滋賀報知新(ニュース)平成14年3月17日第13011号

日本各地のかやぶき民家を記録

佐野昌弘 30年の軌跡写真展

=八日市市立図書館 市内かやぶき民家マップも=

1970年代のかやぶき民家の四季の風景をよみがえらせる写真展
(湖東・八日市市)
 日本各地の民家を撮り続けている写真家、佐野昌弘さんの作品とともに“心のふるさと”を訪ねるかやぶき民家写真展「民家をたずねて三十年」が、二十四日まで八日市市立図書館で開かれている。

 その著書の中で佐野さんは、「日本の歴史、文化、産業をかたちとして見せてくれる証人」と主張するとともに、今回の写真展に向けて、「天然の素材、その土地の材料を使い、気候風土、産業に合わせて造られた先人達のすばらしい知恵と技術の集積」である民家が、「自然と調和し“ふるさと”そのものになって私たちの心のなかに定着している」と、民家をとり続ける思いを寄せる。そして、夢中になって撮り続けた約三十年の記録の一部を通して、「つい先頃まであった日本の心なごむ安らかな姿を見てもらいたい」と語りかける。

 今回は、一九七○年代の写真四十一点と、各地の特徴ある民家の葉書大のスケッチ三十二点を紹介。色とりどりの花々との「春」、緑やまつりとともに「夏」、実りと紅葉の「秋」、白い雪や枯れ木の茶色に包まれる「冬」、季節ごとの“顔”を見せている。

 同図書館ではこの写真展を機会に、市内のかやぶき民家を調査しようと「かやぶき民家マップ」を作成することにし、市民に協力を呼びかけている。一階カウンター前に設置された市内地図に、かやぶき、わらぶき、ヨシぶきの民家を赤シール、社寺を青シールで張っていく。

 なお、同展は永源寺町立図書館と愛知川町立図書館との共同開催となっており、永源寺町立図書館での開催はすでに終了、八日市市立図書館での開催後、二十九日から、愛知川町立図書館でも開催される。


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花と陶器のオリジナルアート展

押し花やポーセラーツ約100点

=17日までアピア情報プラザ=

新たに取り組んでいるポーセラーツや華やかな押し花の作品が並ぶ会場
(湖東・八日市市)
 東近江や湖東地域に教室を開く徳永押し花工房による「花と陶器のオリジナルアート展」が、八日市駅前のショッピングプラザ・アピア四階のアピア情報プラザで開かれ、買い物客らに春を届けている。十七日まで。

 会場には、押し花インストラクターの徳永信子さんらの押し花の作品と、新しく取り組んでいる陶器に絵や押し花の写真などをプリントするポーセラーツ(白磁アート)の作品、約百点を展示。

 また、押し花の楽しさを味わってもらおうと、牛乳パックを利用した押し花絵はがきの無料体験コーナーもあり、見学者がオリジナル絵はがきづくりに挑戦している。

 同時に、ポーセラーツ教室(彦根市社会福祉センター・彦根ペアーレに開設)や押し花教室の受講生を募集している。問い合わせは、徳永信子さん(TEL0748―22―2940)まで。


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来年の県議選と市議選を同日に

近江八幡市議会が意見書提出へ

1回で済む投・開票で
=経費削減と投票率アップ =

(湖東・近江八幡市)
 12日に再開された近江八幡市3月定例市議会に共産党を除く各会派が来年4月に実施される統一地方選挙日を1日とすることを求める意見書を提案した。
 県議選と市議選の投票日を同日にしてダブル選挙を可能にすれば、選挙業務の効率化と費用の大幅な削減、下降線をたどっている投票率のアップが図れるメリットがあるとの判断による。

 統一地方選の期日は、選挙が実施されるほぼ1年前に国が特例法によって定めているため、各自治体の選管では告示や投票日は決められない。そのため、知事と市町長、県議選、市議選の選挙では可能であっても、県議選と市議選の同日投票は実施されておらず、前回の平成11年度の統一選挙でも「議員及び長の選挙は4月11日、指定都市以外の市、町村に及び特例区にあっては、同月25日とする」と決められ、2週間の期間が離された。

 このため、市選管は県議選が終わってまもなく市議選が始まるという慌ただしい日程の中で選挙業務をこなし、対象の議会が違っているものの同じ業務内容を長期間に渡って繰り返さなければならない非効率な執務を強いられ、県議選では人件費を中心に約2千万円、市議選では3千万円余りの選挙費用が二重に費やされている。

 意見書は、こうした改善すべき点が多い統一地方選の日程を改め、同時選挙に出来るよう法改正を求めるもので、議会最終日の20日に承認・採決され、辻恪議長名で衆・参議長、内閣総理大臣、総務大臣あての意見書をそれぞに提出する見込み。

