滋賀報知新聞(ニュース)平成12年9月30日(土)第12410号

社会福祉に貢献・喜多さんら

=知事表彰受ける=

(湖東・広域)
県社会福祉事業功労者表彰が、十月三日に大津プリンスホテルで行なわれる。社会福祉の向上に長年従事し、その功績が顕著であった個人や団体に贈られる。東近江関連での受賞は次のみなさん。

【知事表彰】民生・児童委員 中川久和(近江八幡市)畠山澄子(同)▽社会福祉施設・団体功労者 喜多喜久子(八日市市)▽ホームヘルパー 高木アキ(安土町)▽ボランティアグループ 朗読サークル「むらさきぐさ」(八日市市)▽優良地域団体 須恵福祉委員会(竜王町)

【県社会福祉協議会長表彰】民生・児童委員 西川富子(八日市市)芦刈勝美(近江八幡市)▽社会福祉事業功労者 井上栄子(五個荘町)加藤ひとみ(湖東町)西沢真理(愛知川町)西川幸子(同)▽ボランティア 大橋章子(蒲生町)園城トシ(日野町)井本智恵子(愛知川町)塩沢恵子(同)福永一枝(同)▽ボランティアグループ ふれあい給食(蒲生町)手話サークルひまわり(同)すみれの会(日野町)


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保護運動で実を結ぶ

ヒメビシに安住の池

=宮溜調整池 他の貴重種も=


たくさんの種類の生物が見られるようになった
宮溜調整池内の専用繁殖池で成長したヒメビジ

(湖東・八日市市)
 絶滅が心配されていた水生植物「ヒメビシ」が、八日市市柴原南町の国営新愛知川土地改良事業として建設工事が進む宮溜調整池の一角に設けられた専用繁殖池でこの夏無事に育ち、あの鋭いとげのある実をつけた。

 また、この池の環境が他の水生生物にも好影響を与え、ヒメビシ以外の貴重な水生植物をはじめ、小魚や水生昆虫なども住み着き、快適な水辺環境ができていることがわかった。

 四月の種まき以来、人口の池でヒメビシが本当に育つのかどうか心配しながら市、地元、環境保護団体が管理、観察を続け見守ってきた。八月には水面を覆うほどヒメビシが成長し、池の周辺には植物が繁茂し、水面下を泳ぐ魚や昆虫の姿が見られるようになった。ときには、ヒメビシの茎が魚に食いちぎられ、一時避難を余儀なくさせられる事件も起こった。

 関係者よると、専用繁殖池には元の宮溜の底の土が搬入され、名神高速道路をはさんだ馬溜から湧き水を流入させるなど、宮溜の水環境がそのまま再現されたことで、土の中に居たたくさんの生物が息を吹き返し、住みよい環境を求めて小動物や昆虫たちが集まってきたものとみられる。

 今回のヒメビシを核とした国や市をはじめとする公共団体、企業、住民の協力による小さな環境保護運動の成果は一つの例として、これからの様々な開発事業に大きな波紋を投げかけることになるかもしれない。


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田園風景に季節のアクセント

ヒガンバナ 今が盛り

=老巨木も妖艶に演出=


ムクノキの周りで咲き誇るヒガンバナ
(八日市市昭和町)

(湖東・八日市市)
 誰が教えたでもないのに、その名のとおり“待ってました”とばかりに土の中から一斉に顔を出し、燃えるように鮮やかに赤く咲き誇って存在をアピールする彼岸花(ヒガンバナ)。

 稲刈りの済んだ田んぼのあぜ道や小川の土手、のどかに走る近江ガチャコンの線路脇などに、茎をいっぱいに伸ばして女性の髪型を思わせる妖艶な花をつけている。
 澄みきった空の青、山や林や田畑の緑の自然の風景の中で、赤い色のアクセントをつけ、黄色い近江ガチャコンが通るたびにやさしく揺れる。

 県指定自然記念物で八日市市の保護樹木に指定されている八日市市昭和町のムクノキ(樹齢約六百五十年、樹高二十二メートル、幹周七・二メートル)の巨木の周りを取り囲むようにヒガンバナの群生が見られる。
 その姿を見ていた初老の男性が「しなやかな肢体からするりと着物が解きほどかれたような色気さえ感じさせる」とつぶやく。

 ヒガンバナ、別名「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」は、多年生植物で毒をもつ。茎は漢方薬として用いられる。花ことばは「悲しい思い出」。なるほど、華やかな中に何か影のあるような寂しさも感じさせる。


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日野小に新築移転

学童保育所「ヒノキオ」

=ゆったり設計の遊戯室=


日野小の敷地内に移転した
学童保育所「ヒノキオ」

(湖東・日野町)
 日野町大窪の町立日野小学校の子どもたちを対象にした学童保育所「ヒノキオ」が、このほど同町河原から同小敷地内南側に新築移転した。

 総事業費は約四千万円で、同保育所に通う児童の父母会(野田肇代表)が町からの委託を受けて運営する。午後十二時半から同六時半まで、指導員三人が保育に当たっている。

 建物は鉄骨造り平屋建て(延床面積約二百平方メートル)で、のびのびとボール遊びができるよう天井を高く設計した遊戯室を中心に、事務室、調理室、和室などを設けた。今のところ定員七十人に対して四十二人が利用しているため、受け入れ人数はまだ余裕があるという。

 同保育所に通う子どもたちは、共働き家庭であったり、一人っ子や近所に遊び相手が見つからないなどの事情が大半。学校から帰ってきた子どもたちが集まると、リーダーを中心に勉強の教え合いやお菓子づくり、野球、サッカーを楽しむなど、少子化の中で難しくなった集団活動を知らず知らずのうちに学んでいる。

 野口京子指導員は「地域に根差した学童保育所でありたい。そしてここに通う子どもたちは、生きる力を育んでほしい」と話している。見学または入所の申し込みは、学童保育所「ヒノキオ」(TEL0748-53―1955)へ。


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蒲生町 男女共に輝く社会へ向け

3つの課題を強調

=高橋啓子さんが講演=


あかね文化センターで開かれたセミナー

(湖東・蒲生町)
 蒲生町の「男女共同参画社会セミナー」がこのほど、同町あかね文化センターで開かれ、臨床心理士の高橋啓子さんが具体的な事例を挙げながら、男女ともに能力を発揮できる環境づくりについて講演した。

 この中で同氏は、子どもの頃から衣服の色、デザインを無意識に男女別に振り分けるなど、すでに性別役割分業(すみ分け)が始まっていると指摘、結果的に「男は仕事、女は家庭」という社会構造がつくられていると分析した。

 これらの解決策については、▽家庭内での家事分担▽企業における個人能力の重視による男女格差(昇給や人事)解消▽男女ともに余暇を有意義に過ごせるよう時間を分担する―の三点が必要と訴えた。


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