滋賀報知新(ニュース)平成14年1月3日(木)第12928号

動き出した 八日市の道路

=主要道路の進捗状況=

主要道路の進捗状況
(湖東・八日市市)
八日市市の道路が急進展をみせてきた。 古くから交通の要衝という地の利を生かして「市」が栄え、産業・経済・文化活性化の近道といわれる道路は。市発展の基礎条件となり人・物・情報を導く。一人一台と生活の一部になる車は、公共交通手段の少ない田園都市にとって欠かせない。車の増加が道路整備に追いつくことなく、市民は、渋滞や行き止まりに頭を抱え、かたずを飲んで市の道路行政を見守っている。

市も平成十三年度は、重点的な予算配分を行い、思い切って道路整備を進めてきた。市街地での利便性や渋滞解消を図る都市計画道路「小今・建部・上中線」(通称・外環状線)が動き出した。国道421号も目と鼻の先となり、パチンコ店の移転を残すだけとなった。建部地区では今年度末までの供用開始にこぎ着ける。
東の玄関口に当たる八日市インターチェンジへの利便性と周辺の円滑な交通を確保するため、長年の懸案だった都市計画道路「小脇寺線」(国立滋賀病院前の国道421号バイパス)を四月までに開通させる。さらに「県道湖東八日市線」と「県道五個荘八日市線」(愛知川左岸道路)の整備も目に見えてきた。
駅前メイン道路としての景観形成や、沿道の土地利用機能を高める「八日市神田線」(通称・駅前グリーンロード)も用地交渉に入り、防災機能の強化と良好な住環境を図る「尻無愛知川線」(八日市高―金屋大通り間)は十五年度までに完成させたいという。沖野に向かっては蛇砂川新川(左岸道路)とともに整備を進める方針だ。

 安全性を高める点では、県道高木八日市線の玉緒小学校前で用地取得が難航し、地権者の理解を残すだけとなったが先行きは見えてこない。一方、小脇四つ辻交差点改良については地元が動き出した。

このほか、地域経済の基盤や地域間交流の基礎となる広域幹線道路については、「国道421号県境トンネル」が国の直轄事業に採択され、東近江の拠点都市を結ぶ「近江八幡八日市線・下羽田市辺線バイパス」では、ショッピングセンター・ユーストア前の一部に止まっているが、行く先には住宅街や近江鉄道本線が立ちはだかるなど、難関が待ち受ける。



【道路名】市道上中緑町小今線(通称・外環状線建部、緑町工区)
【計画目的】市街地の通過交通を軽減し、中心部の慢性的な渋滞の緩和を図る
【計画内容】延長一二三〇m、幅二二─一五m
【進捗状況】築造工事七二〇m、進捗率七〇%
【今後の見通し】舗装工事と県道取り付け工事を済ませ、十四年度末に完成予定


【道路名】都市計画道路3・3・2小今建部上中線(通称・外環状若松工区)
【計画目的】市街地の通過交通を軽減し、中心部の慢性的な渋滞の緩和を図る
【計画内容】延長三五〇m、、幅二二m
【進捗状況】約九〇mの築造工事施行中
【今後の見通し】十四年度末には完成予定


【道路名】都市計画道路3・4・9小脇寺線(通称・国道421号バイパス)
【計画目的】国道の渋滞緩和を図り、名神八日市インターへのアクセス促進を図る
【計画内容】延長一五九〇m、幅一六m
【進捗状況】八九〇mは供用開始済みで、現在七〇〇mを整備中。一部残し進捗率九三%
【今後の見通し】十四年度末の完成予定


【道路名】市道八日市駅神田線(通称・駅前グリーンロード)
【計画目的】駅周辺の商業業務拠点地区へのアクセスと官庁街を結ぶ
【計画内容】延長三六五m、幅二二m
【進捗状況】用地取得率二五%
【今後の見通し】地権者が多く用地取得に時間を要し、十八年度の完成を目指す


【道路名】県道湖東八日市線
【計画目的】八日市市と湖東・愛東を直結し、交流と連携強化を図る
【計画内容】延長二九七〇m(八日市インター─愛東町大萩)、幅一七m
【進捗状況】愛知川新橋下部工事は十四年度末完工。進捗率三六%
【今後の見通し】橋桁工事発注済み(十六年六月完工)


【道路名】県道雨降野今在家八日市線
【計画目的】八日市署から御河辺神社までのバイパス
【計画内容】延長八八〇m、幅一六m
【進捗状況】進捗率九五%
【今後の見通し】十四年度末の供用開始予定


【道路名】主要地方道彦根八日市甲西線
【計画目的】八千代橋交差点改良と橋の立て替え工事を行い渋滞緩和を図る
【計画内容】新橋梁下部工事(橋脚八基、橋台二基)、上部工事(八日市側交差点改良)
【進捗状況】昨年十二月中旬から下部工事に着手
【今後の見通し】約五年後の完成予定


