滋賀報知新聞(ニュース)平成12年9月7日(木)第12384号


一般会計実質収支 3億3千万円の黒字

八日市市 平成11年度決算

景気低迷で税収減少目立つ
=財政硬直 新規や建設事業を圧迫=

(湖東・八日市市)
 八日市市の平成十一年度一般会計における決算額(実質収支)は、三億三千二百万円強を示し、ここ数年続いてきた高水準に及ばなかったものの、高決算になる見通しとなった。

 歳入総額百五十一億百万円(対前年度比五・九%増)に対し、歳出総額百四十六億二千九百万円(同六・一%増)で、差し引き四億七千二百万円となった。このうち一億四千万円弱が繰越明許費(翌年度に繰り越すべき財源)で、実質収支額(純繰越額)は三億三千二百三十四万九千円となった。

 これまで過去最高だった五年度の六億二百万円を筆頭に、六―九年度は四億円台の黒字好決算が続き、十年度から三億円台に転落したものの依然として高決算を維持している。

 歳入は、恒久減税や景気低迷などで個人市民税(三・五%)ほか法人市民税(二七・○%)が大幅に落ち込み、固定資産税(三・八%)などが堅実な伸びを示したが、市税全体で三億四千七百万円の減収となった。財政運営の厳しさから減税ほてん債(七千三百万円)、減収ほてん債(五千万円)の借り入れで切り抜けた。

 不況を反映して交付金の減少傾向を示す中で、減税ほてんの地方特例交付金(一億五千六百万円)が新設され、地方贈与税を含む交付金全体で一億二千八百万円(一七・五%)、地方交付税も五億八千九百万円(五六・六%)の大幅増を示した。これでも不足するため公共施設整備基金から一億円を取り崩し、市債も二億五千六百万円(二七・一%増)発行した。

 歳出では、人件費(○・七%増)と扶助費(五・三%増)に比べ公債費の七・七%減が寄与し、義務的経費全体で○・一%減少した。一般行政経費についても、物件費や維持補修費の節減に努めたものの、事務組合負担金の増加や補助費の大幅増などで、全体で四・八%の増加となった。

 収入の伸び悩みと両経費のしわ寄せは、将来投資となる普通建設事業費にも影響をみせ、市民生活直結の事業を除き市単独は縮小した。しかし、国庫補助事業(公営住宅、農業構造改善、河辺いきものの森など)の拡大で、全体では一億七千百万円(八・五%)増加している。

 市財政課は、収入減と経常経費増から「財政の硬直化が進み、柔軟な市政運営が年々難しくなってきた」と話している。会計決算は、五日開会の九月定例議会に提案されたが、議会内に決算特別委員会を設置し、十二月議会まで継続審議される。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail
TOP インデックスへ

外出不自由な障害・高齢者を

琵琶湖博物館に案内

=移送ボランティアグループ「輪和」=

(湖東・八日市市)
 八日市市内で活動する移送ボランティアグループ「輪和」(ワーワ)は、来月二十七日に案内する県立琵琶湖博物館(草津市)への高齢者や障害者の参加を募っている。

 高齢か一人暮らし、障害を持つ人の中で、普段出歩くことが不自由な市民で、まだ同博物館を訪れてない十人程度が対象となる。参加費は無料だが、同伴介護者に限り昼食代(千円)が必要。

 十月二十七日の午前八時半ごろ自宅に迎えにいき、午後五時ごろ家まで送ってもらえる。参加希望の人は、来月二十三日までにハートピア八日市内の市ボランティアセンター(TEL24―2940)へ申し込む。

 移送ボランティアグループ輪和は、障害者ほか高齢で身寄りがなく外出の困難な人を、自動車で病院などに送り届けている。「車によって和やかな人の交わりを作りたい」と五年前に結成され、年間二百回以上の活動を続けている。今回は、市社会福祉協議会の協力を得て琵琶湖博物館を案内することにした。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail
TOP インデックスへ


町内親子らが農作業に汗

体で感じる収穫の喜び

=五個荘町で稲刈り体験教室=


鎌を片手に稲刈りに励む子どもら

(湖東・五個荘町)
 米の収穫作業が最盛期を迎える中、五個荘町内では三日、親子で米の刈り取りに挑戦する体験教室が開かれた。

 県農政連盟五個荘支部が主催して開いた教室で、自らの手で収穫の喜びを味わい、大地の恵みへの感謝の気持ちを持ってもらおうと初めて開かれた。

 教室には町内在住者を中心に約十人の親子らが参加。職員の説明を受けたあと、使い慣れない鎌を片手に、豊かに実ったコシヒカリの稲穂を一束一束丁寧に刈り取っていった。

 また、刈り取った稲穂の束ね方やコンバインの試乗など約一時間にわたって作業に汗を流した参加者らは、昼食時に合わせて同じ田んぼで収穫された米のおにぎりも試食し、今年の豊作への喜びを口いっぱいに感じていた


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail
TOP インデックスへ


抽選で5万円の旅行券!

和服で参加してね

=五個荘町がイベントPR=


昨年の「近江商人塾」

(湖東・五個荘町)
 五個荘町商工観光課は、九月二十三・二十四日に町内で開催するイベント『ぶらりまちかど美術館・博物館』&『ごかのしょう新近江商人塾』(二十三日のみ)でのパレードに、「ぜひ、和服で参加して」と呼びかけている。

 同町が取り組んでいる観光テーマ『和服のにあう滋賀・五個荘町』のPRと今年のイベントテーマである「着物」にちなみ「変わらぬ美しい町並みをより一層楽しんでもらうために」と企画したキャンペーンで、和服でのパレード参加者には抽選で五万円相当の旅行券など素敵なプレゼントが当たるほか、参加者全員には情緒あふれる近江商人屋敷での写真撮影も用意している。

 パレードは二十三日午前十一時から(午前九時〜同九時半受付)と午後二時から(午前十一時半〜午後十二時受付)の二回行われ、いずれも約一時間程度。当日、町農村環境改善センター(生き活き館)での着替えも可能。

 事前申し込みも受付中で、申し込みおよび問い合わせは商工観光課(TEL0748-48-6678)へ。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail
TOP インデックスへ


日野町で芋くらべ祭り

今年は西の勝ち

=県内外から見物客=


野上山で行われた芋くらべ祭り

(湖東・日野町)
 国の重要無形民俗文化財である日野町中山の芋くらべ祭りが、県内外から訪れた見物客が見守る中、一日に熊野神社と野上山で執り行われた。

 約八百年の伝統を持つ同祭は、集落が東西に分かれて里芋の長さを競い合うもので、西が勝てば豊作、東が勝てば不作と言い伝えられている。

 石を敷き詰めた野上山の祭場では、裃(かみしも)や羽織袴などで正装した若者たちが熊野神社から芋を運び上げ、ユーモラスな神事を繰り広げた。東西の芋の長さをものさしで測るメーンの場面では、手や足を振りながら芋を打つ独自の踊りが披露され、見物客は珍しそうに見入っていた。

 なお今年の勝負は、西が二・五五メートルに対して東が二・三一メートルで、占いの結果は「豊作」だった。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail
TOP インデックスへ