滋賀報知新(ニュース)平成14年2月22日(金)第12985号

近江八幡市など3市町の参入問題

新たな枠組みは別会議で検討

=まず、1市3町の法定協議会設置=

永源寺町で開かれた「第4回首長・議会代表合同懇談会」
(湖東・広域)
 八日市市を中心とする1市3町の「第4回首長・議会代表合同懇談会」が19日午後1時から永源寺町市原野のふるさと会館で開かれた。

 近江八幡市に続いて合併協議への参画申し入れを受けた愛東町、湖東町を含めた対応についての話し合いでは、1市3町の首長、助役、議会代表で「周辺市町検討会議(仮称)」を設置し、その中で新たな枠組みが可能かどうか検討を行うことにした。事務局では今月中もに第1回の会合を開きたいとしている。

 予想されていた愛東、湖東の2町から参入要請が正式に行われたことから、先に受けた近江八幡市の参入要請への判断も同じテーブルの論議に乗せ、早急に結論を出すことで合意した。

 こうした結果にまとまった背景には、1年余りかけて取り組んできた1市3町の枠組協議の経緯を尊重すべきとする意見や、3月議会で議決を経て4月に法定合併協議会の立ちあげをめざしてきたこと、また、新しい枠組みは住民に説明出来ておらず、このまま進めると住民不在の合併論議につながっていく懸念が働いた。

 その一方で、合併パターンが複数考えられることになったために改めて住民に意向を問うのなら法定協議会の設立時期を遅らせてもいいのでないかという意見が出たが、意見として受け止められるにとどまった。

 各市町に求められた個別意見では、八日市市は「周辺市町検討会議の設置は、1市3町の首長で話し合った結果の提案で、近江八幡市や愛東町、湖東町の参画要請の判断は、それぞれの市町に住民の生活圏域の違いや抱えている行政課題など個々の事情を考えると早々に結論を出すのはいかがなものか。市民に新しい枠組みを説明する必要がある。こうした作業と平行して(新しい枠組みを)慎重に話し合って行くべきだ」と発言。 続いて蒲生町は、八日市市の考えに賛意を示した上で「住民に行政主導では進めない、と説明してきているのでもう一度、説明会をやり直す必要がある」と追随した。また、永源寺町は「(参画の申し入れがある)1市2町と期限の平成17年3月までに合併できる条件が整えば進めたい。愛知郡内の状況も聞く機会が必要ではないか」と円満な枠組みづくりを求めた。

 また、他の市町から3月議会で法定協議会の議決が得られるよう求められている日野町は「3月に協議会の議案を上程する考えでいる。(新しい枠組みについては)早急に検討会議で回答を出す必要がある」と発言し、歩調を合わせた。

 八日市市が提案した周辺市町検討会議は、各市町から首長、助役、議会代表2人の計16人で構成し、必要に応じて近江八幡市、愛東町、湖東町と一緒になって合併について話し合いを行うことが必要としている。

 今回の会合で、4月に1市3町の法定合併協議会を設立してこれまでの枠組みを堅持していくと同時に「周辺市町検討会議」で新しい枠組みの検討も進め、その枠組みが可能になれば同協議会に参入してもらう方向で話しがまとまった。

 各市町が、必要とした新しい枠組みについての住民説明会を終えるには数カ月がかかると見られ、その結果、賛同が得られたとしても近江八幡市、愛東町、湖東町が加わった合併協議会のスタートは、早くて9月になるものと予想される。

 11月と12月には八日市市と近江八幡市の市長選挙が相次いで行われることから枠組み決定のタイミングは微妙。2市の市長選の争点になる可能性もはらんでいる。


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厚生労働大臣表彰

福島睦一氏

=受賞記念パーティ=

福島睦一氏の受賞記念パーティ
(湖東・八日市市)
 八日市市糠塚町の福島睦一氏(63)は、これまでの献身的な遺族会活動がたたえられ厚生労働大臣表彰を受けたことから、このほど受賞記念パーティを八日市ロイヤルホテルで催した。

