滋賀報知新(ニュース)平成14年8月26日(月)第13196号

対等合併では

「安土」市は使えない?

=第8回 3町合併協議会で議論なし=

新市の名称候補が報告された第8回法定協議会
(湖東・広域)
  新市の名称候補は「安土」「近江安土」「きぬがさ」「東近江」の四点―。安土町・五個荘町・能登川町合併協議会の第八回会合が二十三日、能登川町中央公民館で開かれ、新市名称候補選定小委員会から新市名称の候補作品四点が報告され、九月二十七日の第九回会合で決められる。しかし、五百三十五種類もの応募がある中でなぜ四案(規定では五案程度)なのか。また、三町合併の方針規定「既存の名称を使わず、新たに制定する」に違反してまでも「安土」をそのまま候補として挙げたのか。大きな見落としに気づかないほど、さまざまな思惑が渦巻いている。

 スケジュールによると、小委員会の報告のあと即決で新市名が決められる計画だったが、新市名称は住民の高い関心事であり、重要事項であることから慎重に審議すべきとの意見が出され、一ヶ月間の熟慮期間を設置。九月に開く第九回会合で決めることを確認した。

 新市名称については、今年三月十二日の三町長会において取り扱い事項が論議され▽名称候補は第八回会合で報告▽三町長を入れて検討▽第九回会合で決定―としていた。確認書類には当時の合併事務局長、次長ら五人の印が捺されていたわけだが、局長の退職と新体制の人事で引継にミス。先月二十六日の第七回会合で気が付き、急きょ、臨時三町長会で「決定は九月会合」との旨を事務局に伝えた。

 また、四つの名称案が選定されたわけだが、三町が目指す“対等合併”の場合、新市は既存のまちの名を使わずに新しい名を制定する―という規定が新市名称選定項目で合意され、「新たに制定する」とした取り決めがあるにもかかわらず、「安土」を市名にすることは“吸収合併”を意味する。

 これらのことは事務局なら分かり切っているはずだ。また、委員から意見や追求がないのは何故か。

 冒頭、会長・小串勲五個荘町長は挨拶の中で「公平を旨として我田引水に走ることなく、その行動・姿勢・発言等には慎重に進むべき。小さな事柄であろうとも申し合わせ事項等を見落とすことなく、厳守する厳しい姿勢をもって進めることが大切だ。これらが稀薄すれば、三町合併はアリの一穴のごとく崩壊し、今日までの苦労はすべて水の泡になる。このような危機感を再認識し、初期の目標達成に向かって粛々と進めなければならない」と反省を促した。


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八日市市で 第51回知事と気軽にトーク 

痴呆の高齢者対策へ関心と支援

=「街かどケア滋賀ネット」のメンバーと=

「街かどケア滋賀ネット」のメンバーと痴呆の高齢者対策について情報・意見を交す國松知事(中央)
(湖東・八日市市)
 地域づくりやユニークな活動を続けているグループや県民と國松善次知事がひざを交えて対話する「知事と気軽にトーク」が、このほど八日市市東沖野二丁目にあるNPO法人「しみんふくしの家八日市」のグループホーム(痴呆性老人共同生活施設)で開かれた。

 五十一回目の対話となったこの日は、痴呆の症状があるお年寄りを少人数制での介護に取り組んでいる県下の事業者などのネットワーク組織「街かどケア滋賀ネット」(溝口弘世話人代表、八十一会員)のメンバー十四人が参加し、グループホームなどでの実践の成果や今後の課題などについて、熱心な意見が交された。

 参加者からの「介護する家族も患者になるという認識と、医療との連携と県の指導体制の確立が必要」「看る介護から、寄り添う介護へ」という意見に、知事も改めて関心を示したほか、高齢者向け優良賃貸住宅の普及と手続きの簡素化、グループホームの設置推進、補助金の確保、介護者のための緊急時対応ナイトケアの介護保険適用、痴呆に対する偏見の問題など、意見や要望に真剣に耳を傾け、県だけでなく国に対しても適切な判断を要請したい意向を表した。

 また、「もし知事が痴呆症で介護を受けるとしたら、どういう所を利用したいですか」という質問に、「地域で民家型の小規模な所が望ましい」と答え、最後に、「痴呆の高齢者対策をどのようにやっていけばよいか、非常に勇気づけられました。みなさん光っておられる。宿題は宿題として持ち帰り、みなさんが地域で確実に活躍していただける滋賀県をつくっていきたい」と、今後の福祉施策につながる今回の対話の成果に、感謝の気持ちを込めた。


