滋賀報知新(ニュース)平成14年7月11日(木)第13144号

パフォーマンスの終えんを

過去最低の投票率に無念の国松知事

「改革」旗印に腹をくくれ!

=戦略的思想の一貫性を =

国松氏
(全 県)
 知事選は七日に投開票され、共産を除く五政党や連合滋賀相乗りの現職国松善次氏(64)が二十八万五千票(前回二十六万七千票)を獲得し、共産推薦の無所属新人谷本善弘氏(63)を約二十万票の大差で破り、再選を果たした。当選確実となった直後(七日)の記者会見で、国松氏は目にうっすらと涙を浮かべたが、再選の喜びというよりは、無念の涙のように見えた。

 国松陣営では、信任投票の最低ラインを「三十万以上の得票、四〇%以上の投票率」に設定していただけに、三十万票を割った得票、三八・六七%と過去最低の投票率は、ショックだったに違いない。

 この要因として、県議補選(彦根市選挙区)の影響が挙げられている。自民、民主、共産の三人の公認候補が、総選挙の代理戦争を繰り広げたため、国松選対の自民、民主の県議らは、彦根市に張り付き、志気が低下したというものだ。

 ただ県議補選の投票率が、三八・〇八%と予想外に低く、2区以外の自民党県議らがどの程度、動いたのか評価が分かれるところ。むしろ、政党間と国松氏とのすきま風が随所に見られた。県議会の四十八議席のうち、三十議席を占める自民党・琵琶湖クラブの県議にとっては、国松氏の配慮が不十分と映り、逆に民主党・連合滋賀には、国松氏が自民に引っ張られ過ぎていると見られているようだ。

 しかし「改革」の旗を掲げれば、時には県議や国などとぶつかることもあろう。だが、その時は今期限りと腹をくくって、「市民自治」を大胆に打ち出していくべきだ。八日の県政記者クラブ(地方記者クラブではない)との会見で、女性副知事の登用を高らかに宣言したが、せっかく行革の一環で副知事の二人制を一人制にしただけに、それを二人制に戻す一貫性のなさには議会からの反発が予想され、早くも県議からも副知事を登用するのではとの見方がある。これは、まさに本末転倒だ。

 これからは派手なパフォーマンスはもういらない。必要なのは戦略的思想、人間への深い洞察力、一貫性のある地に足のついた施策、および情報公開の推進のみだ。【石川政実】


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日中国交正常化記念

「女性北京の集い」

=友好ツアー参加募る =

名勝「張家界」
(全 県)
 日中国交正常化三十周年記念「日中女性北京の集い」実行委員会(呼びかけ人・三木睦子アジア婦人友好会長、国連婦人会長)は、九月八、九の両日、北京市内で行なわれる同大会の参加者を募集している。

 これに参加する滋賀県からのツアーは六泊七日。九月七日に関西空港を発ち、北京でのイベントを経て、県と友好提携を結ぶ湖南省で女性団体と交流した後、省都・長沙市内、ダイナミックな自然美で知られる張家界などを観光し、十三日に上海経由で関西空港に到着する。

 定員は二十人で、添乗員付きで二十六万四千二百円。参加希望者は、二十日までに呼び掛け人の廣幡和子さん(電話0748-22-6079)または東急観光京都支店の加舎幸夫さん(電話075-361-5351)へ。


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湖国の副都心が今熱い!

専門店ビル「フェリエ南草津」

18日、JR南草津駅前東口に誕生
=人気ショップや公立図書館 =

駅と直結する専門店ビル「フェリエ南草津」
(湖南・草津市)
 専門店ビル「フェリエ南草津」が十八日、湖国の副都心、JR南草津駅前東口にオープンする。若者に人気のおしゃれなカフェやカジュアル、アウトドアショップのほか、美容関連テナント、市立図書館、フィットネスクラブなどが充実し、こだわり派のライフスタイルが見つかること間違いなし。立命館大びわこ・くさつキャンパスの開学や、マンション開発で活気づく草津市南部は、同ビルのオープンでますます目が離せないスポットになりそうだ。

 このビルは、JR南草津駅前東口商業施設計画の一環で建設されたもの。UFJ信託銀行が、民間ノウハウを生かしながら、公共性に配慮したまちづくりを展開しようと、市と公有地三千六百平方メートルについて三十年間の土地信託契約を結び、昨年六月に着工した。
心地よい休息を過ごせるカフェ

