滋賀報知新(ニュース)平成14年4月28日第13059号

安くて良質 大評判に長い列

市民殺到 生徒が作った野菜苗

=八日市南高 花苗や産みたて卵も=

大勢の市民でにぎわう野菜の育苗ビニールハウス
(湖東・八日市市)
 県立八日市南高校(八日市市春日町)恒例の「春の野菜苗販売」が二十三日から始まり、同校農場にあるビニールハウスの育苗場は、連日、安くて良質の苗を買おうと、空箱を抱えた市民らが訪れている。

 苗はすべて同校農業技術科の生徒が実習授業として二月から育ててきたもので、学習の成果を市民に見てもらい、少しでもよい苗を安く提供しようと、毎年この時期に実施している。

 今年も、トマト、ピーマン、キュウリ、ナス、カボチャ、スイカ、メロンなど、家庭で簡単に育てることができる種類ばかり約一万五千本を用意し、一本六十円で販売。また、ケイトウ、ペチュニア、サルビア、マリーゴールドなど花の苗も一本五十円、産みたて卵百五十円から、も大好評だ。

 初日には、地元や遠くから車で駆けつけた約二百人が午前九時のオープンを待つ行列をつくり、オープンと同時にビニールハウス内は通勤電車のラッシュを思わせる混雑ぶりとなり、精算所にも長い列ができた。

 また、販売体験授業の生徒たちも、苗の育て方の質問や苗のいっぱい入った箱の運搬など、てきぱきと対応していた。

 二十六日朝の時点では、ほとんどの品種が完売しているが、品種によってはまだ少し残っているものもあり、午前九時から午後三時までの時間で随時販売を続けることにしている。問い合わせは、同校(TEL0748―22―1514)まで。


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みっともない 議長のイス争奪で解散

あと1年残して保守会派の茶番劇

最大会派の新世会が2分散
=「八政会」と「湖政会」を結成=

(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市議会の最大会派・新世会が、30日に予定されている臨時議会で選出される議長のイスをめぐって会派を2分する内紛が表面化、18日から計3回の話し合いの場がもたれたが、結局、相互に主張を譲らないためにまとまらず、会派を解散することでケリをつける不測の事態に陥った。

 新世会は昨年4月、それまで最大会派だった市政会の古参議員と1年生議員との個人質問の主導権争いがもとで分裂し、古参以外の構成議員14人が脱会して結成された最も新しい会派だった。どうして再び解散の道筋をたどる結果になったのか。

 ことのきっかけは、4月12日に市役所で開かれた会派内の議長選出の話し合いに始まる。新世会ではこの日、新年度総会を開催。会長、幹事長、総務会長など3役人事や前年度の決算報告の承認など提出議案をつつがなく通過承認させたあと、任期最終年度の正副議長のイスを誰に譲るかの選考会に移った。

 この話し合いの中でベテラン議員を擁立すべきとする主流派とすでに議長経験のある先輩議員は後継に道を譲り、2期議員4人の中から選んで若返りを図るべきとする改革派の思惑が対立した。

 主流派は、共産や公明など他会派は3期以上の議員が多いため、バランスから考えてもベテラン議員が議長に就くべきで2期議員ではまだ、貫禄不足と改革派の主張を一蹴。一方、改革派は任期に関係なく、議長としてふさわしい人物が務めるべきであり、ベテラン議員はすでに経験者ばかりで、これ以上議長権限を独占することはいかがなものか、と反発して2派に分裂した。

 主流派と改革派から選ばれた選考委員が、融和に向けた打開策として2期議員4人の中からの人選方法を検討したが、ここでも対立し、結局物別れとなった。

 いつまで話し合いを続けていても平行線の距離は縮まらず、時間ばかり過ぎて解決の道は見出せなくなった状況を打開するため、不本意ながらも会派を解散してお互い出直すことで合意。主流派7人と改革派7人(中立派1人含む)の同数2派に分裂した。その後、主流派は「八政会」、改革派は「湖政会」の会派名を決め、25日に開かれた会派代表者会議で新会派の登録と構成議員の確認手続きを済ませた。

 最大会派が消滅し、議会の舵を握る保守勢力が均等化したことにより、議長選出は他会派を巻き込んでの争奪戦になることは必至の状況で、すでに公明、新しい風の会、無所属議員らを味方に誘い込んで優勢に立とうとする工作合戦が展開されている。

 事実上、議長決定権を握る保守系会派が、どんな方法で議長を選んだかは別としても権限争いで解散してしまうことは会派議員同士のお粗末な茶番劇に違いない。昨年の新世会結成のゴタゴタと何ら変わらない低レベルな内紛との批判は免れない。

 2派に別れた議員の中には「あと1年なのに解散はしたくなかった」や「政策論争での結末ならまだしも、こんなのは醜態としかいいようがない」と自省の声も聞かれる。

 今回の解散騒動を、これまでくすぶっていた古参と若手議員の確執の溝が埋まらなくなった時代の潮流との見方もある。自民党近江八幡連絡協議会会長でもある冨士谷英正県議は「離縁でなく別居状態。お互いにちょうど頭が冷える8月頃には、秋の市長選のこともあるので復縁してもらわな困る」と表情は渋い。

(畑 多喜男)


