滋賀報知新(ニュース)平成14年6月26日(水)第13127号

清流に咲く白い花

=能登川町垣見で「バイカモ」開花=

きれいな湧き水でしか育たないバイカモ(梅花藻)の花

(湖東・能登川町)
 こんこんと湧き出る能登川町の清流。垣見の小川でいま、きれいな湧き水でしか育たないバイカモ(梅花藻)が見ごろを迎え、白い小さな花が水面に揺れている。

 バイカモは、一年を通して水温が一定する清流にしか育たない沈水植物(キンポウゲ科の多年草)で、能登川町内では同地区と躰光寺地区で見られる。花は、径一センチ程度の白い花が咲き、梅の花に似ていることから「梅花藻」の名が付けられている。

 今年は例年より早く開花し、常緑の藻に可憐な花が美しい。また、近隣の水中には絶滅危惧種の魚・ハリヨの姿も見られる。


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戦争や災害で苦しむアジア・アフリカの難民へ

救援衣料 10トントラック2台分

=愛東・湖東の商工会青年・女性部が呼びかけ=

受付開始前から次々と運ばれる救援衣料の入った段ボール
(湖東・愛東町)
 愛東町商工会青年部(山本実部長)、女性部(植田すえ子部長)、湖東町商工会青年部(西澤卓部長)の呼びかけで二十三日実施された「家庭で眠っている衣料をアジア・アフリカの難民に送ろう」キャンペーンで、たくさんの衣料や義援金が寄せられた。また、今年からはじめた廃食油の回収にも、多くの協力が得られた。

 受付会場となった愛東町妹の町総合福祉センターじゅぴあ駐車場には、段ボールや廃食油を入れた容器をもった地元住民や彦根市や近江八幡市など周辺市町からの住民らが次々と訪れ、受付開始の午前十時にはすでに段ボールが山積みとなってトラックの到着を待った。

 受付終了の午後二時までに、四百八十七人から、一○トントラック二台分の段ボール(一千六百十五個と軽トラック三台)、輸送のための義援金二十四万三千二百七十一円が寄せられた。これらの衣料は日本救援衣料センターを通じて、難民の待つ国々や赤十字社に送られる。

 また、廃食油は二○リットルのポリタンク三個分が集まり、愛東町役場に届けられ、「あいとうイエロー菜の花エコプロジェクト」の一環として、環境にやさしい粉石けんに生まれ変わる。


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ありがとう、さようなら

65年分の思い出染み込む講堂

=蒲生西小でお別れ会開催=

森田さんが指差す方を見上げながら話しを聞く生徒ら(講堂で)
(湖東・蒲生町)
 蒲生西小学校でこのほど、七月十日から新しい体育館の建設のため取り壊される講堂とのお別れ会が、全校生徒六百五人が参加して行われた。

 別れを惜しむかのように雨が降りしきる中、講堂内でのお別れ会では、初めに生徒たちが元気よく校歌を歌い、八木晃隆校長が「新しい体育館が建つことはすばらしいことだが、同時にとても淋しい。この講堂が建ったときは、八日市の人が見に来るほど、大きなニュースになったと聞いている。みんなは講堂を使う最後の在校生となる。今、講堂はどんなことを思い、どんなことをみんなに話しかけているのだろう。最後のお別れをしっかりしてほしい」とあいさつした。

 続いて、同小の二十代目の校長を務めた森田英二さん(73=鋳物師在住=)が、初めに「講堂は今、何才でしょう」との質問を投げかけ、講堂の歴史を語った。「私が小学校二年生の時に建ったので、満六十五歳が正解。昭和十二年に完成し、当時のお金でいうと一万五千円でこの講堂が建てられた。今、これだけの物を建て替えようとすると五億円はかかるだろう。完成したときは、もち巻きなどをしてみんなで祝った」と話すと、生徒からは金額の大きさに「えー」と驚きの声が上がった。

 東洋と西洋文化が入り交じったような洒落た造りの講堂を一つずつ指差しながら、森田さんは「建てられた当初は、立派なシャンデリアが飾られていた。天窓や柱、床などは昔から変わっていない。毎年二、三月には学芸会が開かれ、舞台の上では合唱をしたり、一寸法師の劇もした。しかし、講堂ができた年に日中戦争が始まり、戦争で亡くなった人のお葬式がここで開かれたこともある」と語り、朝日野尋常高等小学校時代の校歌を披露。生徒は、初めて知る講堂にまつわる思い出話しに聞き入っていた。

 最後に、森田さんは「この六十五年間、孫に至るまで家族三代が揃って、講堂で勉強した人も多い。ありがとうと言ってお別れしてほしい。七月十日までに、ありがとうの気持ちを表せればもっとすばらしいと思う」と、生徒に講堂を巣立っていった卒業生の思いを託していた。


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畜産から新エネルギーの提案

バイオガス発電施設が稼動

=7月23日から公開=

家畜ふん尿等をエネルギーにかえるバイオガス発電施設
(湖東・日野町)
 県は、家畜ふん尿等を原料としたバイオガス発電システムを構築し、このほど県農業総合センター畜産技術振興センター(日野町山本)内に「バイオガス発電施設」を設置した。現在、本格稼働に向けた試運転を行っており、その内容について施設の公開を行う。

 二十一世紀の環境を考えるなか、地球温暖化防止や循環型社会の再構築など人類にとって重要な課題が多く、その対策として地域レベルで資源・エネルギーを有効活用するシステム作りが求められている。

 これらに有効な新エネルギー・バイオガス発電は、循環型社会再構築の一翼を担う高実現的な技術であり、県では、新エネルギーの普及定着と家畜ふん尿の適正処理、畜産が地域社会に果たす役割等の観点から、家畜ふん尿等を活用した同発電施設を設置した。

 施設は、メタン発酵槽(直径5・2m、高さ6・5m)とガスホルダー(6m、4・5m)、スラリータンク(14m、4・5m)から成り、同センターで飼育する家畜排せつ物を活用するほか、水草、外来魚等の有機性資源で実証試験する。事業費は一億百八十五万円。

 一般公開は、七月二十三日以降の毎週火曜および金曜の午前十時〜午後二時(ただし、祝日は除く)。

 問い合わせは、同センターバイテク・環境担当の福井さん(0748―52―1221、FAX0748―53―2434)へ。


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スポットライト浴び

生徒503人が舞台へ

=日野町内小・中学校が音楽会=

リコーダー奏を披露する必佐小生徒ら(わたむきホール)
(湖東・日野町)
 平成十四年度「日野町内小・中学校音楽会」がこのほど、日野町のわたむきホール虹で開かれ、生徒たちは元気いっぱいの歌声と美しい楽器の音色をホールに響かせた。

  午前九時十分から始まった音楽会では、南比都佐小の三・四年生、西大路小の四・五年生、桜谷小の三・四年生、日野小の四年生、必佐小の四年生、日野中の二・三年生と吹奏楽部、音楽部の計五百三人が舞台に立った。
発表形式は、合唱やリコーダー奏、斉唱、楽器演奏などさまざまで、日ごろの練習の成果を発揮した生徒たちは、保護者から拍手喝さいを浴びた。

 音楽会のトップを飾った南比都佐小の小西菫ちゃん(四年生)は「お客さんが集中して聞いてくれていたので、歌っていても気持ちよかった」、同小の徳永真須美ちゃん(四年生)は「スポットライトがあたっていて、ドキドキした。けど楽しかった」と話していた。


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