滋賀報知新(ニュース)平成14年2月25日(月)第12987号

新市名称は公募で決定

能登川町に新市庁舎建設

3町法定協の第2回会合で提案

行政サービス向上は20万人前後
=大同合併気運のなか、疑問の声も=

安土町・五個荘町・能登川町合併協議会の第2回会合
(湖東・広域)
 安土町・五個荘町・能登川町合併協議会(会長・小串勲五個荘町長)の第二回会合が二十二日、能登川町やわらぎホールで開かれ、事務局側から、新市の名称を公募で決めるほか、新市庁舎を能登川町に建設するなどの合併基本五項目が提案された。

 事務局案によると、新市名は三町に在住あるいは在勤者から一般公募し、五点程度の候補から決定する。市役所の位置は現在の能登川町役場を当面使用し、新市成立後に三町の中心部となる能登川町に建設。五個荘町と安土町の両役場は支所となる。このほか、▽合併方式は対等合併による市制移行▽合併期日は二〇〇四年三月三十一日▽三町の財産、債務を新市が継承―の計五項目が提案された。
 これらの事項は、三月二十二日午後二時から安土町防災センターで開かれる第三回会合で協議される。

 着々と合併準備を進める三町だが、近江八幡市をはじめとする周辺市町の動きを受け、三町住民間でも「東近江は一つ」とする合併議論が高まっている。

 八日市市、蒲生町、日野町、永源寺町による「第三回 首長・議会代表合同懇談会」(一月三十日)において、近江八幡市の協議参画が受け入れの検討となった背景には、大同合併を望む声が大きいことを受けたもので、同時に竜王町も参画することになれば、東近江は一つを前提とした合併協議が成立。三町合併を固守する安土町、五個荘町、能登川町にも強い影響力が予想される。

 同問題について、小串会長は「出来るであろうという不確かなものに取り組むべきではなく、三町で粛々と進める以外に道はない」と話した。

 三町が合併した場合の総人口は約四万六千七百人で、行政や学識経験者らが割り出す効率的・効果的行財政の人口規模にはまったく届いていない。

 数値を紹介すると、市町村では十三〜十四万人、市では十八〜二十一万人が最適で、公共料金・福祉・医療・教育などの行政サービス水準が向上するのは人口二十万人前後としている。

 ちなみに、二市七町が合併した場合の総人口は約二十一万四千人。湖東・愛東町が参入した場合は約二十三万人となり、二十万都市の特例市移行型合併として事務的権限が譲渡。地方の中心都市としての行政体制が構築され、いわば、地方分権の確立である。【山田香織】


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マグニチュード7の地震を想定

東近江消防が特別訓練

=26日朝 八日市駅前ラピュタ周辺=

(湖東・八日市市)
 東近江行政組合消防本部(中村信雄消防長)は、二十六日午前九時から「警防特別訓練」を八日市駅前のラピュタ周辺で行う。三月一日からの春の全国火災予防週間にさきがけ、消火や救助活動の技術向上を図る。

 滋賀県内を震源とするマグニチュード7の直下型地震が発生し、強風下の八日市市内市では震度6弱を記録した。火災発生の駅前ラピュタ四階と屋上からと、一階が崩壊した隣接の神崎証券屋上からも救助を求める人がいる―を想定。

 消防本部から司令車、救助工作社が出動し、管内各消防署から救急車、はしご車、ポンプ車など十台が応援に駆け付け、消防職員が火災防ぎょ、救助、救急、通報消火などの訓練を行う。


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関西アンサンブルコンテスト銀賞の快挙

フルート三重奏 玉園中チーム 

=教育長に受賞の喜びを報告=

中村教育長に演奏を披露する左から中島さん、山本さん、岡本さんの3人
(湖東・八日市市)
 大阪府吹田市でこのほど開催された第二十八回関西アンサンブルコンテストに県代表として出場し、フルート三重奏で見事銀賞に輝いた、八日市市立玉園中学校ブラスバンド部の中島光世さん(二年)、山本文音さん(二年)、岡本舞さん(一年)の三人が二十一日市役所を訪れ、中村文幸市教育長に受賞の喜びを報告した。

 三人が、堀内了賢校長と顧問の小椋由紀子、野村志穂子教諭に伴われ、教育長室を訪れると、中村教育長が「たいへん名誉なことです、よくがんばりました」と出迎え、受賞をたたえた。

