滋賀報知新聞(ニュース)平成13年1月13日(土)第12527号

良縁・長寿の「まゆ玉」めがけ

ふんどし姿の若者が争奪戦

=八日市市「西市辺裸まつり」=

(湖東・八日市市)
 若者たちがふんどし姿で天井に飾られた「まゆ玉」の争奪戦を繰り広げることから、近江の奇祭としても知られる県無形民俗文化財「西市辺裸まつり」が、このほど八日市市市辺町の市辺薬師堂で開かれた。


ふんどし姿の若者が「まゆ玉」争奪戦を繰り広げた「西市辺裸まつり」
――八日市市市辺町市辺薬師堂で――

 小雪が舞い、大勢の見物客やアマチュアカメラマンが見守る中、午後八時半過ぎ、薬師堂向かいにある若宮神社氏子の若連中(町内の十五歳以上の独身男子)二十五人が羽織はかま姿で、「オジュニトウ(御十二灯)」と言いながらさい銭を薬師堂入り口から秘仏の木造薬師如来立像めがけて投げ込み、次々と薬師堂に入る。

 車座になった若連中は新年のあいさつや儀式に則った「酒式」を一時間ほど行うと、太鼓の合図とともに一斉に羽織はかまを脱いでふんどし姿になり、いよいよ「まゆ玉」の争奪戦の開始。「まゆ玉」は、一斗(約十五キロ)のもちが丸められ、長寿の木として信じられているエゴノキに付けたもの。これを取った者は「その年に村一番の幸せ者になれ、良縁と長寿を授かる」という言い伝えがある。

 「チョーライ(頂礼)、チョーライ」の掛け声を掛けながら堂内を回りはじめ、肩を組む仲間の背中を踏み台にして高さ約三メートルの天井に供えられた「まゆ玉」を取ろうと次々に梁(はり)に飛び移る。するとこれを阻止しようと他の若連中が足やふんどしを引っぱって互いにけん制して、なかなか「まゆ玉」を取ることができない。見物客からも声が掛かるなど、開け放たれた堂内は外の寒さを吹き飛ばす熱気に包まれ、まつりも最高潮に。

 十五分ほどの争奪戦が繰り広げられた結果、大学生の森鉄兵さん(21)が昨年に続いて見事「まゆ玉」にたどり着き、天井から「まゆ玉」を下ろすと、見物客から大きな拍手が沸き起こった。二年連続の幸運を勝ち取った森さんは、「(今年の「まゆ玉」取りは)長かった。今年こそ、すばらしい彼女を見つけ、結婚して、若連中から抜け出したい」と喜びとともに、「まゆ玉」奪取のような良縁との出会いへの希望を語った。

 このあと若連中は、「無病息災」「五穀豊穰」を願って堂内に張られた信者の名前が書かれた紙をはがしていっせいに囲炉裏の中に投げ込むと、その名前を読み上げ、「ヤロジャソドレ」「ヤロンジャイエッサオドレ(薬師如来エッサと踊れ)」などと唱えながら、未明までふんどし姿のまま踊り続けた。

 「西市辺裸まつり」は、「五穀豊穰」「消災除厄」を祈願して行われてきた鎌倉時代から伝わる伝統行事。毎年一月八日に開催されていたが、今年は「成人の日」と重なることから七日に行われた。来年以降も、ハッピーマンデー制度により「成人の日」が毎年同じ日にならないことから、「成人の日」の前日に開催することにしている。


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なぜ今、輸入住宅なのか

=永源寺町で建てられたYさんのお宅=

(湖東・永源寺町)
 これまで順調に推移してきた住宅着工戸数も、まもなく迎える本格的な少子高齢化により減少傾向になることが予測され、近い将来年間百万戸を割り込むことが予想されている。

 そんな中、輸入住宅に関しては前向きな予測がある。二〇〇〇年度の輸入住宅着工戸数は一万二千棟を超える見込みがあり、一戸建木造住宅だけで見ると十軒に一軒以上は輸入住宅という計算になるからだ。
 では、なぜ今、輸入住宅なのか。その答を探ろうと、輸入住宅の経験十七年目、工事実績五百棟を超えるという県下でも最も実績のあるホームビルダー・カナダホームを訪ねてみた。

 カナダホームがお客様を対象に実施したアンケートによると、「なぜ輸入住宅を建てたいのですか」との問いに対して、「輸入住宅はデザインが良い」「インテリアが良い」「間取りの自由さや性能が良い」などが挙げられていた。

 では、このような条件を日本の住宅は持ち合わせていないのかというと、やはり、「日本の住宅に不満を抱いている人が輸入住宅に関心が高い」ということが分かった。
 そこで、実際に永源寺町で建てられたYさんのお宅を拝見してみた。

 外壁はレンガブリックを張った重厚で壮大な建物で、ビルトインガレージも組み込まれている。ドアやフロアは無垢材のみを使用し、健康やバリアフリーを考慮した生涯住宅になっている。「他社だったら断わられたと思うほど、たくさんの注文を出しましたが、設計の自由度は高いし、使っている部材も良いものだった。外観もイメージ通りにできるとあって、依頼を決めました」と笑顔で話すYさん。