 総事業費四十三億円が投じられた同ビルは、鉄骨造六階建てで、延べ床面積一万六千五百平方メートル。一〜四階は商業施設、五、六階には同市の公共施設(図書館、レンタルホール、フィットネスクラブ)を備え、三階部分はデッキで駅と直結する。

 二十代から四十代前半の女性、大学生などをターゲットに絞った商業施設の営業は、物販が午前十時から午後八時、飲食が午前十一時から深夜十二時まで。施設としては、▽一階=コスメドラッグ・生活雑貨・カフェ▽二階=アウトドア・カジュアル・サングラス▽三階=レストラン・CDビデオ▽四階=ヘアサロン・エステ・メディカル│など。

 特に、四階のビューティー・リフレッシュ関連テナントの充実ぶりは近畿有数で、▽カラーセラピー▽審美歯科▽エステ▽ネイル▽ヘアサロン▽整体▽リラクゼーションサロン▽占い---など、女性の美容、心身をサポートする内容になっている。

 五階の図書館については、地域性に配慮して学生やサラリーマン、児童向けの図書に重点を置き、開館当初は(六万冊、将来的には八万冊一般四万冊、児童書二万冊)の蔵書を備える。開閉館は午前九時から午後九時までで、帰宅時間の遅いサラリーマンのニーズにあわせている。

 同じフロアーのレンタルホールには、多目的ホール一室と中会議室一室、小会議室三室、和室一室のほか、起業家に貸し出す情報産業起業支援室三室を併設し、立命館大学と連携してベンチャー企業育成を目指す。

 また、六階のフィットネスクラブは、同市が委託した民間会社が運営し、二十五メートルプールとアスレチックジム、フィットネススタジオなどが充実。駅からのアクセスが良いことから買い物客だけでなく、会社帰りのサラリーマン、OLまで幅広く人気を呼びそうだ。


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民主・連合 統一地方選に弾み

=自民 コスタリカ方式再浮上か=

中沢氏
(湖東・彦根市)
 県議補選彦根市選挙区(被選挙数一)も七日投開票され、民主新人で市民団体代表の中沢啓子氏(43)が、自民新人で元代議士秘書の小西豊子氏(50)、共産新人で前彦根市議の手原政良氏(59)を破って初当選した。自民党は告示の四日前に、公認候補として故小西哲衆院議員の妻で、哲氏の後を継いで当選した義弟の小西理議員の秘書を務める豊子氏の擁立を決めたことで、昨秋の衆院滋賀2区補選さながらの代理戦争になった。

 政府が今国会に提出した「五増五減」では、現行の衆院2区の近江八幡市と八日市市、蒲生と神崎郡、3区の甲賀郡で新4区を新設。これに伴い、彦根市以北が新2区、湖南地域の三市二町が新3区で、新1区は現行のまま。新4区では、小西理氏、岩永峯一氏と、二人の自民現職が競合するため、同党県連は、新2区を小西理氏、新4区を岩永氏で調整しようとし、小西豊子氏を地ならしのため擁立したと見られている。

 これを裏付けるように、自民の河本英典・参院議員は六日、「どんな時でも予行演習が必要だ」と今回の補選に言及していた。 片や連合滋賀の下戸薫会長は「中沢氏が負ければ、総選挙に民主党から出馬する田島一成前県議の芽が摘まれる。勝てば、総選挙のみならず、来春の統一地方選挙の弾みになる」と話していたが、狙い通りだ。いずれにせよ自民党県連では、今回の敗北で、岩永氏と小西理氏が新4区と比例区を交互に入れ替わるコスタリカ方式が再浮上しそうだ。 【石川政実】


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八商同窓会「近江尚商会」

14日 女性部会設立総会

=タレント遙洋子さん講演 =

(湖東・近江八幡市)
 県立八幡商業高校の卒業生でつくる同窓会・近江尚商会の女性部設立総会が、十四日午後一時半からウェルサンピア滋賀(厚生年金休暇センター、近江八幡市北之庄町)で開かれる。近年になって女性卒業生(OG)が増加していることから、女性の同窓会活動への参加を促そうと設立されることになった。

 午後二時からの記念講演では、読売テレビ「週刊トラトラタイガース」に出演するタレント、遙洋子さんが「元気印の女たち」をテーマに、社会を明るく、元気にする女性について語る。

 遙さんは関西を中心にテレビ、ラジオ、舞台で活躍。執筆活動では、働く女性の視野でのエッセイ、趣味の野球観戦を生かしたスポーツコラムなど多数ある。講演会などの問い合わせは、設立準備委員会事務局(電話0748-32-2072)へ。


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