滋賀報知新聞(ニュース)平成12年9月27日(水)第12407号

ミニバイクに乗り全国一周

八日市市の染谷環境参事

地球温暖化防止を訴え
=休暇利用の22日間 車社会に警鐘鳴らす=


環境悪化訴え全国一周に出発の染谷参事

(湖東・八日市市)
 八日市市職員(市民環境部所属)の染谷克己環境参事(53)は、地球温暖化防止を呼びかける全国一周の旅に出発した。地球規模で進行する環境悪化に一石を投じ、車社会に警鐘を鳴らしたいとキャラバン活動に踏み切った。

 荷台にPR看板とノボリを付けた五○ccのミニバイクに乗り、寝袋で野宿をしながら日本海や太平洋沿岸の国道などのルートに沿って、全国(沖縄県除く)を一周する。

 染谷参事は、二十二日間の長期休暇を取得して「少しでも多くの人に、環境の大切さや地球温暖化防止への意識啓発をしたい」と、敦賀市を発着地点に全国PR活動を計画し実行に移した。

 すでに二十三日に敦賀を出発し、道路沿線近くの市町村役場や公園などでチラシを配布しながら日本海沿岸を北上している。最終ゴールとなる敦賀市には十月十三日に到着するという。

 出発に当たって染谷参事は「車社会を否定するものではないが、一人ひとりが地球温暖化防止を意識し、心掛ければ必ず車の使用は減り、二酸化炭素の削減につながる」と、活動への思いを語った。

 中村功一市長は「子供を旅に出すような気持ち。彼は忍耐強く体力もあるから必ず目的を達成する」と激励し、環境を意識した最少排気量のミニバイクに「ただ気掛かりは交通安全」と出発を見送った。

 地球温暖化防止へのチラシは、二酸化炭素の排出を抑えるため我々の生活を見直そうと訴え、次の実行を呼びかけている。
◯車の使用を控え公共交通機関や自転車を利用する
◯アイドリングストップの励行と急発進は止める
◯電気器具の主電源やスイッチはこまめに切る
◯エヤコンの適温(冷房28℃、暖房20℃)を徹底する
◯ごみ減量とリサイクル製品の使用に努める
◯水を効率的に使い大切にする・・など。


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常徳市代表団来市

教育と文化の交流めざして

=八日市市で視察や意見交換=


八日市市役所を表敬訪問した張団長(右から3人目)ら常徳市教育代表団(市役所貴賓室で

(湖東・八日市市)
 八日市市と友好都市関係を結ぶ中国湖南省常徳市から、張元英副市長を団長とする教育関係者で編成された教育代表団の一行七人が二十五日来日し、二十六日朝、八日市市役所を表敬訪問した。

 市役所を訪れた一行は市役所玄関で職員らの出迎えを受け、貴賓室で中村功一市長、福山憲二市議会議長、市幹部、市議らとあいさつを交した。中村市長が友好都市締結以来の交流を振り返るとともに、湖南省の大水害からの復興を願って送った義援金で再建された新花小学校、初の女性研修生の来市など交流の成果をあげながら、今回の訪問交流で「将来を担う子どもたちの教育について意見交換でき意味深い」と、

 また、福山議長も「今回の訪問を有意義なものに」と歓迎のあいさつを述べたのに対し、張団長が「たくさんの施設を視察し、文化教育の課題について話したい。両市の友好の新しい成果につながると思います」と、交流への意欲を示した。

 一行の今回の来市は教育と文化をテーマにした意見交流が目的で、二十八日午後一時半からは市立図書館で両市の教育・図書館関係者が意見を交換する。このほか二十八日まで、市内の小中学校、短大、企業、大凧会館、太郎坊宮、河辺いきものの森、商店街などの視察も行う。

 なお、市立図書館では代表団の来市にあわせて、常徳市を紹介する写真パネル展が三十日まで開かれている。


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あゆみ作業所の前田さんと千田さん

個性あふれる「さをり織り」展

=28日まで 八日市市立図書館で=


2人の作品が並ぶ風倒木ギャラリー

(湖東・八日市市)
 八日市市平田町の知的障害者授産施設・あゆみ作業所に通う前田拓二さん(27)と千田智子さん(21)の作品を紹介する「さをり織り〜二人展〜」が、八日市市立図書館二階の風倒木ギャラリーで開かれている。二十八日まで。

 さをり織りはその人の感性をそのままに、自由な素材やデザインで表現する織物で、現在、多くの作業所の仲間たちが、自分を表現する一つの手段として、思い思いの作品づくりに取り組んでいる。

 今回、二人の創作活動ぶりを紹介する写真パネルとともに展示されているタペストリー、小物入れ、テーブルクロス、帽子、人形などの小物から、つい立てなどの大型作品まで六十点あまりの二人の作品も、前田さんは好きな電車をイメージして力強く織り込んだ作品、千田さんは細かくたくさんの色を使って柔らかく明るい色調の作品といったように、「思いのままに」縦糸と横糸で個性たっぷりに表現するそれぞれの作風を味わうことができる。

 あゆみ作業所では、「二五八まつり」など市のイベントやバザーなどの機会あるごと、また、作業所や市内の公共施設などで展示即売も行っており、ファンも多く、作業所の仲間たちの創作活動への大きな励みにもなっている。今回展示の作品の中にもすでに予約済みの作品もある。


