滋賀報知新(ニュース)平成14年7月19日(金)第13153号

八日市市で日本の土木・建築学ぶ

常徳市から8人目の研修生 林さん

=滋賀報知新聞社冨田社長を表敬訪問=

冨田社長と歓談する林さん
(湖東・八日市市)
 八日市市役所に友好都市の中国湖南省常徳市から研修生として林凡(リン ハン)さん(33)が十五日赴任した。

 研修生の受け入れは両市の友好関係を深める橋渡し役となる人材育成を目的に、平成七年度から続けられ、林さんで八人目となる。

 林さんは中国で最高の一級建築技師に登録され、常徳市建築勘測設計院で日本の課長級にあたる副院長に就き、同院の行政管理のほか、建築設計、工程監理、道路や橋の設計に携わっている。

 八日市市役所では企画課に所属し、二か月間の日本語研修のあと、日本の土木や建築に関する研修を来年一月十五日まで行う。

 赴任翌日の十六日に林さんは滋賀報知新聞社に冨田正敏社長を訪ね、研修スタートへの意気込みを語るとともに、日中の文化、歴史、親善交流などについて歓談した。

 冨田社長は歓迎のあいさつにつづいて、林さんに八歳の子があると聞き「子どもさんを日本に呼んであげてください。子ども同士の交流は子どもたちだけでなく、両市にとっても有意義なことです」と促すと、林さんも「ぜひ、そうしたい」と意気投合するなど、これからの日本での単身赴任をしながらの研修生活を励ました。   


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「こども110番チョキちゃんの店」

県理容組合日野支部 経営者ら対応訓練

=県内初=

理容店主に助けを求め通報でかけつけた警察官の質問に答える女子生徒ら
(湖東・日野町)
 県理容組合日野支部(安田一義支部長)はこのほど、日野警察署と連携して、県内で初めて、子どもが助けを求めて「こども一一〇番チョキちゃんの店」へ駆け込んできたときの対応訓練を日野町の西大路小学校で行った。支部に加盟している日野・蒲生町内三十一店舗の経営者や日野署管内の子ども安全リーダー、西大路小の全校生徒百五十三人が参加した。

 この訓練は、県内の約八百三十店舗で構成する県理容組合が、この四月に「こども一一〇番チョキちゃんの店」として指定されたことから、夏休みを前に、その存在を生徒に知らせるとともに、店主が実践に役立つ対応方法を身に付けることを目的としている。

 訓練を始めるにあたり、今江明弘日野警察署長が、大阪で起きた池田小学校での児童殺傷事件に触れ「子どもたちがいつでも助けを求められるようにと、昨年一一〇番の家が全国に増設された」と経緯を説明し、「県内では、昨年一年間に一一〇番の家へ助けを求め駆け込んだ件数は六十件。日野署管内では一件もなかったが、身の危険を感じた事例も多く、駐在所の不足分を地域の取り組みで補ってほしい」と協力を呼びかけた。

 「こども一一〇番の家」が実際に取り扱った事例をもとに、通報訓練では、道端で倒れている人を見つけた男子生徒が駆け込む“目撃通報”と、一人で公園で遊んでいた女子生徒がスカートの中を撮影しようとする男性が近寄ってきたことから防犯ブザーを鳴らしながら助けを求めに行く“声かけ事案”、帰宅途中の女子生徒が道を尋ねてきた男性に強引に車に乗せられようとしたことから防犯ブザーを鳴らしながら逃げる“道案内を口実にした連れ込み事案”の三場面を想定して実施された。

 店主らは、興奮気味の生徒を声をかけながら落ち着かせて、一一〇番通報したあと、警察官が到着するまでの間、犯人の逃走手段や衣服、特徴などをメモを取りながら聞き出した。

 車に連れ込まれそうになる役をした同小五年の女子生徒は「練習でも腕を捕まれるとこわかった。けど、訓練でしたようにチョキちゃんの家に行けばいいと分かったので、少しほっとした」と語り、駆け込んでくる生徒を保護する役をした店主は「パニック状態の子どもが来たときに、訓練と同じようにうまく対応できるかは不安。訓練を重ね慣れていくことが大切だ」と継続した訓練の必要性を実感していた。

