滋賀報知新聞(ニュース)平成12年11月21日(火)第12469号

国へ要望 重点11項目

県 来年度政府予算獲得に動く

警察官の大幅増員求める
=第9回世界湖沼会議開催へも=

(全 県)
 平成十三年度政府予算編成に当たって県は、このほど国松善次知事ら三役が上京し、県政重要施策に基づきまとめた要望重点事項(十一項目)を県選出国会議員や関係省庁に説明した。今後は年内いっぱいかけて、知事や部課長ら県幹部が関係省庁に出向き陳情活動を行う一方、県議も上京し国会議員とともに支援体制をとる。
 要望は、従来の予算確保型を根底に置きながら、最重点となる大枠に絞り込み、要望項目を大幅に減らしたのが特徴。国の概算要求に盛り込まれている予算確保を基本に、県に必要な基盤整備や制度の充実、体制の整備などを求めている。


 新規では、来年十一月に開く第九回世界湖沼会議への財政、技術的支援を求め、これに連動して第三回世界水フォーラム(平成十五年三月)での湖を中心としたセッションを開催し、琵琶湖保全に生かしたいとした。
 また、県民の要望に応えられる警察活動推進体制の整備も新たに加えた。人口増加率が平成六年から五年連続で全国第一位となっている反面、警察官一人当たりの負担人口は約七百人と全国平均を大きく上回っていることから、県民生活の安全と地域社会の平穏の確保へ警察官の増員を求めた。


 継続では、財政の健全化に向けた自主財源の充実強化が不可欠として、特に十三年度の税制改革に配慮を求めている。このほか、首都機能移転、琵琶湖総合保全、第二名神高速道路などを要望している。


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本社杯争奪 クイーンズカップ

八日市市レディースバレーボール大会

王座かけ30チームが白熱戦
=23日に布引体育館で開催=

バレーボール組み合わせ

ソフトバレー組み合わせ

(湖東・八日市市)
 今年のママさんバレーの王座を決める「第二十五回クイーンズカップ(滋賀報知新聞社杯)争奪・八日市市レディースバレーボール大会」は、二十三日(勤労感謝の日)に布引運動公園体育館で開催される。
 同大会は、既婚女性のスポーツ振興を生活の中に取り入れ、家庭とスポーツを両立させて、健康で明るい活力ある婦人生活の総決算ともいうべき一大スポーツの祭典として毎年開かれている。


 前回まで地域対抗とクラブ対抗の両部に分かれていたが、地域への出場チームが少ないことから大会内容を見直し、今回から従来のクラブ対抗を「バレーボールの部」として残し、地域対抗に代わって「ソフトバレーボールの部」を新設した。
 バレーボールに十七チーム、ソフトバレーボールに十三チームの計三十チームが参加。ママさんバレーの各チームが団結力を発揮し、クイーンズカップ(本社杯)を競う。市教委と滋賀報知新聞社が主催(地婦連など共催)、市体協の後援を受けバレーボール協会が主管する。


 当日は午前八時五十分からの入場行進に続き、谷正美地域婦人団体連合会長が開会宣言を行う。開会式では深田正治滋賀報知新聞社長があいさつし、中村功一市長や中村文幸教育長、福山憲二議長らの激励を受け、出場選手を代表して太田京子さん(ハマナス)が選手宣誓する。


 今大会では、バレーボールの部で従来の地域対抗組などがクラブチームに挑戦し、どこまでトーナメントに勝ち上がれるかが見どころになる。一方、新設のソフトバレーボールの部は、地域代表の意地を賭け白熱したリーグ戦を展開し、激戦が予想される。
 両部の優勝チームに賞状(市教委)とクイーンズカップ(本社杯)が、準優勝チームには賞状と楯が贈られるほか、敢闘賞(両部の優秀チーム)や参加賞(全チーム)も用意されている。


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第6回八日市駅伝競走大会

1本のタスキに感動のドラマ

=市内外から昨年上回る110チーム=


タスキを引き継ぎデッドヒートを
繰り広げる選手たち
――市役所東広場中継点で――

(湖東・八日市市)
 第六回八日市駅伝競走大会(市教委主催、市スポーツ少年団共催、市体協後援)が、秋晴れの絶好のスポーツ日和に恵まれた十九日、市役所東広場を発着、中継点とする特設コースで開かれ、市民ランナーや学生、ちびっ子たちが一本のタスキをゴールまでつないだ。
 大会は全六部門に昨年より二十三チーム多い百十チームが参加して開かれ、先週開かれた全国高校駅伝滋賀大会で三位入賞の滋賀学園高校と八日市高校の高校生六チームや、志賀町立志賀中学の初参加など、市内外への浸透と成長を感じさせるものとなった。
 午前九時半、福山憲二市議会議長による号砲で、五区間一七・七キロの一部「市民地区対抗の部」五チーム、二部「一般の部」十二チーム、四部「中学男子の部」四十四チームがスタート。
 二分遅れて、五区間一四・三キロの三部「一般女子の部」一チーム、五部「中学女子の部」、五区間一○キロの六部「スポーツ少年団の部」三十三チームが広場から市街地へ元気よく飛び出した。
 中継点では選手たちと一緒に、家族らが自作の旗を振ったり、カメラを構えるなどそれぞれのスタイルで声援や応援を繰り広げ、選手が入ってくるたびに、大きな声が飛び交っていた。
 コースではデッドヒートが繰り広げられ、一部では中野地区が二位以下に六分以上の差を付けて連覇を達成、二部は滋賀学園Aが唯一一時間を切る大会新記録で優勝したほか、上位を高校生チームが独占、一チームだけの出場ながら三部は八日市高校陸上部が大会記録を一分以上縮めた、四部では聖徳中陸上部A、五部ではゴール前で手に汗握る攻防が会場を沸かせ、聖徳中バレーボール部が聖徳中陸上部Aをわずか一秒差で下した、六部ではこれまで続いてきた少年野球チームの優勝を少年サッカーチームの御園JFCが四十五秒差を付けて阻止した。大会の上位の結果は次の通り。