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1市3町の300人が参加・宣誓

事故の無い安全な町づくりへ

=交通安全八日市地区大会 五個荘町=


五個荘町福祉センターで開かれた
交通安全八日市地区大会

(湖東・広域)
 秋の全国交通安全運動(二十一〜三十日)が始まり、八日市地区交通安全協会、八日市警察署および八日市神崎交通安全推進会議は、このほど五個荘町福祉センターを会場に地区大会を開催した。

 管内一市三町から約三百人が参加して行われた大会は全員による交通事故犠牲者への黙とうに始まり、村防龍雄交安協会長はじめ中西悦雄八日市警察署長が、今回の運動の重点となる▽高齢者の交通事故防止▽チャイルドシートとシートベルトの着用▽無謀運転の追放・・の三点の徹底に向けて協力を求めた。

 また、小串勲八日市神崎交安推進会議会長(五個荘町長)も「交通事故はドライバー一人ひとりが心掛ければ避けられる事。今後もますますの交通安全思想の普及に務めるとともに、みなさんにも明日の交通安全推進に協力をお願いしたい」とあいさつした。

 続く表彰式では、交通安全功労団体・功労者、優良運転者、シルバースローガンコンクールで選ばれた受賞者計四十一人への表彰状の授与が行われ、式典を締めくくる大会宣言では、「シートベルトの着用等、交通ルールを守り、マナーを高め、交通モラルの高い地域社会の構築に努力する」との宣言のもと、参加者全員が安全なまちづくりに向けて心を一つにした。

 大会後半には、県警機動警察隊音楽隊およびカラーガード隊による音楽演奏も行われた。晴れの受賞者は次のみなさん。

【交通安全功労団体】平田地区老人クラブ連合会、永源寺町地域連合婦人会高木支部、竜田寿会、能登川町垣見行政区

【交通安全功労者】藤野富美代(能登川)塚本久子(五個荘)大辻真理子(能登川)今村知美(八日市)松野幸子(五個荘)平居倫子(能登川)大橋郁美(同)川原崎一子(同)上林亜紀(同)

【優良運転者15年】森一男(八日市)福永義和(同)加納芳雄(同)福島健治郎(同)池田實(永源寺)中寺すみ子(同)松吉徳次(同)沖良治(五個荘)小川千春(能登川)國領金一郎(同)川原崎博司(同)清水年春(同)野田澄子(同)

【優良運転者10年】藤井利彦(八日市)筒川喜代子(同)川極秀子(同)吉澤彦一(永源寺)高橋力(五個荘)野々口博司(能登川)塚本和美(同)小川さおり(同)

【優良運転者二輪10年】中村由子(永源寺)田中萬亀(五個荘)

【優良運転者5年】脇俊之(能登川)

【シルバースローガン優秀者】「若者に 誇れる運転 紅葉のマーク」福山良太(八日市)「慣れた道 一寸の油断で 事故招く」辻川トワ(永源寺)「渡れると 過信するな 老いの足」小泉い志(同)「事故はゼロ ここはわしらの モデル地区」野田四十一(同)


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県自ら競売は不適切と判断!

武佐町の国道421沿い県有地

=一般競争入札の現地案内看板も撤去された県有地=


現地案内の立て看板も撤去

(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市武佐町の国道421号線に歩道を設ける道路改良計画に伴い、代替え地になる筈だった同国道沿いの県有地が、一般競争入札により競売にかけられることになった問題で、県は十四日、この土地の競売を延期することを決め、現地に建てていた案内看板を撤去した。

 競売の延期理由について県財政課では「土木部から国道421号線に歩道をつける計画があり、(県有地は)その用地に一部がかかる。一般競争入札で売却されることになれば、その落札価格が隣地の買収価格に影響がある。事業の進捗をみて対応する必要があり、(競売を)延期して欲しいという要請を受け(県として)一般競争入札は適正でないと判断した」と話している。

 道路改良計画を進めている県八日市土木事務所職員と土地交渉に入っている近江八幡市建設部では「延期になって良かった」と今回の措置を歓迎している。
 競売にかけられようとした県有地は、旧武佐駐在所の跡地(面積二四二平方メートル)。平成八年に近くで小学生が死亡する交通事故が発生したことから、地元自治会が県に歩道の敷設を要請。これを受けて八日市土木事務所が、県有地をほぼ中心にした延長六○○メートル幅三・五メートルの歩道を設ける道路改良計画を立て、計画区域にかかる住居の建物調査と平行して土地交渉も進めていた。

 県の事業であることから過去の類似例に照らしてこの県有地は、土地提供者への代替え地処分を最優先にと、望んでいた地元関係者らの願いと反して競売されることになり、来月二十六日に申し込み者への現地説明会が開かれる予定だった。
 今回の延期措置は、地元の土地提供者への代替え地とする意向もあるという意味が含まれており、一件落着の形となったが、県の対応と措置にまずさがあった。

 公共の土木建設事業の中で土地交渉は最も重要な業務の一つ。慎重にことを進めなければ本論からはずれた感情論にまで発展し、理解を得られにくくなる苦い行政経験を積んでいる筈なのに、なぜ?という声があがっていた。


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