滋賀報知新(ニュース)平成14年7月24日(水)第13158号

滋賀学園が中学校を開設

来年4月の開校へ準備進める

中高一環教育で国際人づくり
=1年間の留学で英語力アップ=

滋賀学園中学校の完成予想図
(湖東・八日市市)
 六年間の中高一貫教育で高校入試の重圧から開放し、留学を中心とした教育で真の国際人を育てる私立の中学校が八日市市に誕生する。計画しているのは学校法人滋賀学園(森美和子理事長)で、現在の高校(同市建部北町)に併設型の新しい中学校を開設しようと、一年以上も前から準備を進めてきた。十一月ごろには正式認可が下りる見通しで、来年一月早々に生徒募集を行い、四月開校に向け近く新校舎の建設に取りかかる。

 
 中校一貫教育は、高等学校に中学校を併設し、六年間の計画的・継続的な学習を通して、学力や生きる力、個性や創造性を伸ばすことを目的に開校される。県内でも県立三高校(河瀬・守山・水口東)が近くの公立中学校の協力を得て、来春の開校へ準備を進めている。
 滋賀学園高校と中学校の一貫教育の特徴に、国際化時代に対応するため「英会話を重視した語学力を高めようと、一年間の留学を中心としたカリキュラムを取り入れた」と、開設準備室長の清田剛校長は話す。さらに留学は「外国の文化に触れ、人格の形成に大きな影響を与える」とも。

 一学年は一クラス三十五人の二クラス(定員七十人)でスタートさせ、中学・高校の授業をクリアーしながら、六年間を三期に分け段階的に英会話と国際感覚を身に付け、大学受験に備える特別進学コースを設定した。現在でも、同高校が取り組む留学制度を利用し、帰国した生徒の大半が国公立、私立難関大学に進学しているという。

 英語の授業内容は、中学の段階で英語検定三級を取得し、三か月間の海外研修を終え、同検定準二級の合格を目指す。高校に進むと一年次で一年間の留学を経験し、全員が英語検定二級に挑戦するステップ・アップ方式を採用した。また、大学受験へは、土曜日を有効活用した受験指導を行うことにしている。

 留学先は、姉妹校提携を結ぶカナダとニュージーランドの十四校(各国七校)で、英語圏の先進国の中でも治安が良く、自然環境に恵まれているといい、学校の授業だけでなく、現地の家庭にホームステイしながらの生活は、自然と英会話を身に付けさせてくれる。

 今後の計画では、現在の高校グラウンドに六教室を備えた校舎(三階建て延べ千九百二十平方メートル)と体育館(千八十平方メートル)、技術家庭室(百二十平方メートル)などを建て、来年二月をめどに完成させる。

 グラウンドは北側に移設し、すでに造成工事もほぼ完了している。九月一日には、新グラウンド(約三万平方メートル)のオープン記念式を催し、ジュビロ磐田(ユース)を迎えて、高校サッカー部との対戦や子どもサッカー教室などを開くことにしている。

 また、中学校開設を記念し「第一回ニュートンカップ英語スピーチコンテスト」を開く。中学生を対象に募集は来月からだが、優勝者にはカナダ研修旅行(七泊八日)がプレゼントされ、カナダのブリティッシュ・コロンビア州ビクトリア近郊における姉妹校での授業とホームステイが体験できる。 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

お年寄りとのふれあい楽しみながら

青空と自然の下で のびのび元気に

=しみんふくしの家八日市保育 新施設へ移転で=

元気に水遊びする子どもたちと時折声を掛けながら見守るお年寄り
(湖東・八日市市)
 しみんふくしの家八日市保育が今春、駅前のビルの一室から庭や花壇のあるしみんふくしの家グループホーム(八日市市東沖野二丁目)の施設内に移転し、子どもたちが青空の下で元気よく活動している。また、グループホームを利用するお年寄りも、外から聞こえて来る元気な声に誘われて、子どもたちとの交流を楽しんでいる。

 NPO法人しみんふくしの家八日市が、子育て支援を目的に四年前に設立されて以来、保護者の様々なニーズに合わせて、一時預かりから月極めまでの保育サービスを行ってきた。

 また、昨年十二月には、痴呆高齢者のためのグループホームを東近江地域ではじめて東沖野二丁目にオープンし、自立生活支援活動がスタートした。

 これを機に、保育とグループホームを一か所に集約することで、子どもたちとお年寄りの自然な交流の中での情緒安定や人格形成など、相乗的な効果が期待できるとして、ホームの一室を保育室にすることに。

 施設内の花壇には実のなる木が多く、子どもたちは季節や自然の恵を感じ、お年寄りとのふれあいを楽しみながら、元気いっぱいの時間を過ごしている。

 現在、十組ほどがそれぞれの都合に合わせて利用しているそうで、中には、幼稚園から帰ってからここで預かってもらう保護者もいるとか。

 急な用事だけでなく、自分の時間の確保、近所に遊び相手がいない、集団生活の経験などによる保育にも応じている。

 保育時間は午前九時から午後五時だが、時間外や土曜日、休祝日の保育の相談にものってくれる。保育料は一時間七百円。問い合わせは、しみんふくしの家八日市(TEL0748―20―5457)まで。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

あなたが写っていませんか?