 この席で三人は、銀賞受賞の演奏を披露。心に響くそのすばらしいハーモニーに、中村教育長もうっとりと聞き入っていた。

 今回の受賞について、中島さん「銀賞はくやしかったけど、三人が一つになってよくがんばれた」、山本さん「みんなの応援のおかげでがんばることができた」、岡本さん「一年生なのに出られ、銀賞まで受賞できてとてもうれしい」とそれぞれ喜びとともに、「吹奏楽を続けたい」、「音楽の道に進みたい」、「音楽を教えたい」と、将来の夢を語ってくれた。

 三人は、県下から八十三チームが出場した県コンテストで優勝、他の二校のチームとともに県代表として二府四件から二十二校が出場した同コンテストに出場。コンテスト当日は、会場となった吹田市文化会館に約三十人の部員全員も駆けつけ、三人の演奏を見守りながら一緒にステージに立っているつもりで応援を送り続けた。

 同校ブラスバンド部はこれまでにも様々な大会で優秀な成績をあげているほか、長山杯や平成杯といった少年野球大会の開会式入場行進の生演奏で大会に花を添えるなど、その実力は各方面で認められている。


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昨年の甲賀郡火災状況まとめ

出火件数過去2番目の多さ

=死傷者数は前年より下回る=

(湖南・甲賀広域)
 甲賀郡行政事務組合消防本部がこのほどまとめた消防統計によると、昨年一年間に発生した出火は、前年に比べ十一件増加の九十八件と、過去二番目に多い件数になったことが分かった。一方で、火災による死傷者はいずれも前年より減少し、死者は一人(前年比三人減)、負傷者は十三人(同四人減)となっている。

 火災の内訳は、建物火災が最も多く三十九件(同十一件減)、次いでその他火災三十三件(同六件増)、車両火災十八件(同十件増)、林野火災八件(同六件増)。建物火災のほかは軒並み増加しており、これが出火件数増加につながった。
 建物火災で最も多かったのは、住宅の二十二件(同三件減)で、これに続いて工場・作業所五件(同一件増)、倉庫・物置五件(同四件減)、その他三件(同四件増)、学校二件(増減なし)、店舗二件(同一件増)、飲食店〇件(同二件減)の順となった。

 管内の焼損面積をみると四千六百三十二ヘクタールで、前年に比べ千六百四十一平方メートル増加したものの、焼損棟数は四十七棟で前年と比べ十一棟減少。部分焼けとぼやが大半を占め、早期発見と初期消火で被害が軽減されたとしている。
 このうち全焼は十二棟(同二棟減)で、半焼五件(増減なし)、部分焼けとぼや三十棟(同十棟減)で、六十五人(同五十二人減)が家を失った。

 主な原因をみると、前年と同じく放火(疑い含む)が十二件で一二%を占め、次いでたばこ八件、電気機器五件、コンロ・たき火四件など。地域別の発生件数は、水口町の二十八件が最も多く、次いで甲西町十九件、信楽町十四件、甲賀町十二件、土山町九件、甲南町九件、石部町七件と続いている。


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甲西町

春呼ぶ気品ある明るさ

桐塑(とうそ)人形展
=人形作家の今西玲子さん=

ひな人形と作者の今西玲子さん
(湖南・甲西町)
 京都の創作人形作家、今西玲子さん(日本工芸会会員)の作品展が、甲西町立図書館で開かれている。三月十日まで。

 会場には、木彫りに部分的に桐塑(とうそ)で肉付けする桐塑人形を約二十点展示している。この人形は、木彫りのみで成形する御所人形と異なり、木彫りの味わいを生かしつつ、桐の粉をのりで固める技法・桐塑で細かい表現をするもの。

 今西さんは人形作家・林駒夫さんに昭和五十四年から師事し、めきめき頭角を表わし、同五十七年に日本伝統工芸近畿展で入選、平成元年には伝統工芸人形展入選している。

 今回の展示でまず目に飛び込むのは、華やいだ衣装に身をつつんだひな人形。大量生産、販売の既製のひな人形とは趣きの違った人形は、それぞれ表情の豊かなものばかり。原材料に耐久性のある桐を使っているため、何十年たっても変わらない美しさを保つという。

 このほかにも、様々な人物像を模した作品も展示。農家のおじいさんや少年、天平時代の女官を題材をとったものなど、意欲作がずらり。どの人形も静かな微笑を浮かべ、しかも気品ある明るさを備える。今西さんは、「どの作品も明るい印象を与えるように、顔は上向きにするよう心掛けています」と、作品づくりへの熱意を話していた。


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