滋賀報知新聞(ニュース)平成12年12月2日(土)第12482号

市民の負担さらに大きく

来年4月完全施行の家電リサイクル法

エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機
=八日市市・近江八幡市特別回収の手数料決める=

(湖東・広域)
 八日市市は、特定家庭用機器再商品化法「家電リサイクル法」が来年四月から完全施行されることから、収集・運搬を市に申し出た場合の特別回収手数料を決め、四日開会の十二月定例議会に提案する。

 家電製品のうち対象となるのはエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機に限られ、この主要四品目だけでも現在、年間約千八百万台、重さにして六十万トンが廃棄され、一部の金属が回収されるのもの大部分が埋め立て処分されている。

 大量生産、大量消費に歯止めをかける家電リサイクル法は、消費者が収集・運搬と再商品化(リサイクル)料金を負担し、小売業者は消費者から引き取った廃棄物を製造業者に引き渡す義務を負い、製造業者は再商品化する義務を果たすことを基本としている。

 消費者の負担する料金は、「小売店の収集・運搬料金」と「メーカーのリサイクル料金」の二本立てで構成されている。このうち大手メーカーが公表しているリサイクル料金は、エアコン三千五百円、テレビ二千七百円、冷蔵庫四千六百円、洗濯機二千四百円で、小売店か郵便局でリサイクル券(シール)を購入し廃棄製品に貼付するとした。

 一方、収集・運搬料金については小売店サイドによって異なるが、小売店に代わって市が特別回収する場合の料金(手数料)を、エアコン三千九百円、テレビ二千八百円、冷蔵庫四千五百円、洗濯機二千円と試算し、廃棄物処理に関する条例の一部改正案を今議会に提出する。

 市民が家電主要四品目を排出する場合▽小売店が引き取る(過去に販売、買い換え)▽能登川清掃センターへ直接搬入(指定引取場所までの運搬料必要)▽指定引取場所へ直接搬入▽市が自宅まで取りに行き指定引取場所まで運搬―の四つの方法が考えられる。

 指定引取場所は、Aグループ(松下電器・東芝)が佐川急便彦根店(多賀町中川原)、Bグループ(日立・三菱・三洋・シャープ・ソニー)が日本通運彦根店(同)に分かれている。

 市生活環境課は、現在も粗大ごみの特別回収を行っているが、老人や障害者の家庭、引っ越しなど一部に限られていることから、今回の家電四品目の収集・運搬は「さらに少なくなるだろう」と話している。


=近江八幡では=

家電リサイクル法
テレビは1台5、700円
再商品化と収集運搬費

 市は来年四月から施行される「家電リサイクル法」の施行にともない、家庭から廃棄される冷蔵庫など指定四品目についての収集運搬料金を定め、今議会に提出する。
 家電リサイクル法は、使わなくなったテレビ、洗濯機、エアコン、冷蔵庫の家電製品四品目について再び資源として再利用するため、製造メーカーが回収して再資源化を図る目的で創設。

 廃棄処分を希望する者は、メーカー側にリサイクル(再商品化)料金、自治体に収集運搬費を支払って処分を依頼しなければならない。
 リサイクル料金は、テレビで一台二、七○○円、洗濯機二、四○○円、エアコン三、五○○円、冷蔵庫四、六○○円に定められており、指定販売店か郵便局で相当額のリサイクル券を購入して支払う。

 自治体が徴収する収集運搬料金は、運搬する処理施設の距離などによって自治体ごとに微差がある。また、自分で搬入するか、市に引き取りにきてもらうかでも相違する。
 同市では、市が引き取りに行く場合で、冷蔵庫一台四、九○○円、テレビ三千円、洗濯機二、六○○円、エアコン四、三○○円と定めた。

 これにより、テレビ一台を処分する場合、リサイクル料金二、七○○円と収集運搬料金三千円の計五、七○○円が新たに必要となる。
 買い換えした古い家電品は、電気店など小売業者が引き取り処分していることが多く、その割合が全国で八割にのぼっていることから、リサイクル法は小売店への影響が顕著になると予想されている。実際のところ、処分費用が販売価格に上乗せされたり、反対に値引きサービスに転嫁して顧客を増やすなどの競争が生まれる、と見られている。


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サロン・ド・まちかど

しろがね会 絵画展

=10日まで 8人の40作品=


個性豊かな作品が並ぶ会場
=八日市まちかど情報館で=

(湖東・八日市市)
 歳をとっても好きな絵を描き続けようと創作に取り組む「しろがね会」のメンバー八人による作品展が、八日市駅前の本町商店街にある八日市まちかど情報館で開かれている。十日まで。入場無料。

 八日市美術協会にも所属する冨田彦一さん、山田耕平さん、武久達さん、端修一郎さん、三木信二さん、谷口隆雄さん、西島正明さん、嘉多正さんの作品約四十点を紹介する。同会の作品展は今回で六回を数える。

