滋賀報知新聞(ニュース)平成12年11月5日第12451号

文化財保護法施行50年を記念

県下から 藤井彦七さんら5人

=文化庁が功労者表彰=

(全 県)
 文化財保護法が昭和二十五年五月三十日に公布され、同年八月二十九日に施行されてから今年で五十年。文化庁ではこれを記念して、多年にわたり文化財の保護に功績のあった個人および団体を表彰、県下からも県教委から推薦を受けた三個人、二団体が表彰を受けた。

 東近江地域からは、元五個荘町歴史民俗資料館長で元同町文化財保護審議委員長の藤井彦七さん(84)=神崎郡五位田四〇三=が、「多年にわたり五個荘町文化財保護審議委員・委員長として文化財の保護に貢献している」として表彰された。その他の被表彰者(団体)は次のみなさん。

▽伊藤唯真(69)=甲賀郡石部町中央2-5-46=学校法人家政学園学園長・京都文教短期大学学長・県文化財保護審議会会長

▽室谷誠一(69)=京都市左京区下鴨北茶ノ木町32=福井工業大学工学部教授・彦根市文化財委員・長浜市文化財審議委員・元県文化財保護審議会副会長

▽小谷城址保勝会=東浅井郡湖北町速水1308

▽財団法人長浜曳山文化協会=長浜市元浜町14-8


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少年野球 1・1・3平成杯開幕

1000人で埋まる長山グラウンド沸く

=きょう2回戦 16チームが進出=


選手宣誓は玉緒レッドスターズの
村田英俊主将と日永麻未2塁手(右)

(湖東・八日市市)
 第十二回1・1・3平成杯争奪秋季少年野球大会(吉沢体育振興事業団主催、滋賀報知新聞社後援、凸版印刷協賛)は三日、雲り空ながらスポーツの秋にふさわしい絶好のコンディションに恵まれた八日市市上大森町の長山公園グラウンドで開幕し、三日間にわたる熱戦が繰り広げられることになった。

 大会には、地元八日市の七チーム、県下二十四チーム、県外(三重)から一チームの計三十二チームが出場。同市で開催される大会では最大の参加チーム数を誇り、六年生選手にとって思い出に残る少年野球総仕上げの大会となる。

 開会式では、同市立玉園中学校ブラスバンド部の行進曲に乗って、堂々の入場を果たしたチビッコ選手五百人の目が鋭く光り、大会にかける意気込みを示した。吉澤澄雄大会長(同事業団理事長)の開会宣言「思い出に残る活躍を期待する」に続き、深田正治大会名誉会長(滋賀報知新聞社長)が「野球で学んだことを社会に役立てて下さい」と訓示した。

 秋まつりや市政功労者表彰など公務多忙の中、海外友之進助役の「チームワークの心を忘れずに」や、市議会の大洞共一文教民生常任委員長から「目標を持って心に残るプレーを」との激励を受け、出場三十二チームの団旗を従えた玉緒レッドスターズの村田英俊主将と日永麻未二塁手の二人が「最後の大会に胸を張って頑張ります」との選手宣誓を行い、三日間にわたる大会の幕は開いた。

 初日は、四コートに分かれて一回戦十六試合が行われ、市外からの参加チームを迎かえ撃つ八日市勢から、早くも中野チビッ子クラブ、八日市西ニューウエンゼルス、御園スカイラークが姿を消した。残る玉緒レッドスターズ、八日市ビクトリー、八日市ファイターズ、八日市北建部ボーイズの四チームは二回戦に勝ち上がり、市外から参加の愛知川、長峰、綾野、能登川南、野洲、蒲生、秦荘、八幡、水戸、中主、市原、能東の各スポーツ少年団十二チームが二回戦進出を決めた。

 二日目第一試合は、五日午前九時から同グラウンドで行われ、二回戦と準々決勝を経て四強を決める。三日目最終日(十一日、同グラウンド)は、午前八時半から準決勝を済ませ、三位決定戦と決勝戦をする。