【道路名】四つ辻交差点改良
【計画目的】事故多発の変則交差点を改良し、安全性を確保する
【進捗状況】測量設計を発注済み。計画調整で地元や公安委員会と協議中
【今後の見通し】十四年度に用地測量と物件調査に着手。五年度の完成を目指す


【道路名】県道五個荘八日市線
【計画目的】県道湖東八日市線と中心市街を連絡する基幹道路として整備
【計画内容】椿寺から中小路町まで延長一三〇〇m、幅一〇・五m
【進捗状況】改良済み五百b、未改良八〇〇mのうち本年度末までに約一五〇mを完工
【今後の見通し】用地交渉を進め、十六年度の完成を目指す


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凧の日本代表
注目と関心集める八日市大凧
英国・大英博物館 JAPAN2001

大英博物館の会場に展示されている八日市大凧(八日市大凧会館提供)
(湖東・八日市市)
 八日市市が世界に誇るビッグ・カイト、八日市大凧がイギリス全土で開催されている「JAPAN2001」に参加、世界の美術品や芸術品が集まる大英博物館で日本を代表する凧として紹介され、多くの関心を集めている。

 展示されているのは、八日市大凧保存会(大西清会長)が平成八年に大英博物館に寄贈していた八畳敷八日市大凧「奉祝 八日市」。朱文字の「祝」と鳳凰(ほうおう)が描かれ、昭和四十九年の市制二十周年を記念して揚げられた八十畳敷八日市大凧と同じ図柄。

 平成八年当時、大英博物館で計画された「アジアの凧」展に出展するという名誉ある要請にこたえ、特別の和紙と竹を使って二か月かけて製作、寄贈した。しかし、この時は博物館の改修工事が行われることになり、展示される機会がなかった。

 今回、日本文化を紹介する「JAPAN2001」の開催により、「LIGHT MOTIFS 青森のねぶたと日本の凧」ではじめての展示が実現した。八日市大凧の日本的で機能的な美しさとその製作技術のすばらしさ、その大きさと重さにもかかわらず大空高く舞い上がる雄姿は、世界から訪れる観光客に驚きと感動を与えている。

 また、「判じもん」や「切り抜き工法」、「長巻き工法」など八日市大凧の特徴や八日市大凧まつりの模様などを紹介する英文カラーパンフレットも見学者に大好評で、八日市大凧のPRに貢献している。

 三月三日まで展示され、世界に八日市大凧のすばらしさをアピールする。


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eタウンで熱気再建!! 

住民が「まちおこし」

田舎づくりの温かさ
=八風を出発点に=

交流&情報発信施設の「eタウンマーケット 八風」
(湖東・永源寺町)
 鈴鹿の連山を源流に、壮大な自然と歴史を誇る永源寺町。年間百万人の観光誘客を目指す同町では、町商工会を主体とする地域活性化事業「eタウンマーケット整備」に取り組んでおり、交流&情報発信施設の「eタウンマーケット 八風」と郷土創作料理「八風鍋」を完成させた。南北朝時代より門前町として賑わった高野地区、これを起爆剤にまちおこしを図ろうと、いま地元町民たちは熱い。

 eタウンマーケットは、町の産業や観光、イベント、サービス等の情報を発信し、訪れる観光客と地域住民の交流を深める住民参画の事業で、空き家を改装した「八風」が昨年十月にオープンした。黒光りする梁や土間など築後百五十年の趣が残り、田舎づくりの温かさが旅人を迎える。

 建物は木造二階建てで、一階には永源寺こんにゃく、シイタケ、政所茶、木地製品などの農林産物・工芸品が展示即売されるほか、そば打ち体験などの情報パネルを展示。二階では、町内芸術家たちの作品展や公募作品展示などに利用する。

 同商工会の河並博さんは「紅葉も格別だが、四季を通じて賑わうまちにしたい。八風はその出発点であり、人々の交流によって生まれる創造力と地域人の頑張りをアピールしたい」と、八風誕生に込められた熱気再建の願いを語る。

 将来的には、空店舗を再生させた体験施設(コンニャク作りやそば打ち体験など)や、住民と観光客が交流できるくつろぎスペースの設置が計画されている。

 開設時間は午前十時から午後四時まで。定休日は祭日を除く火曜、水曜日(季節によって変動)。

 また、手作り味噌をベースにした創作料理「八風鍋」も大人気だ。
 eタウンの一環として編み出した料理で、自然&健康の“ヘルシー料理”として売り出している。

 昨年九月から郷土料理店七店の料理人が試作づくりを展開し、二十五種類にも及ぶ調理法から一点一点を厳選。地元で採れた白菜、ネギ、春菊、マイタケ、シイタケに、永源寺こんにゃく、そば団子、豆腐、もみじ麩、キジ肉の十一品をふんだんに使い、キジだしと永源寺みそ(こうじ風味)で炊きあげた絶品。

