滋賀報知新(ニュース)平成14年3月12日(火)第13005号

断水続く信楽町へ

給水車2台

=八日市市が応援=

(湖東・八日市市)
 八日市市は、上水道汚染騒ぎで断水が続く信楽町へ給水車二台を派遣し支援活動を行っている。

 さる五日、信楽町で最大の牧浄水場から供給の水道水から基準値(一リットル中○・○○五ミリグラム)の約三倍に当たる毒物のフェノール類が検出され、同浄水場からの給水を停止している。

 全町の約七割(三千三百世帯)が断水に見舞われ、住民生活に深刻な影響を与えているが、今だ全面復旧の見通しは立っていない。この問題で県は、近隣市町だけでなく京都の城陽、京田辺両市などへも応援を求め、現在、給水車四十六台が給水活動(午前五時―午後十一時)に当たっている。

 八日市市も、九日から十二日まで給水車二台と水道課職員延べ三十二人を派遣し、給水支援活動に取り組むことにした。復旧に時間がかかり十三日以降も給水応援が必要な場合には引き続き行うことにしている。


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平和奥田株式会社

見積&相談無料キャンペーン実施中

=下水道接続、リフォーム工事など=

(湖東・八日市市)
 平和奥田株式会社(本社・八日市市東沖野一、奥宗嗣社長)は、下水道接続工事と新築・リフォーム工事の見積&相談無料キャンペーンを実施している。

 人それぞれの人生があるように「その人の住まい」があり、憩う・商うなどの営みは多種多様。同社では、具現化するまでに抱える消費者の不安(規模や金額など)を解消し、ライフスタイルに沿った最適な機能空間を過ごしてもらおうと、無料で応える同キャンペーンを展開中で、「気軽に相談して」と呼びかけている。このほか、所有地の有効活用についても相談受け付けを行っている。

 同社は、土木・建築・舗装工事および関連事業を行う総合建設業者で、平成七年二月に大阪証券二部上場となった。創業(昭和八年)からの理念「堅実経営と先進技術」で地域の信頼を得、地元・八日市市では「在宅介護支援センターカルナハウス」「布引住宅団地造成工事」「JA八日市」などを手掛けるなど、企画立案から建設施工までトータルサポートを行っている。

 また、県下特定建設業者六百五社のうち、県経営審査において土木・建築・舗装の三部門が最上級ランクを受けているほか、平成十一年に国際規格ISO9001の認証を取得。信用度が材料仕入れなどあらゆるコストダウンにつながり、工事費の低価格化に結びついている。

 詳しくは、平和奥田株式会社・土木部の木田さん、吉岡さん、東澤さん(直0748―22―5546)まで。http://www.heiwaokuda.co.jp/


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四季の自然風景を描いた約30点

町田忠史 クレパス画展

=21日まで 八日市まちかど情報館=

身近な風景が描かれた作品にも出会える町田忠史クレパス画展
(湖東・八日市市)
 八日市駅前の本町商店街にある八日市まちかど情報館で、甲西町菩提寺にアトリエを構える美術家、町田忠史さんの作品を紹介する「町田忠史クレパス画展」が開かれている。

 見学者から「これほんとにクレパスで描いてるの」など、これまでに経験したことない、クレパス画のイメージを一気に覆えす作品との出会いに、その驚きを隠せない言葉が思わず飛び出す。

 何度も色を重ね合せ、桜、竹、雪、山、渓流、青空、湖、夕日など、四季それぞれの自然の風景を巧みな色使いで描いた約三十点の作品が並ぶ。琵琶湖周辺の作品も多く、「あっ、これはたしか……」と、自分の知っている風景に出会えたりもする。

 二十一日まで。入場無料。月曜日休館。二十六日からは近代美術館ギャラリーでも個展を開く。


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掘立柱建物群の集落跡検出

新市民病院建設予定地の南田遺跡

弥生時代〜古墳時代
=小川跡から祭祀の遺物=

大量の遺物が出土している小川跡
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市教委は7日、同市土田町の新市民病院建設予定地(桐原東小北東)で進めていた南田遺跡の発掘調査で、弥生時代後期から古墳時代(約1800〜1500年前)の掘立柱建物(住居)や大量の土器を含む小川跡(自然流路)、溝などが見つかったと発表した。

