滋賀報知新聞(ニュース)平成12年9月13日(水)第12391号


高齢者保健福祉に提言

八日市市が市民から意見聞く

事業内容の点検と計画見直しへ
=委員19人 行政とのパートナーシップ探る=

(湖東・八日市市)
 八日市市は、昨年策定の「高齢者保健福祉計画と介護保険事業計画」に基づき、実施事業の内容点検や進行管理ほか、三年後の事業計画見直しに向けて、広く市民から意見を聞くため、介護保険運営協議会と高齢者保健福祉推進会議の委員十九人を決めた。

 行政と市民のパートナーシップを探るメンバーは学識経験者、保健・医療・福祉関係者、公募の被保険者代表、サービス事業者らで構成され、関連ある協議内容についてはサービス利用者(被保険者)代表ら八人が両会合の委員を兼務する。二十一日に開く初会合で会長、副会長を選ぶ。

 両計画は、介護保険制度の円滑な運営と、高齢者が住み慣れた地域や家庭で安心した自立生活が送れる社会構築に向け策定された。十二〜十六年の五年間を第一期とし、三年ごとに見直しを行なうとしている。

 計画進行について、高齢者保健福祉計画に推進会議を設け、効果的に運用されているかを管理し、一方、介護保険事業計画にはサービスの点検・評価する運営協議会を設置し、それぞれ審議結果を提言するとした。

 保健福祉は、市民と地域全体のかかわりの中で推進していく必要から▽住み慣れた地域社会での生活支援システムの構築▽自己選択への権利擁護システムの確立▽ノーマライゼーション理念の実現▽民間活力・多様なサービス提供主体の参入促進―の五項目を基本理念に掲げている。

 その推進策として▽高齢者と家族を支える介護サービスの充実▽生活支援を図る保健福祉サービスの充実▽高齢者の健康づくり▽地域ケアの推進▽高齢者の社会参加・生きがい対策の推進―の五本柱を基本目標に掲げ、「健康で共に支えあう心豊かな八日市」を目指している。各委員は次ぎのみなさん。任期は十五年八月末。

【兼務委員】田中愽一(滋賀文化短大)鈴木文七(医師会)山路澄子(市議会)直野章(社会福祉協議会)伊藤茂(一号被保険者)松林たみ(同)大野義忠(二号被保険者)邑田豊正(同)

【高齢者保健福祉推進会議】住井正勝(歯科医師会)小島正司(薬剤師会)井上すが子(老人クラブ)堤久子(民生児童委員)細矢宗男(人権擁護委員)稲田月子(健康推進員)

【介護保険運営協議会】小寺仁(タキロン)稲岡正純(カルナハウス)岸川清(山口病院居宅介護支援事業所)野村卓哉(青葉メディカル)林家清子(県看護協会訪問看護ステーション)


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市民や関係団体800人が参加

住民の総力結集で被害防止

=八日市市防災総合訓練=


バケツリレーの訓練を行う参加住民
(八日市北小学校で)

(湖東・八日市市)(一部既報)
 八日市市の第五回防災総合訓練が市立八日市北小学校を主会場に十日行われ、市民や消防防災関係機関、ボランティア団体など約八百人が様々な場面を想定した訓練で、いざというときの地域住民や関係機関の連携・協力の大切さなど、自主防災への心構えを再確認した。

 訓練は、午前六時半ごろに百済寺断層を震源とするマグニチュード7・2の直下型地震が発生し、八日市市で震度6強を記録、道路の亀裂、家屋倒壊、電気・水道・電話などライフライン停止などの被害が各所で発生、建部東四町では火災も発生するなど多数の負傷者が出ているという想定で行われた。

 地震発生と同時に市職員に非常召集がかけられ、市内の各公民館などへ車を使わずに急行。市民は非常持出袋を持って避難 場所へ急いだ。

 地域避難 場所に指定されている同校には現地災害対策本部が設置され、同七時半ごろから避難 してきた市民が続々と到着、消防団、給水車や電気、電信、医療関係の緊急車両なども次々と到着。倒壊家屋からの負傷者救出、住民によるバケツリレーをはじめ、自警団や消防団、県防災航空隊による消火活動、日赤奉仕団と社協による袋を使った炊き出し、医師会や保健センター負傷者救護、はしご車による高所避難 者救助などの訓練が次々に繰り広げられた。

 また、NTTによる災害伝言ダイヤルや衛星電話の設置、関西電力による高所作業車、消防による消防車展示や煙体験、救急救命講習なども実施され、参加者が見学や体験を通じて非常時に備えた。

