滋賀報知新(ニュース)平成14年8月24日(土)第13194号

車窓から秋の蒲生野

湖国の味満喫 グルメトレイン

=9〜10月運行 近江鉄道=

グルメトレインの試乗会で湖国の郷土料理を楽しむ女性ら
(湖東・広域)
 秋の近江路を楽しみながら、湖国料理を味わう近江鉄道(本社・彦根市)の「グルメトレイン」が九、十月の水曜日に運行されるのに先立ち、このほど主催者による試乗会が行われた。

 午前十一時三十三分、近江鉄道の八日市駅を出発し、車窓から初秋の蒲生野を楽しむ。車両は二両編成で、設置されたテーブルには創業二百年という老舗料理店(五個荘町)のミニ懐石「てんびんの里乙女ご膳」が用意され、鯉の筒煮やモロコの南蛮漬、生ゆば、丁子麩からしあえなど、湖国の味覚に舌鼓。秋のうつろいと共に色を変える和菓子「浮島」もアイデアで、グルメトレイン限定のこだわりを持つ。

 折り返しは日野駅で、午後零時三十二分に発車。近江商人に扮した添乗員が観光案内し、到着の八日市駅からバスで五個荘町へ移動。白壁と蔵屋敷が美しい町なみと近江商人屋敷を見学する。解散は午後三時ごろ。

 一泊二日コースは、近江八幡市の休暇村近江八幡に宿泊し、船で水郷めぐりや水茎焼き陶芸の里で焼き物体験を楽しむ。

 今回が三回目の運行で、リピーター客の多い人気企画。毎週水曜日に行い、九月は一泊二日コース、十月は日帰りコースとなっている。ともに要予約。

 料金は、一泊二日コースが一万五千百五十円(税別、子ども料金の設定なし)、日帰りコースは四千九百円(税込み)・小学生四千円。毎回四十八人までで、最小催行人数は十五人。

 問い合わせと申し込みは、日帰りコースが近江鉄道運輸課(0749223303)、一泊二日コースは休暇村近江八幡(0748323138)へ。


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副議長に 寺村氏 他は見送り

八日市市議会 役員改選で紛糾

共産巻き込む自民に反発
=志井議長は辞表を提出せず=

寺村義和副議長
(湖東・八日市市)
 二十一日に開かれた八日市市臨時議会は、申し合わせによる一年交代の役員改選が紛糾し、副議長に一期目の寺村義和氏(58)=自民党市民クラブ=を選出するにとどまった。今議会は、毎年この時期に市議会の議長席など主要ポストを決める役員改選を主眼に開催されているだけに、不本意な結果に終わっている。

 臨時議会を直前に控えた当日朝、新会派「市政クラブ」(三人)が結成され、最大ポストとなる議長席(副議長含む)の動向を左右する動きに端を発し、早くも役選紛糾の兆しをみせた。

 議長席を巡っては、自民党市民クラブ(六人)が推す高村与吉議長(四期)、寺村義和副議長(一期)と、対立する政新クラブ(五人)が示す加川泰正議長(三期)、村田晴一副議長(二期)の派内調整案が真っ向から対立していた。

 通例では先に議長選出が行われるはずだが、今回は山路澄子氏の死去に伴い空席となっている副議長の選挙がまず行われ、村田晴氏の九票を抑え、十票を獲得した寺村氏の副議長就任が決まった。

 派内六票に加え政新クラブ一票のほか寺村氏の十票の中で、日本共産党議員団(三人)の協力票が表面化し、各委員会の正副委員長ポストを巡る何らかの裏取り引きがあったとの憶測が流れ、ますます事態紛糾に拍車をかけた。

 この動きを察知した志井弘議長は、自民と共産のスクラム体制を何としても阻止したいとの思いから、派内のバックアップを得て議長辞職届の提出を踏みとどまった。市長与党の自民と野党に回る共産との連携は議会運営に支障を来すとの思いが走ったという。

 辞職願いを提出せず、役員改選の先送りに踏み切った志井議長は「このままだと共産の支援を受けた議長が誕生するのは明らか。政治を目指したからには理念が必要ではないか。八日市市の顔となる議会が数の論理に左右されることだけは避けたい」と話し、議長席にこだわることなく「早い時期に市民から納得が得られる役員改選を行いたい」との意向を示している。

 このほか、今回の臨時議会では、山路副議長の死去に伴う市議会議員補欠選挙の費用五百万円、医療改正に伴う電算システム変更のための保健特別会計への繰り出し六百万円の十四年度一般会計補正(千百万円)など、専決処分を含む五議案が可決された。

 臨時議会直前の会派構成は次の通り。◎は代表。敬称略。

 【自民党市民クラブ(六人)】◎畑博夫、福山憲二、村田利子、寺村義和、大洞共一、深尾俊幸

 【政新クラブ(五人)】◎松下修治、高村与吉、志井弘、村田晴一、中村肇

 【日本共産党議員団(三人)】◎野畑幸子、豆田昇一郎、岩井至

 【市政クラブ(三人)】◎高橋至、藤野道春、横山栄吉

 【公明党(二人)】◎山田みを子、加川泰正


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お隣の国で体験・友好いっぱい

子ども同士の交流始まる

=八日市市 統營市に児童使節=

出発を前に中村市長(手前)から激励を受ける団員
(湖東・八日市市)
 八日市市子ども文化交流使節団が二十日から韓国統營市で、現地の子どもたちとの交流活動を続けている。