浅岡利三郎写真展

昭和30年代、懐かしの湖東風景
=28日まで=

懐かしい風景に思い出話が絶えない見学者
(湖東・能登川町)
 時を写し込むタイムカプセル―写真。昭和三十年代の湖東地方が写る企画展『浅岡利三郎写真展 あなたが写っていませんか』が、二十八日まで能登川町立博物館で開かれている。

 平成九年五月、浅岡氏の死去直後に二百数十枚の白黒写真が発見された。これらは三百本にも及ぶネガフィルムの一部で、昭和三十年代の湖東風景や人々が細やかに記録されている。のちに「浅岡写真」と呼ばれ、地域の図書館・博物館などが紹介するほか、県立大学では地域研究の重要資料として六枚のCD―ROMに編集した。また、写真集刊行を目標に「写真で見る昭和三十年代の地域を研究する会」が調査を続けている。

 アマチュアカメラマンであった同氏は二科展に二度入選した腕前で、その感性を地域写真に遺し、未舗装だったJR能登川駅前広場や牛を使った農作業、げた履きの子どもたちなど、日常の生活を多く撮った。

 同館では、地域の歴史的資料を収集しようと、浅岡さんの遺族と同研究会の協力を得て企画し、ネガ三百本の中から能登川町に関するものを含めて五十点余りを展示している。

 また、写真に写し込まれた情報の掘り起こしも目的の一つ。「いつ」「どこで」「誰が」などの情報を集めており、当時を知る壮齢・高齢者から思い出話しや懐かしの声でにぎわっている。

 同館学芸員は「浅岡さんの写真と見学者から寄せられた情報が出会ったとき、写真の持つ価値はさらに大きくなり、地域を探るすばらしい資料となります。今回の展示は、写真を通して展開される地域大捜査ともいえ、みなさんの協力をお願いしたい」と呼びかけている。入場無料。

 問い合わせは(0748―42―6761)へ。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

色あせることのない

邦画の名作を存分に!!

8月4日 日野町のわたむきホール虹
=わたむきシネマの森2002=

「天国と地獄」
(湖東・日野町)
 古き良き時代、最高の娯楽だった映画。時代は変わっても、色あせることのない感動の名作を鑑賞する「わたむきシネマの森二〇〇二」が、日野町のわたむきホール虹大ホールで八月四日に開催される。主催は、文化庁と東京国立近代美術館フィルムセンター、日野町文化振興事業団。

 上映される作品は、信州の千曲川のほとりで六十年前のはかなく美しい初恋を回想する七十三歳の老人を木下恵介監督が描いた「野菊の如き君なりき」(昭和三十年松竹作品)と、息づまる誘拐犯と刑事のスリルある駆け引きが長い上映時間を感じさせない天
「野菊の如き君なりき」
才黒澤明監督のサスペンス「天国と地獄」(昭和三十八年東宝作品)、同じく黒澤監督が観る人に人間の生きがいとは何かを問いかける「生きる」(昭和二十七年東宝作品)の三本立てとなっている。

 午前十時から「野菊の如き君なりき」が、午後一時からは「天国と地獄」、午後三時四十分から「生きる」が連続して上映される。

 入場料は全席自由席で、五百円(三回共通券)。チケットは、わたむきホール虹や日野観光協会、石岡教文堂本店ほか、県立八日市文化芸術会館、県立水口文化芸術会館、蒲生町あかね文化センターで発売中。問い合わせは、同ホール(電話53―3233)へ。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

大津シャンピアで9月

きき酒王決定戦

=蔵元交えた地酒パーティーも=

(湖西・大津市)
 県酒造組合連合会(大津市)は、全国きき酒選手権大会・滋賀県大会の「滋賀県きき酒王決定戦」を九月十五日午後二時から、JR大津駅南口の大津シャンピアホテルで開催する。

 適正な飲用を心がければ百薬の長ともなる酒。同連合会では、日本酒に対する理解を深めようと、蔵元を交えてのパーティーが楽しめる同大会を開催し、七種類の酒をきき酒する。

 出場資格は、県内在住または通勤・通学している二十歳以上の成人。ただし、日本酒メーカー、酒類卸会社、小売酒販店に所属している人は応募できない。参加料三千円(地酒パーティー参加料を含む)。定員は先着六十人。

 優勝者には、滋賀の地酒七二〇ml五十本&全国大会出場権、準優勝には滋賀の地酒七二〇ml二十五本&全国大会出場権が贈られ、三位から二十位までは成績に応じて滋賀の地酒がプレゼントされる。このほか、飛び賞、リベンジ賞など各賞も準備される。

 応募は、〒520―0044大津市京町三―四―二二、滋賀会館二階 滋賀県酒造組合連合会(077―522―3070)まで。締め切りは九月六日。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