滋賀報知新聞(ニュース)平成12年10月28日(土)第12442号

企業誘致へ研修会開く

近畿42市町の事務担当者

補助金活用や進出支援策
=窓口業務のスピード化へ=


近畿各市町事務レベル企業誘致研修会

(全 県)
 近畿地域工業再配置促進連絡協議会(滋賀・福井・京都・奈良・兵庫・和歌山六府県の四十二市町で構成)は、このほど企業誘致の事務担当者研修会を八日市ロイアルホテルで開いた。

 研修会には各市町一人を含む約六十人が出席し、活力ある地域経済の確立と魅力ある地域社会の建設へ工場誘致の必要性を学び、補助金制度や誘致活動などについて研修を深めた。

 工業再配置への基本法は昭和四十七年に制定されたが、十年をめどに見直されてきた計画の目標年度が来年三月に切れることから、工場立地及び工業用水審議会で新計画への策定が進められている。これに向け出席の事務担当者は、現計画への実績を含む事例を発表し、意見交換などを通じて新計画の充実を求めた。

 近畿通産局の掃部智史産業再配置係長が「産業再配置促進費補助制度」について説明を行ったほか、有馬政勝・朝日調査研究所社長の特別講演「自治体企業誘致担当者の営業活動のあり方」から、企業が求めている最新情報や補助金・融資・減税制度など進出支援策、窓口業務のスピード化などについて学んだ。

 中川勇・長浜市商工観光課参事は、産業再配置促進費補助金制度を利用し建設の市立児童文化センター(太陽光発電利用施設)について事例発表を行った。太陽光の発電能力(一日)は最大10kw(一般家庭三戸分)で、施設利用以外の余剰電力を年間約十二万円売電しているほか、資源エネルギー・環境問題に配慮した施設と説明した。


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バリトン歌手・萩原さんを特別ゲストに迎え

「秋の音楽会」を開催

=29日 八日市文化芸術会館=

(湖東・八日市市)
 八日市市音楽協会(上田友久会長)は、二十九日午後一時半から「秋の音楽会」を県立八日市文化芸術会館で開催する。
 音楽会には、今年のNHK学校音楽コンクールと関西合唱コンクールで優勝し県代表に選ばれた八日市高音楽部ほか、八日市出身のバリトン歌手・荻原次己さんを特別ゲストに迎える。

 同協会に加盟のコーラスと楽器の十一団体は、自主的に活発な演奏活動に取り組んでいるが、今年の集大成として全グループが一堂に集まり、市民にその成果を披露しようと音楽会を開くことにした。入場無料。

 八日市高が両コンクールの課題曲から混成四部合唱「はじめに」と混成合唱組曲「未来」を、萩原さんは日本の歌「荒城の月」「木兎」「結婚」と外国の歌「ます」「菩提樹」「魔王」を歌う。他の出演グループは次の通り。

 宗家岡田流大正琴淡海つつじ会、琴友琴峰会八日市支部、女声合唱アザレア、児童合唱団キッズ、女声コーラス花みずき、マンドリン合奏団、音楽協会邦楽部、音楽協会弦楽合奏団、混声合唱団サンデーエコー、八日市吹奏楽団


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祭囃子と創作太鼓の共演!

てんびんの里
和太鼓フェス2000

=11月4日 五個荘町で開催=


五個荘町の創作太鼓「てんびん太鼓・響音」

(湖東・五個荘町)
 五個荘町てんびんの里文化学習センターで十一月四日、地元集落の祭囃子と創作太鼓が共演する「てんびんの里和太鼓フェスティバル二〇〇〇」(町・町教委主催)が開催される。

 同町は、「和太鼓」を異年齢集団教育の核として取り組んでいこうと昨年七月、創作太鼓グループ「てんびん太鼓・響音」を結成。ソウルオリンピックの開会式やイスタンブール国際音楽祭に出演するなど世界各国で活躍し、日本全国五十余りもの和太鼓グループ育成を手がけた舞太鼓あすか組主宰・飛鳥大五郎氏に講師をお願いし、婦人層を中心とする三十数人のメンバーでスタートした。