 近年、多くの選挙で、投票率の低下傾向が続いており、その対応策の一つとして投票時間の延長や不在者投票条件の緩和などが実施されているが、目立った効果はあがっていないのが現状。このため、特例法の立案課程で2日に分けている統一地方選期日を1日で行ったらどうかという見直し論が国政の中でも出ている。

 他議会からも同様の意見書が提出されるようになれば、国民の声として無視できないものになる。

 現在の公職選挙法には、候補者が連名で選挙運動を展開することを認めていることから、県議と市議の同一選挙が実施されれば、複数の候補者が共同して1枚の選挙ポスターを張り出したり、個人演説会を同時開催したり、同じ選挙カーに乗車することも可能と考えられる。

 県議と市議の選挙が一度で済めば、選挙費用の半減や候補者の名前を車外スピーカーで連呼することに終始している街頭遊説のあり方の見直し論も生まれてくる。

 有権者にとっては、何よりも投票が1回で終わる選挙業務の簡素化と高い市議選の投票率がそのまま県議選に反映されることにもつながる。また、かり出される運動員の負担の軽減にも期待が寄せられる。


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燃やせ左義長魂の伝承

「第3回 左義長サミット」

=17・18日の2日間 =

(湖東・近江八幡市)
 きょう、あすの左義長まつりにあわせ「第3回左義長サミット」が17、18日の2日間、滋賀厚生年金休暇センターで地元近江八幡市、福井県勝山市、鳥取県気高町、愛知県南知多町、岐阜県平田町の2市3町から関係者約80人が参加して開かれる。

 初日は、日牟礼八幡宮境内を舞台に繰り広げられている左義長まつりの視察を中心に懇親を深め、翌18日は参加地域の紹介と後継者の育成や伝統技術の伝承などをテーマに意見交換を行う。


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竜王町

新年度一般会計は緊縮型

=4・8%減の52億3千万円=

(湖東・竜王町)
 竜王町は、開会中の同町議会に一般会計五十二億三千万円を含む総額八十八億六千万円の平成十四年度一般会計当初予算案を提出した。同町議会は、各委員会(〜二十日)と一般質問(二十日)を経て、二十二日に閉会する。

 この中で一般会計予算は、景気低迷で税収が落ち込んだことに加え、特別職給料や管理職手当のカットを実施したことや、総合運動公園整備事業が一段落したため、前年度と比べ二億六千万円減額した五十二億三千万円(前年度比四・八%減)の緊縮予算となった。

 財政状況が厳しい中、町民の多様なニーズに応えるため、1.安全のまちづくり2.快適でうるおいのある生活環境づくり3.地域に活力を与えるたくましい産業づく4.健やかに暮らせる健康福祉づくり5.新しい時代を拓く魅力ある場づくり人づくり6.生活を高める個性豊かな薫り高い文化づくり―を六つの柱に重点配分した。

 歳入で五割を占める町税二十六億五千万円(同四・三%減)は、町内主要企業の法人町民税、固定資産税の落ち込みにより一億千万円の減収。地方交付税五億八千万円(同一八・八%減)も、国の制度見直しで一億三千万円の減額になった。

 一方で、借金に当たる町債は、道の駅整備事業(鏡)の減額、生活支援ハウス等建設事業(山之上)の臨時財政対策債を発行したことから、五億二千万円(同一二・七%減)となった。

 歳出で大きく減ったのものは、総務費六億八千万円(同三一・一%減)で道の駅整備事業が最終年度を迎え、大幅な減少となった。市町村合併関連では、懇談会やシンポジウム開催、情報提供などの調査検討事業として、五十万円を計上したのにとどまった。土木費五億七千万円(同二八・七%減)は、下水道事業特別会計への繰出金、総合運動公園整備事業の減額で減少した。

 増額した主なものは、商工費八千九百万円(同四三・二%増)で、産業振興課から農業振興課と商工観光課を新たに設置したことに伴なって増額。公債費七億円(同一七・九%増)では、元金償還の開始で増加した。

 なお、テーマ別の重点事業は次の通り。

 【安全のまちづくり】消防団組織充実(千九百万円)

 【快適でうるおいのある生活環境づくり】水質保全事業・浄化池整備(六百万円)

 【地域に活力を与えるたくましい産業づくり】農ビジネス推進事業(四百万円)

 【健やかに暮らせる健康福祉づくり】生活支援ハウス等建設事業(一億九千万円)

 【新しい時代を拓く魅力ある場づくり人づくり】学校週五日制に向けた体験活動促進事業(百七十万円)給食炊飯棟建築事業(二千百万円)児童・生徒教育相談カウンセラー設置(七十万円)適応指導教室(三百七十万円)

 【生活を高める個性豊かな薫り高い文化づくり】道の駅整備事業(五千七百万円)総合運動公園整備事業(一億円)


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