滋賀報知新(ニュース)平成14年8月17日(土)第13186号

優勝者にはカナダ研修旅行

英語スピーチコンテスト

=滋賀学園高校 中学生の参加募る=

(湖東・八日市市)
 併設型中学校の開設準備を進める滋賀学園高校(清田剛校長)は、来春開校に向け新設中学の特色を生かした英語力を競う「第一回ニュートンカップ英語スピーチコンテスト」を開くことにした。

 中学生ならだれでも参加でき、オリジナルスピーチの部(家族、私の夢のいずれかで原稿を作成)と暗誦の部(三テーマから一つを暗誦)に分かれ、応募者本人によるスピーチを録音したカセットテープかMDに基づき、外国人による予選審査を行い、各部門の本選出場者十五人を決める。オリジナルスピーチ部門はスピーチの原稿(英文モードのデータ可)が必要。

 十一月十日に開かれる本選は、暗誦の部が午前十時から、オリジナルスピーチの部(発表五分以内)が午後一時から行われ、いずれも予選のスピーチ内容と異なる場合は失格となる。原稿を見ることはできず、表現力や説得力などが審査対象になる。

 各部門の優勝者には、カナダ研修旅行がプレゼントされ、来年三月二十二―二十九日(七泊八日)にブリティッシュ・コロンビア州ビクトリア近郊にある姉妹校での授業とホームステイが体験できる。このほか、他の入賞者には賞状と副賞が贈られる。募集要項請求など詳しくは、滋賀学園高校国際教育部(TEL23―0858)へ。


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触れ、聞き、感じた「戦争」

傷跡から学んだ「平和」

=八日市市 小学生が市内戦跡巡り=

「弾痕の石」に突き刺さった弾丸に触れる参加者
(湖東・八日市市)
 自分たちが住むまちに残る戦争の傷跡や、戦争体験者からの話などから、戦争の悲惨さや平和の尊さ、平和を守ることの大切さを学ぼうと、八日市市の南部学童保育所に通う四年生から六年生までの児童十六人が、市内の戦跡を巡った。

 子どもたちはまず、市立図書館で開かれていた「平和記念展」を見学。八日市郷土文化研究会の中島伸男事務局長から、八日市飛行場や八日市の大戦史などについて説明を受けたあと、中島さんの引率で戦跡巡りに出発した。

 長谷野駅近くに残る八日市飛行場の道標、爆撃演習場だった長谷野に残る訓練中に墜落死した青年将校二人を追悼する「留魂の碑」、宮溜近くの布引山にある戦闘機を隠すための「掩体壕(えんたいごう)」、特攻隊として出撃する前の兵士らも参拝した「冲原神社」と境内に残る「陸軍飛行隊兵舎正門」、市立御園小学校の校庭に残る米軍機による銃撃で弾丸が刺さった「弾痕(だんこん)の石」を見学。

 中島さんがちょうど子どもたちと同じ年ごろに経験した八日市大空襲で、パイロットの顔が見える低空飛行での爆撃を避けるため、防空壕に必死で飛び込んだ生々しい体験などの話を交えながらの解説に、子どもたちは真剣に耳を傾け、直接手で振れ、戦争の苦しみと悼みを感じ取ろうとしていた。

 本町商店街の八日市まちかど情報館に帰ってきた子どもたちは、大森町の西堀喜久江さんの体験をもとに、玉緒老人クラブと玉緒地区の子どもたちが協同作成した紙芝居「繰り返すな悲劇を」を西堀さん自身の語りで鑑賞し、戦時中の食事「すいとん」を再現した試食会にも参加。また、戦争体験や先月市遺族会が行った戦跡巡拝慰霊での成果などから「平和と生命の大切さを伝えよう」と開かれた座談会にも参加して、さらに理解を深めた。

 参加した子どもたちは、「市内に今もこんなにたくさん戦争の跡が残っていたなんて知らなかった」「これからずっと戦争のないほうがいい」「世界で行われている戦争も早くやめた方がいい」などと、感想を話してくれた。


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見るだけでなく触って観察

ブルーメの丘に国内外の昆虫勢ぞろい!!

=9月1日まで「珍しいイキモノ展」開催=

強そうなカブトムシをおそるおそる触る子ども
(湖東・日野町)
 夏休み特別企画「生きている!!世界の巨大昆虫と珍しいイキモノ展」がこのほど、日野町西大路にある滋賀農業公園ブルーメの丘で始まり、連日子どもたちでにぎわっている。

 会場である村のエリア農林体験ホールには、国内外から集められた約五十種類の珍しい昆虫や生き物の生体が分かる標本が並べられている“展示コーナー”と、昆虫の飼育方法や産卵した幼虫の割り出しなどが体験できる“学習コーナー”、コーカサスやアトラスカブトムシなどが購入できる“販売コーナー”の三コーナーが設置されている。

 また、学習コーナーの一角には、カブトムシが放し飼いにされ、昆虫のつかみ方が学べ、じっくりと手に取って観察できる。

 展示では、世界で一番大きいカブトムシと言われる体長十五〜十七センチあるヘラクレス(分布地=ベネズエラ、コロンビア、エクアドール)や虹色に輝く世界一美しいニジイロクワガタ(同オーストラリア北東部、ニューギニア)、世界で一番長いアゴを持つギラファノコギリクワガタ(同マレー半島、ネパール、ラオス)、前翅のメタリック色が渋いオウゴンオニクワガタ(同ジャワ島西部)、黄褐色に黒の斑点とお面をかぶったような模様のメンガタクワガタ(同アフリカ中部から東部)など、めったに見ることのできない国外のカブトムシやクワガタが勢ぞろいしている。

