滋賀報知新聞(ニュース)平成12年12月24日第12507号

隆昌祈願祭―参加者募る―

びわこ新年互礼会

=1月9日 ミシガン船上で盛大に=

(湖東・広域)
 新春の琵琶湖で一年の計を誓い賀詞を交換する「第十六回びわこ新年互礼会」(隆昌祈願祭)は、年明けの来年一月九日に、琵琶湖上に浮かぶ豪華外輪船ミシガン号チャーターして盛大に開催される。

 東近江や湖東地域はじめ県下の政治、経済、文化界の代表らが一堂に集まり、その年の行方を語り合う新春恒例の行事で、知事や市長、議員はじめ各機関、各団体長らのほか、広く一般からも参加する草の根開催として人気を集めている。

 当日午前八時半に八日市市役所東玄関を出発し、バスに分乗して浜大津港に向かい、同十時にミシガン号に乗船する。貸し切りの船内では、来賓の国松善次知事や中村功一八日市市長、川端五兵衛近江八幡市長ほか国会議員、県議会議員らが年頭のあいさつをする。参加費一万五千円(乗船代、正月料理、神酒などすべて含む)。

 参加申し込みは、二十五日までに〒527―0015 八日市市中野町1005、滋賀報知新聞社内びわこ新年互礼会事務局(TEL0748―23―1111)へ。問い合わせは事務局か大津本社(TEL077―527―1111)まで。


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利用者といっしょに

楽しいクリスマス

=青葉メディカルデイセンター=


職員や家族といっしょに楽しい一時を過ごす参加者

(湖東・八日市市)
 総合医療施設の青葉メディカルデイセンター(八日市市青葉町)は、デイサービスなどでセンターを利用する高齢者に童心に返って楽しいひとときを過ごしてもらおうと、毎年恒例のクリスマス会を十六日から開いている。

 利用者自身が練習を重ねてきたハンドベルの演奏や、寸劇、サンタクロースの格好をした職員による歌や踊りを、家族とともに楽しんでいる。

 クリスマス会とあわせて、利用者の家族を対象に介護懇談会も開かれ、介護保険を上手に利用してもらうためのケアマネジャーによる福祉用具や住宅改修などの様々な制度についての解説や相談会などを行った。


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3年連続18回目、緒戦は28日

がんばれ八幡工高

=高校ラグビー全国大会 =


市役所で行われた激励壮行会

(湖東・近江八幡市)
 27日から東大阪市の花園ラクビー場で開幕する「第80回全国高校ラグビーフットボール大会」に県代表チームとして出場する県立八幡工業高校の激励壮行会が20日、市役所で行われ、選手の健闘を祈った。同校ラクビー部の出場は3年連続18回目で、県内高校ラグビーのトップの座を堅守している。

 激励壮行会には、選手、マネージャー、監督、学校関係者ら63人が勢揃い。池浦文昭監督から選手の紹介が行われたあと、川端五兵衞市長が「全国大会の出場おめでとう。緒戦相手は、強敵と聞いているが撃破できるものと確信しています。(勝ち進んで)花園でお正月が迎えられるよう健闘を祈ります。近江八幡に凱旋されることを期待しています」と激励した。

 これに仙波智裕主将が「今年1年間、頑張ってきたことを出し切りたい。応援をお願いします」と返礼した。緒戦は大会2日目の28日、新潟工業高校と対戦する。午後1時45分キックオフ。


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共同作業所を激励訪問

21世紀を元気に!

=川端市長 =


激励品を贈る川端市長

(湖東・近江八幡市)
 障害を克服しながら共同作業所などで働く障害者を励まし、新世紀を元気に迎えてもらおうと川端五兵衞市長が十九日、近江八幡市内の七か所の福祉施設を訪れ、励ましの言葉とともにミカンとタオルを届けた。

 毎年の歳末激励訪問で、市長が訪れることで働く障害者の心の励みにもなっている。
 市内倉橋部町にあることぶき共同作業所では、川端市長が「元気に楽しく21世紀の正月を迎えて下さい」とプレゼントともに言葉を贈り、これに答えて大黒哲也さん(35)が「ありがとうございます。毎日ことぶきに来て仕事をすることが楽しみです。これからも一生懸命がんばっていきたいです」と感謝を述べた。このあと市長は、一人一人と握手して励ました。


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カニクイザルの顕微授精

=胚移植で初のベビー誕生=

(全 県)
 滋賀医科大学と近畿大学生物理工学研究所の共同研究グループは、精子を卵細胞に直接注入した顕微授精の受精卵を、妊娠可能な状態のカニクイザルの体内に入れる技術「顕微授精―胚移植法」で、妊娠期間百六十三日を経て出産に成功したと発表した。この成功は世界で二例目である。

 子ザルを誕生させたのは、滋賀医科大の鳥居隆三助教授と近畿大生物理工学研究所の入谷明教授、細井美彦助教授ら。
 同グループは、平成十年の「体外受精一胚移植法」によってニホンザルで妊娠、出産に成功しており、今回の顕微授精一胚移植法はオレゴン霊長類研究所(アメリカ)でのアカゲザル初成功例に次ぐ世界で二例目、日本では初の成功となる。

 顕微授精は、成熟した卵細胞に精子を注入する顕微鏡操作の技術で、一個の精子があれば授精できることから、ヒトでは不妊治療として実用化されている。しかし、他の動物では授精後の胚の体外培養などが難しく、霊長類ではあまり十分な成果が得られてこなかった。今回の出産は、作られた授精胚の正常性と移植技術の完成を裏付けるものとして、来年一月にオマハ(アメリカ)で開催の「第二十七回国際胚移植学会」で発表される。

 今回の成果の意義について、同グループでは「ヒト再生医学の基礎研究に欠かせない霊長類の発生工学に加えて、顕微授精法による初生子の出産にこぎつけたことは、霊長類における一連の初期発生系が確立されたもの」と話している。

 なお、顕微授精では、精子の尾部がなくても人工的に直接注入できることから、精子頭部のDNAさえ正常であれば、死滅した精子でも受精卵を作ることができ、多くの希少種の保護、増殖に利用できる。


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