滋賀報知新(ニュース)平成14年6月4日(火)第13101号

水生植物公園へ

高齢者らを案内

=輪和が参加募集=

(湖湖東・八日市市)
 八日市市の移送ボランティアグループ「輪和」は、六月十四日に草津市立水生植物公園みずの森(びわこ博物館隣)を訪れる高齢者や障害者を募集している。琵琶湖を一望でき日本でも有数のハスが群生する自然いっぱいの公園で楽しい一日を過ごす。

 対象は、外出の機会が少ない市内在住の高齢または一人暮らしの人や障害者などで、車椅子や歩行不自由な人も参加できる。十人程度で昼食代千円が必要。午前九時ごろに自宅に迎えに行き、午後三時過ぎには送ってもらえる。六日までに市ボランティアセンター(TEL24―2940)へ電話で申し込む。

 車によって和やかな人との交わりを作りたいと、平成七年に結成された「輪和」(メンバー十三人)は、外出困難な人を自動車で病院の送迎や買い物の手伝いを続け、八年間で延べ千五百回の活動を行っている。


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インターネット電話・実証実験へ

近江八幡ケーブルネットワーク

近畿圏CATVネットに参入
=9月からモニターテスト開始 =

近江八幡ケーブルネットワークが参入した近畿圏18社のCATV網
(湖東・近江八幡市)
 昨年10月、近畿圏内のCATV18社で設立された「IP(インターネット・プロトコル)電話研究会」に参入し、各社間を光ファイバー網で結ぶ超高速ネットの研究開発に参画していた近江八幡ケーブルネットワーク「ホットテレビ」(社長・川端五兵衞市長)は、今年9月から参入各社と共同してIP電話サービスの実証実験をスタートする。

 IP電話は、従来のNTT回線を利用するのでなくインターネット網や専用回線を使う通話システムで一般には「インターネット電話」と呼ばれている。急速なIT技術の進歩と普及によって最近注目されている通信システムでネット内なら電話代が無料、ネット外でも格安料金で通話出来るとあって世界中で需要が広がっている。日本全国一律、アメリカでも3分7・5円(BBフォーン)という例がある

 これまで、ネット上に無数の中継装置が存在するため、音質の劣化や速度の遅延など通話の品質悪化が避けられないシステム上の障害があったが、音質や通信速度が保障された専用回線にIP方式の電話システムを用いることにより実用段階に入った。

 日本国内でも大手通信会社がサービスを始めており、新しい電話通信事業として飛躍的な躍進が見込まれ、NTTでも従前の電話システムから乗り換えていく方針を打ち出している。

 こうした現状を踏まえ、同研究会では、各社間を光ファイバーで接続したIP電話システムの導入について技術動向や事業効果を各社の実情をにらみながら検討を重ね、導入を前提とした実証実験に入ることを決めた。

 実験期間は来年3月までの7か月間で、加盟18社の営業エリア361万世帯から2千世帯程度の利用者モニターを募ってサービスの品質を確認するととともに、運用上の課題や問題の解決を図り、翌4月から本格的なサービスに移行する予定。

 将来的には、首都圏や中部圏とも接続し、サービスエリアを拡大していく計画がある。

 加入者側では、現在接続しているケーブルモデルにIP電話とインターネットを分岐するアダプターを取り付けるだけで利用でき、これまでのNTT回線にも自動的に接続されるようになっている。

 通話料金は、加盟18社の営業エリア内は無料で、NTTの加入電話へも格安でつながり、距離による料金格差は大幅になくなっていく。

 近畿圏内のCATV18社が、お互いの光ケーブルネットを接続することで莫大な設備投資が必要なテレビ放送のデジタル化にも共同して対応できることにもつながる。


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鮒さん、卵たくさん生んでね!

