滋賀報知新(ニュース)平成14年1月25日(金)第12953号

流域住民の意見を計画に反映

治水、利水、環境 体型的整備へ

=第1回愛知川川づくり会議=

会場いっぱいの参加者に住民の関心の高さをうかがわせた第1回会議―東近江地域振興局会議室で―
(湖東・広域)
 流域の住民とともに愛知川の河川整備を考える「愛知川 川づくり会議」の第一回会合が二十日に東近江地域振興局会議室で開かれた。

 会議には愛知川整備に関心を持つ二十歳から七十六歳までの流域住民ら約百三十人が参加。

 河川法(平成九年改正)に基づいて行われる河川改修で、整備計画に地元の意向として流域住民の意見を盛り込もうと開かれる。今後六回程度の会議を開き、八月に最終まとめを行う予定。

 今回の第一回会議では、東近江地域振興局建設管理部河川砂防課の担当者から、河川環境の整備と保全、地域の意見を反映した河川整備計画制度の導入などが追加され、治水、利水、環境の体型的な制度の整備をうたった河川法による計画策定の手順と、「愛知川川づくり会議」と専門家らによって構成される「淡海の川づくり検討委員会」との関係などについて、また、同振興局から委託されている専門企業の東京建設コンサルタントから愛知川の現況、環境、歴史など流域の概要と、川づくりの基本方針などが説明された。

 それによると、対象期間は今後二十年で、下流域の栗見橋からJR愛知川橋梁までの約五キロと、名神高速道路から紅葉橋までの上流域約七キロを対象区間として、これまでの観測史上最大の洪水となった昭和三十四年の伊勢湾台風と同規模の洪水に対処できるよう、毎秒二千四百立方メートルの流量を安全に流すことができる河道を整備するとしている。

 また、現況河道を大きく変化させないという前提で、なおかつ、橋脚や取水施設に支障をきたすことなく、河道内樹林の治水や環境機能の創出と保全を目的とした樹林管理、水生生物の生息場や下流部の森林風河川景観の確保、河川空間の利用などを図っていくという、基本方針を掲げる。

 具体的には、下流域では天井川となっている部分の川底の掘削と川幅の拡大、堤防の改修により河道を確保、上流部は充分な河道が確保されているため河床の改修は行わず、堤防の高さや幅の不足部分を解消する程度で、淵・ワンド・(先人の洪水対策の知恵である)霞堤はそのまま残す。

 このあと、昨年十二月に八日市、永源寺、能登川、五個荘、愛東、湖東、愛知川の市町と、彦根市の宇曽川以西の住民を対象に行った愛知川川づくりに関するアンケート調査結果が報告された。

 回答のあった三百七通から、▽「愛知川へ行く目的」 交通のルート24%、自然観察15%、魚釣13%、散歩13%、水遊び12%や、運動、昆虫採取、花見などで、行かないも2%▽「親水性」 あるとややあるを合わせて41%であるのに対し、低いとやや低いが55%▽「景観」 自然が豊か30%に対し、さみしい28%、汚い23%、殺風景17%▽「水量」 74%が少ないで、やや少ないを加えると96%に達する▽「水質」 きれいとややきれい56%、汚いとやや汚い39%▽「整備個所」 自然環境の保全44%、河川利用23%、治水の安全22%、用水確保7%で、現状維持も4%▽「洪水対策への期待」 治水対策36%、工事内容提供28%、災害情報提供24%、被害はやむをえない8%▽「環境面での期待」 生物の生息24%、水量増加20%、景観配慮19%、魚釣11%、コンクリート護岸10%、自然の川9%、泳げる川5%▽下流樹林帯」 保全50%、現状維持12%に対し、川に近づきにくい20%、伐採14%――。

 最後に質疑応答の時間も設けられ、参加者から各地域ごとの問題点や要望、会議の意義、部分的でなく全体で、など、活発な意見が出された。
 今回の報告を受けて、三月十日の第二回会議ではそれぞれのテーマごとに別れてグループ討議で意見を出していく。
 


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愛と勇気、危機管理など訴え

森さん廣田さん 県意見発表会へ

=愛知郡広域行政組合消防本部=

熱心な発表が行われた意見発表会―愛知郡広域行政組合消防本部会議室で―
(湖東・愛知郡)
 愛知郡広域行政組合消防の消防職員意見発表会がこのほど秦荘町香之庄の消防本部会議室で開かれ、十六人の若手消防職員がそれぞれの思いを発表した。

 二月二十日に東近江行政組合消防本部で開催される第二十七回滋賀県消防職員意見発表会の予選を兼ねて開かれたもので、日頃の業務を通じて感じたことなどについて五分以内の持ち時間で発表。発表態度や発表力、内容についての審査が行われた。

