滋賀報知新(ニュース)平成14年8月19日(月)第13188号

八日市市と3町の異論鮮明に

2市5町の合併枠組問題

3町が「2市5町」案に賛成姿勢
=八日市市は改めて「難色」示す=

12日、八日市市役所別館で開かれた1市3町の代表者会議
(湖東・八日市市)
 2市5町合併の枠組みの住民アンケート結果をもとに、1市2町の参入申込みに対してどういう回答を出すかを話し合う1市3町の会議が12日午前9時から八日市市市役所別館で開かれた。各市町の首長、助役、議長、合併特別委員会委員長らが出席した。

 会議では、1市2町の参入に対する回答について、各市町で協議した判断と意見を求めたのに対し、蒲生町は1市3町を堅持しながら枠組み拡大の場合は2市5町を示し、日野町、永源寺町も2市5町の枠組みで町、議会とも合意したことを報告した。

 1市3町の核となる八日市市は、「1市5町」とする明言はなかったもののアンケート調査結果を理由に2市の合併は難しいとの考えを改めて示した。

 会議の中では、「東近江が1つ」という共通の思いが各市町にあることを重く受け止めるならば、(前段階の)2市の合併を進めるべきとする意見や各市町が異論を唱え合うことに終始すれば、1市3町の枠組みすら崩壊に向かう動きを心配して、当初の申し合わせに従い1市3町の枠組を崩してはならないとの意見や原点の1市3町に戻って進むべきとする慎重論も出された。

 3町が公的な場で、(検討も含め)2市5町の枠組みで進むべきと歩調を合わせた判断を下したことに対して八日市市は「1市3町ですらあの会議の状態なのに2市5町に拡大してうまくやっていけるのか」と、これまでに主張してきた危機感を繰り返したが、協議会運営の反省を促す意見として受け止められるに終わった。

 結局、この日の会議では、各市町が決断した枠組みの回答を出し合ったのにとどまり、1市3町の結論は導き出せなかった。このため、この会議での議論を各市町に持ち帰り、次回の会議に妥協案も含めた各市町の解決策を持ち寄り、議論を煮詰め、結論を引き出していくことになった。

 今会議は非公開ということもあり、各市町の代表がこれまでよりも本音に近づいた話し合いが出来たと見られ、これまでの会議のように険悪なムードに包まれたり、感情的な意見が飛び出すこともなく、結論は出せなかったけれども議論らしい議論に近づいたのでは、と受け止められている。

 しかし、蒲生町の「検討する」も含め3町が「2市5町」案を選択したのに対し、八日市市は反対の態度を示し、八日市市対3町の対立構図が浮き彫りなった。
 この溝をどう埋めていくのか22日に次回会議が開かれる。この22日は1市3町の合併協議会が予定されていたが、延期して枠組み問題を早く決着さすことにした。

 今後、各市町の姿勢が明確になったことから八日市市が3町をどうのように説得するのか、あるいは3町が八日市市にどう理解を求めていくのかがカギとなる。
 (畑 多喜男)


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

八日市 清水川整備に乗り出す

地元組織「改修委員会」を結成

ワークショップ基本構想を軸に
=来年度の事業展開へ計画を策定=

(湖東・八日市市)
 八日市市の延命公園近くにある清水川整備の実施計画を検討する地元組織「清水川改修委員会」がこのほど発足した。同市清水一丁目から二丁目にかけて流れる清水川を昔の姿に取り戻そうと、地元と行政が一緒になってアイデアを出し合うワークショップ「ふるさとの川・清水川」を開き、整備方針を検討してきた。

 同委員会の委員は、平成十年九月に清水川の整備を市に要望した発起人九人を軸に、清水総自治会など各団体役員ら二十一人で組織されている。来年三月までに五回の話し合いの中から、来年度の整備着手に向けた実施計画を策定する。

 ワークショップ(五回開催)から打ち出された基本構想は▽水を分水する▽分水した水をいつも流す▽水をきれいに浄化する▽石垣の良さを残して整備する▽下流に遊歩道を設けながら自然な風情を残して整備する――の五項目を格子としている。

 基本構想には、石垣や水など清水川の景観や植栽・いきものに関する実施三十一項目が盛り込まれ、風情ある石垣を保存しつつ、いつもきれいな水が流れ、土の温もりが残る自然な景観を生かした整備がまとめられている。

 この基本的な考えは、四年前に地元が要望した「歴史ある石垣を次の世代に残して欲しい」「水と戯れることができる清水川の復元」に沿った内容となった。このほか「流す水の水質はどの程度なのか」「水質の改善はどのような手法が有効なのか」「石垣はどのように保持していくのか」など、水と石垣に関する意見を参考に、市側と協議しながら計画策定に取り組む。

 かつての清水川は、延命公園に隣接との立地条件に恵まれ、市街地の中で市民の憩いと安らぎの場として親しまれ、四季を通じて水がわき出ていた。しかし、近年では、地下水の低下によって昔の面影もなく、水のない枯れはてた川になってしまった。