一部「市民地区対抗」】優勝 中野地区(1時間4分19秒)▽二位 御園地区▽三位 市辺地区


二部「一般」】優勝 滋賀学園高校A(59分17秒)▽二位 八日市高校陸上部A▽三位 滋賀学園高校B


三部「一般女子」】優勝 八日市高校陸上部(1時間0分14秒)


四部「中学男子」】優勝 聖徳陸上部A(1時間4分38秒)▽二位 玉園A▽三位 キャッツ


五部「中学女子」】優勝 聖徳バレーボール部A(1時間1分53秒)▽二位 聖徳陸上部A▽三位 玉園A


六部「スポーツ少年団」】優勝 御園JFC(46分53秒)▽二位 玉緒レッドスターズA▽三位 八日市ファイターズA


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今年度より

さらに10%カット目標に

安土町・21世紀初年度予算方針

事業の統廃合を果敢に
=財政難・職員も手当減で痛み分け=

(湖東・安土町)
 安土町は、来年度の当初予算の編成作業を始めるに当たり十四日、仙波秀三町長名の編成指針を各課課長に通達した。
 各課ではこの指針を受けて、継続や新規事業の内容を熟慮して予算見積もり作業を進め、十二月十八日までに予算要求書を総務課に提出する。町長査定は来年一月上旬からの予定。
 町では、来年を「人にやさしく、夢とやすらぎのある町づくり」をめざした二十一世紀のスタート年と位置づけ「地方分権」、「情報公開」、「情報の共有化」をキーワードに多様化する住民の行政需要を的確につかみ、最大限の事業効果があがる取り組みをめざしている。


 来年度も税収入の落ち込みや地方交付税の減額など、引き続き財源不足が確実視されることから歳入に似合った歳出の原則を堅持し、基金の取り崩しに頼らず、歳出の伸びを今年度よりさらに十%削減した枠内で編成する方針を明らかにした。
 その取り組みの方法として各種補助金については「期限付き」に切り替え、事業効果を見直す。自治会に対する補助事業については要望があがってきたものを受け入れるのでなくメニュー方式により年度当初に選択してもらい、着手する方法に改めるなど、予め一定の制限を設けることにした。また、優先順位の高い課題を厳選する中で、事業効果が低くなっているものについては整理、廃止を積極的に検討するとしている。
 歳入面においては、税負担の公平性を期すため、収納率の向上に最善の努力を払うとともに引き上げるべき分担金や負担金については積極的に引き上げる措置を講じる。また、各種申請手数料についても近隣市町の情勢を見ながら調整を図り、改正(値上げ)すべきものは積極的な検討を行うことも加えた「水際策」を打ち出している。
 こうした取り組みの財政効果を相乗的に上げるため、各職場で一層の事務の合理化に努め、職員の時間外手当等を十%縮減する目標が達成できるよう執務体制の改善を求めるとともに必要業務別に積算明細書を添付するようチェック機能を強化する。
 また、備品の管理運用を効果的に行うため、各課で備蓄している一般消耗品は、すべて総務課で保管するもとし、各課での管理を廃止し、ムダをなくすことも明示した。
 このほか、現存する公共施設を有効利用するために今年度に継続して民間への払い下げの検討も進めていくことにした。


 新年度に取り組む重点事業として安土小体育館の大規模改造工事や駅前整備事業、福祉施設の充実、防災行政無線の充実強化、情報公開条例の制定、特別養護老人ホーム建設に向けての準備、「道の駅」構想の策定準備、信長サミットと観光事業の推進、文芸の郷の施設改修、塚立(黒山)古墳の調査等を掲げている。
 厳しい困窮予算の中でどれだけの事業が可能か、各課で見積もり作業が始まった。
 二期目の二年目を迎えた仙波町長は「 新年度は、中でも福祉に重点を置いた予算編成に取り組みたい。例えば高齢者の足腰の健康が維持出来るよう『温水歩行プール』のような施設が出来ないか検討も重ねていきたい」と話している。


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職場体験で「税」を知る

近江八幡税務署に2日間

=八幡東中2年生=


職員の指導を受けながら書類の
郵送作業を手伝う中学生

(湖東・近江八幡市)
 市立八幡東中の2年生189人が16日から18日にかけて市内の事業所者や企業に分かれて職場訪問し、それぞの職場で取り組まれている仕事の体験学習を行った。実社会の仕事の一端を体験し、その労苦や喜びを感じとってこれからの進路の参考にしょうと毎年、取り組まれている課外学習。訪問先は生徒自らが選んでいる。近江八幡税務署(大沢哲夫署長)にも、石居昴平、林ゆかり、小西茉耶、宮村誠二さんの4人が訪れた。

同署では「税を知る週間」でもあり、税金について学んでもらえる絶好の機会ととらえ、生徒たちを迎えた。4人は、まず税務署の仕事の全般について話しを聞いたあと、各課に分かれ、職員からコンピューターで処理されている様子や仕事の内容を体験したり、進められている源泉徴収の書類送付作業の手伝うなど署内の軽作業に取り組んだ。同署では「こうした体験から税の仕組みや納税の大切さなどを学んでもらえれば」と期待を寄せていた。


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