 その結果、森弘之消防副士長が自分を信じ、愛、希望、勇気を持てば人を救う大きな力になると発表した「シナジー」と、廣田修士消防士がテロなどあらゆる災害に危機意識を持ち、日々、業務にあたることの重要性を訴えた「危機管理をもって」が優秀に選ばれ、同消防本部代表として県の意見発表会に出場する。


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世代間・地域間交流で生きがいづくり

高齢者能力活用センター竣工

=五個荘町 保育所跡地を利用=

高齢者能力活用センターと周辺整備が完成し、竣工のテープカットを行う関係者ら
(湖東・五個荘町)
 すみれ保育所跡地利用として進められていた五個荘町立東幼稚園、五個荘共同作業所の施設整備と、町高齢者能力活用センターの新設工事がこのほど完成し、二十二日に竣工清祓式ならびに竣工式が執り行われた。

 同センターは、隣接する共同作業所や幼稚園児との世代間・地域間交流を通して高齢者の能力を活性化させる生き甲斐づくりの場で、介護予防拠点整備事業として国から四千百七十万円の補助を受けた。着工は昨年七月で、陶芸窯を備えた陶芸室や和室、研修室を有する木造平屋建て約二百五十平方メートルを建設し、約千五百平方メートルの敷地内には園芸が楽しめるミニ畑も整備されている。総事業費は約四千二百万円。

 隣接の東幼稚園では、職員室の増築や運動場拡幅、せせらぎ整備等で教育環境の向上を図ったほか、手狭になっていた共同作業所の施設整備も実施。所内と食堂の百十四平方メートルを増築し、両施設と周辺整備の総事業費は約六千九十八万円となっている。

 竣工清祓式には、大伴克巳東近江地域振興局長、北川弥助県会議員、杉山忠蔵町会議員が来賓として参列し、清祓、昇神の儀を挙行。テープカットに引き続いて竣工式が行われた。

 小串勲町長は「高齢者の生きがいづくりの場として提供し「長生きして良かった」と言われる町にしたい。また、隣接する幼稚園や共同作業所など、世代間や地域間交流の拠点としていきたい」と期待を寄せ、設計・施行に当たった(株)野田芳朗・野田建設設計事務所専務取締役と、吉田惠勇・吉野工業(株)代表取締役、および絵画を寄贈した加藤武男・加藤歯科医院医院長にそれぞれ感謝状を手渡した。


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中学校ALTのピンチヒッター
カナダのケイトリンさん
=近江八幡市 寿退任で7月まで=

近江八幡市内の中学校で英語を指導することになり川端市長にあいさつに訪れたケイトリン・キーランさん(右)―近江八幡市役所で―
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市の中学校外国人英語教師(ALT)として以前、県立八幡商業高校で教壇に立っていたカナダのケイトリン・キーランさん(32)を迎えることになり再来日したケイトリンさんが川端五兵衞市長に着任のあいさつを行った。

 前任者が結婚で途中退任したため、今年7月末までの残期間、教壇に立つことになった。
 川端市長が「子供たちのために短期間ですが、よろしくお願いします」とあいさつ、記念に木版画の扇子をプレゼントした。

 これに対しケイトリンさんは「短い期間だけど、英語の歌やゲームも紹介しながら母国の文化なども知ってもらい、子供たちに英会話の楽しさを伝えていきたい」と応えた。


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冬はやっぱり雪遊び!!

「スノーフェスタ2002 inIMAZU」

=2月11日 今津町総合運動公園で =

ソリなどを使って遊ぶ子どもたち
(湖西・今津町)
 冬季の一大イベント「スノーフェスタ二〇〇二inIMAZU」(主催=スノーフェスタinIMAZU実行委員会)が二月十一日、今津町総合運動公園で開催される。入場無料。雪の多い今津町の特色を活かし地域の活性化を目的とする同フェスタは、今回で三回目となる。

 イベントの一環として開かれる“雪と遊ぶ”をテーマにした「雪の造形展」(同月九、十日)は、会場で参加者が作品を製作し、個人・家族の部、団体・職域の部の二部門に出展された作品の中から最優秀賞と優秀賞が選ばれる。また、前夜祭(同月十日)では、近江葦海太鼓の音色とかまくらのライトアップが、雪と炎の祭典を盛り上げる。

 スノーフェスタ当日の十一日は、一チーム四人のリレー形式でソリやカンジキを使って競うタイムレース“雪上トライアスロン”、的当てや宝探しをする“雪上ゲーム”、“雪上ちびっこ広場”など雪まみれになりながら子どもから大人まで楽しめる。そのほか、そば打ちや木工体験コーナー、出店・即売コーナーが設けられ、もちつき大会も行われる。

 なお、同実行委員会は、雪の造形展製作と雪上トライアスロンの参加者を募集している。申し込み締め切りは三十一日。詳しくは、今津町総合運動公園内の同実行委員会(0740―22―5555)へ。


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