滋賀報知新(ニュース)平成14年6月17日(月)第13116号

八日市市 農業振興プラン

策定委員会が初会合開く

安心と安全への期待高まる
=食料の自給率アップ目指す=

農業振興プラン策定委の初会合
(湖東・八日市市)
 八日市市は、農業発展と農村振興の基本方針となる農業振興プランをまとめる策定委員会の初会合を十一日に開き、プランの基本理念に基づく施策の展開方向など、今年度中に報告書をまとめることにした。

 振興プランは、食料・農業・農村基本法(十一年施行)に基づき、昨年三月に県が策定した「しがの農林水産ビジョン」に沿って、農業の持続的発展と農村の振興を図る目的で策定される。

 農業の営みを次の世代へ確実に引き継ぎ、食料の安定供給と農業が持つ多面的機能の発揮を確保するための指針となる。さらに、食料自給率アップ政策を根底に、食生活においても安全、安心が求められ、健康や環境面でも食料を支える農業・農村の役割に期待が高まっている。

 策定委員会は、目標年次を二十二年度とした上で、方向付けとなる基本理念ほか水田農業の担い手づくり、安全で安心な農産物の生産、環境へのこだわり、生産基盤の整備、農村集落の地域づくり、農を生かした教育・景観・多面的機能など具体的な施策方向を五、六回の会合でまとめ上げる。委員は次のみなさん。

 【委員長】稲本志良(京大大学院農学研究科教授)

 【副委員長】中西長嗣(東近江農協共済組合副組合長)

 【委員】植木末雄(農業委員会長)畑博夫(市議)森利次(ようかいち晴耕塾長)奥村富正(東近江地域振興局環境農政部長)福島睦一(土地改良区理事長会代表)山田喜平(認定農業者の会会長)久保眞一(JA八日市共販部会長代表)井上喜久男(集落営農リーダー代表)南治恵(八日市やさい村村長)大谷源一(新規就農・帰農者代表)井上すが子(きらり輝く農村女性活動推進協議会代表)奥野明美(学校給食栄養士)西口喜久雄(JAグリーン近江常務)広田芳男(市産業経済部長)


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音楽会に地域の邦楽グループ招待

演奏通じて人・文化と交流

=八日市南小 児童も興味津々=

音楽会に招待され演奏する八日市音楽協会邦楽部のメンバー
(湖東・八日市市)
 八日市市立八日市南小学校で十四日開かれた「音楽会」で、地域で活動を続けている八日市音楽協会邦楽部のメンバー五人が招待され、子どもたちの演奏に交じって琴と尺八による日本の伝統音楽を披露した。

 琴の紹介を兼ねて「ちょうちょう」「チューリップ」の曲が演奏された時には一緒に歌を口ずさむなど、子どもたちも大いに興味を示していた。また、尺八との合奏「春の海」では、どこかで聴き覚えのある“さび”の旋律が響きはじめると、身を乗り出して演奏の様子を見つめる子どももいて、普段あまり見たり聴いたりしたことのない琴や尺八の古風な音色に耳を傾けた。

 今回の演奏会で子どもたちは、自分たちの練習の成果を発表するだけでなく、地域の人達や日本の伝統音楽にふれることもでき、そのすばらしさを改めて知ることができたに違いない。


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あじさい幼児教育センターが

文教施設協会賞を受賞

=県内初の公立幼・保合築 教育環境のモデルに=

木をふんだんに使った明るい園内。乳幼児の交流を考え、各接点には遊戯室などを設けている
(湖東・五個荘町)
社団法人文教施設協会が贈る「施設計画部門・文教施設協会協会賞」に五個荘町金堂の合築施設・あじさい幼児教育センター(南幼稚園・すみれ保育園)が受賞した。
 同表彰は、基本的構想から整備に至るプロセスにおいて、優れた計画・設計がなされ、施設の複合化や地域連携等に配慮した公立学校施設に贈られる賞で、全国二十五校中に同センターが選ばれた。

 同センターは、幼稚園と保育所が一つとなった県内初の合築教育施設で、県内外からモデル的建造物として視察を受けている。

 着工は平成十二年六月。幼稚園での三歳児保育や預かり保育、保育所利用の低年齢化に対応するため、総事業費約七億円を投じて建てたもので、幼児と乳児が自由に交流できるようにと、棟の各接点には絵本室や遊戯室、相談室が設けられている。

 敷地面積は約六千三百平方メートル。延べ床面積は三千平方メートルの鉄骨二階建てで、壁・床・扉に配されたナチュラルウッドがの明るい。外観は伝統的建造物群保存地区の金堂にふさわしく、白壁に日本瓦葺の和風建築としている。

 受賞を受けて、町教委では「この栄誉を胸に幼児教育ならびに子育てへの支援に一層努力していきたい」と話した。


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待望の2代目プールお目見え!!

