滋賀報知新聞(ニュース)平成13年1月15日(月)第12529号

女性団員も晴れやかに

安全で安心なまちへ

=八日市市消防出初式=


今年初参加の女性消防団員もはつらつと入場行進 =布引運動公園体育館で=

(湖東・八日市市)
 新たな年の防火、防災を誓う八日市市消防出初式がこのほど市立布引運動公園で開かれ、新春の張り詰めた空気のなかで訓練や式典が厳粛に行われた。

 式には宮川征一市消防団長以下市内八つの消防団の消防団員二百七人のほか、中村功一市長はじめ市幹部や市議、消防・警察・県関係者ら合わせて約三百人に、消防車など九台が参加。

 体育館北側駐車場での訓練では、壇上の中村市長による観閲を受けながら、東近江消防音楽隊の演奏に合わせての入場行進に今年から女性団員も参加。整然と整列のあと、服装点検、機械機具点検、一斉放水を行った。

 このあと体育館内で行われた式典では、中村市長が仕事をもちながらも責任感と使命感で活動を続ける団員とその理解ある家族に日頃の感謝を述べるとともに、災害への万全な対策と火災予防意識の高揚に市民一体となった取り組みの必要性を訴え、「不屈の精神で訓練に励み、市民の尊い生命と財産を守り、安心で安全なまちづくりへさらなる尽力を」と激励した。

 また、県知事、県消防協会長、同八日市支部長、市長、市消防団長の優良団員表彰や感謝状の授与も行われ、最後に宮川団長が答辞のなかで新年の決意を述べ、団員一同、今年一年の防災への誓いを新たにした。

 今後活躍が期待される新たに加わった女性消防団員は次の皆さん。敬称略。
 長田優子(25)・杉山千亜紀(29)・田中雅美(25)・山路昌美(25)・市田陽子(19)


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パトカーや消防車も出動

市街地でイノシシ大捕り物

=騒動尻目に布引丘陵方面へ=

(湖東・八日市市)
 十二日午後四時過ぎ、八日市市林田町の松下電器産業付近にイノシシが出没していると市民からの通報があり、パトカーや消防車十台あまり、八日市警察と消防署員、市、県職員、鳥獣保護員ら二十人あまりによる大捕り物が繰り広げられた。

 通報を受けた関係機関は、ちょうど子どもたちの下校時間とも重なることから大捜索を展開。約一時間後、上大森町地先の蛇砂川に架かる八坂橋付近で体長一メートルほどのイノシシを発見、パトカーが取り囲んだ。

 逃げるイノシシは蛇砂川に入り、上流に向かって七百メートルほど逃走。両方の堤防からはさみ撃ちでパトカーと警官も移動。イノシシは川が二股になった地点で堤防をかけ上がり、犯人逮捕時に使う先が“U”の字になった道具をもって待ち構える警官の目前をかいくぐり、敵前逃亡に成功。布引丘陵方面に逃げていった。

 この時点ですでに辺りは真っ暗。六時ごろまで捜索が続けられたが、イノシシも無事山に帰ったものと判断し、捜索は打ち切られた。
 のどかな田園風景のなかで赤色灯をつけたパトカーが集まっていることに、何事が起こったのかと、近くを通過するドライバーや住民らが心配そうに見守っていたが、イノシシが無事山に帰ったことでホッと胸をなでおろした。


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新老蘇幼稚園舎竣工式

=新年度からの3年保育に対応 =


完成した新老蘇幼稚園舎

(湖東・安土町)
 安土町は、新年度からスタートする三年保育に伴い 、昨年六月から進めていた町立老蘇幼稚園(井上典子園長・園児73人)の大規模改造工事が完工し、新しく生まれ変わった新園舎で竣工式が行われた。

 同工事は、既存園舎の骨組み部分十三か所に補強材を新たに入れて建物の耐震強度を増し、旧プールを解体撤去した跡地に園舎の増築と園庭の拡張を行った。
 園舎の増築は、鉄骨づくり平屋建てで保育室二室と職員室が設けられ、また、園庭の拡張により、グランドがこれまでの約二倍の広さになった。 事業費は一億七、五六四万四千円。

 町教委では、新園舎の完成により定員をこれまでの一四○人から四○人増の一八○人に変更し、十二月に三歳時の入園募集を行ったところ二十三人の申込みがあった(安土幼稚園は三十八人だった)。
 三歳児保育のクラス定員は二十人になっていることから新たに二クラスを設ける。それに伴う教職員の増員を検討しているが、市町村合併のからみから正職員ではなく臨時職員を採用して対応していく。

 午前九時半から行われる竣工式には、仙波秀三町長と川村恒松議長、工事関係者が出席し、式の最後に園児たちがお礼の言葉を贈った。


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本日オープン

「守山玻璃絵館(はりえかん) 」

=たねやの最大店舗=


本日オープンの「守山玻璃絵館」

(湖南・守山市)
 和菓子の老舗たねや(山本徳次社長)が、昨年七月から守山市吉身の琵琶湖大橋取付道路沿いで建設を進めていた和洋菓子総合直営店「守山玻璃絵館(もりやまはりえかん)」が完成、十五日午前十時にオープンする。

 道路に面した約四、三五○平方メートルの敷地内にリーフパイ、バームクーヘンの製造とお菓子の最終仕上げの三工場をつくり、併設の店舗棟売場で即売するほか、洋菓子工房での手作りケーキ類もその場で販売する。また、ティールーム(60席)も設け、建物周辺に植栽した緑とガーデニングを眺めながらお茶を楽しむことも出来る欧風庭園を造成した。

 工場と店舗建物は、緑に囲まれたヨーロッパの農村風景をイメージした外観で敷地内にある工場で作った商品をその場で販売するショップ・イン・ファクトリー形式の店舗としては最大規模。

 営業は元旦を除いて年中無休で年商五億円をめざしている。オープン日は来店客の代表と開店を祝う記念植樹を行うほか、粗菓をプレゼントする。同館のオープンに伴い、たねや守山店はたたむ。問い合わせは同館(TEL077-583-5111)へ。ホームページ・http://www.taneya.co.jp/


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驚きと発見―

収蔵品展 『陶芸…最前線』

=県立陶芸の森で開催中=


今井政之作「象嵌彩闘鶏信楽壷」

(湖南・信楽町)
 陶芸の過去・現在・未来を展望する県立陶芸の森では、世界の現代陶芸をリードするアーティスト作品を集めた収蔵品展『陶芸…最前線』を、三月十一日までで展示している。

 スタジオを擁する創作研修館では、国内外から集まった第一線の作家たちが数カ月滞在。各々の創作活動を行い、常に陶芸の最前線の情報が同森に集まっている。


トビー・ブオナリオ作
「日本の夢時間シリーズ〜ロボットと可愛い彼女」

 同展は、世界の現代陶芸をリードしてきたアメリカ陶芸九〇年代からの流れ、および過去二年間に創作研修館に訪れた作家作品約百十点を紹介するもので、館内には第一部「驚きと発見―アメリカの現代陶芸―」、第二部「陶芸…最前線―陶芸の森・創作研修館から―」で構成されている。

 入館料は一般二百五十円、高大生二百円、小中生百二十円。開館時間は午前九時三十分〜午後五時まで。月曜休館。ただし、二月十二日(月曜・振休)は開館、翌日の十三日は休館。

 問い合わせは、〒529―1804滋賀県甲賀郡信楽町勅旨2188-7、県立陶芸の森学芸課(0748―83―0909・FAX0748―83―1195)、URL=http://www.biwa.ne.jp/~scc-park/


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