滋賀報知新(ニュース)平成14年6月15日(土)第13114号

八日市市 中村市長 出馬表明

6月定例議会─開会冒頭─

地方自治50年の経験と実績さらに

=3選へ意欲 市民と共に歩む市政めざす=

出馬表明の中村功一市長
(湖東・八日市市)
 八日市市六月定例議会は十二日に開会され、十一月末に任期満了を迎える中村功一市長(70)は、開会冒頭の所信表明の中で出馬表明を行い、三選への意欲を示した上で、議会や市民の理解と支援を願った。

 これまで昨年十二月、今年三月議会で出処進退を明かにしていなかったが、一市二町参入に課題を残すものの、一市三町で進める合併協議も軌道に乗り、市町村合併問題に一応のめどがついたとして、表明に踏み切ったものとみられる。

 中村市長は、平成六年十二月の就任直後から、やさしさとたくましさが実感できる「元気都市ようかいち」の実現を目指し、市民が誇りを持って安心して生活できる施策や課題解決に取り組んできた。

 中でも、命にかかわる水を守った全国に類をみない水道水源保護に関する条例や、人とのかかわりを広範囲にとらえた人権尊重のまちづくり条例、環境分野を一本化した環境基本条例などの制定が目を引く。

 琵琶湖に面していないことから木や花で街を潤す緑の湖(うみ)づくりを市民運動にまで発展させ、環境基本計画や新エネルギービジョンに基づく施策の展開、ごみの減量とリサイクルなど、積極的に環境対策を手がけてきた。

 整備が整った河辺いきものの森の最寄り駅となる新駅エコステーション、交通弱者の足を確保する交通ネットワークシステム、市民活動の総合的な拠点施設などの計画も進めている。

 停滞していた道路整備も目に見えて動き出し、外環状線や国立滋賀病院前バイパス、駅前グリーンロードのほか、湖東八日市線や国道421号石榑トンネルなども着実に進み、懸案だった蛇砂川新川カットにも明るい兆しが見え出した。

 高齢者への在宅福祉や健康づくり、老人ホームの整備、国立滋賀病院の充実などの福祉面や、こどもセンターひばりを中心とした子ども施策、子育て環境の整備にも力を入れた。

 地産地消による農業振興、中心市街地活性化計画に基づく商業振興、個性ある地域文化や観光の振興などのほか、二期(八年)の間に、目に映るだけでも多くの事業や施策に取り組んできた。

 「市民の期待にこたえるのが私の使命。将来に夢と希望の持てる豊かな八日市を次代に引き継ぎたい。この街に暮らして本当によかったといえるまちづくりを市民とのパートナーシップで進めていきたい」と、中村市長は三選への意欲を語っている。

 今回の市長選(十一月十日告示、同十七日投開票)は、一市三町の合併協議が進む中で行われ、新市誕生計画(十六年十一月一日)が合意に達すれば、八日市市最後の市長となり、任期も二年足らずの短命で終わる。

 中村市長は昭和二十六年、県立神愛高校(現八日市高校)を卒業後、県庁入り。議会事務局長や農林部長、政策監などを務め、花形幹部として県庁を登りつめた。平成三年四月に同市助役に迎えられ、六年十一月に無投票で八代目の市長に就任し、十年の選挙も無投票で再選を果たしている。


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鳥になった気分で時空を移動

航空写真と地図で町を見る

=びんてまりの館 あなたの家も発見=

巨大航空写真で自分の家を探す親子
(湖東・愛知川町)
 愛知川町ゆうがくの郷(同町市)にあるびんてまりの館展示ホールで、「空から見た愛知川町――地図と写真で見る町のうつりかわり――」が開かれている。二十三日まで。

 いつもは平面でしか見ていない自分の町を、上空から、しかも時代を比較して見ることで、新たな発見をしてもらおうというもの。

 圧巻は何といっても、会場一番奥の壁一面に張り付けられたカラー航空写真。縦九○センチ、横七○センチの写真四十四枚を張り合わせた、縦約四・二メートル、横約七メートルの巨大航空写真だ。平成五年に撮影されたもので、町内一軒一軒の家屋や道路を走る自動車まで確認でき、自分の家を探し出すこともできる。

 このほか、戦時中に米軍が撮影した鉄道沿線の貴重な航空写真は今回初公開となるほか、昭和四十年代の各字ごとの写真、江戸時代以降の愛知郡や滋賀県の地図などが展示され、実際の写真と地図から当時のことなど様々なことがわかっておもしろい。同館は月・火曜日休館。


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県畜産技術振興センターで

=県内初のクローン牛が誕生=

受精卵クローンで誕生した雌子牛(日野町山本)
(湖東・日野町)
 滋賀県初のクローン技術による和牛子牛が十日、日野町山本の県農業総合センター内畜産技術振興センターで誕生した。同センターでは、平成十一年度から優秀な牛を一度にたくさん生産することを目的に、牛のクローン技術の確立に取り組んできた。

 牛のクローン技術は、優秀な遺伝形質を持つ牛を効率的に大量に増殖できる技術として実用化に向け全国的に研究が行われている。クローン技術は用いるドナー細胞の違いによって、高能力牛の子を多数生産できる技術として牛の改良面での活用が期待される受精卵クローンと分化した細胞(皮膚、筋肉、その他臓器)の核を取り除いた未受精卵子と融合させる体細胞クローンの大きく二つの方法に分けられる。

 今回初めて誕生した子牛は、受精卵クローン技術により生まれたもので、生時体重二十九キログラムの健康な雌子牛。昨年八月に同センターで飼養している雌の黒毛和種一頭から、十六〜六十四細胞期の受精卵を回収し、受精卵の細胞を単離して核を除去した未受精卵子と融合させ、クローン胚を作出した。このクローン胚十二個を六頭の雌牛にそれぞれ二個ずつ移植。妊娠三十四日目で四頭の受胎を確認したが、二頭が妊娠初期に流産し、一頭が分娩予定の十七日前(五月二十四日)に双子を死産、残る一頭だけが無事出産に至った。