舞太鼓あすか組

 その「響音」も週三回というハードな練習を重ねた成果もあって、今やプロに勝るとも劣らないバチさばきにまで上達し、町内各種イベントを披露の場として多くの観客を魅了している。
 同フェスティバルでは、てんびん太鼓のより一層の発展と近隣市町などで活躍中の和太鼓グループとの交流を図るとともに、日本の伝統文化・和太鼓の魅力をより多くの人に知ってもらおうと開かれるもので、特別ゲストとして師匠にあたる「舞太鼓あすか組」も登場し、雅やかで力強い響きを披露する。

 また、フェスティバル後半には、「響音」に続いて小学生のみで結成された「てんびん太鼓・飛鼓(ぴこ)」が初舞台を踏む。
 開演は午後一時からで、入場無料。問い合わせは、てんびんの里文化学習センター(TEL0748-48-7100)へ。当日出演するグループは次のみなさん。

 下日吉まつり太鼓▽近江達磨太鼓▽婆娑羅▽てんびん太鼓・飛鼓▽湖国十二坊太鼓保存会▽湖国十二坊太鼓こども太鼓▽てんびん太鼓・響音▽特別ゲスト・舞太鼓あすか組


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ジャンボさつまいもにビックリ!

なんと重さは3・5キロ

=蒲生町の高岡繁雄さん収穫=


収穫された重さ3・5キロのさつまいも

(湖東・蒲生町)
 蒲生町岡本の高岡繁雄さん(61)の畑から、子どもがやっと抱えられるほどの重さ三・五キロのさつまいもが収穫され、家族みんなが目を白黒させている。

 品種は鳴門金時で、通常は長細い。さつまいもは毎年栽培してこなかったが、今年は田んぼを埋めた畑に植えたところ、丸々としたさつまいもが鈴なりにできた。

 「固い粘土質の地盤が底にあるので、縦に伸びずに横に大きく太ったのかな」と、家では話しているという。遊びに来た子どもたちは、食べずに保管しているさつまいもを珍しそうに眺めていた。


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天主穴蔵に新たな束柱礎石

安土城跡・上半期の調報告

床面状況が明確に
=60年前の調査報告の確認と補足 =


盛り土が取り除かれ礎石が現れた天主跡

(湖東・安土町)
 安土城郭調査研究所は二十五日、今年度事業で進めている発掘調査と整備事業の中間報告を行った。

 今年度の発掘調査は、昨年度に引き続き城山の頂上部にある天主、本丸、三の丸、本丸取付台跡を対象に進めており、そのうち、最初に取りかかった天主跡については調査が進み、これまでに得られた上半期の成果をまとめた。

 天主跡は、城の構造を知る上で重要なポイントであることからすでに六十年前の昭和十五、十六年に調査が行われている。今回の調査で天主の大柱を支えていたと考えられる礎石の数や配置、方位等を再確認し、新たな床束礎石と礎石を抜いた跡を検出した。

 また昭和十五、十六年の調査で検出されている漆喰タタキが床全面に施されていたことも確認したが、床面のレベル(高さ)にバラツキがあることや激しい凹凸部分や漆喰タタキが存在しないところがあることが新たに分かった。
 その理由については、報告書への記載漏れか、天主炎上時の焼損部材の落下によりなくなったものなのか、まだはっきりしていない。

 今回の調査で、昭和十五年に確認された遺構はすべて確認したが、礎石列の軸線からややずれた位置に他の礎石より一回り以上も小さなものやそれを抜いた跡と考えられる遺構が数基見つかった。

 同研究所では、これまで詳細が不明だった天主穴蔵の床面の状況が明確になったことや天主地階の床構造を考える上での新しい資料を得られたとしている。


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