 凧の文化が盛んな両市は平成五年から交流を続け、昨年五月に市教委と統營文化院が「文化交流協定」を締結、文化交流を通じて互いの友好を深めることを確認し、今回の訪問が実現した。

 使節団は武田善勝教育部長を団長に、市内の小学五年生二十六人、交流の橋渡し役を務めている金本光雄さん、引率教員二人、市職員一人の三十一人。
 一行は現地家庭でホームステイをして韓国の生活文化に触れながら、忠武初等学生との交流や海洋少年団での訓練体験、市内施設見学などを行い、二十四日帰国する。

 出発を前に市役所で行われた壮行式では、大八木大介くん(八日市南)が「統營市の子どもたちと仲良く、元気に交流活動をしてきます」、福原有里子さん(八日市北)も「お隣の国の自然や暮らしをいっぱい体験してきたい」と、それぞれ団員としての意気込みを語った。

 今回はじめて八日市市から子ども使節団が派遣されたが、来年は統營市の子どもたちが八日市市を訪れることになっている。


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社団法人五個荘町シルバー人材センター誕生

念願の法人化

=設立総会開催 新たにスタート=

意欲新たに設立総会を開く(社)五個荘町シルバー人材センター
(湖東・五個荘町)
 法人格となった社団法人五個荘町シルバー人材センター(塚本賢治理事長)は二十日、五個荘町シルバー人材センターの解散総会ならびに同社団法人設立総会を開催し、一層の地域貢献に向けて新たなスタートを祝った。

 高齢者の世紀とも言われる二十一世紀、活力ある地域づくりには高齢者の知識や技能、経験を活かせる場づくりが必要であり、社会参加による健康・生きがいづくりと就業機会の拡大が求められている。

 五個荘町シルバー人材センターは、こうした希望に応じようと平成三年に任意団体の同センターを設立し、基本理念「自主、自立、共働、共助」に則って事業を展開。十一年目の今年、発足当初の一・八倍となる会員二百三人、延就業人員一万二千百十人を数え、契約件数も四百二件(七月現在)を得た。

 法人化は長年の懸案であり、昨年五月の通常総会において法人設立が議決され、会員への説明や職員研修など着々と準備を進めてきたもので、設立総会には小串勲五個荘町長、杉山忠蔵町議会議長をはじめ、県・安土町・能登川町の各シルバー人材センターらが来賓として出席し、法人設立までの経過と平成十四年度の事業計画案などが説明された。

 塚本理事長は挨拶で「高齢化とともに、センターへの期待と就業需要は高まっており、地域社会のニーズに応えられるよう一層努力したい。また、会員の希望や能力に応じた就業機会の拡大で、活力ある地域社会づくりに寄与したい」と話した。

 なお、今年度の事業計画は、就労の確保と開拓をはじめ、就業に必要な知識および技能講習(介護講習・襖等張替え講習・ハウスクリーニング講習)と役職員の資質向上研修。また、社会参加の推進事業としてボランティア活動、清掃奉仕作業等を予定している。


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韓国との絆深める交流祭

暗黒に浮かび上がる約3万体の石仏と石塔

蒲生町で「石塔フェスティバル」
=25日に開催=

石塔フェスティバルをPRするポスター
(湖東・蒲生町)
 韓国との絆を深める「石塔フェスティバル」(主催=石塔フェスティバル実行委員会)が二十五日、蒲生町の石塔寺境内で行われる。平成二年の石塔寺の千日祭をきっかけに、毎年八月末に開催している同フェスティバルは、今回で十三回目を迎える。

 地域や国を越え、新たな国際交流の縁を結んだ石塔を万燈供養し、石塔を広く紹介することで観光客を誘致し地域の活性化を図ることを目的としている。

 供養とともに無病息災を祈る「万燈祭」(午後七時二十五分)では、ろうそくや護摩木(ごまき)に火が灯され、ゆらめく明かりが日本最大最古の阿育王塔と約三万体の石仏や石塔を浮かび上がらせ、厳かな雰囲気に包まれる。また、朝鮮半島から来た渡来人が、石塔に込めた故郷への熱いを感じることができる。

 この石塔が取り持つ姉妹都市・韓国場岩面(チャンアンミョン)からは、議会議員と役場関係者、日韓親善協会関係者、通訳の計四人が来日する予定で、色鮮やかな韓国の民族衣装“チマチョゴリ”を身にまとった女性や同町の友好都市・宮崎県南郷村の代表者、子どもの仮装行列とともに、山伏のほら貝の合図で始まる「歓迎パレード」に参加する。

 パレード一行は、竹の鼻文化センターを午後六時に出発し、途中、極楽寺で人形供養をしたあと、石塔寺へと向かう。沿道には、一般公募で寄せられたあんどん約百五十個が並べられ、パレードに花を添える。

 石塔寺では、オープニングアトラクションとして、演歌歌手の秋野こぎくさんが「歌謡ショー」で祭りを盛り上げ、午後六時五十分からの姉妹都市や友好都市との交流を深める「交流セレモニー」へと続く。

 ろうそくの明かりが境内を幽玄の世界といざない始めた午後八時からは、竹田傑さんと赤い陣羽織による「津軽三味線コンサート」が催され、津軽の魂ともいえる力強い三味線の音色が響き渡る。

 コンサート終了後、午後八時四十五分からあんどんコンクールの審査結果が発表され、同八時五十五分からの「お楽しみ抽選会」でフェスティバルを締めくくる。


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