プール開きで若きスイマー模範演技

=蒲生町朝桜中=

鈴木選手と橋本きょうだいの泳ぎに見とれる生徒ら
(湖東・蒲生町)
 蒲生町の朝桜中学校(森田行雄校長)でこのほど、屋外プールの竣工式とプール開きが、全校生徒約六百人と町長をはじめ関係者らが参加して行われた。

 三十七年間使用されてきた同中のプールは、昭和四十一年に総工費の三分の一を地域住民が出し合って作られた。当初、県内初のスタンド付きプールとして注目されたが、老朽化から今年三月末に、総事業費一億六千六百七十六万一千円をかけ新しいプールを完成させた。

 二十五メートルの八コースを設けたプール施設は、プールサイドを広く取り、身体障害者用のスロープを設置した。鉄筋コンクリート造の管理棟は、更衣室、シャワー室を完備。機械室には、全自動で浄化できるろ過機を取り付けた。

 四校時目に行われたプール開きでは、冒頭、森田校長が「今日は、プール二代目の完成の日。住民の声で作られた初代プールがあったからこそ、今のプールがあることを忘れないでほしい」とあいさつした。同中同窓会(山田平一郎代表)から耐久性に優れた長いす二脚が寄贈され、三年の寺嶋一真生徒会長が「施設の美化に務め大切に使います」と感謝の気持ちを述べた。

 続いて、昭和四十二年にメキシコオリンピック候補選手に選ばれ、現在スポーツセンターで指導者としてインストラクター育成に取り組んでいる門坂芳子さん(53=日野町在住=)が「今はマスターズ水泳の世界大会に挑戦している。自らの成長を促すためにも自分の好きなことに出会ってほしい」と激励した。

 また、「水泳と私」と題して、中京大学体育学部四回生の鈴木早苗さん(21=草津市出身=)が「小さい頃は、ただ周りの人に負けるのが嫌で続けてきた水泳だったが、試合などを通してたくさんの人と出会い、技術的にも成長できたとき、自信が生まれ達成感のすばらしさを知った。どんなことでもあきらめずに続ければ何かを得ることができる。たくさん経験を積み、周囲の人々への感謝の気持ちを忘れず生活してほしい」とメッセージを送った。鈴木さんは、百メートルバタフライの県記録保持者で、現在はナショナルチーム候補選手として活躍している。

 一〜三年生を前に行われた模範演技では、春季中体連で優勝・入賞を果たしている同中三年の双子の橋本雄馬くん(14)と満里菜さん(14)、一年で妹の菜々さん(12)が、鈴木選手と一緒に四泳法を披露した。鈴木選手がドルフィンキックで二十メートル付近まで進むとどよめきが起こり、同世代の橋本きょうだいの華麗でスピードある泳ぎに、生徒らは見とれていた。

 今後、生徒は、体育の授業で約十時間かけて基本の四泳法を学ぶ。


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2市5町の 枠組みがよい62%

市幹部職員のアンケート結果

行政のプロが判断する
=近江八幡市の合併と将来 =

管理職以上を対象にしたアンケート結果
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市の管理職のうち、市の市町村合併について8割余りが賛成し、市が現在取り組んでいる2市5町の枠組については6割余りが支持していることが分かった。

 市が2市5町の枠組みについての住民説明会をスタートする前に、参考資料として先月、課長補佐級以上の職員135人を対象に実施したアンケート調査で明らかになった。回答は、そのうち106人(回収率78・5%)から得た。

 設問は、どの枠組みで合併を進めていけばいいかと合併そのものを問うもので近江八幡、八日市、永源寺、蒲生、日野、愛東、湖東の「2市5町」、近江八幡、八日市、永源寺、蒲生、日野の「2市3町」、そして「どことも合併しない」の三者択一とした。

 その結果、「2市5町」を選んだのは、66人で全体の62・3%、「2市3町」は20人の18・9%、「どことも合併しない」は12人で11・3%だった。その他8人(7・5%)が無記入で返送した。

 設問の他に意見欄を設けて選択の理由や意見を求めたところ、「2市5町」を選んだ意見欄では、「安土、能登川、五個荘の3町も含めた2市8町が理想だが、現段階では『2市5町』がベスト」や「(人口)20万人を超える特例市を目指すことが第一」、「国の支援策がある時に合併すべき」、「バランスのとれた産業経済の発展が期待出来る」など多数の賛意が占める中で「2市5町に○したが、今までにつきあいもなく不安」や「近江八幡市に不利にならない合併を進めるべき」など本音も覗かせた。

 2市3町を選んだ意見欄には、「2市5町の合併協議はスムーズに進むとは思えない」や「(東近江)2市7町が基本であれば湖東町、愛東町はどうか」など不安要素を記した内容もあった。

 「どことも合併しない」の意見欄には、「今は単独で進み、JR、国道を有する地域で人口も多いから東近江の将来の合併でリーダーになる」や「小さい町との合併は近江八幡市に吸収される。するとしたら(新しい枠組みの)2市だけの合併がよい」、「今はあわてて合併すべきではない。長期的な展望をもって検討すべき」など、市の取組とは異質の意見も見られた。

 無記入で提出した職員の中には、「合併してもスリム化しないと意味がない」や「合併して本当にメリットが見られるのか疑問である」、「(東近江)2市7町による合併が望ましい」などの意見が寄せられた。 (畑 多喜男)


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