滋賀報知新(ニュース)平成14年8月7日(水)第13175号

開市記念祭 「八日市は妖怪地」

あす 延命公園一帯で開催

888メートルの肝試しで秘宝探し
=きょう 前夜祭 ナイトシアターや怪市=

(湖東・八日市市)
 八日市商工会議所は、八日に延命公園一帯を会場に開市記念祭「八日市は妖怪地」開催する。主管を八日市商店会連盟の若手後継者で組織のほない会が担当し、メインとなる世界最長の肝試しや怪画展、ミステリーツアーなどを開く。三月の「妖怪まちおこしパネルディスカッション」に続く第二弾。

 延命山に全長八百八十八メートルの「世界最長の肝試しコース」(ギネス登録申請準備中)を設置し、一組四、五人のグループが、妖怪たちの妨害をチームワークでくぐり抜け、山の奥深く隠された秘宝を持ち帰ってくるルールで、午後六時半スタートする。

 肝試しは、天狗コース(ギネスに挑戦)と太子コース(三分の一のショートコースで小学校低学年向け)に分かれ、天狗に百十人、太子に四十人(保護者同伴)が挑戦する。当日も天狗三十人、太子二十人を募り、参加無料でテレビゲーム機(Xbox)や図書券などの景品が用意されている。

 一方、同市に伝わる昔話や伝説などを形に表現した「妖怪地を描く怪画展」を開く。昔話や伝説にでてくる妖怪、もののけ、神さまを対象に、一般募集した日本画、洋画、版画、貼り絵、切り絵など作品すべてを紹介する絵画展となる。

 作品の中から最優秀賞(図書券五千円)一点、優秀賞(同三千円)三点、開市賞(同二千円)五点を選び、メイン会場の延命公園野外ステージで表彰する。

 新たな八日市の歴史が始まる――をテーマに開く開市記念祭は、当日午後五時から延命公園野外ステージ周辺で開かれ、肝試しや怪画展ほか、背筋が寒くなる「妖怪地百物語」、ビデオで妖怪スポットを巡る「妖怪地ミステリーツアー」、古くから伝わる妖怪を集めた巨大な「妖怪地不思議マップ」を公開する。

 午後五時からの怪市には、屋台村や骨董市、妖怪グッズ、妖怪食などの店が開き、買い物をした人や肝試し参加者の中から抽選で聖徳太子から素敵な景品がプレゼントされる。

 また、七日の前夜祭は、午後六時から怪市が始まり、同七時半からのナイトシアターではアニメ映画「犬夜叉」が上映される。雨天の場合、前夜祭を浜野会館で催し、開市記念祭は九日に順延される。詳しくは同商工会議所(TEL22―0186)へ問い合わせる。


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平和の尊さについて考える

八日市市 平和祈念展

=8日 まちかど情報館などで開催=

(湖東・八日市市)
 八日市市は、八日午後に今日の豊かな社会が先の大戦による大きな犠牲の上に成り立っていることを学ぶ「平和祈念展」を本町通りまちかど情報館を中心に催し、市民一人ひとりに平和について考えてもらうことにした。

 同情報館では、地雷汚染地域の寺子屋で学ぶ子供たちを紹介する写真展(二時)、平和の尊さと戦争の悲惨さを訴える紙芝居(四時)、食糧難時代に食卓に載った「すいとんの試食」(四時半)、戦跡巡拝慰霊参加者による「平和講演」(五時)を行う。

 また、サンパークで六時から若者による「街頭ライブ」が始まり、本町通りと駅前通りでは、七時半から平和を願った市民手づくりの「夢灯りキャンドル」を点灯し、戦争犠牲者を追悼する。

 このほか、戦地から生還した人や遺族らのメッセージとともに、寄せられた当時の思い出の品や、小中学校で取り組む平和学習の成果などを市立図書館の二階集会室に十五日まで展示する。


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駅馬車風のループバス

きぬがさ号 3町を巡回

=合併に向け連携強化=

3町を巡る「史跡巡回きぬがさ号」の出発式
(湖東・五個荘町)
 明治時代を思わせるレトロバス「史跡巡回きぬがさ号」が、JR安土駅を発着駅に安土・五個荘・能登川の三町を巡る。

 木の客席に赤いシートとカーテン、安全柵は金色に輝くレトロ調のバスで、近江バスの協力を得て鉄駅馬車風に改装した。

 昨年は安土・五個荘の二町で運行されたが、今年は合併議論が進む三町のまちと観光をつなごうと、ループバス(環状ルート)として再スタートし、JR安土駅を発着に、文芸の里、石寺楽市、青海鉄道五個荘駅、歴史民俗資料館、観峰館、生き活き館、能登川町総合文化情報センター、能登川水車とカヌーランド、安土城址を巡回する。始発は午前十時十分、最終便は午後四時十二分の発車。

 三日の出発式には、仙波秀三安土町長、小串勲五個荘町長、杉田久太郎能登川町長のほか、観光協会、近江バスの職員ら約三十人が参列し、新たなスタートと三町の交流を祝ってテープカットが行われたほか、五個荘町あきんど大使の今堀有希さんから運転手に花束が贈呈された。