 現在のところ、クローン牛は流産や死産が多く、生産効率が低いのが大きな課題となっている。同センターは、「これらの課題を克服するとともに、誕生したクローン子牛の発育性や繁殖性を調査し、将来の肉用牛や乳用牛の改良増殖技術の一つとして役立てたい」と考えている。

 ちなみに、国内では、クローン牛の研究を、受精卵クローンが四十機関、体細胞クローンが三十八機関で行っている。誕生したクローン牛の中で、農家などで飼養されているのは受精卵クローンが十九頭、体細胞クローンはなく、受胎中のクローン牛は受精卵クローンが三十八頭、体細胞クローンが三十四頭となっている。


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果肉が多く香り高い

“城州白梅”の梅狩りツアー

=16日から寿長生の郷で開催=

(湖西・大津市)
 (株)叶匠壽庵は、実際に和菓子作りに使用している梅の実“城州白梅(じょうしゅうはくばい)”の梅狩りツアーを、十六〜三十日まで大津市大石龍門にある寿長生の郷(すないのさと)で開催する。

 京滋・山城地方にみられる“城州白梅”は、香り高い大粒の実で果肉が多く薄皮で、和菓子作りや梅酒に最適とされ、関西の料亭などでデザートに使われている。農工一体の菓子作りを目指す叶匠壽庵では、寿長生の郷に梅林約一千本を植栽しており、毎年約十二トンの梅の実を収穫している。

 梅の収穫時期に併せて行われる同ツアーでは、取り方の説明を受け、袋に梅を狩り入れ、計量(一キロを越える場合百グラム百円を加算)のあと封をし、梅と梅干しのレシピとともに手渡される。

 また、お茶席(一人千円)では梅林を仰ぎみながら抹茶と工場できたての和菓子が堪能できる。

 料金は一人千円。開催時間は正午から午後四時まで、二十六日は定休日。詳しくは、叶匠壽庵(電話077―546―3131)へ。


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レール&バスライドで満喫

夏の北びわこ周遊観光キャンペーン

=8月10日から SLも運行!=

(全 県)
 北びわこ周遊観光フォーラム(北陸本線直流化対策協議会)は、レール&バスライドが便利な「夏の北びわこ周遊観光キャンペーン」を、八月十日から展開する。

 歴史文化や自然、グルメなど多彩な観光資源を有する北びわこ。県と湖北・湖西地域の一市十一町(長浜市、米原町、近江町、浅井町、虎姫町、湖北町、びわ町、高月町、木之本町、余呉町、西浅井町、マキノ町)では、鉄道・バス等の交通アクセスを充実させ、公共交通機関とタイアップした同キャンペーンを計画。周遊観光を満喫する巡回バスやレンタサイクル、SL北びわこ号を運行させるほか、各鉄道沿線で楽しいイベントを用意している。

 実施期間は、八月十日〜二十五日の土・日曜日六日間。レンタサイクルの利用は通年(北びわこ地域一円で乗り捨てが可能)。

 北びわこを巡るバスコースを設定されており、三コース共通で一日乗り放題三百円(こども半額)と安価だ。バスは原則午前十時〜午後五時まで長浜駅・木ノ本駅・余呉駅に到着する電車と接続する。なお、バス車内では地元観光ボランティアガイドが見所を分かりやすく案内する。

 巡回バスコースは次の通り。

 【みずべのスポット&いで湯めぐりコース
 長浜駅と木ノ本駅を結ぶコースで、長浜太閤温泉・長浜城歴史博物館→南浜水泳場・南浜観光ぶどう園・産直びわみずべの里→奧びわスポーツの森→湖北水鳥ステーション→水鳥公園・野鳥センター→尾上漁港→天然温泉「北近江の湯」→賤ヶ岳を巡る。

 【北びわこ観音の里漫遊コース
 東洋のヴィーナスと呼ばれる渡岸寺の国宝十一面観音や、平安仏教の秘仏を展示する己高閣・世代閣をはじめ、「コロリ観音」として信仰を集める赤後寺などをまとめて巡礼するコースで、バイキング料理が人気の天然温泉「北近江の湯」にもアクセスする。行程は、木ノ本駅→賤ケ岳→赤後寺→天然温泉「北近江の湯」→渡岸寺観音堂→石道寺→己高閣・世代閣→木ノ本駅。

 【余呉湖&水と森に親しむ夏遊びコース
 渓流での魚つかみなどアウトドアライフを楽しむほか、天女・龍神伝説等が残る神秘の湖「余呉湖」をはじめとした歴史ロマンを満喫。菅山寺里坊・弘善館に保管される菅原道真の五言詩(十一歳で詠んだ詩と言われている)も見逃せない。

 コースは、木ノ本駅→黒田観音寺→菅山寺里坊・弘善館→余呉駅→余呉湖畔(余呉湖観光館・国民宿舎余呉湖荘・ビジターセンター)→ウッディパル余呉→茶わん祭りの館→妙理の里・洞壽院。

 このほか、JR米原駅〜木ノ本駅間で「SL北びわこ号」が走る。運行日は八月十日、十七日、二十四日の三日間。利用の一カ月前から全国の「みどりの窓口」で発売している。なお、乗車券のほかに座席指定券が必要。

 詳しくは、県交通政策課鉄道プロジェクト推進室(077―528―3684)まで。エリアの詳細は「北びわ湖」ホームページへアクセスを。http://www.kiis.or.jp/kansaida/kitabiwako/


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