 パーティには国松善次知事、中村功一市長はじめ岩永峯一、小西理衆議院議員河本英典参議院議員ほか県議、市議らが来賓として招かれ、遺族会から参加の百二十人を代表して山田利治県遺族会長がこれまでの功績をたたえた。

 福島氏は、昭和四十四年に遺族会青年部に入会し、四十六年には八日市市遺族会青年部長として、第一回サイパン島遺骨収集に参加している。その後、フィリピンやグアム、中国、シベリア、タイなどの戦跡を訪れ、戦没者の慰霊巡拝や遺骨収集に当たってきた。現在は県遺族会理事(英霊顕彰部会長)として恒久平和に身を投じている。


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湖東記念病院で1か月の研修

救急救命士 医療の現場学び実践へ

=愛知郡消防本部の奥村副士長=

救急救命士として活躍が期待される奥村副士長
(湖東・愛知川町)
 愛知郡広域行政組合消防本部で昨年秋から救急救命士の任務に就いている奥村勝志消防副士長(27)が、先月から一か月間に及ぶ湖東記念病院(湖東町平松)での研修を修了、病院との連携強化による救急救命活動にその成果を発揮している。

 救急救命士は救急車に同乗し、病院に着くまで医師の指示を受けながら適切な医療処置を施し、一刻を争う救命活動にあたる。高齢化率が高く、救急医療機関が少ない愛知郡において、救急救命士の誕生は郡民にとっても大きな希望の光でもある。

 今回の研修では、病院内で行われている医療内容の周知、救急の現場で実際に使う技術や知識、高齢者介護、救護者の急変時の対応などについて学んだ。また、医療現場での技術を学ぶと同時に、病院との連携強化のための研修で、医師や看護師とのコミュニケーションも図ることができたほか、事故現場などに病院から医師が出動して処置などを行う「ドクターカーシステム」についても、効率的な運用へ意志の疎通が図られた。

 研修を終えた奥村さんは、「今後も継続的に研修に取り組み、管内の住民のみなさんの期待にこたえられるよう、がんばります」と、使命感に目を輝かせながら、力強く語った。


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空港核にしたまちづくり後退
蒲生町総合発展計画審議会が答申
行政・住民のパートーナーシップ重視
インフラ整備抑えソフト施策中心に
=平成23年は人口18000人=

山中壽勇町長(左)に総合発展計画を手渡す高岡武志審議会会長
(湖東・蒲生町)
 第四次蒲生町総合発展計画審議会(会長=高岡武志・町商工会副会長)は十九日、発展計画案をまとめた報告書を、山中壽勇町長に答申した。国や地方の財政悪化で公共事業が削減され、びわこ空港整備計画を取り巻く情勢が厳しい中、同町のまちづくり基本目標「空港を核にしたまちづくり」は実質的に後退し、かわって住民・行政のパートナーシップ構築を重視する内容になった。答申に当たって高岡会長は、「空港計画がはっきりしない中、現実的な発展計画と理解してもらいたい」と話した。三月議会で提案され、可決されれば、四月からスタートする。

 同審議会は、町議会議員と各種団体役員、学識経験者、一般公募委員ら二十一人で構成され、昨年十月から計四回の審議会、住民の意識調査を経て、同町の将来の在り方について検討してきた。

 計画期間は、平成十四年度から同二十三年度までの十年間とし、中間年に見直しを行なう。人口(一万四千七百四十人・平成十三年一月末現在)については、今後も長峰団地(宮川)を中心に増加を予想し、計画最終年度の二十三年度は一万八千人程度と想定している。

 基本理念では、1.環境福祉を考えた共生のまち2.人づくりのまち3.空と陸 多機能交通のまち―の三点を列挙し、住民(住民団体、グループ、NPO)と行政が協力したまちづくりを推進するとしている。