 訓練終了後、防災本部長の中村功一市長が「近くの人、地域の中で助け合って、支え合って、はじめて防災が万全となる。平素から、地域の連帯感が大切と改めて実感しました。日々、さらなる心がけを身に付けていただきたい」と、高村与吉市議会議長が「ヘリコプターからの上空偵察で、八日市は緑豊かな静かなまちであることを再確認しました。このすばらしいふるさとを守るためにも、防災意識を高めなければならない。家庭や地域での体で覚えるぐらいの訓練で安心で安全なまちにすめるよう、みんなでがんばりましょう」と訓練を振り返った。

 また、参加者を代表して建部連合自治会の野村林作会長が「各参加団体の鮮やかな連携を力強く感じた。地区の安全に心がけ、被害を出さないよう努めたい」と自主防災への誓いを新たにした。最後に、宇田泰一東近江行政組合消防本部長が「今年に入って各地で火山活動が活発になり、大きな災害となっています。訓練は実際の災害のイメージで行われ、整然と統制のとれた訓練となりました。これを機に、自主防災の輪を広げていただきたい」と訓練を総括した。


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シルバーキャラバン隊が始動

自らの命は、自らが守る!

=永源寺町で結成式と講習会=


久田町長から認定証を受け取る隊員

(湖東・永源寺町)
 町を代表して高齢者の交通事故防止の啓発に努める「永源寺町交通安全シルバーキャラバン隊」の結成式と講習会が、このほど町役場二階の大会議室で開かれた。

 シルバーキャラバン隊は、社会の高齢化に伴い、年々増加の一途をたどる高齢者の交通事故を減らそうと、県交通政策課が推進している取り組みで、平成十二・十三年の二か年にわたって県内各市町村で順次結成が進められている「地域の交通安全リーダー」。

 同町では、東部・中部・西部の三地区で各一隊(七〜九人)が結成されることになり、結成式には初代隊員に選ばれた計二十五人が出席した。

 久田元一郎町長の「この機会を通じて、みなさんはじめ仲間たちの交通安全推進に努めてください」とのあいさつに続き、各隊代表への認定証の交付が行われ、三隊を代表して寺田義雄さん(池之脇)が「『自らの命は、自らが守る』を基本に、毎月十五日の高齢者交通安全の日を中心とした啓発運動等を積極的に進めていきます」と決意を表明。県支給のベスト、帽子、手持ち看板を手渡された隊員たちは、リーダーとしての責任を胸に活動への意欲を新たにしていた。


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びわこ空港

16日、綺田区が臨時総会

=安井蒲生町長と意見交換=

(湖東・蒲生町)
 びわこ空港建設計画に伴う環境影響評価調査(環境アセスメント)の同意について今月中に最終結論を出すことになっている反対派の地権者集落、蒲生町綺田区は、十六日夜に開く臨時総会で安井一嗣町長と意見交換を行うことを決めた。総会では住民の疑問に対して、安井町長が空港の必要性を説明する。

 環境アセスメントの同意については、もう一方の反対派の地権者集落、日野町野出区が先月二十八日に容認の姿勢を打ち出し、事実上受け入れを拒否しているのは綺田区のみとなっている。環境アセスメント着手について県は、同町綺田区と日野町野出区の同意がそろってからとしているため、同区の結論は計画に大きな影響を及ぼしそうだ。

 これを受け、東近江二市七町で構成する「びわこ空港建設東近江地域促進協議会」(代表=中村功一八日市市長)は六日に安井町長を訪ね、早期実現にむけて同区への説得を要望、さらに住民レベルでは同町の「びわこ空港周辺地区連絡会」(宿谷忠正会長、鋳物師・岡本・大塚・桜川東の推進派集落四地区で構成)が、環境アセスメントへの理解を求める文書を一日付け、十日付けと相次いで綺田区全戸に配布している。


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県内の自然ずらり「町田忠史展」

国内で珍しいクレパス画

=17日まで わたむきホール虹=


クレパス画作品と作者の町田忠史さん

(湖東・日野町)
 国内では珍しいクレパス画を扱った「町田忠史展」が、日野町わたむきホール虹で開かれている。十七日まで。

 会場には、県内の自然風景を描き続けてきた町田さん(57・甲西町)のクレパス画三十三点が並べられている。町田さんは日本画を専門的に取り組んできたが、下書きで使うクレパスの温かみ、深みに魅せられ、数年前からクレパス画に取り組むようになった。

 アトリエで制作しなければいけない洋画、日本画に対して、持ち運び便利なクレパスの場合は、自由に屋外へ出かけ、スケッチできるのが魅力。また、誰でも幼い頃に一度は手にした経験があり、大人、子どもを問わずなじみやすいという。

 町田さんは「展覧会に来てくれた人は、ほっとする滋賀の自然の風景を見つけてくれたらうれしい。美しい風景を身近な画材で、親子でスケッチするのもふれあいが生まれてよいのでは」と話している。


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