 カナダホームでは、お客様のご好意により二日間に限ってY邸を公開する。輸入住宅の誇る耐震性や断熱性、そして何世代にも住み継がれる耐久性を、ご自身の目で確かめられては。そして「なぜ今、輸入住宅なのか」を検証されてみては…。問い合わせはカナダホーム中央営業所(TEL0748-23-3187)へ。


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琵琶湖の環境保全に一役

ヨシ刈取ボランティア

=淡海環境保全財団が募集=

(全 県)
 財団法人淡海環境保全財団(山田新二理事長)は、琵琶湖の生態系におけるヨシの重要性を考えてもらうため、ヨシ群落の刈取清掃に協力してもらえるボランティアを県内および近畿地方全域で募集している。

 琵琶湖周辺には五十か所近くのヨシ群落が存在し、県のヨシ群落保全条例により、うち十数か所が保全地域に、烏丸半島・針江・尾上〜海老江の三か所が保護地区に指定されている。

 ヨシ刈取は今月十四日の草津市草津川河口北岸付近と、同月二十一日の安土町西の湖付近の計二回実施し、刈ったヨシを束にしたり、刈り取り後に火を入れたりして付近の清掃を行う。ヨシについての学習会や焼き芋会も開催。

 当日は、作業のしやすい暖かい服装で参加し、長靴、雨具、弁当を各自持参する。軍手と鎌は主催者側で用意する。
 希望者は実施予定日の二日前までに郵便、電話またはFAXにて申し込む。申し込みおよび問い合わせは、大津市松本1-2-1・淡海環境保全財団(TEL077-524-7168、FAX077-524-7178)へ。詳しい日程は次の通り。

〈草津ヨシボランティア〉

 ▽日時=一月十四日(日)午前十時集合、午後三時ごろまで作業
 ▽場所=草津市草津川河口北岸付近
 ▽集合場所=琵琶湖岸緑地「北山田3」駐車場

〈西の湖ボランティア〉

 ▽日時=一月二十一日(日)午前十時集合、午後三時ごろまで作業
 ▽場所=安土町西の湖付近
 ▽集合場所=貸舟「大漁丸」東付近


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企業倒産に落ち着き

東京商工リサーチ調べ

3か月連続の減少みせる=最悪状況から脱出感強い=

(全 県)
 民間調査機関の東京商工リサーチ滋賀支店の調べによると、昨年十二月に県内において一千万円以上の負債を抱えて倒産した企業は過去最悪だった九月以降三か月連続して減少し、企業倒産も落ち着きをみせていることが分かった。

 倒産件数は八件で、負債総額二十六億四千七百万円を示した。バブル破たん後の市況悪化から商品在庫に苦慮していたビワコセフィが十九億八千六百万円の負債を抱えて倒産したため、負債総額は前月比十五億円弱の増加となったが、件数では過去最高だった九月(二十一件)から連続して減少している。

 業種別では、建設業二件、金属二件ほか、繊維・化学、食品その他がそれぞれ一件だった。販売不振が三件と不況型倒産の占める割合が多いものの、放漫経営・信用低下がそれぞれ二件、在庫状態悪化一件と、倒産原因にばらつきがみられる。

 資本金別では、個人企業を含む一千万円未満が五件、二千万円台までが二件と大半を占め、過少資本の企業に倒産が目立つ。十二月に民事再生法を申し立てる企業は無かった。

 一方、昨年一年間の倒産発生状況は件数で百六十四件、負債総額千五百四十三億円と、昭和二十七年の集計開始以来いずれも過去最悪となった。大型経済対策やIT関連の好調さも伺われたが、県内企業に波及するまでには至らなかった。

 七月には一件で一年間の負債総額を越え過去最大となった大倉産業の破産宣告(千九十二億円)が発生したが、このような大型倒産は当面考えられず、件数でも過去最高だった九月から連続して減少し、最悪の状況を脱した感がある。

 しかし、今後の見通しについては興銀、朝銀二信用組合の破たんの影響が懸念されるほか、三月決算に向けた金融機関の動向もあり、依然として楽観視できる状況にないと判断している。


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へんだな!大人のこんなところ

=「4コマまんが」を募集中 =

(全 県)
 大人の常識やモノサシで子供を評価したり、理想を子に期待することが多いのではないか―。県教育委員会では、“大人がまず、自分から変わらなければ”と気づく「大人が変われば子どもも変わる運動」を展開している。

 そこで、大人自身が過去の自分とどう闘い新たな一歩を踏み出すかという課題を克服するため、大人のどこがどう変われば良いのかを4コマまんがにした「へんだな!大人のこんなところあんなところ」を募集している。

 小学生以上なら誰でも応募でき、点数は制限しない。作品規定は◆A5サイズの画用紙・ケント紙を使用◆コマどりは用紙横位置で均等1/4◆黒インクまたはスミなどの黒色で描く◆裏面にまんがの題と簡単な説明および住所・氏名・年齢を記入する。

 採用作には記念品が贈呈され、発表は同4コマまんが集の発送に代える。なお、作品の版権は県青少年育成県民会議、各青少年育成市町村民会議、滋賀県、滋賀県教育委員会に属し、作品はいずれも返却しない。

 問い合わせは、〒520―8577大津市京町四丁目一番一号、滋賀県教育委員会事務局・生涯学習課学習支援担当(077―528―4652)へ。締め切りは一月二十二日(当日消印有効)。


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