滋賀報知新(ニュース)平成14年2月7日(木)第12968号

県教委が中学1年の保護者に配布

不登校問題考えるリーフレット

=原因や問題解決に向けアドバイス=

県教育委員会が作成したリーフレット「パートナーシップ」
(全 県)
 県教育委員会は、中学一年生の子どもをもつ保護者に不登校について理解を深めてもらおうと、生徒指導資料のリーフレット「パートナーシップ」を作成し、配布した。

 リーフレットには、不登校の定義を「何らかの要因、背景により、児童生徒が登校しない、あるいは、登校したくてもできない状況にあること」と説明。背景としては、生活体験や集団での活動不足、地域での遊びの減少、人とのつながりの弱さ、ストレスの増大などを列挙し、きっかけに関しては、学校生活への不適応や家庭環境の急激な変化を挙げている。
 子どもからの危険信号については、1.の不調を訴えることが多い2.とのふれあいを避ける3.学校生活での不満や不安を訴えたり、いらいらが目につく4.甘えやわがままが目立つ―の四点を指摘している。

 また、アドバイスの項目では、何でもいえる家庭の雰囲気をつくることや、子どもの言い分をしっかり聞く、生活の基本的な習慣を身につけさせる、地域とのきずなを深めることを提案。さらに心配なことがあれば、早く学校の先生に相談するよう勧めている。

 なお、県内の教育委員会は、子どもに関するさまざまな教育相談に応じるほか、体験活動や学習補充も実施する適応指導教室を開設している教育委員会もある。県と東近江地域の適応指導教室は次の通り。

 【滋賀県】心の教育相談センター「うみの風」(077―524―4300)

 【八日市市】「ひばり」(エ0748―22―0120)

 【近江八幡市】「よしぶえ」(エ0748―37―1205)

 【蒲生町】「チャレンジ教室」(エ0748―55―4892)

 【日野町】「フレンズ」(エ0748―53―3838)

 【竜王町】「あすなろ」(エ0748―58―3741)
 【能登川町】「さわやか教室」(エ0748―42―0027)


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高齢者の虐待も深刻化

県権利擁護センターが相談状況まとめる

増加する「財産侵害」や「財産管理」問題
=求められる市町村社協との連携=

(全 県)
 高齢者や障害者らが財産を侵害されたり、虐待を受けるケースが増加していることが、県権利擁護センター・高齢者総合相談センター(北村太一朗所長)のまとめた三年間の相談状況でわかった。同センターでは、各市町村の社会福祉協議会に対し、「地域福祉権利擁護事業」への取り組みを呼びかけている。

 同センターは、痴呆性高齢者や障害者の暮らしに関わる悩みや不安などの相談や、権利が侵害されている人に対しての支援を行うため平成十年七月、草津市の県立長寿社会社会福祉センター内に開設された。昨年七月で三年(十年七月〜十三年六月)が経過したため、このほど同期間の相談状況をまとめた。

 それによると、権利侵害や虐待などに関する相談が含まれる「権利擁護相談」は九百七十七件、「高齢者総合相談」は千六百九十六件で合計三千六百七十三件にのぼっている。

 このうち「権利擁護相談」は、十年度を一〇〇とした場合、十一年度一四八・一、十二年度一五四・五、十三年度一七四・七と、年々上昇している。

 同相談の内訳は、「財産管理」(二二・一%)が最も多く、次いで「財産侵害」(一二・八%)、「家族や親戚との人間関係」(一二・五%)となっている。

 財産管理と財産侵害を合わせると全体の約三分の一、これに金銭、消費、金融に関する相談を加えた金銭関係の相談は全体の約半分を占め、財産管理と財産侵害に関する相談は対十年度指数で二〇〇ポイント以上の伸び率を示した。

「財産侵害 」の相談事例は(1)家族などが親(高齢者)の老齢年金や預貯金を勝手に使う(2)親名義の不動産を子が勝手に売却する(3)悪徳業者に財産をだまし取られた(4)知的障害者の年金を担保に高額ローンを組まされる||など。長引く不況で、今後も増加すると同センターでは予想している。また判断能力の不十分な痴呆性高齢者、知的障害者からの財産管理に関する相談も、二割を越えている。

 加えて「子が老親に対して暴力をふるう」「子が老親の介護をしない」「知的障害者へ性的行為を強要する」「食事を十分に食べさせない」といった虐待の相談も増加傾向にある。

県権利擁護センターの近藤道彦次長は「単に財産管理に関する相談におさまらず、その根底には虐待など深刻な権利侵害が潜んでいる場合が多い。その意味でも、市町村の社会福祉協議会と連携を図りながら、権利擁護支援を強めたい」と話している。