 見慣れた琵琶湖や八幡堀、西の湖、永源寺、また、旅先の風景、花や果物などを描いた油絵、水彩画、デッサンの作品は、作者それぞれの個性が豊かに表現され、いきいきとした作品からは芸術への情熱や思いが伝わってくる。

 八日市まちかど情報館は午前十時開館、午後六時まで。毎週月曜日休館。


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屏風や名刀など順次展示
ちょっと拝見 秘蔵お宝
=大通り風物時代館で開催中=


名品逸品が並ぶ会場

(湖東・八日市市)
 八日市市内の旧家に眠る美術工芸品などを紹介する展示が好評の八日市まちかど情報館“大通り風物時代館”(同市八日市町の金屋大通り)で、「鎌倉時代江戸時代の美術展」が開催されている。来年一月三十日まで。

 超一流の作家の作品や古き良き時代の名品逸品など、普段はなかなか目にすることができない芸術品に、市民が気軽に鑑賞できることから、市内だけでなく周辺市町からも住民や美術工芸ファンらが毎回たくさん訪れる。

 今回は、江戸時代の伝「関兼元」、南北朝時代の「平長盛」といった名刀二振り、江戸時代の火縄銃「江州国友九兵衛録寿」一丁と、室町時代の奇人画家として知られ、「如鬼 鬼神斎 蛇足軒」の別号をもつ曽我蕭白の妖気漂う水墨画を配した屏風(びょうぶ)、製作年代不明だが合戦や朝廷の様子、人々の貧富の差をうかがい知ることができる、細かく鮮明に描写されている屏風の二双が展示されている。

 会期中に作品の入れ替えを数回行う予定。展示内容など詳しくは、大通り風物時代館(TEL0748―23―5703)まで。月曜日と木曜日が定期休館日となっている。


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お手玉、竹馬、ワラ草履…
昔ながらの おもちゃに挑戦
=五個荘小で「遊具を学ぶ会」=


お年寄りに作り方を教わる児童ら

(湖東・五個荘町)
 五個荘小学校でこのほど、五個荘町老人クラブ連合会会員らから昔ながらのおもちゃ作りを教わる「遊具を学ぶ会」が開かれた。

 テレビゲーム世代の現代の子どもたちに自ら作った遊具で遊ぶことの楽しさを知ってもらうとともに、核家族が多く普段交流の少ないお年寄りとのふれあいを図ってもらおうと毎年開かれている。

 ことしも四・五・六年生の児童らが参加し、竹馬やお手玉、水鉄砲、ワラ草履など十種類のブースに散らばって、お年寄りらの指導のもと、初めての遊具作りに取り組んだ。

 たくさんの児童らに囲まれた会員らは、見る見る作り上げていく技を披露しながら一つ一つ丁寧にコツを伝授。児童らも熱心に耳を傾けながら、切り出しナイフなど慣れない道具を懸命に使いこなしていた。

 また、遊具ができ上がった順に遊び方の指導も行われ、自らが作り上げた満足感からか、児童らの間では一際楽しげな歓声が上がっていた。


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日野東部地区広域営農団地農道

下駒月―鎌掛間が開通

=20年度まで永源寺町市原野へ=


30日に現地で行なわれたテープカット

(湖東・日野町)
 日野町下駒月から永源寺町市原野を結ぶ県の「日野東部地区広域営農団地農道」のうち、第一工区の日野町下駒月―鎌掛間が完成し、先月三十日に開通した。

 平成六年度からスタートした同事業は、総事業費約九十八億六千万円を投じて、二十年度までに日野・蒲生・永源寺の三町をつなぐ連絡道(総延長約十三キロメートル)を整備し、農畜産物の輸送体制や生活交通の利便性を図ろうとするもの。受益面積は三千八百八十ヘクタールで、効果は約百七億七千万円(投資効率一・〇三)と試算している。

 今回開通したのは、県道日野徳原線・日野町下駒月から県道土山蒲生近江八幡線・同町鎌掛までの約三キロメートル。総事業費は約十九億円。平成六年から調査測量設計と用地買収を進め、平成八年四月に着工した。

 同地域を南北に連絡する幹線道路は国道307号線のみで、農畜産物の出荷時は一般車両と合流し、渋滞や輸送能率の低下につながっていた。同農道の供用が開始されることで、国道307号線の交通量緩和や、農作業車両の安全確保が図れる。また将来的には、国道1号線のほか第二名神高速道路(建設中)へのアクセスも期待できる。

 供用を開始しているのは同区間のほか、国道477号の同町西大路地先から農業公園ブルーメの丘までの八百メートルで、工事に着手しているは同町杣、小野、永源寺町市原野付近で、全体の進ちょく率は約四〇%となっている。


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