滋賀報知新(ニュース)平成14年6月27日(木)第13128号

国松候補

事実上の信任投票か

谷本陣営 投票率35%近くなら不信任!?
=「懇談会」にレッドカード=

国松候補
谷本候補
山中候補
高田候補
(全 県)
 21世紀最初の滋賀県知事選は七月七日の投開票日に向けて、無所属新人の谷本善弘(63)=共産推薦=、無所属新人の高田謹語(47)、無所属現職の国松善次(64)=自民、民主、公明、社民、保守推薦=、無所属新人の山中雅和(48)の四候補の争いだが、事実上、国松候補と谷本候補の一騎打ちとなっている。         

【石川政実】


 平成十年の前回の知事選は、参院選とのダブルであったことや、稲葉稔・前知事の後継を巡って自民が三分裂し、四候補が競り合った関係で、投票率は六五・九六%とハネあがった。しかし稲葉知事時代の投票率は、昭和六十一年が四七・二九%、平成二年が四三・二七%、六年が四六・〇二%で、いずれも四〇%台をキープした。ちなみに前回は、国松氏約二十六万七千六百七十五票、高井八良氏十五万三千三百七十六票、吉澤健氏十万七千六百一票、谷本氏九万四千八百十四票の得票結果だった。

 国松陣営の事務局長・三浦治雄県会副議長(自民)は「国松候補の事実上の信任投票だけに、投票率が四〇%を切ることがあってはならない」と危機感を募らせる。副会長の大谷元太郎県議(同)も「仮に国松候補が三十万票、谷本候補八万票なら、投票率は三八%どまりを余儀なくされる」と顔を曇らす。このように同陣営にとっては投票率アップが最大の課題になっている中、共産を除くオール与党が相乗りだけに、自民と非自民の主導権争いもし烈だ。県の職員組合のうち、連合系の自治労県職は国松候補とこの十五日、政策協定を結んだが、県民との直接対話を大切にする市民型選挙をわざわざ要望した。このため街頭演説を減らして市民グループらとのミニ集会が選挙戦にお目見えしたものの、「国松候補も自民党色を薄める意味でミニ集会を評価していたが、同党県議らからクレームがつき大幅に縮小された」(関係筋)という。

「国松候補が強行しようとしているびわこ空港やダムはいらない。また有事法制を認めるわけにはいかない。谷本候補は国や自民党のいいなりの国松県政にレッドカードをつきつけるものだ。知事選が盛り上がらず投票率が心配なら、国松候補は公開討論会を考えるべきだ」とするのは谷本陣営の今江伊三雄・共産党県委員会委員長。さらに同委員長は「国松候補が告示日に、県議会の中村善一郎議長(国松陣営の会長)と連名で七月十二日に行う懇談会(ホテルでの酒食)の案内を全県議に出したが、これから知事を決めるというのに不見識もはなはだしい」と怒りを隠せない表情だった。県によれば毎年、二月と六月定例議会に実施しているもので、それが知事選の関係で七月に変更になったとしている。もっとも、この事件だけが盛り上がりを見るようではさみしい限りとの声も。

 争点がかみ合わないだけに、知事選への関心がいま一歩だが、今回の投票率が三五%近くまで下がる事態になれば、事実上の国松知事不信任と見られ、政局は一挙に流動化しそうだ。なお十九日現在の有権者数は百四万八千五百八十人で前回の知事選告示前日の十年六月二十四日に比べ四万八千八百五十七人の大幅な増加となっている。


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湖国の魅力 自転車で感じて!

県がサイクリングマップ

=歴史・文化・自然ふれる51コース =

県が作成したサイクリングマップ
(全 県)
 県は、自転車で巡るサイクリングツアーで自然、歴史文化に恵まれた湖国の魅力を再発見してもらおうと、全五十一コースを紹介した「サイクリングマップ」を作成した。

 今回作成したマップは、琵琶湖一周コースの「びわ湖周遊サイクリングマップ」と、県内七地域の特色を生かしたコースを設定した「サイクリング観光マップ」。マップには、コースを示す地図のほか、歴史を詳細に盛り込み、使いやすく工夫した。

 「びわ湖周遊サイクリングマップ」の入手は県庁道路課か各地域振興局建設管理部、各市町村、「サイクリング観光マップ」の請求は各地域振興局地域振興課まで。なお、「しがサイクリングマップホームページ」(http://www.kankou-shiga.or.jp/cycling/)でも全コースを検索できる。


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新幹線新駅

関係4市10町の建設費割合

地元栗東市が2分の1負担?
=本紙が読者意見募集 =

(湖南・栗東町)
 栗東市と県、JR東海などが計画を進める東海道新幹線の新駅「びわこ栗東駅(仮称)」の建設費用二百四十億円をめぐって、関係市町四市十町(大津・志賀、湖南、甲賀の三地域)でどう負担するか大きな焦点になっている。県は、通例の三分の一ずつ負担(栗東、県、周辺市町)を参考に、三年以内にまとめたいとしているが、周辺自治体からは慎重な声が上がっている。

