滋賀報知新聞(ニュース)平成13年1月31日(水)第12548号

湖東のスケッチ 福山聖子展

郷愁誘う心の旅の風景

=1日まで るーぶる愛知川=


湖東のなつかしい駅舎や町並みを描いた作品が郷愁を誘う作品展 =るーぶる愛知川で=

(湖東・愛知川町)
 近江鉄道愛知川駅内にあるコミュニティハウスるーぶる愛知川で、県内の風景スケッチを描く福山聖子さん(大津市在住)の作品を集めた絵画展「湖東のまちなみを描く」が二月一日まで開かれている。

 愛知川駅の旧駅舎を描いた「駅舎」(平成十一年)、八日市駅のなつかしい風景がよみがえる「雪の駅舎」(同八年)「旅立ち」(同九年)「思い出の中に」(同九年)をはじめ、平成五年から描いている近江鉄道の風景と愛知川町周辺のまちなみのスケッチ十九点を展示。

 「小さくても力強く、風格のある木造の駅舎に出会うと、子どものころの思い出の風景とオーバーラップして、泣きたいようななつかしさで胸がキュッとなります。それにしても、木造の駅舎には、なんて学生服が似合うんでしょう!」という思いをもちながら描いた駅舎のたたずまい。

 「近江商人や街道交通で栄えた歴史が湖東平野の平明なのどかさに包まれている湖東の独特な風景」に魅せられて描いた、「おつかいに」(平成六年、秦荘町島川)、「花筏」(同七年、五個荘町金堂の外村繁生家)、「文房具やさん」(同九年、能登川町垣見)、「木造校舎」(同五年、湖東町北菩提寺)、「ろーじ」(同十年、八日市市金屋)、「酒蔵」(同七年、愛知川町長野の藤居本家)など。

 同展が開かれているギャラリーに一歩足を踏み込めば、身近でなつかし風景に出会うことができる“心の旅”に誘ってくれる。


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家電リサイクル法施行に向け

小売店主らシステム学ぶ

=五個荘町で業者対象説明会=


職員の解説に真剣に耳を傾ける小売店主ら

(湖東・五個荘町)
 四月一日の「家電リサイクル法」(特定家庭用機器商品化法)施行を前に、五個荘町は業者を対象にした説明会をこのほど開いた。

 同法律は、廃棄物の減量と資源の有効利用の観点から、廃棄物のリサイクル推進の新たな仕組みを構築するために制定されたもので、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の四品目に限り、小売業者には「排出者からの引き取りと製造業者等への引き渡し」、製造業者等には「引き取りとリサイクル(再商品化等)」、排出者(消費者及び事業者)には「特定家庭用機器を適切に引き渡し、その求めに応じて料金を支払う」の義務がそれぞれ科せられるというもの。

 説明会には、町内の家電製品の小売店主ら約十人が参加し、町住民課の解説のもと、法のシステムや自らの役割について知識を深めた。
 また、町住民課は、近隣市町の収集運搬料金を紹介し「四月までに必ず各店で運搬料金を設定し、一般に公表すること」を求めるとともに、「クリーンな社会を次代に残すためにも協力を」と呼びかけた。


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変出者の出没を警戒し

今後もパトロール継続

=竜王町青少年問題協議会=

(湖東・竜王町)
 竜王町青少年問題協議会(会長・福島茂町長)が、このほど同町役場で開催され、行政や教育関係者、民生委員ら三十一人が参加、青少年問題の現状と今後の課題について熱心な議論が交わされた。

 会議でははじめに、昨年春から秋にかけて出没した変質者の問題について、十一月の出没をもって終息したと経過報告された。これまで取り組んだ具体的な防犯体制では、▽注意を呼びかけるビラの配布▽通学路の点検▽「子ども110番の家」増設▽集団登下校の徹底▽パトロール、などが挙げられた。

 さらに、今後も予断を許さない状況として、小中の女子生徒、児童に防犯ブザーを持たせるとともに、教育委員会と地域住民、学校が一体となったパトロールを続けることを申し合わせた。

 このほか、中学校を中心に深刻化する不登校問題に関しては、問題の早期発見を図るため細かく目を配ることが必要とし、環境が変わる中学一年生が最も心理的に不安定で、注意が必要な時期とした。

