滋賀報知新(ニュース)平成14年3月7日(木)第13000号

就職活動中 セクハラ大幅増

女子学生を対象にアンケート

厳しい状況の短大生!!
=4年制の約半数、男女差別受ける =

「販売・営業職」がトップの4年生。写真は厚生労働省などが作成した就職ガイドブック
(全 県)
 今年度の就職活動中に女子学生が受けたセクシュアルハラスメントは、四年制大学生が二二・二%、短大生が五・一%と前年度と比べ大幅に増加していることが滋賀労働局雇用均等室のアンケート調査でわかった。これは県内の四年制大学および短期大学の女子学生を対象にした「就職活動アンケート調査」で、毎年実施しており、今年度は昨年十月に就職活動中の女子学生八十四人(四年制大学生四十五人、短大生三十九人)から回答を得ている。

 調査結果では 昨年十月時点で採用内定をもらっている女子学生の割合は、四年制大学生で九三・三%、短大生で五九・〇%と、前年度調査と比較すると、四年制大学生は一三・三ポイント増となっているが、短大生では二一・〇ポイント減少し非常に厳しい状況となっている。

 希望する職種は、第一希望の職種が四年制大学生では「販売・営業職」が四〇・〇%と最も多く、次いで「事務職」が三七・八%と、前年度と順位が入れ替わっている。とくに「販売・営業職」は、昨年度の二三・一%から一六・九ポイントも伸びたのが目を引く。

 短大生では、「事務職」が五九・〇%と全体の約六割を占め、次いで「サービス職」、「専門・技術職」、「販売・営業職」と続いており、四年制大学生と短大生との傾向の違いが顕著だ。

 また、就職活動中、女性であることを理由に男性と異なる取扱いを受けたと回答した女子学生は、全体で三二・一%に及んでいる。四年制大学生では四八・九%と前年度の六六・二%に比べ減少傾向にあり、短大生も一二・八%と昨年度の三〇・〇%に比べれば大幅に減少してる。

 男女異なる取扱いの内容では、四年制大学生で「資料請求をしたが送付されてこない、または資料が男性よりかなり遅れて送付されてきた」が二〇・〇%で最も多かった。就職情報誌の出版社が企業側の依頼により、そういった送付の仕方をしているとの声もある。

 次いで四年制大学生で回答が多かった「その他、女性であることを理由に男性と比べて不利な取扱いを受けた」(一七・八%)では、面接において転勤の可否、結婚、出産後の就労についてなどの質問を女性にのみしていたといったケースがみられた。

 また「就職活動中にセクハラを受けた」と回答した学生の割合は、四年制大学生二二・二%、短大生五・一%で、前年度(計三・五%)と比べ大幅に増加。

 セクハラの内容は「書類を書いているときに手を触れられた」「集団面接で面接官が女子の方を一切見ないで話した」「彼氏の有無についてたずねられた」「女の子は顔がかわいい子の方がいいと言われた」などとなっている。


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山びこシンポジウム

アクティ近江八幡で9日開催

=『今、里山・山里がおもしろい』=

講師の伊井野雄二さん
(全 県)
 県と関係市町の連携組織・山びこ-netは、山村を活かした新しい暮らしづくりの提案『山びこシンポジウム―今、里山・山里がおもしろい』を九日、近江八幡市のアクティ近江八幡多目的ホールで開催する。入場無料。

 山びこ-netは、湖東〜湖南の山村エリア5市町(多賀町・永源寺町・日野町・野洲町・栗東市)と県の連携組織であり、自然や文化等の地域資源を再発見。共同イベントを通して広くPRするほか、各分野のネットワークを活かしたまちづくりとしても注目されている。

 開催時間は午後一時〜四時四十分。基調講演とパネルディスカッションが行われる。事前申し込み不要。

 ◆基調講演「経済資源として里山を活かす」講師=伊井野雄二さん(赤目の里山を育てる会事務局長)

 ◆パネルディスカッション「山を活かした新しい暮らしづくり」パネラー=大林文彦さん(里山保全グループやまんばの会・会長)、島川武治さん(環境レイカーズ代表)など六人。コーディネーターは同会事務局担当の廣瀬正明さん(県林務緑政課)。

 詳しくは、県林務緑政課内の山びこ-net(077―528―3915、http://www.biwa.ne.jp/^forest-m )へ。


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動乱期の人々の生き方から歴史探る

企画展「南北朝内乱と大津」

=大津市歴史博物館で開催中 =

「太平記絵巻」(三時知恩寺蔵)
(湖西・大津市)
 大津市御陵町の大津市歴史博物館で企画展「南北朝内乱と大津―足利尊氏、佐々木道誉、勾当内侍、激動の時代を生きた人々の足跡―」が開催されている。

