滋賀報知新聞(ニュース)平成12年11月28日(火)第12477号

公共用花壇向けに

八南バイオ堆肥

=八日市南高が無料配布=

(湖東・八日市市)
 自然循環型農業を目指す八日市南高(山本辰己校長)は、独自に開発した環境にやさしい肥料「八南バイオ堆肥」をこのほど市内の幼・小・中学校に無料で配布し、体験学習に役立ててもらうことにした。

 この有機堆肥は、学校の実習によって生じた家畜糞尿をはじめ食品加工や調理実習で出来た廃物、せん定した樹木などの生ごみを、微生物を利用した「有機物高速発酵処理機」で堆肥化したもの。

 バイオ堆肥は、糞尿などの臭いがなく、野菜や草花などの栽培に有効なことが立証できたとして配布に踏み切った。環境団体にも試験的に無料で配布し、好評ならば今後、一般にも低価格で販売することにしている。

 無料配布は公共用花壇に使用する団体に限られ、三百袋(一袋十キロ入り)を先着順(一団体十袋以下)に提供する。希望団体は、住所、代表者、電話番号、数量を書き、FAX(0748-23―2151)で申し込む。来月一日から同校農場で引き渡す。


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ニュースポーツフェスティバル

新しい魅力に熱血プレー続出

=3種目に200人参加 体力テストも好評=


いつのまにか真剣になってしまうニュースポーツの面白さを感じながらプレーする参加者(八日市市立布引運動公園で)

(湖東・八日市市)
 八日市市立布引運動公園で「ニュースポーツフェスティバル」(市コミュニティ振興事業団主催、市教委・市体協後援)が二十六日開かれ、小学生からお年寄りまで約二百人がカローリング、キンボール、グラウンドゴルフの競技に取り組んだ。

 「いつでも、どこでも、だれでも」気軽に楽しめるニュースポーツの普及促進、地域や世代の違う市民のスポーツを通じた交流と生涯スポーツへの意識を高めてもらおうと昨年から開催している。
 今回も、ニュースポーツに熱心に取り組んでいる地区からの参加に加え、はじめてチームをつくって参加する地区、団体、グループなどもあり、各競技ごとにルールやゲームの進め方などの説明を聞いたあと、早速、体育館や多目的グラウンドでのゲームに臨んだ。

 種目は、円盤状の重りを的を目がけて交互に滑らせぶつけながら得点を競う床の上で行うカーリングの「カローリング」、一・二二メートルの大きなボールを三チームがコート内で落とさないよう息を合わせて拾っていき、呼ばれたチームが落としたりコートから出ると得点が加算され、点数の少ないチームが勝つ「キンボール」、曲がりくねったコースや障害物が設定されたホールを木製のボールとスティックでゴルフのように打ち、全ホール終了後の打数の少なさを競う「グラウンドゴルフ」の三競技。

 最初は、珍プレーも続出して和気あいあいと進んでいた各ゲームも、要領がわかってくると、他の選手から指示が出たり、狙いを定めて得点を奪うなど、時間が経過するごとに選手たちの真剣さが増し、ゲームのおもしろさを味わいながら、一つひとつのプレーごとに大きなアクションで感情を出す選手たちの楽しそうな姿が見られた。

 参加者からは「結構、頭も使うし、体力や微妙な感覚がいる」「楽しく参加させてもらうつもりがいつのまにか真剣になってしまった」など、ニュースポーツのおもしろさに満足の声が聞かれた。

 このほかにも、武道場でパソコンを使った「3分間体力診断テスト」も行われ、ゲームの合間に選手らがバランス、瞬発力、俊敏性、握力を測定。身長、体重、年齢、性別などと合わせたデータが即座にプリントアウトされると、そこに出てきたヤング率を見て喜んだり、ショックを隠せなかったりと、それぞれの体力について再認識していた。


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「郷音」が園児と初交流

た〜い〜こ〜は、楽しいな!

=五個荘町立東幼稚園で=


初めての太鼓演奏に笑顔がこぼれる園児ら

(湖東・五個荘町)
 五個荘町の和太鼓グループ「てんびん太鼓・郷音」のメンバー九人が、このほど町立東幼稚園(尾岡孝之園長、園児数八十五人)を訪問し、太鼓を通して園児らとの交流を図った。

 郷音の本来の目的である世代間交流の第一弾として、また、同園が今年度力を注いでいる地域交流事業の一環として企画されたもので、爽やかな秋空の下、園庭に準備された大きな和太鼓を前に、園児たちは目をキラキラと輝かせて郷音メンバーを出迎えた。

 まずは郷音による演奏披露に耳を傾け、大きな音と豪快な響きに興奮した園児たちは、続いて郷音の手ほどきを受けて初の和太鼓に挑戦。「た〜い〜こ〜は、楽しいな!トコトントン!」とのリズムに乗せて軽快にバチを振り、太鼓の叩くことの楽しさを体感した。

 また、練習後には各組毎に分かれて演奏を披露するミニ発表会も開かれ、園庭は園児たちの笑顔と歓喜にあふれた。


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ITで開かれた学校づくり

インターネットで全国発信

=日野高校の氏郷フェア=


インターネットを通じて講演会を聴く
同校パソコン講座の受講生

(湖東・日野町)(一部既報)
 文部省から光ファイバー網活用方法の研究指定を受けている日野高校(澤幸雄校長)はこのほど、生徒たちの郷土研究発表会「氏郷フェア」の一環として作家、池内昭一氏(日野町)の講演会「歴史の中の蒲生氏郷」を開き、高速インターネットを利用して画像と音声を全国発信した。