 さらに不登校の原因は、本人の意志の弱さだけでなく、周囲からのいじめなど様々な原因が考えられることから、無理に登校させるのでなく、学校・家庭・地域で連携して自主性を身につけさせるよう呼びかけた。


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本格的に進むIT革新

滋賀労働局の県内企業調査

パソコンと携帯電話が主流
=小規模 ホームページ作成に意欲=

(全 県)
 滋賀労働局が行った雇用についてのIT、アウトソーシング(外部委託)にかかるアンケート調査で、大半の企業がパソコンや携帯電話を業務に導入し、時代の波に乗り遅れないようIT化が着実に進んでいることがを示している。

 調査は、県内の製造業六百四十五社、建設業二百三十社、非製造業六百二十五社の計千五百者を対象に、郵送方式によるアンケート方式で昨年十月に行われ、六百十三社(回答率四○・九%)から回答を得た。

 IT化の推進については、業務を行う上で必要と思われる「パソコンの導入」(八三・七%)や「携帯電話の業務活用」(八一・○%)、「設計や生産行程、販売管理などでのコンピュータ・システム導入」(五四・五%)など、IT革新を大半が推進している。

 今後は「ホームページの作成」(五○・○%)、「企業間電子商取引の実施」(四八・二%)、「インターネットショップの開設」(四五・三%)と、本格的な導入の意向がみられる。従業員五十人以下の事業所では、まずホームページの作成からという姿勢がうかがえ、五十人以上は一歩進んだIT革新を積極的に推進していく意向が強い。

 IT推進のプラス効果では「業務の迅速化・正確化・効率化」(六八・七%)が最も多く、業務体質の強化策として位置付けている。規模が大きくなるほど「省力化の推進、人員の削減」や「企業内情報の有効活用(情報の共有化・一元化)」が多くなってくる。

 反面、マイナス面として「操作ミスによる業務上のトラブル」(四二・四%)や「設備投資過多による経営の圧迫」(四○・○%)などに影響がみられ、IT化への頼り過ぎを懸念している。

 雇用への影響は、「正社員」と「事務・管理部門」で削減の傾向がみられ、逆に「パートタイマー」「派遣労働者」と「技術・開発部門」で増員の比率が高く、百人以上の大規模事業所にこの傾向が強い。

 「専門知識・技術・人材の不足補充」(五九・一%)と「人権費削減」(三四・四%)を大きな理由に、六割強の事業所が外部委託をしている。間接・周辺業務の「機器点検・保守」が四割近くを占め、製造業・建設業の本来業務である「製造・建設」(三割強)も高い比率であることが分かった。

 雇用面への影響では、「現状のまま」が多いなか「生産・技能部門」と「事務・管理部門」で人員削減の傾向が強く出ている。


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西武鉄道の竜王リゾート計画

県が環境アセスへ要望

=農薬や生態系保全など41項目=

(湖東・竜王町)
 西武鉄道(本社・東京)が進める「竜王リゾート計画」(仮称)の環境アセスメント計画に対して、県はこのほど、水質や生態系の保全について四十一項目の要望を盛り込んだ知事意見を出した。

 同計画は、名神高速・竜王インターをはさむ南北約百六十九ヘクタール(薬師、小口)の同社所有地に、レストランやテーマパークのゾーン(三十二ヘクタール)、十八ホールのゴルフ場(百二十八ヘクタール)、商業施設(三十二ヘクタール)を建設するもの。

 建設の前提となる環境アセスメントは、平成十五年末までに竜王町のほか甲西町菩提寺、野洲町大篠原を対象に、大気や河川、生物などにわたる調査を終了し、十六年六月に着工、十九年一月の完成を目指す。

 知事意見によると、ゴルフ場の農薬関連については、排出を抑えるため▽ゴルフ場の排水を引き込んで沈殿させる調整池やコース造成の工夫▽無農薬も視野に入れる▽周辺地域へ飛散しない散布方法の検討―などを求めた。

 また、生態系の保全については、沢などの水系を崩さないようコースレイアウトを再検討することや、貴重種とされる猛きん類オオタカが計画地内で目撃されていることから、えさ場や繁殖期などの生態系を調査することを要望している。

 今回出された知事意見は、昨秋に同社の環境アセスメント計画を縦覧した際に寄せられた住民意見や、県環境影響評価審査会(会長・宇都宮功京都大教授、二十二人)での検討結果を参考にしてまとめられた。


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