 さらに、高いもので一千万円の値が付くオオクワガタ(体長八センチ)など国内に生息する昆虫も顔を揃え、子どもをはじめ、小さい頃虫かごで昆虫を飼った思い出を懐かしむ大人が夢中になっていた。

 カブト虫以外にも、体の毒々しい派手なカラーリングが特徴のクモ・メキシカンレッドニータランチュラや肉食で全長六〜七センチになるベルツノガエル、カメレオン、イグアナなどが目を引く。

 カブトムシの本を持参した五歳の男の子は、「今までにカブトムシをつかんだことはあるけど、これは初めて見た」と目を輝かせていた。夏休みの宿題を兼ねて訪れた小学一年生の男の子は「家でカブトムシなどを八匹飼っている」と話し、学習コーナーで教わったことをノートにメモしていた。

 開催期間は、九月一日まで。料金(ブルーメの丘入園料別)は、大人三百円、小人二百円。入園料とセットで、大人九百円、小人五百円のセット券も販売されている。問い合わせは、ブルーメの丘(電話52―2611)へ。 


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笑いの骨頂「吉本新喜劇」

=蒲生町で共演者募る=

(湖東・蒲生町)
 蒲生町文化体育振興事業団は、十月二十日の同町あかね文化センターでの吉本新喜劇による公演「あかね劇場」(昼と夕方の二回公演)で、新喜劇のメンバーと舞台上で共演したい人を募集している。

 吉本新喜劇の出演者は、池乃めだかさんと吉田ヒロさん、島木譲二さん、島田一の介さん、末成由美さん、高橋靖子さんらで、会場を笑いの渦に巻き込む(都合により変更あり)。

 応募資格は、舞台上で台詞を言いながら演技ができ、十月上旬に演出家の指導が必ず受けられる人。年齢制限、出演料はない。定員は三十人。

 参加希望者は、所定の申し込み用紙に必要事項を記入し、あかね文化センターへ提出する。応募多数の場合は、書類選考によって決定される。

 受け付け時間は、午前九時〜午後九時(火曜日は午後五時まで)。募集期間は、二十五日まで。問い合わせは、同事業団(電話55―0207)へ。


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全国初例、横位の合口土器棺出土

長浜市の小堀遺跡第2次調査

出入口に土墳墓

母の体内に、魂の再生願った?
=21日から「考古速報展」=

(湖北・長浜市)
 長浜市教委はこのほど、同市小堀町地先で進めていた「小堀遺跡第二次調査(市道南田附神前線道路改良工事に伴う発掘調査)」から、近世神社遺構に伴う水路跡、縄文住居跡等が検出されたほか、縄文時代晩期頃の合口土器棺が出土したと発表した。

 縄文住居は南北に長い長円型の住居跡で、南北残長は四・八メートル、東西長四・四メートルの大きさ。復元すれば南北六メートル、東西四・四メートルの住居が想定されるという。

 住居跡からは、縄文晩期頃の鉢等の土器が出土し、出入口部には合口土器棺を持つ墓壙(ぼこう)が構築されていた。合口土器棺は、二つの土器を組み合わせて横位させてあり、墓壙の大きさは東西五十五センチ、南北四十一センチ、深さ二十二センチ。内面の埋土には骨片は見られなかったが、科学分析の結果、コレステロール、脂肪酸、リン等からヒトの遺体が納められていた可能性が出てきた。なお、脂肪酸による分析は、県内縄文遺跡出土の埋甕内埋土(うめかめないまいど・埋甕の中に入っている土)では八例行われており、ヒト遺体が納められていた可能性を高めるものとして役だっている。

 土器棺に使用された土器は、縄文時代晩期頃(約二千六百年前頃)の深鉢と浅鉢で、深鉢の口縁径は二十三センチ、残高は二十五・七センチ。浅鉢は口縁径二一・三センチ、残高一六・四センチ。ともに底部が欠損し、外面に黒いすすが付着している。

 今回のポイントとしては、(1)住居が使用されている時期に、埋設遺構として墓が構築された(2)墓壙内には直立する埋甕でなく横位の合口土器棺で、この様な埋葬例はこれまでみられない(全国初例)(3)確実に住居出入口部に埋葬した例は、西日本初例―としている。

 また、出入口に合口土器棺の土墳墓があることから、過去の研究例から(1)土器棺墓の上を母親が乗り越えてゆくため、子供の魂が再び母の体内に帰り、生命が再生されるという概念があった(2)死してもなお母親の保護が必要であったため、住居内に葬られた(3)底部の欠損は、二度と煮炊きに使わない印として穴をあけた。または、子どもの魂が土器に閉じこめられるのは不敏とみた親が現世と死後の世界を行き来できるよう、魂の抜け穴をあけた―と考えられている。

 縄文時代を専門とする渡辺誠・名古屋大学名誉教授は「東日本で発達した埋甕の風習が近畿地方でも発掘されたことは重要。これは死産児を母親がまたがねばならない入口床面下に設置されたもので、東日本では、縄文中期後半に出現し、岐阜県関ヶ原町まで来ている。従来はすべて直立、倒立の単棺で、横位合口は初めてで興味深い。今後の隣接地の調査のあり方に示唆的である」としている。

 この土器棺は「第五回考古速報展」として、八月二十一日から九月二十九日まで長浜城歴史博物館で展示される。 


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