滋賀報知新聞(ニュース)平成12年11月29日(水)第12479号

第54回県美術展覧会に

東近江から5人入賞

=工芸芸文賞に友政まり子さん=

友政まり子さんの作品
「セビリヤの女」

(湖東・広域)
 県芸術文化祭の主催事業の一つである「第五十四回県美術展覧会」の審査会がこのほど開かれ、入賞および入選作品が決まった。

 今展覧会には、平面に二百六十二点、立体に三十点、工芸に六十二点、書に二百五十六点の応募があり、厳正なる審査の結果、平面で芸文賞一点と特選十四点、立体で芸文賞一点と特選四点、工芸で芸文賞一点と特選四点、書で芸文賞一点と特選十四点の計四十点が入選作品として選ばれた。

 東近江地域からは、平面・立体・工芸の三部門で、芸文賞一人を含む五人が入賞。入賞者および作品名は次の通り。敬称略。

工芸の部
 ▽芸術文化祭賞=「セビリヤの女」友政まり子(49・五個荘町山本)

平面の部
 ▽特選=「2月の午後」坂本正一(50・蒲生町平林)、「港の昼下がり」杉本吉二郎(48・近江八幡市江頭町)、「近江八幡の月」松島良一(51・五個荘町山本)

立体の部
 ▽特選=「クリスタル・ストーリー」中堀三郎(48・能登川町小川)


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一般財源 ゼロシーリング

八日市市 新年度予算編成

新世紀まちづくり重点「交流」
=新規確保へ 経費の徹底見直し求む=

(湖東・八日市市)
 平成十三年度の予算編成に取り組む八日市市は、中村功一市長が打ち出した編成方針に沿って作業が進められている。一般会計の当初予算は本年度(百四十億三千万円)を下回る可能性が強い。

 景気回復に大きな期待が持てない中で、十三年度の一般財源歳入総額が前年度並にとどまる一方、歳出では経常的、継続的な経費が実質三・六%(三億八千万円)増加すると試算している。義務的経費(人件費、扶助費、公債費)で二億七千万円、継続中の投資的経費(普通建設事業費)の一億一千万円。

 市の財政状況は極めて厳しく、毎年、一般財源の不足から基金の取り崩しや市債の発行で切り抜け、かろうじて予算編成にこぎ着けているのが現状で、こうした一般財源の慢性的不足に頭を抱えている。今回も、新規事業はすべて基金繰入や市債に依存との最悪事態を迎えている。

 中村市長は、財政運営の基本原則「歳入に見合った歳出」を強く打ち出し、当初予算を前年以下(ゼロシーリング)に抑えた上で、新規事業費のねん出に既存経費の見直しを徹底的に指示した。

 二十一世紀の幕開けとなる十三年度は、新世紀のまちづくりの礎を築く重要な年になることから、都市形成の母体となった「交流」を重点施策に掲げる一方、環境保全に向けた庁内「地球温暖化対策率先行動計画」の具体化も求めている。

 今月末までに予算要求を締め切り、これに基づき年内をメドに各課のヒヤリングを終える。来年に入って一月中旬には査定結果を内示し、これを受けて部長折衝を同月中に済ませ、市長査定を経て二月初めに平成十三年度の予算案を決める。


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17人それぞれの熱き思い

最優秀賞に 岡本さん

=八日市市青少年の主張大会=


最優秀賞「父が教えてくれた事」を
発表する岡本彩さん
(八日市市役所別館大ホールで)

(湖東・八日市市)
 第三十一回八日市市青少年の主張大会(市・市教委・市青少年育成市民会議・滋賀放置新聞文化振興事業団主催、市社協・市PTA連協・市芸文祭実行委員会・滋賀報知新聞社など十一団体後援)が、このほど八日市市役所別館大ホールで開かれ、出場した十七人が自分の熱き思いを発表した。

 開会式では、青少年育成強調月間に寄せて続訓弘総務庁長官からのメッセージが中村功一市長に伝達され、瀬貝昌之助市青少年育成市民会議会長、中村市長、福山憲二市議会議長が、「若者たちの意見に真剣に耳を傾けたい」「無限の可能性とエネルギーを認識し、心の豊かさを感じる社会の実現を」とあいさつし、意見発表に移った。

 意見発表では、市内の小学校から一人ずつ六人、中学校から男女一人ずつ六人、市内の高校から四人、一般一人が、持ち時間五分で、学校や家庭、地域、職場などでの体験や、感動したこと、自分自身の生き方や夢などを次々と発表。

 会場には保護者や学校関係者、友人や同僚約二百人が詰めかけ、熱心に発表を聞き、発表が終わるたびに感動の大きな拍手を送っていた。また、苦しみや悲しみを乗り越えてたくましく生きようとする若者たちの発表に、思わずハンカチで目頭を押さえる出席者も多かった。

 中村文幸市教育長、山本良男滋賀報知新聞文化振興事業団理事、門野正義八日市ライオンズクラブ会長、山路幸子近江八幡市立金田小学校教頭、松林智子市青少年育成市民会議常任委員により、「態度」「音声」「内容」についての審査が行われた結果、交通事故で亡くなってしまった父の卓球への情熱に負けないくらいフルートを上手に吹きたいと、父への尊敬や誇りを励みにがんばろうという決意と人の命の尊さを訴えた「父が教えてくれた事」を発表した岡本彩さん(玉園中三年)が最優秀賞に輝いた。

