滋賀報知新聞(ニュース)平成13年1月19日(金)第12534号

会長に北川弥助氏就任

東近江農業共済組合設立委員会

準備委から正式に引き継ぐ
=県下最大規模誇る 4月の業務開始目指す=


東近江農業共済組合設立委員会の初会合

(湖東・広域)
 東近江農業共済組合設立委員会の初会合が、十七日に八日市市役所別館で開催され、五個荘町選出委員の北川弥助県議(県農業共済組合連合会長)を会長に決めるとともに、設立準備委員会(会長・中村功一市長)から法人認可申請に向けた設立事務を引き継ぎ正式に発足した。

 東近江地域の農業共済事業は、六市町(八日市・近江八幡・安土・永源寺・五個荘・能登川)と二組合(蒲生・大中の湖)で運営されていたが、昨年十一月の合併仮調印を受け、関係市町の議会と組合総代会で広域合併が承認された。

 新組合の設立で、農家戸数一万一千五百九十一戸、水田面積十三万二千アールの規模となり、年間生産量二百五十億円(県内の三二%)、共済事業十八万五千点(同三四%)と、県下最大の農業共済組合が誕生する。

 設立委員会は、各市町などから選任された委員二十三人と各市町長で構成の特別委員九人で組織され、初会合で合併基本合意事項の柱となる組織、事業、財務処理などについて協議した。

 新組合は総代百人、役員四十人(理事三十六人、監事四人)、損害評価会委員八十一人、損害評価員四百二十六人の組織体制を決めた。一方、各市町内に事業推進協議会を置き、組合員とのパイプ役を務めるNOSAI部長(一集落一人の三百九十四人)による連絡協議会などを設置する。

 会長に就任した北川氏は「二市七町における地域の力を結集し、事業発展に尽力したい」と新組合設立に向け協力を求めた。他の役員は次のみなさん。

【副会長】中西長嗣(常勤・元県農政水産部次長)岡田力(日野町)【監事】中谷哲夫(代表・近江八幡市)植木末雄(八日市市)西村義雄(竜王町)小林治幸(大中の湖地区)


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英ケンブリッジ大から第一人者招く

ラッカム博士の里山保全

=あす 八日市図書館で講演と意見交換=

(湖東・八日市市)
 里山保全活動ボランティア団体「遊林会」は、英国・ケンブリッジ大学から農村の自然景観における第一人者のオリバー・ラッカム教授を招き、二十日午後一時半から講演会「イギリスにおける森の保全活動―歴史と現状―」を八日市市立図書館集会室で開く。

 ラッカム博士は、イギリスでどのような森の保全活動が行われてきたか、現在どのような取り組みが行われているかなどについて講演し、保全が進む「河辺いきものの森」(同市建部北町)について、視察の感想とともに参加者と意見交換を行う。参加無料で講演と意見交換は同時通訳される。

 講演に先立ち、テレビ番組・宇宙船地球号から「イギリスの生け垣」をビデオ鑑賞し、イギリスにおける身近な自然の一例を学ぶほか、八日市南高緑地デザイン科の生徒が「里山復活で自然と人間の共生を目指して」を発表する。

 遊林会事務局の武藤精蔵・市役所花と緑の推進室長は「イギリスにもBTCVという里山を保全する団体があり、日本でも先進事例として紹介されている。身近な自然を守りたいとする人々の思いが背景にあり、遊林会メンバーも同じ思い」と、ラッカム博士の講演に期待を寄せている。詳しくは同事務局(TEL0748-24―5658)へ。


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石榑峠トンネルの早期着工へ

3個所に啓発看板設置

=国道421号整備促進期成同盟会=


八日市市内に設置された看板
=林田町地先の国道421号沿いで=

(湖東・広域)
 滋賀県東近江地域と三重県北勢地域を最短で結び、近畿と東海の大動脈として期待がかかる幹線道路の早期実現をめざす啓発看板が国道421号沿いに設置され、通過するドライバーや地域住民にアピールしている。

 看板を設置したのは八日市、近江八幡、永源寺、湖東、愛東、秦荘、愛知川、能登川、五個荘、安土の滋賀県側二市九町と、桑名、大安、員弁、東員の三重県側一市三町でつくる「国道421号整備促進期成同盟会」(会長・中村功一八日市市長)。

 古くから「八風街道」の愛称で親しまれ、かつては近江商人らの往来などでにぎわいを見せた国道421号(延長約七十二キロ)だが、鈴鹿山脈を横切るため、県境付近の山岳地帯は幅員が狭く、急カーブの連続で、車の対向も困難な個所も多い。また、冬季は積雪のため長期の通行止めが続く。