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商人塾のスナップ募集

=第1回てんびん素人フォトコンテスト=

(湖東・五個荘町)
 五個荘町商工会は、九月二十三日に開催する第十六回ごかのしょう新近江商人塾のスナップ写真を募集する「第一回てんびん素人フォトコンテスト」を行う。

 今年初企画のコンテストで、イベント風景や商人の町並みなど、秋分の日の五個荘を撮影する。

 作品規格はサービスサイズ(組写真不可、デジタルカメラで撮影したものや画像をデジタル処理したものも対象外)で、第十六回商人塾における未発表の作品を対象とする。応募点数は一人三点まで。入選者は原板(ネガまたはポジ)を提示し、同塾に関する各種出版物に使用されることがある。

 詳しくは、〒529―1422神埼郡五個荘町大字小幡318―3、五個荘町商工会 フォトコンテスト係(0748―48―4866 ホームページhttp://www.biwa.ne.jp/~gosyoko/ Eメールgosyoko@mx.biwa.ne.jp )へ。


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今夜はお洒落に

=ジャズコンサート=

(湖東・永源寺町)
 夏の夜、星空を仰ぎながら楽しむコンサート『ジャズ ナイト 永源寺』が三十一日午後七時から、永源寺町立図書館の北の庭で開かれる。無料。

 出演(敬称略)は、ヴォーカル・古田照美、ドラムス・光田臣、ベース・魚谷のぶまさ、ピアノ・高岡正人の「高岡正人グループ」で、馴染みのあるA列車でいこう、サマータイム、となりのトトロなどを演奏する。主催は、地域ふれあい交流センター事業実行委員会〈ポコ・ア・ポコの会〉。

 問い合わせと申し込みは同図書館0748―27―8050。


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蒲生町で「第51回県公民館大会」

人づくり、まちづくりの拠点に!!

=東近江ブロックから6人が優良職員表彰=

住民主体の取り組みを呼びかける外池必佐公民館館長
(湖東・蒲生町)
 「第五十一回滋賀県公民館大会」がこのほど、蒲生町のあかね文化センターで開かれ、県内の教育および公民館関係者ら約三百二十人が一堂に会し、魅力ある公民館運営について意見交換した。

 今大会のテーマは、「子どもの世紀元年と公民館活動」。冒頭、県公民館連絡協議会・西野久則会長が「物質面での豊かさに加え、精神面での豊かさが現代では求められている。公民館は地域の一人ひとりが、地域の特性を生かしながら学ぶ楽しさとそれを生かす喜びを創造する場であり、さらなる組織の充実を」とあいさつした。

 続いて、優良職員として五十四人の受賞者が表彰された。東近江ブロックの受賞者は、八日市市立中野公民館・川島比朗子さん、同玉緒公民館・山本弘子さん、同南部公民館・松下美恵子さん、同御園公民館・稲森裕美子さん、同平田公民館・大溝加代子さん、近江八幡市島公民館・雪吹とし子さんの六人。

 式典終了後、大津、甲賀、東近江の三ブロックの代表者が、事例発表を行った。東近江ブロックからは、職員の立場として「必佐公民館五十年の歩みより」と題して、日野町立必佐公民館の外池順一館長(72)が報告。四十年の教師生活を経て公民館運営に取り組む外池館長は、現在の公民館となるまでの歴史をひも解きながら、「昭和二十〜四十年代は、地域や学校が一体となって子どもの教育に携わっていた。教育イコール学校ではない。いつからか出来上がった学校教育と社会教育の縄張り意識を解かなくてはいけない」と参加者に呼びかけた。

 また、今後の公民館の在り方について、「行政主導ではなく、自分たちで考え自分たちで即実行に移すという必佐地区が培ってきた姿勢は残していきたい。地域全体を見ながら企画運営し、子どもの教育に社会全体でかかわれる環境づくりを築いていかなければならない」と、住民主体での取り組みの重要性を強調した。

 現在、公民館は地域の中核施設として、住民の生活に即した学習意欲を満たし、完全学校週五日制の実施にあわせて県下全域で進められている「しが子どもの世紀三カ年プロジェクト推進事業」において、地域と家庭、学校の三者を結びつけ社会全体で子どもを育てる環境づくりの役割を担っている。事例発表や記念講演を通して、参加者は地域住民の学習ニーズの把握と子どもたちの「生きる力」を育む環境充実に努める決意を新たにした。


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