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よみがえる市のまち

秋まつり 市民どっと繰り出す

=並ぶ店に楽しい広場=


大勢の市民であふれる秋まつり会場
(駅前グリーンロードで)

(湖東・八日市市)
 八日市秋まつりは三日、第二十四回二五八祭、農業まつり、物産まつり、健康フェアーがジョイントして、市役所前から八日市高校前の駅前グリーンロード歩行者天国、市役所駐車場でにぎやかに開催された。

 各種市民グループや、一般市民、団体などによる、野菜に雑貨、古着に食べ物などありとあらゆる店が並び、ストリートミュージシャンや楽しいステージショー、各種イベントなども繰り広げられ、会場はどっと繰り出した人であふれた。

 環境、健康、地域の活性などをテーマにした取り組みも様々行われ、アイガモ農法でつくった無農薬もち米でついたもち、使用済み切手・テレホンカード・アルミ缶回収で世界の子どもたちの命を救うボランティア活動などが参加者の関心を集めていた。また、国際ソロプチミスト八日市が家庭内暴力相談カードを配布して、家庭内暴力撲滅を訴えた。

 企業の参加も多く、自社商品を参加者にアピールするなど、プロと素人がそれぞれのスタイルで参加したまつり会場は熱気に包まれ、商都復活の活気を見せた。


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県内外で活躍の劇団公演

演劇「花嫁殺人事件」

=きょう 能登川町立図書館=

(湖東・能登川町)
 能登川町立博物館は五日午後七時四十五分から、「ライブラリー・ドラマステージ〜演劇の夕べ〜」と題して劇団『Enfancefinie(アンファンスフィニー)』による演劇公演を開催する。

 同劇団は、劇作家で演出家の稲山訓央氏を中心に一九九五年に結成され、県内はもとより大阪、京都などで活発な公演活動を行っている。今年度は、県人啓発演劇の上演も担当。

 今回上演される演劇は稲山氏の書き下ろし作品「花嫁殺人事件」で、幅広い年齢層の人が楽しめる内容になっている。

 入場無料。問い合わせは能登川町立図書館(TEL0748-42-7007)へ。


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びわこ空港

綺田区「アセス不同意」文書

住民へ作成経過を報告

=10日 集会であらため最終判断=


集会所で開かれた住民総集会

(湖東・蒲生町)
 蒲生、日野の両町に予定されているびわこ空港建設計画に反対している地権者集落、蒲生町綺田区(池内康夫区長・六十七戸)は三日夜、地元集会所で住民総集会を開き、同区が十月一日に安井一嗣町長へ提出した「環境影響評価調査(環境アセス)不同意」文書の作成経過について住民に報告した。

 同区は町を通じて県から、九月末をめどに環境アセス受け入れについて同意するかどうか最終判断をしてほしいと、求められていた。これを受け九月に開かれた住民総集会では、従来の基本姿勢「建設絶対反対」に落ち着き、これを踏まえて区役員と空港反対対策委員会が回答文書を作成、安井町長へ手渡した。町を経て文書を受け取った国松善次知事はこのほど、今月二十日までに総合的な判断を明らかにしたいとしている。

 今回の総集会は、住民(住民総集会)の確認を受けずに正式文書を出したことや、区民全体の意見(反対・推進)が正確に反映されていないとする批判を受けて開かれた。
 集会ではとくに突っ込んだ議論はなかったが、「文書を読む限り、空港についての勉強会があると思っていた」「まとめ方に疑問が残る。未来のことを考えてもっと議論するべき」と、推進派住民の意見が目立っていた。

 これに対して反対派からは、「環境アセスは空港建設を前提にしたもの。不同意というので全員が納得できる」と、環境アセス不同意文書を支持する声が上がっていた。
 同区は十日、建設問題について住民が判断する総集会を開く。冒頭で安井町長が環境アセスの着手について理解を求めた後、住民が質問、判断する。同町からは、あらためて文書による回答が求められているという。

 池内区長は、「集落内の意見が収拾がつかない状態なので、(空港について)判断するのは無理。現在の状況をそのまま伝えることもありえる。アセス不同意は当然で、正式文書を撤回することはない」と話している。


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