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近江八幡市で

春と秋「淡海みどりの集い」

=29日・式典とコンサート=

歌手・芹洋子
作家・新井満
(湖東・近江八幡市)
 多くの人々に守り育てられてきた琵琶湖の自然とそれを育むみどりの大切さを見直す「淡海みどりの集い」が29日午後1時から近江八幡市文化会館で開かれる。入場無料。

 「清く淡い琵琶湖と深く濃い森林を結ぶみどりづくり」をテーマに春と秋の2回、同市で開催する。

 「第50回滋賀県植樹の集い」と併催する29日の春の集いでは、市の木のサクラの中から特に美しく咲く品種「八重紅枝垂(やえべにしだれ)」をシンボルツリーとして國松善次知事と川端五兵衞市長、式典で基調講演を行う作家・新井満氏らが駅南広場に記念植樹したあと、午後1時半から同会館での記念式典を開催。

 式典では、沖島太鼓の披露に続く開会あいさつのあと、緑化推進に功労のあった個人・団体に感謝状が贈られる。

 午後2時半からの新井満氏の基調講演では「緑百年物語」と題して緑と人間について持論を説く。

 フィナーレでは、歌手・芹洋子の「グリーンセンチュリーコンサート」が開かれ、美しい歌声を聴かす。このほか、同会館ホワイエで緑化相談、緑化パネル・ポスター展の開催や募金への協力も呼びかける。


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気軽に美しい音色聴けます!

パイプオルガン見学試聴コース

=文芸の郷振興事業団 =

見学試聴コースのスタートを前に開かれたアルバイト演奏者の事前研修会
(湖東・安土町)
 安土町文芸の郷振興事業団は、文芸セミナリヨの大ホール舞台正面に設置されているパイプオルガンを気軽に聴いてもらおうと、アルバイトでオルガンの説明と演奏が出来る人の登録制度をこのほどスタートさせた。

 パイプオルガンは、安土城下に創設されたキリスト教イエズス会の神学校「セミナリヨ」で、信長が日本で最初に輸入されたオルガンの音色に聞き入ったという言い伝えから町が、歴史のまち安土のシンボルにと平成7年4月にイギリス・マンダー社から約7千万円で購入し、同ホールの完成とともに据え付けられた。

 これまでコンサートや公式行事等で演奏され、県内では唯一本格的なパイプオルガンのある公立ホールとして知られている。

 ホールの舞台設計と調和させた特注のパイプオルガンは、その規模や独特の音色が町の自慢でもあるが、安土城跡や文芸の郷内の歴史展示施設などを訪れる観光客らの目にふれる機会は少なかった。

 同事業団では、観光ボランティアの人たちから「ちょっとお客さんに見せてあげて欲しい」という見学を望む声が寄せられるようになったのを受けて、20分程度の演奏とオルガンと安土のつながりなどの解説を加えた見学試聴ツアーを設定。 同事業団が8年前から開いているオルガン教室の町内修了生にアルバイトでその担当者になってもらうことにし、登録を呼びかけたところピアノ教師や主婦など9人が申し込んだ。

 19日には同ツアーのスタートを前に事前研修会が行われ、登録者らがパイプオルガンの歴史や構造、町とのつながりなどについて知識を深めた。

 アルバイト料は1回800円と安いが練習での使用が無料で行える特典をプラスしている。

 同ツアーは、連休からおおむね10人以上のグループを対象にスタートする。参加料は1人100円で、演奏は琵琶湖周航の歌や童謡など一般に親しまれている歌2曲程度をパイプオルガンならではの音色で披露する。見学試聴の申込は事前の予約が必要。申込みと問い合わせは同事業団(電話0748-46−6507)へ。


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焼き物の町しがらきで

「春の駅前陶器市」

=28日〜5月6日=

掘り出し物を探す人で賑わう陶器市
(湖南・信楽町)
 第五回「春のしがらき駅前陶器市」が、二十八日〜五月六日(九日間)のゴールデンウィーク中に信楽高原鐵道信楽駅前広場で開かれる。開催時間は午前九時〜午後五時。

 焼き物の産地として知られている同町では、近年、訪れる人が減少し賑わいを失っていることから、平成十一年に駅周辺の陶器販売に携わる二十五店舗が結集してアクションを起こそうと「駅前陶商振興会」を発足し、駅前での陶器市を企画した。

 今回で五回目となる同市では、期間中、テーマ別に「陶器市(二十八日〜五月一日)」、「信楽特選市(五月二日〜四日)」、「蔵出し市(五月五日〜六日)」の三つの市を開催する。

 また、信楽焼の陶器を販売する二十七ブースが設けられ、信楽特産物の販売、信楽焼たぬきの大即売会が行われる。このほか、信楽焼陶器のオークション(二十九日、五月一日、三日、五日)やポイントラリーによる信楽焼景品のプレゼント、信楽焼陶器の重量当てクイズ、陶器神社が祭られている愛宕山での宝狸さがし、絵付け教室、野点茶会、しがらき狸学会主催による「たぬき物語展」など、信楽の魅力が詰まったイベントが催され、子どもから大人まで楽しめる。

 信楽高原鐵道は、信楽から貴生川までの往復きっぷ「福福キップ」(九百円)を発売している。問い合わせは、駅前陶商振興会事務局(電話0748―82―3391)へ。


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