親ブナ5匹放流

=児童たちが田んぼに=

田植えを終えた水田に親ブナを放つ岡山小の児童たち
(湖東・近江八幡市)
 島と岡山小学校の児童が30日、田植えを終えた水田でフナを育て、西の湖に帰す自然学習に取り組むことになり、親ブナの放流を行った。

 近江八幡市では、これまでの田植え体験だけの学習に終わらず、水田を教室にした「田んぼの学校での魚のゆりかごプロジェクト事業」を今年からスタート。

 近江兄弟社も含めた6小学校がアイガモとフナを使った米の栽培実験に取り組むことになった。

 基盤整備が行われるまでの市内の水田には、フナやナマズが川から遡上し、天敵のいない繁殖の場となったり、ミズスマシやゲンゴロウなど数多くの水生小動物が生息する水環境が保たれ、生き物と共生する自然豊かな稲作が行われていた。

 同プロジェクト事業は、こうした自然環境を見直し、田植え体験だけにとどまらず水田が持ち合わせる自然環境の大切さを生き物の成育観察を通して学ぶ機会と場を児童たちに提供し、その成果を実践的に積み上げていくことがねらい。

 この日の放流では、ふな寿司に使われるニゴロブナの成魚5匹(オス3匹、メス2匹)を苗が定着した水田に放ち、産卵に期待を寄せた。

 児童たちは、稲の成育と共に産卵後の稚魚の観察にも取組み、水田の中干しが行われる7月上旬に水を抜き取り、体長2センチぐらいに成長した稚魚を西の湖や北之庄沢に放流し、危惧されている在来魚の繁殖につながる活動を目指している。


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8月8日まで募る

『夢けんせつフォトコン』

=水フォーラム特別賞も=

(全 県)
 (社)県建設業協会は八月八日まで、『夢けんせつフォトコンテスト』の出品作品を募集している。

 今回は、来年三月に「第三回世界水フォーラム」が滋賀・京都・大阪で開催されることから、水フォーラム開催記念特別賞三点を増賞し、モノクロプリントでも応募できる。

 テーマは、第一部が「建設業に働く人々」で、建設業界で生き生きと働いている人達の姿を通して業界を身近なものに感じさせる作品。第二部が「滋賀の自然と建造物」として、滋賀の自然な風景と建物や橋、道路、公園などが一体となり、二十一世紀の街づくりの指針となる作品。第三部が「滋賀の水辺」で、滋賀の生物と水、生活に関わる水、水とのふれあいなど、生命の源である水の風景をテーマにした作品。

 賞は、大賞一点(賞状・十万円・賞品)、特選二点(賞状・五万円・賞品)、準特選六点(賞状・二万円・賞品)、特別賞一点(賞状・一万円・賞品)、入選四十点(賞状・五千円・賞品)となっている。さらに、世界水フォーラム開催記念特別賞として、第三部から三点(賞状・一万円・賞品)が選ばれる。

 なお、第七回入賞作品巡回展を浅井ふれあいの里(浅井町内保)で、七月四〜十七日まで開催する。詳しくは、県建設業協会内『夢けんせつフォトコンテスト』実行委員会事務局(077―522―3232)まで。


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幕末に活躍した志士

国学者・西川吉輔展

=栗東歴史民俗博物館=

吉輔の遺品を鑑賞する入館者
(湖南・栗東市)
 栗東歴史民俗博物館は、幕末から明治初期に活躍した志士として知られる国学者、西川吉輔(一八一六│一八八〇年)を取り上げた特別展を開いている。六月二十三日まで。

 西川吉輔は、蒲生郡八幡町(近江八幡市)で肥料、米を扱う商家の長男として誕生。家業を継ぐ傍ら国学を修め、自宅で私塾を開き、住友二代目総領事となった伊庭貞剛らを輩出した。

 やがて政治活動に身を投じて、安政の大獄で連座し、幽閉されたが、井伊直弼死去後の彦根藩を勤王方に引き入れることに成功した。維新後は、神祇官として大津市の日吉大社などで神道布教に尽くした。

 特に興味深い史料は、明治初期、栗東市出身で共に教化活動に奔走した田中知邦と交わした書簡で、国家神道と仏教勢力の対立、神道を宗教を越えた存在とした「神道非宗教説」がつづられている。

 山本順也・資料調査員は「本願寺派に戊辰戦争で資金提供を受けた明治政府は、仏教勢力に立ち向かえなかったが、西川吉輔と田中知邦は強力に神道布教を進めようとした。中央と地域を考える上で重要な資料」と話している。

 入館は二百円。月曜日、祝日の翌日は休館。問い合わせは同資料館(電話077-554-2733)へ。


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