋賀報知新聞(ニュース)平成12年9月3日第12379号


蒲生町・推進の空港周辺4地区

綺田全戸へ文書郵送

=良識ある判断を期待=

(湖東・蒲生町)
 蒲生町の「びわこ空港周辺地区連絡会」(宿谷忠正会長、鋳物師・岡本・大塚・桜川東の推進派集落四地区で構成)は、びわこ空港建設計画の環境影響評価調査(環境アセス)の受け入れについて、今月末までに最終結論を出すよう県から求められている反対派集落・同町綺田の全六十八戸へ、三日に開かれる同区の総集会で「良識ある判断するよう期待する」とした文書を一日付けで郵送した。

 文書には、空港問題について「綺田区だけでなく周辺集落はもとより蒲生町全体の問題であることだけに、綺田区の思いや考えだけで通じる問題でない」と始まり、「解決のため綺田区民の痛みを蒲生町民の全体の痛みとして考えていかなければならないとの思いから、取り急ぎ、総集会において綺田区の良識ある判断を期待するものであります」と締めくくっている。


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あす開会の能登川町9月議会

一般会計 2億円を補正

=オリンピック招致支援へ決議案=

(湖東・能登川町)
 能登川町の九月定例議会は四日に開会され、平成十二年度一般会計補正など予算四件、前年度決算十件、専決一件、その他五件の二十議案に加え、請願一件、オリンピックの大阪招致の支援に関する決議案一件、契約に関する追加議案二件が提出される。一般質問は十三日に行われ、二十五日に質疑・採決し、閉会する。

 本年度一般会計補正(二億四百五十万二千円)の主なものは、児童遊園遊具設置百万円、就学前児童手当一千七百九十六万円、児童福祉における広域入所負担金六百八十四万二千円、町道小川・林・能登川線その他町道等道路改良工事二千三百二十万円、普通河川改修工事七百万円、土地区画整理事業特別会計九千四百五十二万五千円、西小学校街灯設置十三万九千円など。

 オリンピック競技大会の大阪招致の支援に関する決議案は、賛成六議員によって提出される。
 先月二十八日に二〇〇八年夏季五輪の開催候補地の中の五都市に残った大阪市だが、開催が決定した場合、能登川町の伊庭内湖をはじめとする大同川にはボート会場として全長二千二百二十メートル、幅百六十二メートルのコースが建設されることになっている。

 しかしながら、予定地には県ヨシ群落保全条例で保護されたヨシ群生地があり、カモの越冬地にもなっていることから、環境保全団体や県野鳥の会などから自然破壊と生態系への影響を危惧する声が上がっており、今議会でも一町議による環境破壊を問う一般質問が予定されている。

 決議案では、「オリンピックが大阪市で開催されることは、日本最大の湖『琵琶湖』をはじめとする豊かな自然、多くの歴史遺産に恵まれた滋賀県を世界の人びとに広く紹介し、近畿圏の歴史・文化を国際的にアピールする絶好の機会であり、意義深い」としている。


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日野町の綿向生産森林組合

内閣総理大臣表彰を受賞

=緑化推進運動の分野で県内初=


組合所有の森林で枝打ち作業を行う組合員

(湖東・日野町)
 日野町の綿向生産森林組合(組合員千六百三十二人・嶋村悠紀雄組合長)が、このほど、緑化推進運動に功績があったとして内閣総理大臣表彰を受けた。なお、県内で緑化推進運動関係の総理大臣表彰を受賞するのは今回が初めて 。

 琵琶湖に流れる日野川の源流、綿向山の付近を所有する同組合は、一帯を水源林として全国的に模範となる緑豊かな森林を形成するとともに、成熟期に入りつつある森林の伐採など保育管理、生産方法の技術開発、一般の人たちが森林に親しめるよう体験学習や登山道の整備などを行ってきた。

 今回の表彰については、効率的な施業の推進(高性能林業機械の導入、林道網の整備)や、育林に関する技術開発と普及、特用林産物の複合経営と地域への還元、地域社会への貢献などの功績が挙げられている。

 なお、同組合は昭和三十九年の創立以来、森林資源かん養表彰(昭和47年、県知事)や全国林業経営推奨(同50年、農水大臣)、全国育樹活動コンクール(平成7年、農林水産大臣)などを受賞している。


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竜王町観光協会が作製

「へちま封じ」PRポスター

=ぜんそく病平癒の祈とう=

(湖東・竜王町)
 竜王町観光協会は、仲秋の名月の十二日に同町川守の龍王寺で営まれる「へちま封じ」=写真=のPRポスターを二百部発行し、町内外の公共施設などに配布した。

 「へちま封じ」とは、へちまに病を封じ込み、ぜんそくやせきを治そうとする祈とうのこと。医療の仏・薬師如来を本尊とする同寺には、ぜんそく病に悩む信者が近畿一円のほか、関東や四国、九州からも参拝に訪れる。

 また当日には協賛イベントとして、門前で町生活改善グループと町園芸特産振興部会による特産市のほか、町観光協会による甘酒の無料接待、郷土民芸コーナーが設けられる。

 問い合わせは竜王町観光協会(TEL0748―58―3706)へ。


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カイツブリ人工ふ化・飼育

琵琶湖博物館・2度目も失敗

=親鳥の体力低下などが原因=

(湖南・草津市)
 国内初のカイツブリの人工ふ化が注目されていた県立琵琶湖博物館(草津市)で、八月二十四、二十五両日続けてふ化した二羽のひなが、いづれも同月二十五日に死んだことが同博物館の発表でこのほど分かった。産卵した親鳥は七月にも繁殖を失敗しており、今回の二度目のふ化に期待が集まっていた。

 同博物館によると、前回の失敗からほとんど間隔があいていないことや、今夏の猛暑のため水槽内の温度と湿度が上がっていたことが親鳥の体力低下を招き、二度目の失敗につながったとしている。

 野性の水鳥でも一シーズンに数回にわたって繁殖する場合、二回目以降は卵の数が減るか、小さくなるなど質的低下が進み、成功率が低くなることが知られている。

 また、同博物館のカイツブリについても、前回七月の産卵時と比較すると、ひなが生まれてから死亡するまでの期間が短いことから、ひな自体の体力も弱かったとみている。今年度いっぱいは、親鳥を水槽から取り出して産卵を止め、体力の回復を待って来年以降に繁殖を試みる。

 このカイツブリは、干上がった八日市市の吸い込み(かんがい施設)で保護され、琵琶湖博物に引き取られた。捕獲や飼育が制限されている野性動物であることから、飼育している水族館、博物館は全国で八館のみ。


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