 この事業は、高速インターネット通信で不可欠な大容量の光ファイバー情報通信網を全国的に整備することで、学校における情報化を促進しようとするもの。研究期間は、平成十年から同十二年度までで、県内で指定されているのは同校のほか、県立八幡工業高校と県立盲学校の三校。

 今回の「氏郷フェア」は、情報化が進む中でインターネットへの生徒たちの関心を高めるともに、情報発信に向けた取材(体験・問題解決的学習)、さらに地域住民を講師、参加者として迎えることで開かれた学校づくりを進めようとするもの。

 講演会には、約百二十人の地域住民が詰めかけ、講演会を熱心に聞き入っていた。この中で講師の池内氏は歴史上の事件・人物を正しく知るには、関係と状況を捉えた歴史の流れの中で見ることが重要と持論を展開した。

 氏郷については、信長・秀吉・家康など強大な勢力に挟まれながらも、持ち前の勇気と知恵で時代の荒波を切り抜け、近世の先駆けとなる町づくり(伊勢松阪・会津若松)など諸事業に取り組んだ生き様を紹介した。

 また、最後に「日野が偉大な人物を生んだことに誇りと思っている。日野高校の生徒たちも負けないよう、ぜひがんばってほしい」と、郷土の先輩として後輩たちにエールを送った。

 研究成果を展示した会場では、生徒たちによる参加者への丁寧な案内、茶道部の部員によるお茶接待など、地域住民と学校の温かい交流が見られた。


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火災事故で焼却業務ストップ

第2クリーンセンター

ゴミ回収は一時保管で続行
=安全管理検査受けた矢先の被災 =


黒煙を上げて燃える第2クリーンセンター
(24日午後4時30分ごろ)

(湖東・近江八幡市)
 市内全家庭から出されるゴミを一手に引き受け、処理している第2クリーンセンター(津田町一五九)の建物施設が火災にあい、作業ライン施設の一部が焼損してゴミ処理が行えなくなったことから、休業することの出来ないゴミ処理施設への新たな危機管理の対応策づくりが望まれている。

 火災は、二十四日午後三時半頃、同センターの破砕処理施設内で稼動していた長さ約八メートルのベルトコンベアー付近で発生。現場作業員が出火に気付き、他の職員とともに備え付けの消火ホースで、初期消火に努めたが、すぐに黒煙がたちこめてきて対応できなくなったため、東近江消防に通報。

 火災現場には、市消防団も含め、ポンプ車、はしご車など約三十台が出動し、消火作業に当たったが、ベルトコンベアーのゴムに燃え移ったために猛煙がモクモクと立ちこめて内部に充満。消防士の行く手を阻み、消火作業は難航した。

 途中、風上にはしご車を移動させて高所からの放水が功を奏し、火勢を鎮圧。出火から約三時間半後の午後七時過ぎに施設の内部約五百メートルを焼失して鎮火した。けが人等はなかった。

 出火当時のようすについて村田一幸・同センター長(52)は「この日は午前八時半から不燃ゴミの破砕選別処理をしており、不燃ゴミの中の可燃分をピット(一時置き場)に送る途中にベルトコンベアー部分から出火し、延焼していった」と話している。詳しい原因は調査中だが、(固形)ゴミがベルトに挟まり、その摩擦熱で発火したのではないかと見られており、地上約十メートル付近のアルミ選別機の手前部分が一番よく燃えていた。

 火災から一夜明けた二十五日、同センターでは、火災の現場検証に立ち会うとともに、午後には施設設備メーカーと再度の連絡を取り、焼損の状況判断からどんな修復が可能か早急の検討に入った。

 同センターは、可燃ゴミも一旦、焼損した破砕施設を通過させて焼却炉に送るシステムとなっているため、今回の火災で各家庭から集められている可燃ゴミの焼却処理が出来なくなった。このため、復旧が終って作業が再開出来るまでの間、集められたゴミの対処をどうするか協議。

 近隣のゴミ焼却施設も処理能力いっぱいの稼動を続けていることや迷惑を掛けることから処理依頼を考えず、水茎町にある市の最終処分場に新たな防水シートを敷き、野積みする形で一時保管することに決めた。焼損施設の復旧は最低でも二週間ぐらいかかると予想されている。不燃ゴミについては、回収量が可燃と比べるとはるかに少ないため、同センター施設内で作業再開まで貯め置きすることにした。

 同センターに持ち込まれる一日のゴミ平均量は、可燃、不燃合わせて八十トン。ゴミの搬出量が増える年末を間近に控えている時期だけに、焼損施設の早期復旧が待たれるが、それまでの間、最終処分場に野積されるゴミの量が少しでも増えないよう、各家庭で出すゴミの量を減らすことが肝要。火災の責任追求は、それからでも間に合う。

 ところで、同センターは川端五兵衞市長の指示で去る十八日、施設の安全管理の取り組みを進めるため、横浜国立大学の教授に依頼して作業現場と施設の安全点検を行ったばかり。来年二月頃にその結果をまとめた報告書を受けて、必要な対策を講じていく作業を始めた矢先の火災だった。

 電気、水道、ガスなどがライフラインの入り口とすれば、ゴミ処理施設は、市民生活が成り立っていく重要な出口部分。今回の火災を機に急場をしのぐ対策でなく、こうした不測の事態をも想定したライフラインの危機管理体制の見直しが求められる。
(畑 多喜男)


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