 運行期間は十一月二十五日までの土・日・祝日。運賃は大人三百円、子ども百五十円。問い合わせは五個荘町観光協会(0748―48―6678)まで。


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子供たちに伝えたい想いなど

「日本家訓大賞」募集

=9月1日まで 五個荘町=

(湖東・五個荘町)
 五個荘町商工会は、近江商人のふるさと五個荘町にふさわしい指針となるような「家訓」を募っている。

 子供の頃に言い聞かされた言葉や子供たちに伝えたい思いを家訓にまとめ、「第七回日本家訓大賞」の作品として募るもので、同商工会へ郵送またはEメール、専用フォームで受け付けている。九月一日まで。

 応募者は、三十五文字以内にまとめた家訓と、住所、氏名、電話番号、職業・学校名、年齢を応募用紙に記入し、〒529―1422神崎郡五個荘町小幡三一八―三、五個荘町商工会事務局「日本家訓大賞」係(0748―48―4866)へ。なお、日本家訓大賞応募専用フォームは(http://www.biwa.ne.jp/〜gosyoko/)、Eメールはgosyoko@mx.biwa.ne.jp

 入賞した家訓は、九月二十三日開催の「第十六回ごかのしょう新近江商人塾」で発表される。


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決して消えない苦しみ知り

戦争と向き合う現代っ子たち

第15回「日野と太平洋戦争展」
=近江日野商人館で=

日野中学校三年生の作品が来館者へ平和とは何かを語りかける
(湖東・日野町)
 「燃える街 消えゆく記憶 語りつぎ 涙の意味を 脳裏に刻む」、日野中学校三年の男子生徒の短歌。体験したことのない戦争と現代の子どもたちが向き合い感じたことを表現した作品を中心とする第十五回「日野と太平洋戦争展」が一日から、日野町大窪にある近江日野商人館で始まった。会期は三十一日まで。

 毎年八月に、同館では「日野と太平洋戦争」をテーマに取り上げ、戦争がいかに大きな犠牲を人々にしいたかを、戦時中の資料を通して紹介してきた。今年は、視点を変えて、「子どもの目から見た太平洋戦争」に焦点を当てた。

 戦時中、師範学校の学生だった正野雄三館長(75)は、終戦間際の八月十一日に福井県敦賀にあった海軍基地へ、衛生兵として出兵した経験を持つ。正野館長は「戦時中の子どもたちが暗い家の中で生活しながら感じたことや命を虫けらのように扱う戦争の悲惨さに目を向け、平和の大切さ、命の大切さを今の子どもたちに感じてほしい。また、子どもと一緒に戦争を体験したおじいさんやおばあさんに来館してもらい、当時どういった思いで生きてきたかを語り継ぐ場になれば」と話している。

 「平和への願い」とタイトルがつけられた展示では、日野中学校三年生が長崎への修学旅行前に、平和学習の時間を利用して制作し、昨年の文化祭で発表した貼り絵約十二作品が紹介されている。新聞紙を張り合わせ形作った原爆ドームや平和の象徴ハトの前で人が手をつないでいるものなど、どれも平和を願う生徒の思いが伝わってくる。さらに、長崎で被爆者から直接聞いた原爆体験について、短歌や俳句、感想文にまとめている。

 「殺し合い 傷つけ合って 何になる 残った物のは 無残な心」(三年女子)。純粋な心が捉えた戦争の実態は、鳥肌が立つほど恐ろしいものだった。感想文の中には「これからの未来はぼくたちの背中にのしかかっている」や「一生懸命生きなければならない」など、訪れた人の心に「平和とは何か」を強く訴えかける。

 また、戦争が一般の人々の日常生活にどのような変化をもたらしたかをテーマとした展示では、竹の文鎮や紙の筆箱、竹のこま、ガラスの水筒、陶器のボタンなど、金属の不足を補った当時の代用品がずらりと並ぶ。組み立てると紙製の防毒マスクになる森永キャラメルの付録も残されており、子どもの遊びに至るまで戦意の高揚を図った日本の姿勢がうかがえる。 

 このほか、代用食のパン焼き器や防空頭巾、手製のカバン、防空電球、空襲警報を知らせる看板、召集令状、国防色の学生服、昭和十七年から実施された配給の際にお金とともに必要な衣料切符など、戦時中の一般市民の生活に触れることができる。
 十日午前九時半からは「戦争体験を伝える会」が同館の座敷で開かれる。戦時中に国民学校の生徒だった菱川きよみ先生(現日野公民館館長、元日野中学校音楽教師)が歌を交えながら、学校生活などについて語る。さらに、町内で活動をしているお話サークル“パズル”が、「ちいちゃんのかげおくり」を朗読する。

 同館への入館料は、大人三百円、小人百二十円。休館日は、毎週月曜日と金曜日。問い合わせは、同館(電話52−0007)へ。


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