 天皇新政を目指した南朝(吉野)の後醍醐天皇とその政策に反発し北朝(京都)の天皇を擁立した足利尊氏が政権を争い、二つの朝廷が並立し全国的な戦乱へと発展した南北朝時代(一三三六〜九二年)。京都の争奪をめぐる内乱だったため大津は戦場となり、北朝側の園城寺と中立的な延暦寺は軍事拠点の一つとなった。 同展では、大津や京都の寺社に残る南北朝時代の歴史をひもとく古文書や絵巻に焦点をあて、室町幕府を樹立した足利将軍家や尊氏・善詮の側近として活躍した近江の武将・佐々木道誉、堅田に墓が残っている勾当内侍(新田義貞妻)らの足跡をたどり、内乱期の大津・近江の歴史に迫る。

 展示品は、現在一巻しか残っていない内乱の戦没者の追善のため足利尊氏が自ら写経した重要文化財「大蔵経」や、尊氏の嫡子・義詮が園城寺に京都から近江への交通の要衝である瀬田橋の警固を命じた「足利義詮御判御教書」、佐々木道誉の逸話部分が描かれた「太平記絵巻」など、国宝一件(四点)、重要文化財三件(八点)、県指定文化財二件(四点)を含む約四十点。 

 関連講座として、十六日に「太平記を読むために―その構造・その言葉―」が同館で行われる。講師は京都女子大学・笹川祥生教授。(参加料は三百円、事前申し込み必要)。

 同展の会期は二十四日まで(休館日は月曜日と二十二日)。観覧料は一般四百円、高校・大学生三百円、小学・中学生二百円。問い合わせは、同博物館(電話077―521―2100)まで。


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ものさし変えて新たな価値観を!

アジア太平洋障害者の10年

=キャンペーンフォーラム開催 =

約1100人が詰め掛けたフォーラム会場
(湖西・大津市)
 今年十月に大津市で開催が予定されている国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)主催の「アジア太平洋障害者の十年」最終年ハイレベル政府間会合に向けた機運の醸成を図ろうと、キャンペーンフォーラムが大津プリンスホテルで開かれ、全国から約千百人が参加した。主催は、県、同会議連絡協議会、県社会福祉事業団。

 フォーラム「二十一世紀、私たちが大切にしたいこと」では、テレビ番組NEWS23キャスター・草野満代氏の進行のもと、チェルノブイリ原発事故後を記録した映画「ナージャの村」の本橋成一監督、国松善次県知事が、障害者を取り巻く環境や県の施策などについて意見を交わした。

 本橋氏はダウン症の娘の体験から「娘の生活ゾーンを広げようとすると、技術面ではなく、もう一つの価値観を認めるという簡単なことがネックになることが分かった」と振り返り、「迷惑をかけ嫌な思いをさせるのは当たり前で、だからこそつきあってほしい」と訴えた。国松県知事は「みんながぶつかり合いながらも前に進まなければならない。二十一世紀はもう一つの生き方、考え方を持ち、ものさしを変えなくてはいけない」と述べ、今後「障害者が地域の中で一生活者として暮らせるネットワークづくり、生活サービスを充実させるだけではなく障害者が夢を描ける社会構築に取り組む」と明言した。

 また、草野氏は番組で以前北海道の精神障害者施設から生中継したことに触れ「放送する側にも関わる面倒さや煩わしさ、無理解や偏見がある」と指摘、体験を通して人の心を育てる取り組みの必要性を訴えた。 


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出火過去2番目の多さ

昨年の甲賀郡火災状況

建物火災のほか軒並み増加
=死傷者数は前年より下回る=

(湖南・甲賀郡)
 甲賀郡行政事務組合消防本部がこのほどまとめた消防統計によると、昨年一年間に発生した出火は、前年に比べ十一件増加の九十八件と、過去二番目に多い件数になったことが分かった。一方で、火災による死傷者はいずれも前年より減少し、死者は一人(前年比三人減)、負傷者は十三人(同四人減)となっている。

 火災の内訳は、建物火災が最も多く三十九件(同十一件減)、次いでその他火災三十三件(同六件増)、車両火災十八件(同十件増)、林野火災八件(同六件増)。建物火災のほかは軒並み増加しており、これが出火件数増加につながった。
 建物火災で最も多かったのは、住宅の二十二件(同三件減)で、これに続いて工場・作業所五件(同一件増)、倉庫・物置(同四件減)、その他三件(同四件増)、学校二件(増減なし)、店舗二件(同一件増)、飲食店〇件(同二件減)の順となった。

 管内の焼損面積をみると四千六百三十二ヘクタールで、前年に比べ千六百四十一平方メートル増加したものの、焼損棟数は四十七棟で前年と比べ十一棟減少。部分焼けとぼやが大半を占め、早期発見と初期消火で被害が軽減されたとしている。

 このうち全焼は十二棟(同二棟減)で、半焼五件(増減なし)、部分焼けとぼや三十棟(同十棟減)で、六十五人(同五十二人減)が家を失った。

 主な原因をみると、前年と同じく放火(疑い含む)が十二件で一二%を占め、次いでたばこ八件、電気機器五件、コンロ・たき火四件など。地域別の発生件数は、水口町の二十八件が最も多く、次いで甲西町十九件、信楽町十四件、甲賀町十二件、土山町九件、甲南町九件、石部町七件と続いている。


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