滋賀報知新(ニュース)平成14年4月19日(金)第13049号

「鬼の念仏」や「藤娘」など

作品100点 その魅力を紹介

=八日市大津絵同好会 21日には体験講習も=

民画「大津絵」の魅力に迫る作品展
(湖東・八日市市)
 八日市駅前の本町商店街内の八日市まちかど情報館は、企画展示“サロン・ド・まちかど”として八日市大津絵同好会による「近江の伝統文化 街道の民画 大津絵展」を、二十一日まで開催している。入場無料。

 日本大津絵文化協会会員である西浦傳吉さん(市内五智町)が指導する、市立御園公民館や八日市勤労者総合福祉センター・ウエルネス八日市(建部上中町)で開かれている大津絵教室に通う、約十人の受講生の掛軸、色紙、短冊、行灯(あんどん)など、約百点を展示する。

 江戸時代に東海道大津宿の土産として仏画が売り出されたのが始まりとされる大津絵は、時代とともに風刺画、美人画、鳥獣画などの民画として発達。今では絵柄の数も百二十種を超え、中でも「鬼の念仏」「藤娘」などはよく知られる。

 また、大津絵が人気を博したのには、それぞれの絵が意味をもっていたことにもよる。たとえば、「鬼の念仏」は子どもの夜泣き封じ、「藤娘」は良縁、「奴(やっこ)」は道中安全や交通安全などで、それぞれ、旅の記念と一緒に家に飾られた。

 量産されることにより、コンパス、定規、判木などの道具を使ったり、型紙による重ね描き「かっぱずり」など、その手法も独特のものを生み出した。

 鉄道の開通以来、次第に衰退したものの、その人気は根強く、繊細とは言えないが自由奔放で単調な色彩の「泥くささ」が見る人の心を引き付け、民芸品、美術品として今も多くの人々に親しまれている。

 二十一日には会場に体験コーナー(百円・随時)が設けられ、同好会メンバーによる指導で、色紙に作品を描くことができる。
 開館時間は午前十時から午後六時まで。


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水が遺した先人の道具

町内出土の木製品

=28日まで 能登川町立博物館=

数多くの出土遺物から、木製品を紹介する企画展
(湖東・能登川町)
 能登川町の本格的埋蔵文化財調査が始まって二十年。万歳型の土偶が見つかった石田遺跡や日本最古級の前方後方墳・神郷亀塚古墳など、数多くの発掘調査から膨大な遺物が出土している。町立博物館で開催中の第三十四回企画展『能登川出土の木製品』では、これら遺物の中から“木製品”にスポットを当て、暮らしぶりを伝える約二百点を紹介している。二十八日まで。

 町埋蔵文化財センターには、遺物収納箱にして六千箱以上の出土品が保管されており、同博物館では少しでも多くの人に見てもらおうと昨年、厳選の土器二百二十点を紹介する「能登川の縄文土器・弥生土器」を開いた。今回はその第二弾で、食事具や装身具、武器、木簡などを展示している。なかでも、漆塗りの椀は色鮮やかな朱紋様が美しく、数百年という時の流れを感じさせない。

 能登川の地形は、愛知川や町内三川(大同川、躰光寺川、瓜生川)の堆積による三角州・後背湿地が多く、百二の遺跡郡も同地に集中している。また、地下には伏流水が流れ、展示品の多くが見つかった斗西遺跡は地下二〜三メートルから水がコンコンと湧き出ていた。

 他町に比べて出土割合が高い理由はこの「地下水」にあり、空気の遮断が微生物の繁殖等を抑えている。ちなみに、発掘後の木製品は「ポリエチレングリコール含浸処理法」と「糖アルコール含浸処理法」で保存処理されており、会場にも水槽に入った木製品が展示されている。

