滋賀報知新(ニュース)平成14年8月25日第13195号

中村市長の勇断で解決へ

2市5町合併枠組み問題

「東近江は1つ」に再挑戦
=まずは「2市5町」で前進=

2市5町の方向が定まった1市3町の代表者会議
(湖東・広域)
 近江八幡市と愛東、湖東町の1市2町から合併協議への参画申し入れの回答を議論している八日市市、蒲生、永源寺、日野町の1市3町の第2回首長・議会代表者会議が、22日午後2時から永源寺町のふるさと文化体験学習館で開かれ、最終決定までは至らなかったものの1市2町の参入を受け入れることに賛意が集まり、2市5町の枠組みに拡大して合併協議を進めていく方向でまとまった。

 今会議では、前回の会議で各市町が持ち帰った再検討結果を報告。永源寺と日野町は2市5町、また蒲生町は1市3町を基本として(2市5町への)枠組み拡大を改めて示したのに対し、中村功一八日市市が「これまで主張してきた1市5町の考えを堅持していきたいが、枠組み問題で1市3町が分裂する危機を避ける打開策として愛東、湖東町を含む『東近江は1つ』をめざした2市9町の枠組みを前提に(まずは2市5町で)進めてはどうか」と提案。「近江八幡市の生活圏域から見ても竜王町や安土町なども含めた広域での取組が望ましいのではないか。アンケート結果だけでは市長としての打開策は見出せないが(当初から住民の中に東近江は一つという願いがある中で)そういう枠組みなら住民の理解も得られるのでないか」と発言の真意を説明した。

 この提案に対し「愛東、湖東町から2市になった場合の意見を聞くべきでは」の慎重な意見や「1市2町の参入申込みに対して(1市3町の)道義的な責任も果たさなければならない。また、JR近江八幡駅がある利便性も生活圏域として高い」との賛意が寄せられた。また、2市9町を(平成17年3月末までの)時限内に合併することは無理で、まだ論議の積み重ねが必要だ。2市9町は、担保として考え、まずは2市5町で進むべきとの意見も出された。

 すでに合併協議会が立ち上がっている安土、五個荘、能登川の3町と単独となっている竜王町への働きかけについて中村市長は「一緒になってもう一度呼びかけ、将来に合併することの調停(約束)を担保として結んでおくことも1つの案ではないか」との柔軟な考えを示した。

 中村市長が提示した枠組み問題を解決する広域的な考え方について、3町からは基本的な反対意見は出なかった。枠組み問題の解決が遅れていることにより1市3町合併協議会の開催が延期されている事態を解消するためにも、結論を早く出すことが求められていることから「1市2町の参入を容認する」を結論で合意する段になった直前に「議会の同意を得る必要があり、もう一度持ち帰って検討し次回に結論をまとめる方法はどうか」との慎重論が出され、結局、最終結論は9月上旬までに開く次回会議に持ち越されたが、2市5町の枠組みで進めていくことで異論は出ず、この日の会議の成果となった。

 中村市長が、今からでは難しいのではと認識していた「東近江地域の合併」に視点を広げ、(まずは2市5町で取り組む)解決策を思い切って提案したことは会議後、出席者から「勇断」との評価が寄せられた。同時に2市5町からまだ広がりそうな枠組みにどう取り組んでいくのか新たな課題も生まれた。

(畑 多喜男)


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東近江ミュージックフェス

八日市文化芸術会館で開催

演奏活動に意欲燃やす
=19人出演 地域の音楽学生など=

(湖東・八日市市)
 八日市市音楽協会(上田友久会長)は、二十五日午後一時半から「第五回東近江ミュージックフェスティバル」(八日市市、市教育委員会、滋賀報知新聞社後援)を県立八日市文化芸術会館で開催する。

 これまで東近江音楽学生演奏会として、地域の学生を対象に四回の演奏会を開いてきたが、音楽大学などを卒業し社会人になってからも、演奏活動に意欲を燃やす人にも発表の場を提供しようと、名称を変更するとともに出演できる対象の幅を広げた。

 今回のミュージックフェスティバルには、ピアノや独唱、チューバ、フルートバイオリン、オーボエを本格的に学ぶ十九人が出演し、地域の音楽文化の資質向上を目指して、素晴しい演奏を聴かせてくれる。出演は次のみなさん。

 【ピアノ連弾】成木陽子・西澤晶子(いずれも大垣女子短期大学)西澤さんは愛知川町【独唱】小川由華(愛知高校音楽コース)八日市市【ピアノ独奏】北川来未(大阪音楽大学短期卒)近江八幡市【独唱】最見菜美子(石山高校音楽科)彦根市

 【ピアノ独奏】中村慶子(大阪音楽大学)能登川町
 【独唱】藤谷純子(京都女子大学卒)八日市市【ピアノ独奏】勝間典子(大阪音楽大学短期卒)豊郷町【チューバ独奏】安居良子(相愛大学)彦根市【独唱】河村貴明(大阪音楽大学短期)能登川町【ピアノ独奏】河村紘美(名古屋音楽大学)愛知川町