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県立成人病センター

=「病院機能評価」の認定受ける=

(全 県)
 県立成人病センター(守山市)はこのほど、財団法人日本医療機能評価機構より「病院機能評価」の認定を受けた。県内では三番目、一般病院B(地域が必要とする各領域の医療において基幹的・中心的な役割を担い、高次の医療にも対応しうる一定の規模を有する病院)の種別では市立長浜病院に次いで二番目となっている。

 同センターでは、患者から選ばれる医療機関をめざし、より高度な機能水準、医療の質の向上を図るとともに、業務の組織化・効率化、職員の意識改革など病院組織の強化に取り組んでいる。

 その成果について第三者(財団法人日本医療機能評価機構)から客観的評価を受けるために平成十二年度から準備を進め、提出した基礎データと自己評価による書面審査および機構側の評価調査者による訪問審査が実施された。

 病院機能評価とは、平成七年に設立された同機構(厚生労働省や日本医師会などが出資)が九年度から実施している事業で、病院の機能を「病院の理念・基本方針」「地域ニーズの反映」「診療の質の確保」「看護の適切な提供」「患者の満足と安心」「病院運営管理の合理性」―の六つの領域における四〇八の評価指標で評価し、一定レベルに達している医療施設には五年間有効の認定証を授与するもの。


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新広報テレビ番組

県民の疑問を解決!!

=県政への質問を募集中 =

(全 県)
 県は先月十四日から、県民に県の施策に対する理解を深めてもらおうと、県民の疑問を解決する新たな広報テレビ番組「いくよくるよのおじゃまSHIGA’s」(おじゃましが〜すっ!)をスタートさせ、県民の県政に関する疑問・質問を募集している。

 タレントの今いくよ・くるよさんが県民の持つ疑問・質問を解決するため、「パートナーシップって何?」や「市町村合併何かいいことあるの?」、「議会って誰でも見られますか?」など毎回テーマを絞り、県民に代わって県庁や関係機関、現場に押しかける突撃レポートをしている。

 番組は三月二十二日まで月曜日から金曜日までの毎日、びわ湖放送で放送している。放送時間は、月、火、水曜日が午後十時二十三分から同二十八分、木、金曜日が午後九時五十五分から同十時のいずれも五分間。

 解決してもらいたい疑問・質問がある人はハガキ、封書、FAXのいずれかで、その内容(簡潔に)、住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、〒520―8585びわ湖放送「いくよくるよのおじゃまSHIGA’s係」(FAX077―524―4600、Eメールikukuru@bbc-tv.co.jp)へ応募する。


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森での生活を体験

湖沼会議市民ネットが
=朽木村で教室=

完成した天狗のほこらに入り居心地を確かめる子どもら
(湖西・朽木村)
 湖沼会議市民ネットはこのほど、森の住人である天狗の発祥を知り森での生活を子どもたちに体験してもらおうと「川の湖童教室」を天狗伝説が残る朽木村で開催、県内外から小学生約十五人が参加した。

 この教室は、昨年十一月に開かれた湖沼会議の自由会議として、同ネットが新旭町で参加者とともに手づくりの楽器“クラベス”を打ちならし、琵琶湖の環境問題は流域単位で考え上下流をつなぐ川と最上流に位置し水の源でもある森を守ることが重要であると訴えた「湖童音楽祭」から継続して取り組んでいるもの。

 森に入った子どもたちは天狗の形跡探しで足跡やふんを見つけ、天狗のほこらづくりでは「床はフカフカに」「雨、風、雪がしのげる」「二世帯住宅にした」など天狗が住みやすい環境を落ちている木や葉で試行錯誤しながら作り上げた。

 森から生まれる炭については、炭づくりのベテラン藤本孝さんから説明を受けたあと、一週間前から土窯に入れ冷ましてあった炭の窯出しを体験した。少しでもいい炭を持ち帰ろうと「いい炭の見分け方」などを藤本さんから教わりながら、袋に炭を詰め込んでいた。家での炭の使い道について「亀を飼っているので、水槽の水がきれいになるように入れる」「お風呂に入れてみる」と炭の水質浄化作用を利用した方法を思い付いていた。

 また、同ネットは窯出しした炭を三月十日、新旭町の河川に埋め水質浄化に役立てる予定で、他にも天狗をモチーフにした童話制作も検討している。

 同ネットの堤幸一さんは「湖沼会議が終了したから活動を終えるのではなく、これからも子どもたちが自然を体感できる機会を提供する活動を続けていきたい」と抱負を語った。


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