 このほど開かれた栗東市議会。新駅建設費の負担割合について質問された高田徳次助役は、「地元が二分の一を負担した先例もあるので(関係市町が)栗東市に求めている」と、周辺関係市町が財政難を理由に、同市に対してを大きな負担を求めていることを明らかにした。

 これまで諮られていない地元負担「二分の一方式」が、周辺自治体との折衝で一人歩きしたことに反発した議会は、市の真意を厳しく追求。これを受け、高田助役は、「二分の一を求められたは事実。私の考えでは三分の一を基本にしたい」と、あわてて混乱の火種を消し止めた。

 負担割合の交渉が難航する背景には、関係自治体の財政難のほか、第二名神高速道路の早期実現に期待を寄せる甲賀地域、栗東市が昨年十月に単独市制に移行したことで合併断念に追い込まれた湖南地域、京都駅に近い大津・志賀地域など、地域の様々な事情も絡み合っている。

 また、七月七日投開票の県知事選では、県職員組合が新駅設置の是非を争点にしようと、立候補している現職・国松善次氏、共産党などでつくる民主県政の会推薦の谷本善弘氏に公開質問状を送った。

 質問状では、▽設置費用はJRが負担するよう再交渉できないのか▽計画を一時凍結できないのか▽県や周辺自治体が建設費を負担する理由│などについて、三十日までに回答を求めている。

 なお、滋賀報知新聞社は、東海道新幹線(仮称)びわこ栗東駅設置計画について読者の意見を募集します。投稿は三百六十字以内。添削する場合もあり、原稿は返却しません。住所、氏名、職業、年齢、電話番号、紙面への感想を記入し、七月十日までに〒520-0051大津市梅林一丁目三-二五、滋賀報知新聞社大津本社(電話077-527-1111)へ。

設置計画意見メールフォームへ

 【びわこ栗東駅】建設費二百四十億円を投じて、東海道新幹線とJR草津線が交差する同市下鈎に設置する計画。平成二十二年三月の開業を目指し、十六年三月に実施設計、十七年三月には工事に着手する。一時間に上下各二本の停車を予定。乗降客については、新駅設置促進協(県と栗東市などの関係市町で構成)が一日約一万人を予測しているのに対し、JR東海は四千―一万人と大きな幅を持たせている。


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マキノの観光紹介

PRビデオ制作

=四季をテーマに =

(湖西・マキノ町)
 マキノ町商工会は、同町の豊かな自然、伝統文化を全国的に情報発信すつことで地域活性化に役立てようと、PRビデオ「びわ湖ときめきリゾート 四季遊園マキノ」=写真=を制作した。

 約四百四十万円でビデオ百本のほか、DVD-R十枚を制作し、観光施設や関係機関に配布した。内容的には、海津大崎の桜並木や夏季ににぎわうマキノ・サンビーチ、栗・ぶどうが味わえる果樹園マキノピックランドなど四季の風景、味わい、観光を盛り込んだ。

 なお、同商工会(電話0740-28-0325)は、ダビングも受け付けている。


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全世界で6年後の撲滅目指して

薬物乱用 ダメ。ゼッタイ。

=八日市市でもキャンペーン=

買い物客らに薬物乱用防止を訴える運動員ら
(湖東・八日市市)
 薬物乱用の全世界的な広がり、低年齢化などが社会問題になっていることから、麻薬や覚せい剤などの薬物使用を防止するため、県の「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が二十日からスタート、「ダメ。ゼッタイ。国際協力で薬物乱用をなくしましょう」を合言葉に、全県で一か月にわたって様々な運動が繰り広げられる。

 二十二日には、大津市と八日市市で「6・26ヤング街頭キャンペーン」も実施された。八日市駅前の大型ショッピングセンターでは、キャンペーンのタスキをかけた八日市薬物乱用防止指導員やガールスカウトら約三十人が、出入り口付近や立体駐車場店内通路付近で運動を展開。買い物客や若者、小中学生らに啓発グッズなどを配りながら薬物乱用防止と、世界の薬物乱用撲滅活動に向けた募金への協力を訴えた。

 「ダメ。ゼッタイ。」普及運動は、平成十年に十年後の薬物乱用根絶を目指して国連が採択した「国連薬物乱用根絶宣言」の支援事業として、国連決議による「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」を県民に周知、普及し、薬物乱用を防止しようと毎年、実施している。

 また、同じ時期に実施されている「覚せい剤・シンナー乱用防止強化運動」とも連携を図りながら、効果的な運動の展開を進めている。


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