 南田遺跡は、白鳥川西側の微高地にある集落遺跡で、これまで8次にわたる試掘調査で弥生時代から平安時代までの遺物と集落跡が確認されていた。

 今回の調査では約6、500平方メートルもの広範囲で試掘が行われ、水田面から約40センチ掘り下げた地層から2間(2・2メートル)四方から縦2間横4間までの広さの掘立柱建物跡9棟の集落跡を一挙に検出するともに弥生時代後期と考えられる弥生土器が大量に出土した。また、最大幅約8メートル深さ1メートルの小川跡からは古墳時代のものと見られる須恵器や鍬(くわ)、鋤(すき)などの木製品や小型ぼう製鏡も出土した。

 また、別の小川跡からは中世(約400年〜800年前)の土師皿や須恵器、無釉陶器が大量に出土したほか、近世以降の野井戸と思われる土鑛(どこう)が多数発見された。土鑛は、直径3メートル以上の大きさで中には井戸枠を有するものもあった。

 出土した小型ぼう製鏡は、直径5センチ厚さ約1ミリの銅製。外周に向けて鋸歯文(きょしもん=ノコギリ歯状の刻印文様)を模した模様と中央部に鈕(ちゅう=つまみのような突起)がついている。

 小川跡の中層からは弥生時代後期の壺、甑(しょう=瓦製の蒸し器)やミニチュア土器、桃の種なども出土した。その中では高杯が目立って多いという。

 市教委では「小川跡から出土した小型 製鏡やミニチュア土器などは水辺で祭祀が営まれた時に用いられたと想像される。弥生時代から古墳時代にかけての祭祀を含めた集落の全体像を把握する上で貴重な遺構といえる」と話している。


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近代和風住宅の典型 光る伝統の様式や技

泰山閣 県文化財に指定 

=湖東町下一色の町所有旧松居家住宅=

新たに県指定有形文化財に指定された旧松居家住宅「泰山閣」
(全 県)
 県教委は七日、先ごろ県文化財保護審議会(伊藤唯真会長)から提出された答申を受けて、湖東町下一色の旧松居家住宅「泰山閣(たいざんかく)」など建築物一件と彫刻一件(湖北町)と、史跡一件(米原町)を、それぞれ県指定有形文化財と県指定史跡に指定した。

 旧松居住宅は、メリヤス商で財をなした松居泰次良氏が昭和十年に出生地である当地に建設した本家。同五十九年町所有となって以来、コミュニティー・カルチャー・ホール「泰山閣」として町民や各種団体による集会や茶会など文化活動の場として利用されている。

 木造桟瓦葺(さんかわらぶき)一部二階建で、茶室(三畳台目)と土蔵(二階建)が併設されている。母屋は寄棟造二階建で、向かって右側に細長い入母屋造の平屋を接続。

 一階は、玄関から続く中廊下の左側手前に次の間と客座敷、その奥に居間兼食事室と居間を配した整形四間取(よまどり)型の系統をひく建て方、反対の右側には台所、炊事場などがある。二階は、階段に続く短い中廊下を中心に、応接間、座敷、化粧室、予備室となっている。なお、客座敷と茶室に面して枯山水回遊式の庭園を設ける。

 建物の特徴としては、伝統的様式ではあるが床廻りなど一部に近代的な曲線を用いて意匠的に優秀、一・二階とも中廊下や押入などを効果的に設け、居住と接客の機能を分離した近代的な設計思想が取り入れられている、良質な材料を高度な木工技術による施工が施され技術的にも優秀――などが挙げられる。

 今回の指定にあたっては、このような居住棟と接客棟を別棟とする当時の富豪層の邸宅の特徴を一棟の二階建にまとめた類型の典型として、近代の和風住宅の到達点をよく示す貴重な建物であるという評価が下された。


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