 同館学芸員は「千年、二千年、三千年前の人が使い込んだ道具。これらの木製品から、当時の息づかいが聞こえてくれば」と話している。

 入場無料。開館時間は午前十時から午後六時。問い合わせは同博物館(直・0748―42―6761)へ。


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アースデーしが2002

中山間地が日本を救う

=24日愛東町で 参加者募集=

(湖東・愛東町)
 地球環境保護を目的に世界規模で取り組まれる「アースデー」(四月二十日)の県内での行動「アースデーしが2002」(同実行委主催、愛東町後援)が、二十四日午後一時から愛東町妹の道の駅・あいとうマーガレットステーションで開催される。

 今年のテーマは「中山間地が日本を救う――地域通貨をどう生かすか――」で、地域通貨の普及に努めている経済評論家の森野栄一氏が講演を行い、参加者とともに意見を交す。

 実行委員会では現在、県民から広く参加を募っている。定員は百人で、参加無料。申し込みは、滋賀県環境生協へ電話(0748―46―4551)かファックス(0748―46―4550)で。なお、問い合わせは、同生協連合会(TEL077―525―6040)まで。


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身近なくらしの情報が満載!!

竜王町ホームページをリニューアル

=アクセスした人に抽選で名産品をプレゼント=

リニューアルした竜王町のホームページ
(湖東・竜王町)
 竜王町は、住民のインターネット利用を普及させるとともに、県内および全国に向けて情報を発信しようと、町のホームページを四月一日よりリニューアルした。

 情報基盤の整備を検討するために「ドラゴン情報ハイウェイ整備研究会」を昨年設置した。同研究会の中間報告において、住民のIT利用の普及や技術向上が指摘され、取り組みやすい分野の一つとして、町ホームページの充実が挙げられていたことから、同町では、住民が興味を持てるようにコンテンツやくらしに関する情報を盛り込み、住民からの活発なアクセスを目指す。

 リニューアルしたホームページには、町のゴミ収集日のカレンダーや図書館の新着図書の一覧といったくらしに役立つ情報が一目で分かる「生活ガイドくらしの便利帳」や、町の歴史や中世の文化が息づく神社仏閣を紹介する「歴史回廊」、子どもから大人まで楽しめる町内施設を案内する「遊々探検」、季節ごとの祭りや神事に触れることができる「四季折々」など、どのページも写真付きで豊富な情報がつまっている。

 また、五月三十一日までにホームページにアクセスし応募した人の中から抽選で、竜王産の足太あわび茸やドラゴンあられなど同町の名産品が当たるリニューアル企画を実施している。十三種類の賞品を用意し、それぞれ町内一人、町外一人の計二十六人にプレゼントされる。

 さらに、現在、研究中の講演会など記録映像や住民からの投稿ビデオといった動画配信サービスが近く提供される予定で、先月二十一日に市町村合併住民フォーラムで試行済みのホームページ上からの実況生放送なども計画している。

 新しいホームページのアドレスは、http://www.town.ryuoh.shiga.jpとなっている。


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日帰りハイキングに便利

「比良山ハイキングきっぷ」

=JR西日本 11月まで発売中=

(湖西・大津市)
 JR西日本はこのほど、「比良山ハイキングきっぷ」を発売した。

 このきっぷは、京阪神地区から日帰りでハイキングが楽しめ、自然を満喫できる場所として人気のあるJR湖西線沿線の比良山(比良駅)までと比良山上までのバス、リフト、ロープウェイをセットにしたもので、普通電車(新快速電車、快速電車を含む)の普通車自由席で利用できる。有効期間は二日間。

 発売期間は十一月二十四日までで、同月二十五日まで使用できる。京阪神地区の主な駅のみどりの窓口および旅行会社の支店・営業所で販売されている。問い合わせは京都支社運輸課(075―682―8023)まで。

 なお、県内の主な駅からの料金は次の通り。
 大津駅発=大人三千五百三十円、子ども一千七百七十円▽石山駅発=大人三千六百七十円、子ども一千八百四十円▽南草津駅発=大人三千八百三十円、子ども一千九百二十円▽草津駅発=大人三千九百七十円、子ども一千九百九十円


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