 安田支部長は「これを機に、地域で助け合いながら、子どもたちを守る環境と意識の高揚を図っていきたい」と意気込みを語る。


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ヴォーリズサロンで語ろう

旧八幡郵便局で開講

=NPO一粒の会 =

参集者の前でヴォーリズ建築について語る宮本氏
(湖東・近江八幡市)
 ヴォーリズとゆかりのある人々を招き、自由に話しを聴く「ヴォーリズサロン」が、ヴォーリズ建築の1つである旧八幡郵便局で始まった。ヴォーリズ建築物の保存再生運動に取り組んでいるNPO法人・一粒の会が主催するもので、初回の13日には、ヴォーリズの通訳を務めた宮本文次郎の孫・宮本謙二氏(大津市在住・45歳)を講師に招き「ヴォーリズの住まいと音楽」をテーマに開催。約20人が参加した。

 今もヴォーリズが設計した住宅に住む宮本さんは「ヴォーリズの設計は、階段の傾斜が緩く幅も広い。また風通しがよく夏でもクーラーなしで過ごせるし、朝日も差し込み、非常に住みやすい」と建築思考の豊かさを紹介した。

 講演に続き宮本氏は、関西交響楽団のメンバーだった父親の勧めではじめたというファゴットの演奏に移り、心を包み込むような落ち着きのある音色で、真夏の宵を楽しんだ。


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虐待防止のために

完璧な親を目指さないで

=武佐公民館で講演会 =

武佐公民館で開かれた講演会
(湖東・近江八幡市)
 「虐待ゼロ作戦」を今年度の活動テーマに掲げ、地域活動を進めている武佐学区社協が14日、同地区公民館で「子ども虐待防止講座」を開いた。

 講師には、NPO法人・女性と子どものエンパワメント関西代表で、子どもの心の問題の著作が多い田上時子氏を迎え「子どもの虐待とは」についての話しに耳を傾けた。

 講演の中で田上氏は「大人は、子どもに対して完璧な親を目指し過ぎている。また、演じている部分もある。親としての学習を育っていく子どもと一緒に取組み、困った時は、人に助けや協力を求め孤立しないことが大切。(出来る筈のない)完璧な親を目指さず、育っていく子どもの力を引き出していくことが肝要」と説き、親の不満や一時の感情の高まりのはけ口として虐待が繰り返されている現状から抜け出すために「親を見習い、完璧に目指して疲れている心から生まれる子どものストレスを解き放ってやれるのも親。力を抜いて自由度を持った子育てに変えていくことが必要ではないか」と呼びかけた。

 また、子どもの権利は、子どもが子どもらしく生きていくために必要なことに理解を深め、虐待をはじめ、そうした権利が犯される時は、子ども自身が「嫌という」、「その場を離れる」、「誰かに相談する」の行動がとれるように教えて欲しいと訴えた。コミュニケーションの不足が問題を起こしているともつけ加えた。


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「応急手当講習会」

あなたの挑戦が命を救う

=体験で学ぶ基本 =

女性の参加も目立つ「応急手当講習会」
(湖東・近江八幡市)
 救急車が到着するまでの応急手当が命を救うことにつながることから、近江八幡消防署が一般市民を対象にした「応急手当講習会」を開いている。

 救急車が現場に到着するまでの平均時間は約6分。心臓停止してから約3分で、また呼吸停止では約10分で死亡率が50%に達することから、早期の応急手当が患者の命を救うことにつながる。

 こうした、状況を一般の人々に知ってもらい、いかに適切な初期手当が大事で、万一の時に実施できる人がその場に居合わせているかが救命のポイントとなる。

 このため、同署では一人でも多くの人に応急手当の基本を知ってもらい、万一の場合に慌てることなく実施できる体験者を増やそうと毎年、開催している。

 講習会には、現役の救急隊員が講師となり、患者への声のかけ方、呼吸停止の場合の回復方法や人工呼吸の仕方、さらに心臓停止の場合の心臓マッサージのやり方をダミー人形を扱いながら実際に体験し、知識だけでなく実践でも役立つよう学ぶ。

 参加者は、活発な幼児期の子どもを持つお母さんやお年寄りと同居している人、アウトドアーの好きな人なども少なくない。同署では定期的な開講のほかに、10人以上の申込みがあれば、講習会を開く。問い合わせは同署(33−5119)へ。


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