 また、今回から同じ若者の立場で審査する青少年審査員を若者代表の五人が務め、ハートフル賞を岡本彩さんに贈った。

 審査集計の時間を利用して、あかね児童合唱団(八日市西小学校の児童四十四人)が、愛や未来などをテーマにしたさわやかで元気な歌声を披露し、会場を和ませた。大会の結果は次の通り。

最優秀賞】岡本彩(玉園中三年)「父が教えてくれた事」

優秀賞】垣見亜彩子(八日市南小六年)「ドイツでのホームステイを通して」▽中西徹(船岡中三年)「前を向いて生きています」▽江村創(八日市南高二年)「蘇れ里山 美しい森を守ろう!」

優良賞】野明日香(御園小六年)「養護学校の友達との交流会を通じて思ったこと」▽小林和紗(八日市北小六年)「友達」▽山北麻矢(玉緒小六年)「手話教室に参加して」▽村井裕香(八日市西小六年)「お父さん生きていてくれてありがとう」▽茂山翔太(布引小六年)「こんな八日市に」▽堀仁美(船岡中三年)「曾祖母から教わったこと」▽山田大策(玉園中二年)「アメリカで感じたこと」▽小菅千鶴(聖徳中三年)「私の母」▽小杉章太郎(聖徳中三年)「僕と野球」▽吉田衣寿美(滋賀学園高二年)「私を変えた留学生活」▽杉澤美知子(滋賀学園高二年)「私の主張」▽長町葉留香(滋賀学園高二年)「がんばれみんな」▽青西豊司(八日市市役所)「社会人ということ」

ハートフル賞】岡本彩(玉園中三年)「父が教えてくれた事」


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日野町

江戸時代の宿場町・鎌掛を紹介

冊子「ふるさと鎌掛の歴史第2巻」
=地元の歴史研究グループが出版=


江戸時代の鎌掛の様子を紹介した
「ふるさと鎌掛の歴史第2巻」

(湖東・日野町)
 日野町の「鎌掛の歴史を学ぶ会」(岡正夫会長)はこのほど、同地区の江戸時代における歩みを紹介した冊子「ふるさと鎌掛の歴史=宿場町として賑わった江戸時代=」を刊行した。

 同会の講師を務める瀬川欣一氏(同町鎌掛)が、これまで調査してきた内容をまとめた。
 古代から関ヶ原合戦までを記した第一巻に続く第二巻では、領主・蒲生氏郷の国替によって日野周辺が混乱と戸惑いに陥る中、再び立ち上がろうとする村の様子を、語りかけるような文章で記述した。

 同冊子には、「蒲生家のその後と、近江日野商人の発祥」「北国越安土街道と鎌掛宿のはじまり」「鎌掛も受けた過酷な天保の検地」「幕末の一大変革から明治の年号へ」など四十五編を収録し、街道の人馬継立宿(脇街道宿)として栄えたことや、重い年貢や凶作に耐えた先人の努力に光をあてている。

 「賑わった街道の宿場・鎌掛宿」では、江戸時代に流行した「お陰参り」で繁盛した鎌掛宿を紹介。伊勢神宮へ参る「お陰参り」は、江戸時代初期の慶安三年(一六五〇年)を皮切りに始まったもので、明和八年(一七七一年)には約二百万人が参加、天保元年(一八三〇年)には約五百万人もの人々が全国から繰り出したと言われる。

 もちろん、中山道の五個荘町小幡から鎌掛宿を経由して東海道土山宿へ至る、「御代参街道」(北国越街道)の通行人も急増加し、鎌掛宿では必要に迫られて宿屋が開業するなど隆盛を迎えた。その名残として今でも、「坂本屋さん」「大黒屋さん」「紺屋さん」「鍵屋さん」「桝屋さん」など、当時の商店や旅館の屋号が伝わっている。

 定価は二千五百円で、三百冊発行した。購入希望者は、日野町鎌掛公民館(TEL0748―52―1210)へ問い合わせる。


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有害自販機への道・杭止め

青少年の生活環境浄化へ

=市青少年育成市民会議=


自販機の通り道に杭を打ち込むメンバーら

(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市内に設置されている有害図書やビデオの自動販売機の撤去運動に取り組んでいる市青少年育成市民会議(栄畑由蔵会長)は、撤去してもらえないのなら利用しにくいようにして、少しでも青少年への悪影響を抑えようと23日、御所内町地先の国道8号線沿いに設置されている自販機の隣接地に柵を設ける作業を行った。

 作業には、同市民会議のメンバーや市職員合わせて20人が当たり、自販機への通り道となっている出入り口に約1メートル間隔で木製の杭15本を打ち込み、鉄線を張った。青少年が買い求めに行かないよう抑止効果を持たせた。

 自販機は、土地所有者が設置を承諾している問題もあり、強制的な撤去は難しい。八日市市では、自販機前に青少年に自制を呼びかける看板を設置したところ、業者も派手な広告文字を描くなどの攻防の末、商品が売れなくなり、自販機が撤去していった例があった。

 作業に当たったメンバーらは「こうした自販機がなくなるまで根気強く、取り組みやパトロール活動を続けていきたい」と話していた。


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