 このみそは、むらおこし事業開発として十年前に創られた特産品で、鈴鹿の自然水を使った低塩・無添加・無着色のもの。種類も、大豆を生かした大豆風味、さっぱり味のこうじ風味、深い味わいの田舎風味がある。

 どの料理人もスープ選びには手間暇を掛けた、と言う田中正儀さん(うお文料理長)は「素材の風味を生かしながら鍋全体の味をまとめる、要のスープにはこうじ風味で一致した。最後は田舎風味みそに付けて食べて下さい」と自信をのぞかせる。

 今年三月末までの販売。一人前四千円(税別)で二人から申し込める。


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ラポール秦荘に今秋最新プール

可動床装置3種プール

=充実健康施設個別メニュー=

(湖東・秦荘町)
 秦荘町が蚊野に整備を進めている健康福祉ゾーンの最後の施設として「(仮称)ラポール秦荘けんこうプール」が今秋完成、オープンする。最新の装置や機器などを導入し、子どもからお年寄りまで全ての利用者のニーズにこたえる施設の充実を図ることで、町内だけでなく、広域の住民の健康づくりやリハビリ支援を行うことができる施設として、各方面から注目を集めている。

 児童遊具施設のふれあい広場隣(鈴鹿山脈側)に建設中のプールには、二十五メートル六コースの一般プールのほか、一周八十メートルの水中歩行専用プール、全長三十メートルのウォータースライダー(滑り台)や噴水のある子ども用プールもあり、ジャグジー、ウォーターマッサージベッド、デッキチェアのある休憩スペースなど、周辺市町村や民間プールもうらやむ、県内一とも言える施設の充実ぶり。

 さらに、完全バリアフリーをはじめ、用途に応じてプールの底が上下する県内初の可動床装置に、各種運動機具を備えるトレーニングルーム、エアロビクススタジオと、至れり尽せりのサービスを提供する。

 ハード面の充実だけでなく、個人健康管理システムを導入し、体重や血圧など健康管理のためのデータを個人カードなどに利用者自身が記入することができ、専用スタッフから一人ひとりに応じたトレーニングメニューの指導や相談も受けることができる。


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JR能登川駅いよいよ改築

1月に仮設駅舎、3月から本格工事に

=15年春に完成 橋上化で東西つなぐ=

東西をつなぐ橋上自由通路と新駅舎内部の配置図
(湖東・能登川町)
 21世紀の街の拠点として、能登川町懸案の大プロジェクト「JR能登川駅舎改築」がいよいよ着手する。今年一月に仮設駅舎の工事、同三月から本格的改築が始まるもので、平成十五年三月下旬には水車をイメージした新駅舎が完成する予定だ。

 まちの玄関口・能登川駅は、明治二十二年の開業から百十二年の時を刻み、歴史上の事変や産業、交流を見届けてきた。昭和六十年からは新快速停車駅となり、大津駅へは約三十分、京都駅へは約四十分と郊外住宅地として勢圏域が拡大。現在では一日当たり約一万三千人が乗降している。

 しかし、老朽化と狭隘化に加えて改札口が東に一つしかなく、東西の地域が同線で分断されている。このため、勢圏域内の六町(能登川町・五箇荘町・愛東町・湖東町・秦荘町・愛知川町)では、早期改築を促進する「能登川駅改築整備促進期成同盟会」を設立し、駅西側の改札口確保と東西をつなぐ構内自由通路を計画。JR西日本旅客鉄道と国に対して説得を続けてきた。

 一度はとん挫したものの、駅西土地区画整理事業のメリット宣伝によって同意を得、昨年十一月に、構内自由通路工事七億六千九百三十二万円の随意契約がJR西日本と交わされた。
水車をイメージしたJR能登川駅の改築完成予想図

 総事業費は約十四億八千百二十一万円。内訳は、鉄道施設にJR西日本が約七千六百万円、能登川町が五億九千八百九十八万円を支出するほか、駅構内自由通路(町道扱いとなるため町単独事業)に八億六百十七万円が試算されている。

 ちなみに、町の財政状況は町債発行残高が約七十八億六千万円、公債比率が一四・三%で、経常収支比率は七九・六%(基準は七〇%)。このため、財政圧迫への不安の声もあるが、町事務局は「計画策定段階から預金しているためその心配はない」と話している。

 規模は、駅舎が約五百七十二平方メートル、校内自由通路は約七百二十八平方メートルの大きさで、両施設にエレベーター・エスカレーターが二基ずつ設置されるほか、自由通路にトイレおよびギャラリーが設けられる。


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