 鈴鹿山脈石榑峠の下をトンネルで結び、年間を通じて往来できる道路の確保は、両地域の振興と発展にとっても大きな課題となっている。また、名神高速道路と第二名神高速道路を直結する主要幹線道路としての役割にも期待がかかっている。このため、早期実現に向けた運動が同会を中心に続けられてており、ようやく明るい兆しも見えてきた。

 看板(縦一・五メートル、横二・七メートル)いっぱいに、鈴鹿山脈を通って近江八幡市(琵琶湖)と桑名市(伊勢湾)を結ぶ国道421号(石榑峠道路)の略図が描かれ、「トンネル工事早期着工を!」の文字が下部に大きく添えられている。

 滋賀県側は八日市市林田町地先の愛知川用水路施設と永源寺町山上の町産業会館前の二個所、三重県側は大安町高柳地先の国道365号との交差点付近の、合わせて三個所に設置した。


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長倉氏が現代に伝えるメッセージ

写真展「人間が好き」

=永源寺町立図書館で開催中=


生き生きとしたアマゾン先住民たちの
姿が写し出された写真パネルの数々

(湖東・永源寺町)
 アフリカ、中米、中東、東南アジアなど、世界の紛争地を見つめ続けてきた写真家長倉洋海氏が「便利さを追求め、人間の存在を極力排除しようとする今の時代だからこそ、人間の存在の素晴しさを、人との出会いの楽しさを知ってほしい」との思いを込めて開く写真展「人間が好き〜アマゾン先住民からの伝言」が、永源寺町立図書館で二十四日まで開かれている。文部省委託東近江子ども読書推進ネットワーク開発事業。

 同展は南米アマゾンの流域に暮らす先住民たちをテーマに、人間の生きるそのままの姿をとらえた写真展で、会場には、ファインダー越しに無邪気な笑顔を見せたと思えば、大人同様、生きていくためにキリリとした瞳で獲物を追うヤノマミ族の少年少女、顔のしわ一本一本に民俗の歴史を刻み込んだ老人の顔、大人・子ども一緒になって踊る祭の日の風景など、計四十七点の写真パネルが紹介され、見る人に忘れかけていた「人間」の本質を思い出させてくれる。

 長倉氏は、一九五二年、北海道釧路市に生まれ、同志社大学法学部を卒業。同大学在学中に探検部でカメラに出会い、時事通信社を経て、八〇年からフリーのフォト・ジャーナリストとして活躍してきた。八三年には日本写真協会新人賞を受賞、「サルバトル│救世主の国」(日本ジャーナリスト会議奨励賞受賞)、「マスード・愛しの大地アフガン」(第十二回土門拳賞受賞)など数多くの写真集を出版し、「マスードの戦い」や「フォト・ジャーナリストの眼」などの著書も手がける。入場無料。問い合わせは同館(TEL0748-27-8050)へ。

 なお、同館での展示終了後、二十七日からは八日市市立図書館に会場を移して同様の写真展を開催。最終日の二月四日午後二時からは長倉氏によるスライド講演会「鳥のように・川にように」も催される。講演会への参加定員は百人で事前申込が必要。問い合わせは八日市市立図書館(TEL0748-24-1515)へ。


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アイデアいっぱいの作品ずらり

蒲生町「年賀状コンクール」

=あかね文化センターで展示中=


工夫が凝らされた年賀状を見入る入館者

(湖東・蒲生町)
 蒲生町年賀状コンクールの各部門の入賞作品が、十五日に決まった。同コンクールは、同町出身の堀井新治郎親子が発明したガリ版(謄写版)をあらためて見直すとともに、手作りの年賀状に新年を迎えた喜びを表現しようと毎年開催されている。

 コンクールでは、ガリ版のほか、プリントごっこ(家庭用孔版印刷)、絵手紙の各部門が設けられ、町内を中心に百五十六点が集まった。会場の同町あかね文化センターでは、へびの絵と「巳」の字を巧みにゴロ合わせしたものや、子どもらしい元気いっぱいのイラストなど様々な年賀状が展示され、来館者を楽しませていた。
 なお、同コンクールで入賞したのは次のみなさん。

ガリ版】(一般)金賞・嶋村明美▽銀賞・岡田繁蔵▽銅賞・廣田美奈子(小学生以下)金賞・廣田智也。

プリントごっこ】(一般)金賞・川西信子▽銀賞・田中浩(小学生以下)金賞・原野祐輔▽銀賞・木村春菜。

絵手紙】(一般)金賞・奥野希子▽銀賞・野邑芳子▽銅賞・中島とし(中学生)金賞・竹井美貴▽銀賞・諏訪由貴▽銅賞・西田久子、中田真美(小学生以下)金賞・奥村いずみ▽銀賞・中島駿介▽銅賞・川西ねね。


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