 昭和五十一年に清水川緑地として整備されたものの、川底は道路から五メートル下にあり、川沿いの道路幅も狭く、美しい水が無いことも手伝って、今ではほとんど利用されていない。また、下流でも川の形態を残しているが、雑草が生い茂り環境面でも問題を残している。

 これを受けワークショップでは「清水川の想いを語る」「清水川探訪」「考えてみよう清水川」「「まとめていこう清水川」「こんな清水川にしていこう」をテーマに話し合ってきた。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

レッスンの成果を舞台いっぱいに

第16回内藤ひろみバレエ研究所発表公演

研究生たちの成長ぶり披露
=ゲスト共演でバレエの醍醐味=

華やかに披露したフィナーレ
(湖東・八日市市)
 バレエの普及、育成をめざす内藤ひろみバレエ研究所(主宰・内藤ひろみ、八日市市本町)の第十六回発表公演(市・市教委・市文団連・滋賀報知新聞社後援)が十一日に県立八日市文化芸術会館で開かれ、会場いっぱいに詰めかけた観客を華麗なステージで魅了した。

 楽しく学ぶ幼児クラスの子どもたちから世界のプリマをめざす特別上級クラスの研究生五十二人が、今年も日頃のレッスンの成果を全五部、約四時間にわたって舞台いっぱいに披露した。

 小品集やバレエコンサートでは、研究生がかわいい演技やハイレベルな演技をそれぞれの技量に合わせてソロで発表、会場から一つひとつの演技に大き拍手が送られた。

 ロシア留学中の藤居瑞穂さん、ゲストとして参加の三木雄馬さんと今井智也さんの男性二人が舞台に花を添え、バレエ教師・演出家・振付師として活躍し、同研究所をはじめ日本での指導を十年以上続け、今回の公演すべての振り付けを担当したエレーナ・レレンコワさんを交えたオペラ「イーゴリ公」より「ダッタンの娘たちの踊り」、クラシックメドレー「祭の祭典」など八曲を上演した。

 観客はステージで繰り広げられる研究生たちの成長ぶりと、本格的バレエの醍醐味を存分に味わうことができ、幕が降りたあとも惜しみない拍手がしばらくの間鳴り止まなかった。 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

伝えたい思い

家訓大賞 作品募集

=9月1日まで 五個荘町=

(湖東・五個荘町)
 五個荘町商工会は、近江商人のふるさと五個荘町にふさわしい指針となるような「家訓」を募っている。

 子供の頃に言い聞かされた言葉や子供たちに伝えたい思いを家訓にまとめ、「第七回日本家訓大賞」の作品として募るもので、同商工会へ郵送またはEメール、専用フォームで受け付けている。九月一日まで。

 応募者は、三十五文字以内にまとめた家訓(ひらがな・漢字・カタカナ)と、住所、氏名、性別、電話番号、職業・学校名、年齢を応募用紙に記入し、〒529―1422神崎郡五個荘町小幡三一八―三、五個荘町商工会事務局「日本家訓大賞」係(0748―48―4866、FAX0748―48―4905)へ応募する。なお、日本家訓大賞応募専用フォームは(http://www.biwa.ne.jp/〜gosyoko/)、Eメールは(gosyoko@mx.biwa.ne.jp

 入賞した家訓は、九月二十三日開催の「第十六回ごかのしょう新近江商人塾」で表彰し、豪華記念品が贈呈される。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

産学官のネットワークへ

第11回滋賀県異業種交流大会

=10月5日平安女学院大学で=

(全 県)
 県と県異業種交流連合会では、「第11回滋賀県異業種交流大会」を10月5日、平安女学院大学びわ湖守山キャンパスで開催する。

 県内では、昨年、彦根異業種交流研究会が滋賀県立大学の三好教授を仲立ちに滋賀県商工環境株式会社を設立するなど、昭和62年のカオス・ハイテク協同組合の設立以来、計6組合の協同組合化が進み、さらに2組合が株式会社へ移行するなど、産学官交流による連携が着実に成果を上げつつある。

 今年も滋賀県異業種交流グループ会員が各グループの枠を越えた交流を図り、県内六大学(平安女学院大学・滋賀県立大学・滋賀大学・成安造形大学・立命館大学・龍谷大学)そして滋賀県・財団法人滋賀県産業支援プラザとの産学官交流による滋賀のあたらしいものづくりの創造、産学官の幅広いネットワークづくりを目指して、「新産業創出〜中小企業の生残り戦略を中心として〜」、「こうすれば成功する中小企業の新分野進出」、「消費者(生活者)が買いたい商品作り、立ち寄りたい店作り」等、13のテーマで分科会を開催し討議を行う予定。産学官交流、異業種交流に興味、関心のある人は自由に参加できる。

 当日のプログラムは、午後2時からの開会セレモニーに続いて13のテーマに別れた分科会、産学官交流会が開かれる。

 参加費は一人1万円。参加受付は、8月末まで。 問い合わせは、滋賀県異業種交流連合会・事務局(電話077−525−7573)へ。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