 このなかで、一時立ち止まった形になっているびわこ空港計画は、今後の見通しが立たないことから、具体的な関係施策については踏み込まなかった。ただし、将来のまちづくりで重要な役割を果たすとし、今後も「空港の火」を消さないよう、住民との対話で理解・協力を求めるという表現にとどまった。

 また、流動的な名神・名阪連絡道路についても、宙に浮いたままの同町木村付近のインターチェンジ設置とともに、実現に向けた取り組みを強化するとしたが、空港計画と同様、具体的な方策については盛り込まなかった。

 昨年末から加速している市町村合併に関しては、周辺市町の動向もあって不透明であることから、▽住民意向の把握▽住民説明会などの実施による情報提供の充実―の二点に努めるとした。

 答申を受けた山中町長は、びわこ空港と名神・名阪連絡道路の整備について、「進ちょく状況を見て検討していきたい」といい、「これからは住民とともに考えていかないと、空港にしても進まない。(行政・住民の連携を)組織づくり、地域づくりになどに生かし、自治振興に役立てたい」と、意欲を示した。

 なお、第四次蒲生町総合発展計画の重点施策は次の通り。

 【蒲生野の風土の中で健やかに暮らせるまちをつくる】▽美しい田園空間の整備▽新たな交流施設の整備▽歴史文化遺産を生かした個性ある地域文化の創造▽里山の保全と活用▽親水公園の整備▽ごみ減量化に向けた住民活動支援▽公共施設におけるユニバーサルデザインの推進▽保健福祉センターの整備▽蒲生町病院の充実

 【蒲生野に輝く自立と交流のまちをつくる】▽びわこ空港の整備促進▽新設インターチェンジの整備促進▽名神名阪連絡道路の整備促進▽農村振興総合整備事業の推進▽臨空都市構想の促進▽新たな工業団地の整備と企業誘致の推進▽図書館・資料館・美術館などの整備▽あかね出前講座・あかねスポーツクラブの充実▽あかね運動の推進

 【参加と連携で新しい時代のまちをつくる】▽集落単位まちづくりの推進▽地域リーダーの育成▽地域活動における住民の活動の場の提供▽まちづくり団体・グループの育成と支援とネットワークづくり▽情報公開の推進▽幅広い住民の声を反映できる仕組みづくり▽ITの双方向性を生かした住民と行政のコミュニケーション推進▽各機関のネットワーク化と情報システムの構築


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長浜ドームで3月21日

第2回「Kテニスカレッジ杯」

=7日まで出場選手募集中=

(湖北・長浜市)
 県立長浜ドームで三月二十一日、滋賀県ベテランテニス選手権の「第二回 Kテニスカレッジ杯」が開催される。主催のケイ・テニス・カレッジでは、今月十九日から三月七日まで参加受付を行う。

 種目は▽男子四十歳以上シングルス(昭和三十七年十二月三十一日以前に出生の人)▽男子五十歳以上シングルス(同二十七年十二月三十一日以前に出生の人)▽女子三十五歳以上シングルス(同四十二年十二月三十一日以前に出生の人)の三種目。開催時間は午前九時から午後五時。

 参加資格は年令条件が合えば誰でも参加できる(県外の人でも可)。定員は各クラス二十四人で、一人二試合以上試合が出来るように準備する。使用球はダンロップフォートイエロー。エントリー代一人三千円。ディレクターはKテニスカレッジの川並和之さん。

 参加希望者は『郵便振込』でエントリー代を振り込み、二枚目の通信欄に参加者の氏名、所属、種目を記入する。ドロー希望者はFAX番号またはメールアドレスを記入する。

【振込先振替口座番号=01050―1―84629 ケイ・テニス・カレッジ】

 問い合わせは、〒527―0016八日市市今崎町三八三、川並和之さん(TEL&FAX0748―23―5264・PHS070―5387―8208・Eメール kawanami@po.bcap.co.jp)へ。三月七日締め切り。


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