 【フルート独奏】中島惠(同志社女子大学)八日市市【ピアノ独奏】中村香奈恵(石山高校音楽科)湖東町【独唱】中川公志(京都市立芸術大学)蒲生町【ピアノ独奏】鳰紗織(大垣女子短期大学)愛東町【バイオリン独奏】谷口絵里子(石山高校音楽科)八日市市

 【ピアノ独奏】灰谷美音子(東京音楽大学)八日市市【独唱】入栄美穂(同志社女子大学卒)八日市市【オーボエ独奏】岡山理絵(京都市立芸術大学)八日市市

 【ピアノ独奏】上田加奈子(相愛大学卒)八日市市


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差別のない明るい町づくり

八日市「市民の集い」

=八日市文化芸術会館で開催=

(湖東・八日市市)
 差別のない明るい社会を目指して、八日市市の「第二十四回市民のつどい」(実行委員会主催)が、二十四日午後一時から八日市文化芸術会館で開催された。

 市の人権尊重まちづくり条例に基づき、人権の尊さについて考え、人権感覚を高めていく上で、差別をなくす実践の輪を広げようと開かれた。

 人権意識を高める作品入賞者の中から、優秀作文二点の発表が行われ、梶本由紀ひとり芝居「花火」の公演とともに訴える人権課題を通して、今後取り組む自らの方向性を探った。


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焼却施設はフル稼働

水切りの徹底を!!

=ごみ減量 市民団体呼びかけ=

買い物客に「生ごみひとしぼり運動」を呼びかけるメンバー
(湖東・八日市市)
 家庭ごみの減量を呼びかけるため、自治連合会、地婦連、環境団体などでつくる「まちをきれいにする八日市市民運動推進協議会」のごみ減量・リサイクル推進部会のメンバーが、買い物客でにぎわう西友八日市店で二十日、街頭啓発を行った。

 東近江地域一市七町のごみを処理する日野清掃センターでは、処理能力いっぱいの操業が続いており、このままでは許容量を超えるのは目に見えている。また、燃えるごみの半分に近い約四十五%が水分で、その分、焼却の燃料を必要以上に使うため、経費が大幅にかさばる。

 このような現状から、生ごみなどの水切りを家庭でしっかりしてもらおうと、「生ごみひとしぼり運動展開中」のチラシと流し台の三角コーナーにつける水切り袋を配り、水切りの徹底と燃えるごみの減量を呼びかけた。


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八日市・日野・蒲生・永源寺の中学生

「シャベリ場」 地域との接点探る

=八日市南ロータリークラブ グループ討論で=

班での議論の結果を発表する参加者
(湖東・八日市市)
 中学生と地域のかかわりを探るため、八日市南ロータリークラブは八日市、日野、蒲生、永源寺の一市三町内の中学生による会議「シャベリ場」(滋賀報知新聞社後援)を、八日市商工会議所大ホールで二十二日開催した。

 会議にはそれぞれの中学校生徒会役員と担当教諭、同クラブ青少年奉仕委員会のメンバー、オブザーバーとして各市町教委関係者らの約四十人が出席。

 今年度からスタートした学校完全週五日制やゆとり教育の推進にもかかわらず、その大きな目的の一つである地域の中での子どもたちの育成が十分に行われていないのではという実感から、子どもたちが地域の中に積極的に参加でき、生き生き、伸び伸びと成長できるようにするためには何が必要なのか、お互いの意見や大人への要望を話し合うことで糸口を探し出そうと、今回はじめて開いた。

 参加者は四つのテーブルに分かれ、まず自己紹介したあと、会議を前に行った生徒会活動や校則、地域の環境・文化への取り組み、学校週五日制での土曜日の過ごし方などについてのアンケート結果に基づいて、互いの学校での取り組みなどの情報を交換しあい、まず緊張をほぐし、会議に入った。

 会議は「個人(中学生)と社会」をテーマに、次々と示される課題を七分間で協議し、意見をまとめて発表していく形式で行われ、各テーブルでは熱心な議論が行われた。

 課題はボランティア活動と地域の人達とのふれあいに関するもので、ボランティアに関しては、「満足感があるから」「地域に感謝してもらえるようなことをもっとやりたい」「ゴミでまちが汚くなることを知ってもらうためにも清掃ボランティアをやめてみては」「きれいにしているところにはゴミを捨てにくいものだ」などの意見や、「ボランティアに参加しやすい環境(情報提供や啓発)をつくってほしい」などの要望が出された。

 地域の人達とのふれあいについては、「月に何度かレクレーションやスポーツ大会を開いたり、運動会や納涼祭に参加する」「地域の人に部活を指導してもらう」「自分を生かせるサークルなどの情報提供」「中学生は土日でも忙しくてなかなか参加できる状況にない」などが出た。

 同クラブでは中学生の生の声を生かせるよう、行政や地域にもはたらきかけ、今後の活動に役立てていくことにしている。


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